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2012年 登山の記録 トリオ
日時 : 9月16日(日) 9:38〜17:30 (7時間52分)
山域 : 磐梯山
天候 : 晴れのち曇り
ルート : 裏磐梯登山口→火口原→櫛ヶ峰鞍部→磐梯山→銅沼→登山口
移動距離 : 約10.5km

【動機】
兄の以前からのリクエストであった、磐梯山に登ることに。今年高校生になった姪と3名体制で。

【行動記録】
朝早めに自宅を出発し、裏磐梯登山口となる裏磐梯スキー場へ。姪は真新しい登山靴に足を入れて、山ガールに大変身。出発準備完了。

9:38 770m
行動開始。三人で話しながらゲレンデ内をゆっくりと登って行く。前に出たり、後に下がったりしながら思い出作りの写真撮影も叔父の大事な役目の一つ。天候は晴れで雲一つ無い山日和だが、午後からはやや曇る予報なのでそれが少々気掛かりではある。高校では文化系クラブに所属する姪の体力は如何ほどか。若いので体力十分だと思っていたが、結構ペースが遅いなあと。自分の進行スピードの半分程度では、山頂まで4時間ペースかも。

兄も久し振りの山とあって、磐梯山の噴火壁の眺めには満足の様子。火口原を過ぎて樹林に入る場所には、6月に訪れた時には無かった赤布が盛大に下がっていた。樹林に入ると傾斜が増してくる。登りに苦しむ姪を励ましながら高度を上げていく。鞍部が近づくと背後の視界が開ける。裏磐梯方向の眺めも楽しみながら登りましょう。何とか鞍部に辿り着くと、既に時刻はお昼時。磐梯山と櫛ヶ峰の眺めが良い。腰を下ろして少し休憩後、再スタート。ペースは相変わらず遅め。山頂付近には少しずつ雲が掛かりだす。予報通りの空模様で、風も少しずつ強まる。弘法清水小屋への登りに掛かると、すれ違う登山者も増えてくる。

12:45 1630m
弘法清水小屋前。天候はすっかり曇りに変わり、山頂を踏んでも展望は望めそうも無い。何より姪の体力が心配だが、本人が行くというので軽く昼食を摂ってから再出発。山頂へと続く一本道に入ると、多くの下山者が次々に降りてくる。誰でも登れる百名山は、マナーの悪さも一級品。道を譲っても、礼はおろか挨拶すらしないもの多数。やはり磐梯山の登山ルートは登山者の少ない翁島登山口からが一番(個人的見解)。山頂が近付く。時折ガスが切れて猫魔ヶ岳方向が見え隠れするが、やはり視界は悪い。

13:42 1818m
磐梯山山頂。姪は良く頑張りました。一足先に山頂を踏んだ兄は、ラーメン用のお湯を沸かして待っていた。雨が降り出す可能性もあるが、折角なので風を避けてラーメンをすする。結局視界は悪いままで、山頂からの展望は次回以降にお預けとなった。

14:15 
下山開始。下りは速いと思っても、登ってくる登山者もいる。すれ違いに時間が掛かる。足元が不安な姪は慎重に下る。怪我だけは避けないと。高度を下げると徐々に日が差してくる。何とか日暮れ前には下山出来そうなペース。中の湯温泉跡を右に折れて銅沼方向へ。銅沼鑑賞も本日の目的の一つ。階段の多い長い坂道を下りきると、平坦な道が続き足取りも軽くなる。

16:40 1120m
銅沼着。最高の眺めを想像していたが、ここのところの少雨の影響で、沼は著しく水位が低下していた。残念。写真を撮ったりしつつ休憩後、銅沼を後にする。緩く下るとスキー場のトップに出る。苔むした岩が剥き出しの箇所があり滑りやすいので慎重に。ゲレンデ内の長い下り道が続く。少し辛そうだが、弱音を吐かずに最後まで姪はよく頑張った。

17:30
出発地点に到着。
体力レベルを考慮すると、もう少しライトな山が最適と思える。
でもまあ、良く頑張りました。
裏磐梯スキー場のゲレンデ内
鞍部で磐梯山バックに記念撮影
休憩中 バックは櫛ヶ峰
山頂着 よく頑張ったね
 姪も携帯で撮影中
もうすぐゴールだ GPSログデータ
                            櫛ヶ峰北尾根と西吾妻山方向