1996年12月19日

〒153 東京都目黒区駒場4ー6ー1

東京大学 先端科学技術研究センター 先端デバイス部門 岡部洋一教授

 

〒113 東京都文京区本郷7ー3ー1

東京大学 工学系研究科 電気工学専攻 小田教授

 

(写し)

〒100 東京都千代田区霞が関1−3−1

通商産業省 工業技術院

標準部 増田聰博標準審議官、藤田昌宏国際規格課長、相沢幸一班長

Fax 03−△△△△−△△△△(計3枚)

 

                       (株)日立製作所 ○○○○○○○

                          本田 忠宏

                        hondatad@◆◆◆◆◆◆◆◆

                        Fax 03−△△△△−△△△△                

                                   

 

ご挨拶及びISO/IEC小数点表記問題関係資料送付の件

 

前略

 初めてお便りさせていただきます。添付如く正田教授よりご紹介いただきました。

小生、IEC TC 22(Power electronics:国内委員会は東工大・深尾委員長)

SC22Gの日本代表委員を務めております。ISO/IECの小数点表記

(カンマの使用)問題につきましては今まで直接関係のあるTC 25(量及び単位

並びにその文字記号)には関わっておりません。しかしながら上記如く、関係している

SC22G会議での審議におきまして段々と、現状ドラフトに記載されているポイントが

カンマに変更されることとなり、これでは日本のみならず米国を始めとする英語を

母国語とする国々にとっても非常に由々しき問題であるという危機感よりここ1年余り

精力的に取り組んで参りました。

 正田先生には今回Faxをいただく要因となりました12月13日付け資料(添付)を

送付しております。添付資料に記載しておりますが活動の成果の一部として日本NC

よりIEC COにISO/IEC Directives part 3に対するコメントを提出した

ことが挙げられます。

 現在やるべきことは日本NCより再度IEC CO宛てにIEC 27ー1に対するコメント

を提出することであると認識しております。そのネックになっているのがIEC 27−1

を所掌するTC 25の国内委員会が存在していないということであり、この委員会の

設立を訴えてきた訳です。

 一方、先生方が委員長/幹事を務めておられますTC 1(用語)はどのIEC規格を

所掌しているのでしょうか? その規格にも小数点の表記に関し何らかの記載がある

のでしょうか?

 突然の問題提起となるかも知れませんがTC 1はTC 25を含められるのかどうか、

そして今後それらをどう対処して行くことになるのかお伺いしたいと思います。

 正田先生には今回以前にも多くの小数点表記問題関係資料を送付させていただい

ていますがこれらは別途必要に応じ送付させていただきます。

                                   草々

 

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