プチスイートポテト



スイートポテトと焼き芋の食感が同時に味わえる
スイーツです。

材 料
サツマイモ    600g
牛乳       100cc
生クリーム    50cc
バター(*1)    30g
砂糖       60g
卵黄(Lサイズ)  2個
ラム酒(またはブランデー等) 大さじ1
(黒ごま      少々)
照り用卵黄    少々
小さじ2杯分くらい練り込み用の卵黄から取り分けておくか、Mサイズの卵の卵黄を用意します。 サツマイモの量にあわせて加減してください。

サツマイモの量に応じ、左の材料をその割合で増減してください。

実験の準備
(a) サツマイモを計量し、牛乳・生クリーム・卵黄・バター・砂糖の量を計算して、サツマイモの量に応じた量をボウルなどの容器に入れておきます。数g違っても大勢には影響しないので気軽に計量してください。
(b) 砂糖は、三温糖、上白糖、グラニュー糖、などでもOKと思います。(私は、三温糖を使っています。)
(c) オーブンを200℃に設定して予熱をします。

実験の手順
1 サツマイモを天板に並べ、200℃になったオーブンで約10分焼き中まで火を通します。(手短に書くと、焼き芋を作る。)
竹串を刺して芯まで通ればOKです。

必ず、焼き芋にしてください。
ラップに包み電子レンジで加熱して火を通さない方がよいです。サツマイモの皮がはじけ、この後の工程に支障を来します。

スーパーなどで売っている焼き芋を使うとこの工程は省略できます。
2 ”1”の焼き芋を2cm幅の輪切りにします。
3 輪切りにしたものを皮の部分を5mmくらい残し、底部も少し(3mm 位)残し、くり抜きます。
くり抜いた部分は、他の容器に入れておきます。

果物ナイフ等の小型のナイフで皮の内側に1cmくらいの深さで切り目を入れ、スプーンで少しずつ削り取っていくと良いでしょう。
暖かいうちにこの作業をしないと冷めてからは崩れやすくなります。
4
天板にクッキングペーパーを敷き、”3”のくり抜いたものを並べます。
5 くり抜いた部分を裏ごしします。
くり抜いた部分に入れるスイートポテトが滑らかな舌触りになります。

つぶれていない芋の食感を残したいときは、フォークなどで潰しかたを調整してもOKです。
ただし、絞り型で絞り出してくり抜いた部分に注入するときは必ず裏ごしをしましょう。
6 裏ごしした芋に牛乳・生クリーム・バター・砂糖を入れ、軽く混ぜてから電子レンジに入れ、2〜3分(バターが溶けるまで)加熱します。

電子レンジで加熱しない方法:溶かしバターと人肌程度に暖めた牛乳・生クリームを作っておき、裏ごしした芋に加える。
7 ”6”に卵黄とラム酒(またはブランデー等)を加えよく混ぜ合わせます。
8 ”7”をスプーン等ですくうか絞り型に入れて絞り出し”4”に詰め、形を整えます。
照り用の卵黄を塗り、好みで黒ごまを少々トッピングします。(黒ごまのトッピングは必須ではありません。あくまで個人の好みです。)

余った”7”は、アルミのお弁当用のカップなどに入れて一緒に焼くと良いでしょう。
9 ”8”を200℃のオーブンに入れ表面に焦げ目が付くまで焼きます。

考 察
牛乳は一度に入れると練ったサツマイモが軟らかくなりすぎることがあるので、半量を先に入れ練りながら適当な堅さになるように残りの牛乳を少しづつ加えた方がベターです。
裏ごしをしないでくりぬいたサツマイモを潰すだけだと滑らかさがなくなり、潰しきれなかった固形物が残ります。
絞り型で絞り出してくり抜いたサツマイモに詰めるときは、必ず裏ごしをしましょう。
タイトルの横の写真は、堅めに練って絞り型で絞り出したものです。
「実験の手順」7〜9の写真は、軟らかくなりすぎたときのものです。
ラム酒の代わりにブランデーやその他好みのリキュールでもOKです。(でも、入れすぎないように)



参考文献 ボウルで混ぜて焼くだけの洋菓子



Topページ  目次

copy right allrigrht reseved May 2007 Yotaro