古いビデオキャプチャー

古いビデオキャプチャー
Canopus WinDVR PCI
(2004/06/19)


 5月に紹介致しました『予備のパーツで組んでみましょう』の、例のマシンは、その後、15インチの 中古の液晶ディスプレイが、買い足されまして、娘の部屋でお役に立っておりました。

 インターネット環境は無線のLANで設定致しました。
 これで、「よかったね」で済ませておけばよい ものを・・・。

また余計な事をやってしまいました(トホ)。



 娘の部屋にも、共同アンテナの端子は出て おりますから、
「繋いでやれば、TVも見れるわいな。」
となってしまいました。
 娘の名誉の為に申し上げますと、娘は何も 要求していないのです。
 単なる、おやじの改造欲だけの話でござい まして・・・。(笑)
 かくて、ビデオキャプチャーを探す事となりましたのですが、これがですね、エンコードをハードウェ アーでやるものは、相変わらず中古でも高いのです。
 ソフトウエア―で処理しますものは安価ですが、昨今のものですと、娘のマシンのパワー以上の ものが要求されます。
 要は、箱なんかに書いてあります「動作環境」というやつですね。

 このような理由と財布の中身との二つの理由で、解像度の低い少し昔の物を物色して参りまし た。
 これが、名門Canopus社の「Win Dvr PCI」というキャプチャーカードであります。
(外箱)
(本体)
 発売当時から、ここの製品にしましては、同社の製品にしては、異常にお安くて、新品の時も 「え?」てな値段でございましたが、どうもこれ海外でのOEM品のようでございます。
 雑誌その他でも、あまり派手な宣伝はなかったと思います。
会社としても、
「ま、このグレードのも揃えてございますよ」
ぐらいの感じだったのでしょうか。
 もともとが、こうですから、中古品は大変お安く求める事ができました。
(これが苦闘の始まりなのですが・・・)

(TVチューナー部)



(チップ群)
 こんなものの、ハードウエア―レベルのイン ストールはPCIスロットに挿し込んで、アンテナ とサウンドのケーブルを接続するだけですから 省略致しますが、
(「あっ、手抜き!」
「ドタバタやってたもんで画像がないのよ」)

 問題はソフトウエア―のインストールでござ いました。
 事前に読みました解説書には「IRQは独立し て確保してくれ」
(「何ですか?IRQ?」
 「(汗)えーInterrupt ReQuestの略でござい まして、パソコン本体に対してご承知のように マウスをはじめ、あれこれとハードウェアー機 器類がついてございますが、これらがCPUに 対して行います「割り込み要求」のことでござ いまして、識別番号として0から15までがござ いまぁーす。)
 この識別番号をWin DVRは、
「他と共有するな。独立して1つ確保しろ」
と申しているのでございますね。
「無茶や!あれこれ接続して、一番最後があ んさんだっせ!」

(コネクター部)
 この辺りは、取り敢えず「無視」致しまして、 ドライバのインストールを強行するのですが、こ れが、くくっ・・、途中で何度も何度もOSのCD を入れろと要求して参りましてな。
 入れてOK出しますと、こんどは
「「○×」が見つかりません」
 と、言いよりましてな。

 苦肉の策で、どうしても見つからない最後の 一つをSKIPしてやりましたら、あっさり終わり ました。
(あっさり書いておりますが、かなりの時間が 経過しておりますのですよ)

(ドライバ・ソフト)


(付属のケーブル類)
 終わりまして「システム」を覗いても、IRQ10 で他の大勢の皆さんと共有しておりますが、 別に、
「競合しててだめ」
というアナウンスもありませんので、そのまま 続けることに致しました。
 今度は、TV受像とFM受信の為のソフトをイ ンストール致します。
 TVのほうは無事に受像致しまして、チャンネ ル割り当ても完了です。が、FMのほうは、何 度立ち上げましても

「○×が原因でエラーが発生しました。プログ ラムを終了させて下さい」

の一点張りです。
 FM諦めて、アンインストール。
「ま、TVが主やから、いいか。」
と、まだ、気持ちに余裕がございます。
 一通り終えまして、パソコン全体の動作確認 を行いました。
 と、インターネットに接続できんのです。

 無線のLANは機能しております。Jinべぇの部屋のパソコンのドライブはネットワーク上で見えて おります。
「・・・・???○×△☆?」
 この後、延々とナニをやってもあきません。Jinべぇの知識の範囲を超えております。

 翌日、Win DVR君をすべて外しました。
 するってぇと、インターネットに接続するではないか(冷笑)。
 で、懲りずに、Win DVR君のカードを差し込む。あの面倒なインストールを行う。

 また「サーバーが見つかりません」ですと。
 「なんでやねん!」

(この作業風景は、冷ややかに見つめる第三者的視線の映像レポートがあると、ほんとに面白い んだがなぁ・・・)

 あれこれやっておりますうちに、今度はパソコンを立ち上げますとブルースクリーンばっかり出る ようになりまして、全体がパニック状態になって参りましたのです。
(ブルースクリーンって良く考えた名称ですね。ほんと、当事者は「真っ青」になりますもんね。)

(付属のリモコン:使うこともありませんでした。)
 
 この後のセィフティーモード立上げ云々のドタ バタ劇は省略致しますが、結局、WinMeの便 利な機能。
「システムの復元」
を使って、10日ほど前の状態へ戻りまして事 なきを得ました。
 Win DVRをインストールする前の状態です ね。
 娘に確認しましたらば、インターネットだけで よろしいとの事。
 「はい、わかりました」

 土、日を使い切って、Win DVRは元の箱の中 へ帰って行きましたとさ(笑)。


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