な行
○ 流れる水は腐らぬ 水は流れているので、清らかに澄んでいる、流れが止まると澱む。
人間は、頭・身・心・をいつも元気で動かしているのがよい。
○ 泣きっ面にハチ 悪いことが重なる、いじめられて泣いているところに 蜂がやってきて チクリと差された。
○ 七転び八起き 転んでもころんでも、又起きて、頑張れ。
しかし、、ひところびおしまい、という逆バージョンもある。
○ 情は人のためならず 人への情・なさけ・(親切にすること)は、情をかけられた人も、情をかけた人にとっても気持ち良い。
情とは、真心から出る言葉や態度。
○ 二階から目薬 二階から目薬をさしても、入るわけがない、おおちゃくな態度のこと。
○ 二兎追う者は一兎も得ず あっちもこっちもと 欲張っていると けっきょく両方とも逃げられる 一つのことを努力せよ
○ 逃がした魚は大きい 逃がしてしまった魚は、とても大きかったと残念がる気持ちのこと。
○ 猫に小判 猫に小判(昔のお金)を与えても、何も役にはたたない。
似たもの 砂漠で魚釣り
○ 猫を追うより魚をのけよ 猫に魚を取られないようにするには、猫を追っ払うことよりも、魚を片づけてしまう方がよい。
○ 暖簾・のれん・に腕押し 木の扉ならともかく、ペラペラな布で出来ている暖簾に 力入れて押しても しょうがない。
類似語は、馬の耳に念仏。
○ 喉元すぎれば熱さ忘れる 人間苦しいことも、すぎてしまうと、ケロット忘れてしまうもの。
○ 能ある鷹は爪隠す 能力がある人は、自分の能力を見せびらかしはしない、狩り能力の高い鷹はするどい爪を隠す。
は行:
○ 早起きは三文の得 キリット早起きすることは、昔のお金で三文の得になる、ま、早起きは身体・心も気持ち良い。
○ 花より団子 お花見の花を見るより、おいしいものを食べた方が良い。
○ 花は半開・酒はほろ酔い 桜の花は五分咲きが美しく、酒はほろ酔いかげんに飲むのがちょうどよい。
○ 人の噂も75日 人の噂というものは、75日も経つと、ケロット忘れてしまうもの。
ユダヤでは、「悪い噂を耳にすれば 7キュビットの深さに埋めよ」
○ 人のふり見てわがふり直せ 人間は自分の欠点に気がつかないもの、だから、他人の行いを見て自分の行いを正せ。
○ 火のない所に煙はたたぬ 煙が立ちのぼっているということは、必ず火元がある、転じて、噂にはその元がある譬え。
ユダヤでは 火は木がなければ消える。
○ 瓢箪 ひょうたん から駒 冗談が 本当になってしまうこと。
昔々 瓢箪から駒が出るぞ といっていたら 本当に駒が出て来たことがあって 諺になった。
○ 下手は上手のもと 何事も、最初から上手な人はいない、と教え諭す言葉。
○ 下手の考え休みに似たり 下手くそがいくら考えても、休んでいるのと同じだ、下手は下手なりにどんどんやれ。
○ 下手な鉄砲数うちゃ当たる いくら下手な鉄砲撃ちでも、たくさん撃っているうちに、1発くらいは当たるだろう。
○ 骨折損のくたびれもうけ 苦労したわりには、ちっとも儲けが無かったこと。
この正しい意味は、骨折損したうえに、くたびれて疲れた分だけ又、損をした。
○ 仏 ほとけ の顔も三度まで 仏さまのような顔して許すのは、三度まで。 次へ