ドウダンツツジ(灯台躑躅)
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学 名 | Enkianthus perulatus |
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科属名 | ツツジ(躑躅)科 ドウダンツツジ(灯台躑躅)属 |
別 名 | ちょうちんそで花盛り、満天星、フウリンツツジ(風鈴躑躅) |
原産地 | 日本 |
花 期 | 4月中旬〜5月初旬 |
高 さ | 1m〜3m前後 |
花 色 | 白色 |
花言葉 | 節制、あなたのすべてが上品 |
誕生花 | 3月28日、4月14日、7月28日 |
コメント
我家には何故かドウダンツツジ(灯台躑躅)が6本も庭に植えてある。毎年丸刈りの剪定をしているので高さは1.2m位だ。今から20年ほど前に家を新築した際に庭を整備し植えたものだが、剪定の仕方が悪いのか、大きさが微妙にマチマチである。それでも毎年決まって白い可憐な花を見せてくれる。また、秋には葉が真っ赤に紅葉し2度楽しめる樹木である。
雑 記
学名の「エンキアンサス(Enkianthus)」は、ギリシャ語の「enkyos(妊娠する) + anthos(花)」が語源で、膨らんだ花を意味し、花の形から付けられた名前であり、種小名の「perulatus」は「鱗片のある」という意味である。
樹木の生育途上に枝分かれする形が、燈台や燈明台、結び燈台、燭台に似ていることから「トウダイツツジ(灯台躑躅)」になり、更に変化して「ドウダンツツジ」になった。一般に略して「ドウダン」と呼ぶことが多い。
ドウダンツツジは、漢字で「満天星躑躅」とも書く。満天星とは漢語で中国の人達は白い花が咲き誇るさまを満天の星に見立てたようである。
葉は楕円形で、枝先に輪生状に集まって互い違いに生える互生である。葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があるが「ヒイラギ(柊)」程ではなく、それほど目立たない。
花色は白のほかに白地に赤い縞模様が入る「サラサドウダン(更紗満天星)」や赤い花を咲かせる「ベニバナドウダン(紅花満天星)」などがある。 俳句では「満天星」は春の季語である。