第2章 

平和のセレモ二ーの時、女王陛下暗殺が行われた・・・
衛視がそれを阻止したが・・1人の暗殺者がスキを見て梨沙に襲いかかろうとした
そのとき1人の少年がその危機を救ったが暗殺者の一味とみなされ衛視たちに捕まった

〔ここから出せ〜〜〜!俺は女王陛下を救ったんだぞ!なんでこんな扱いされないといけない!!〕

地下の牢獄で少年の叫びが空しくこだましたが・・・誰一人応じる物が居なかった・・・
一方・・・その比城の方では側近が梨沙をなだめていた・・・

危ない所でしたな・・まさかあんな賊が皇女のお命を奪うとは・・せっかくの平和をイベントを・・・

その時であった・・1人の兵士が梨沙に駆け寄った・・・・
〔皇女様・・先ほどの賊がこんな物を所持してました・・・・・〕

梨沙はその品物を見て驚愕した・・・
〔これは!!!〕
梨沙の手の中には・・・・DG章があったのであった・・・
DG章とは真の平和のために最善を尽くした者に送られる大変名誉な勲章で
これが送られた人はこの20年間でただ1人であった・・・
梨沙は・・衛視たちに命令をした・・・

〔先ほどの者をこの王室にお呼びなさい・・・・〕

その命令にその場にいた皆が戸惑った・・・平和の祭典で争い、血でその場を
汚した者を王室に呼ぶのは危険きわまりない行為でもあったからだ・・
しかし、梨沙の目には彼の姿が何故か懐かしくそして・・・昔のある男と
ダブって見えていたのである・・・
そして先ほどの少年が王室に案内された・・・
少年は梨沙のほうを見るとふて腐れてその場に座り込み言い放った

〔皇女様が私になんの御用で?助けた恩を仇で返し牢屋にぶち込み、今度はなんです?〕

その台詞に側近や衛視たちも激怒して押さえ込もうとしたが梨沙がその行為を止めて
少年に話し掛けた・・・

〔先ほどは失礼しました・・助けていただいたのに失礼な事をしてしまって・・・それに
貴方の名前はなんと言います?〕

梨沙の質問に嫌々だが・・少年は名前を言った・・・
〔俺の名前はエルメシア・・・見ての通りランサ−です・・・〕
〔解りました・・ではエルメシアさんにお聞きします・・・この勲章何処で手に入れましたか?〕
エルメシアは勲章をみて・・・すべてを話した・・・
〔その勲章は俺のお師匠が古都に行く時持って行けと言われた・・・〕
〔そのお師匠の名はなんと言うのですか!!〕
次の瞬間・・・エルメシアの口から懐かしい名前が出てきた・・・そう・・エルメシアの師匠とは・・
〔師匠の名はナイトシェ−ドと言います・・・師匠はこの勲章と手紙を渡せば迎えてくれると
師匠は言っていたのですが・・・あれ・・・手紙は・・・〕
エルメシアは手紙を探したが鞄が手元に無い事に気付き・・衛視から鞄を受け取ると
1通の手紙を梨沙に渡した・・・手紙の内容は・・・

よう、りっく・・いや・・今では皇女様かな?www
久しぶりだね元気にしてるか?、この手紙を読んだことは暗殺が行われたと
思う・・実は在る国であたらな指導者、梨沙皇女を良く思わない頭でっかちな王族が
暗殺計画があると聴いてエルメシアを古都に向かわせたが・・まあ〜りっくの事だから
無事と思うけどねwww
それに多分解ると思うが・・彼はテレス流派3代目を受け継ぐ者
本来なら・・私もそちらに向かいたいが・・ちょいと今現在動けない常態で居る為
エルメシアに行ってもらった・・詳しい事はエルメシアが知っているので彼から
詳しい事を聴いて欲しい・・私も時が立てばそちらに出向くかもしれないので
ご馳走を用意してまってねwwww

byナイトシェ−ド

手紙を呼んだ原田皇女は懐かしさのあまり顔を緩ませ心のそこから笑っていた・・
〔ナイトさんらしい・・手紙ですね・・ww〕
だが・・次の瞬間・・・皇女は燐とした顔つきに戻りエルメシアから詳しい事情を
聴き始めた・・・