日記:2001年8月
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8月1日(水)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅北口の「ドルフィン」。ここも、20年以上前からある老舗で、昔から変わらぬコクのあるコーヒーが味わえる。BGMも60年代のアメリカンポップスで、当時の雰囲気が忍ばれる。
 帰宅途中、ヨドバシカメラで修理の終わったパソコンを受け取る。
 夜、江別市民国際交流協会の例会。主な話題は、9月2日(日)のパークゴルフ大会。


8月2日(木)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅前通の「珈琲館」。ここは、チェーン店だが高級感漂うシックな雰囲気の喫茶店である。
 午後6時からJR札幌駅北口の映画館さそり座で、韓国映画「接続」を観る。昨年ヒットした「八月のクリスマス」を観たことがある人なら、同じ心情が根底にあることを感じるだろう。しかし、「八月のクリスマス」よりは難解で、どうもスッキリしない。



8月3日(金)

 今朝は雨で出勤時間が少し遅くなったため、モーニングコーヒーはなし。
 帰宅後メールを読むと、市内の坊企業から相互リンクの依頼が来ていた。相互リンク先が増えることは嬉しいのだが、ホームページのバリアフリーとは程遠いページだったのでお断りすることにした。



8月4日(土)

 午後1時から障害者IT講習(8月土曜午後)の第1回目。受講生は、肢体障害の方3名と聴覚障害の方2名。肢体障害の方のお一人は、両上下肢障害とのことでどうやって講習ができるのか心配していたが、何とかマウスを使うことができたのでホッとした。
 午後4時に講習終了後、北海道自治体学会運営委員会の会場へ向かったが、会場に着いた午後5時過ぎには、既に運営委員会は終了していた。



8月5日(日)

 正午から宮の沢の「ちえりあ」で開催された、「久保君を偲ぼうよ!」に出席。6月12日に31歳の若さで亡くなった久保正彦さんを偲ぶ会には、養護学校や小規模作業所はもとより、アマチュア無線やバンド、パソコンなど様々な活動を通して知り合った人々が40名余りも集まり、故人の死を悼んだ。
 午後5時30分から、北海道環境サポートセンターで開催された、「出前セミナー講師説明会」に出席。札幌市内の小規模作業所に6台のパソコンを持ち込み、3台ずつLANでつないでインターネットやEメールを実習する。9月から12月までの土曜日の午後、私も3〜4回くらい担当することになりそうだ。
<9月の日記>
8月6日(月)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅北口の「ルフラン」。マスター一人の小さな店だが、如何にも「まちかど喫茶店」と呼ぶに相応しい落ち着いた雰囲気がある。
 午後6時から、IT講習会(8月月曜夜)の第1回目。受講生は、肢体障害(2名)+聴覚障害(4名)という構成のため、主にビデオプロジェクターを使って説明した。ビデオプロジェクターは、使い慣れると便利なものだ。


8月7日(火)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅東改札口前の「フルーニ」。もう1ヶ月余りJR札幌駅周辺の喫茶店を歩いているので、流石に行きつけの店ではなく初めての店を開拓している。ここは全体に開放的なカフェテラス風の店だが、札幌プリンスホテルの直営店らしく、カップ類や店員の態度などを見ると格調の高い店だ。
 夜、「DPIバリアフリーボランティア活動」第2回企画委員会に出席するが、体調が悪く頭痛がしていたので午後8時に中座して帰宅した。


8月8日(水)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅前にある「緑苑」(北3西2立駐3条ビル地下1階)。ここのコーヒーはとても苦く、砂糖とミルクをたっぷり入れたがそれでも誤魔化し切れない苦さが残る。たかが一杯のコーヒーだが、味のバリエーションは限りなく広いことを痛感する。
 午後6時から京王プラザホテル地下の「ポンペルモ」で職場の飲み会。職場に近いため、他のテーブルにも見たような顔が大勢いた。気軽に飲んでよもやま話をする、こうしたことがかなりシビアに感じられた時期もあるが、最近は全然シビアに感じなくなったのは、それだけ歳をくったからだろう。過去を振り返ると、悔やまれることが実に多い。


8月9日(木)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅前の「カフェクラブ ロスマリン」(N3W3富士銀ビル地下1階)。飲食店街の奥にあり、各テーブルは出勤前のサラリーマンで埋まっている。落ち着いた雰囲気に加えてコーヒーの味も最高で、繁盛している理由がよく分かる。喫茶店の開拓が終わったら、時々行きたい店だ。
 五木寛之の戯曲「蓮如」を読む。わが国において仏教が大衆化したのは、鎌倉時代の法然にはじまる念仏宗であるが、これを爆発的に広めたのは「蓮如」である。どのような人物か興味を持っていたのだが、例え戯曲として美化されたものとはいえ、その人となりの一端が掴めたように思う。宗教的情念を伝道しようとする堅い決意、そして行動力が、念仏仏教を隆盛に導いたのだ。


8月10日(金)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅前の「サンセリテ」(N2W3)。一寸古びたビルの地下にあり、ソファーの表面がすり切れる等古びた店だが、落ち着いた雰囲気に加えてコーヒーの味もまあまあで、私以外にも6名程の客がいた。常連客をしっかり掴んでいる店だと思われる。昨日の「ロスマリン」もそうだが、落ち着いた雰囲気と美味しいコーヒーを提供できる店は、朝から客が入る。その反対の店は、やはり閑散としている。客の好みは正直なものだ。
 夜、文庫本で「天海」を読む。徳川家康・秀忠・家光の三代に使えたブレーンで、108歳まで生きたという伝説の僧である。その正体は、生き残った明智光秀であるという説もある。冷静で知略に長ける一方、人情味もある人物として描かれている。


8月11日(土)

 午後1時から、札幌市身体障害者福祉センターのパソコン室で、IT講習会(8月土曜午後)第2回の補助講師を務める。今日のテーマは文字の入力だが、初めてキーボードで入力する受講生が多く、かなり大変な講習になった。受講生も辛いだろうが、私としても辛いものがあった。


8月12日(日)

 今日は、久々に特に用事が入っていない日である。何か一つでも用事が入っていると、その時間を中心に一日が拘束されてしまうが、何も用事が入っていなければ、どこにいて何をしようが勝手なので、真にくつろぐことができる。
 中国宋代の官僚にして詩人だった蘇軾は、次のように述べている。「なにもせずにじっとしておれば、一日が二日みたいな気になるものだ。もし一生涯を全部こんな気分に切りかえることができれば、70まで生きたとしても、それは140歳の寿を得たことになる。こんなすばらしい長生きの薬は、めったに有るものではない。副作用もなければ、金もかからぬ。人間誰でも、この処方をそなえておるのに、困ったことには、よい白湯がないために、せっかくの薬が飲めぬという始末だ。」
 夜、8月5日(日)の「久保君を偲ぼうよ!」で知り合った、視覚障害のご夫妻からメールをいただく。このホームページに、視覚障害者の立場から厳しい評価をお願いしたのだが、「ほーむぺーじの件ですが、私の読書力ではすばらしいさくひんだと評価できます。」とのことだったが、本当にこれで良いのだろうか?
8月13日(月)

 今日はお盆休みの人が多く、流石に通勤客も少ない。
 今朝のモーニングコーヒーは、地下鉄札幌駅南口の「まるやま」。ここも古くからある店で、函館に本社がある美鈴コーヒーの豆を使っているらしく、濃い目でコクのある味である。エスプレッソ流行の昨今だが、昔ながらの味を守っているこうした店には、まだまだがんばってほしい。
 午後6時から、障害者IT講習会(月曜夜)の第2回目。マウスの使い方を復習した後ワードを使って文字の入力を練習した。今回の講習は全くの初心者が対象なだけに、キーボードを使って文字を入力するのは、かなり時間がかかった。せめてワープロの経験があれば、文字の入力はそれほど難しくないはずだが、ワープロの経験さえ今までなかった所に、デジタルデバイドが生まれる所以があるのだろう。



8月14日(火)

 今朝のモーニングコーヒーは、三井ビル(N2W4)地下1階にある「サイセリア」。JR札幌駅地下街にある同名の店とは、関係なさそうだ。それにしても、喫茶店の名前はどうして外国語が圧倒的に多いのだろう。喫茶店主が想いを込めて命名するのだろうが、「サイセリア」ってそもそも何語とも知れない。それはともあれ、この店の落ち着いた雰囲気と、そこそこに美味しいコーヒーは、私が好む「まちかど喫茶店」の一つと呼ぶに遜色ない。


8月15日(水)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅構内の「スターバックス・コーヒー」をテイクアウト。大通のスターバックス・コーヒーは行列のできる店だが、ここは目立たない場所にあるせいかそれほど混んでいない。以前この店で飲んだホットコーヒーは、エスプレッソ的な苦さで、気に入らなかったが、今朝のアイスコーヒーは、豆の銘柄が「コロンビア」。少し酸味のある味で、正直言って美味しかった。スターバックス・コーヒーの人気は、単なるブームではないのかも知れない。


8月16日(木)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅前にある「サン ミッシェル」(N5W2エスタ2階)。ここのモーニングコーヒーは、何と一杯150円。消費税を払っても157円という安さでしかもなかなか美味しい。トーストとサラダがプラス120円とこれまた安く、数ある喫茶店の中でも、コストパフォーマンスでは一、二を争う店だ。
 エスタの2階は、観光バスの待ち合わせ場所になっているらしく、観光客がロビーに大勢たむろしている様子が、「サン ミッシェル」の中からも見える。観光客気分が伝わってきて、何だか楽しい気分になる。



8月17(金)

 今朝のモーニングコーヒーは、北農健保会館(N4W7)1階にあるその名も喫茶「けんぽ」。何だか安易なネーミングである。地下の食堂も、レストラン「けんぽ」という。以前は、コーヒーチケットを入れていた程で、決して嫌いではない。常連が多く、毎朝同じ人が同じで席で、同じように新聞を読んでいたりする。この喫茶店は、昼もお勧めである。というのは、必ずどこか席が空いているから。しかも、地下食堂のメニューを注文できるので、喫茶店のメニューとは違って、五目ラーメンなんかをふうふうやりながら食べている光景は、何となく面白い。



8月18(土)

 午後12時半に札幌市身体障害者福祉センターのパソコン室に入り、電子メールの環境設定。その後、午後1時から4時ころまで講習を行う。普段何気なく使っているキーボードから、文字の入力をすること自体が必ずしも簡単なものでないことを実感させられる。
 その後、午後6時ころまで、講師の佐々木さん、ボランティアの宇賀村さんと3人で入力補助機器を練習していたが、午後5時55分ころのかかってきた電話が、悲劇の始まりだった。帰宅後、顛末を細かく書いているうちに夜中になってしまった。本当に参った。


8月19(日)

 午後4時過ぎにJR大麻駅前の「えぽあホール」に向かい、「マジックフェスティバル」の手伝い。
 その後、札幌学院大学近くのギャラリー文京台へ行き、「沖縄音楽の夕べ」に参加。ギャラリー前の庭に畳表を敷いたステージで、三線(蛇皮線)の演奏と歌を堪能。コンサートが午後8時45分に終わってから、そのまま酒盛りが始まった。アルコール度数43度にもなる泡盛の古酒を飲んで、ふらふらになったが、星空の下で繰り広げる南国風の宴は、なかなか面白かった。
 席上、宮武さんから江別市民国際交流協会の山岸民千代さんが東京に行ってしまうことを聞かされた。ご主人は北大の教授なのだが、東大の教授として転出するそうだ。はじめてお会いしたのは今から8年前だが、きさくな人柄で、真の教養とは何かを学ばされたような気がする。しかし、それは時々垣間見えてもなかなか手のとどかないものだ。8月23日にスウェーデンヒルズで送別会とのこと。私はその頃函館にいるから、出席できないことが残念だ。とても寂しい気がする。
8月20日(月)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「プロント」。こ れからしばらく、札幌駅地下街のコーヒースタンドを紹介しよう。一件目の「プロント」は、コーヒー一杯180円(税込み)と安いが、エ スプレッソ風の濃くて苦い味で、私の好みには合わない。でも、安 さと雰囲気が魅力で、多くの席が客で埋まっている。
 夜、身体障害者福祉センターで8月月曜夜第3回目の講習。 今回のテーマは、インターネット。今までの復習をじっくり済ませてからインターネットの講習を行った。インターネットを見ること自体はそれ程難しくないが、文字入力に慣れていないため、なかなか思うようにパソコンが使えないようだ。次回は最終回なので、一定の到達水準まで行ってもらいたいものだ。


8月21日(火)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「カフェ クロワッサン」。昨日から勝手にスタートした札幌駅地下街のコーヒースタンドシリーズの二件目となる「カフェ クロワッサン」は、コーヒー一杯252円(消費税を含む)。ここも、苦いだけのエスプレッソコーヒーの店かと思っていたら、確かにエスプレッソ風だが、砂糖とミルクを入れるとなかなか美味しい。BGMも格調高いクラシック音楽で、朝のくつろぎを求める向きにはピッタリだろう。もう一つ気づいたことは、この店はロイヤルホストのグループ企業だということだ。
 夜、メールが受信できないので管理者に電話したところ、「大きなファイル引っかかってますね。」とのこと。アウトルックのサーバーのタイムアウト時間を最長の5分間に設定しても、引っかかっているメールが受信できず。結局、61通ものメールを消してもらうはめになってしまった。大きなファイルの正体は、いったい何だったんだろう?


8月22日(水)

 今日から3日間夏季休暇である。明日・明後日は、朝早くから函館へ行かなければならないので、今日は骨休みの日にするつもりである。台風11号が本道に接近しており、時折叩きつけるような激しい雨が降る。
 朝、久々にJR野幌駅近くのロイヤルホストでモーニングコーヒー。ここのコーヒーはおかわり自由で、しかも2〜3杯飲んでも飽きのこない味である。その後、北海道自治体学会の会費を振り込んだり、アウトルックの設定をいじったり、IT講習会のビデオプロジェクター用原稿を作成したりした。
 午後7時から、JR野幌駅近くの「あおい」で、山岸民千代さんの送別を兼ねた飲み会。明日引越し荷物を出し、明後日は東京に出発するそうだ。江別市民国際交流協会が平成5年10月に設立されて以降、山岸さんが3代目、私が4代目の会長を務めて会を盛り立ててきた。気さくで芸能を理解し、博愛精神に富んだ素晴らしい方だった。こうした才能に溢れた方々が、結局は本道にとどまらず東京に行ってしまうことに、本道が停滞している原因と結果の両方が現れている。


8月23日(木)

 朝6時10分に車で家を出て、6時40分にJR札幌駅北口に到着。ここで、渡辺さん、今川親子、奥山さんの4人を乗せて函館へ出発。午前11時に函館市鍛冶2丁目の今川さんのお姉さん宅に息子さん(中3)を送り届けてから函館市芸術ホールへ。
 第18回全国自治体政策研究交流会議に出席。北海道町村会の星さんたちを交えて昼食後、今川さんと岐阜県多治見市の青山さん等4名を乗せて公立はこだて未来大学へ送り届けた。午後2時からパネルディスカッション。テーマは「みんなで創る地域の豊かさ」。恵庭市めぐみ野の「花のまちづくり」や十勝管内鹿追町の北海道ツーリズム大学校の事例は興味深かった。午後4時30分に終了後、車でホテルブリッチへ。
 その後、ホテルベルクラシック→白木屋→お好み焼き「みなみ」→スナック「ル・コルビュジェ」と梯子し、ホテルに帰ったのは午前1時。


8月24日(金)

 朝8時10分にホテルを出発、真っ直ぐ行けば公立はこだて未来大学へ行ける場所まで鈴木(愛別町)さん、神原(北大)の車を先導し、その後鍛冶2丁目へ今川さんを迎えに行く。
 8時40分ころ公立はこだて未来大学に到着、1階学食前にポスターセッションのディスプレイ。10時からセミナーT「自治体の原点」に出席。11時30分から3階ラウンジで、第4分科会「21世紀型高齢者福祉の可能性」の事前打合せ昼食会の準備。12時10分ころ出演者全員が集まり、事前打合せ。その後、5階の分科会会場へ移動。
 午後1時から分科会スタート。私は、ニュースレターと大会報告書用の原稿を作成しなければならないので、必死にメモを取る。話題は昨年4月にスタートした介護保険制度の検証が中心に進んだが、最後のまとめでは出演者のほとんどが、少子高齢社会におけるコミュニティ形成や市民、特に女性参加の必要性に言及していた。つまり、少子高齢社会の到来がもたらす社会変動こそがこれからの福祉政策に大きな影響を及ぼすことが意識されながら、具体的な検証は手付かずの状態なのだ。
 午後5時過ぎに公立はこだて未来大学を出発。午後7時ころJR長万部駅前の「かなや」で「かに飯」を食べる。美味い!。その後長万部インターから高速道路に入り、札幌南インターで降りて、渡辺さんを地下鉄白石駅、今川親子を平岸のマンション、奥山さんを北海学園前のマンションで降ろして自宅に帰りついたのは午後10時10分。そのまま爆睡。


8月25(土)

 午後12時半に札幌市身体障害者福祉センターのパソコン室に入り、電子メール・ホームページの環境設定。その後、午後1時から4時ころまで講習を行う。電子メールの復習から始めたが、電子メールの作成→送信箱へ格納→送信とい一連の流れがなかなか理解してもらえない。
 その後、ホームページを見たり、検索したりしてみたが、ホームページの方は、リンクをたどって行くことが理解してもらえたようだ。電子メールが難しくても、ホームページを見ることができれば、パソコンの使い方にも次第に慣れていくことができる。受講生の今後の研鑚に期待したい。


8月26(日)

 午前6時、車で自宅を出発。江別西インターから高速道路に入り、夕張紅葉山インターで降りて清水町、鹿追町、士幌町経由で上士幌町山村開発センターに着いたのは9時50分。
 竹中貢町長にあいさつすると、「遠路はるばるご苦労様でした。」と喜んでくれた。午前11時から経済評論家である内橋克人氏の講演「「21世紀の田舎づくり」を考える。地域振興、農業農村振興と口では言っても、現実はまことに厳しく、過疎市町村の人口は今でもずるずると減り続けていますし、地方切り捨ての動きは、ますます顕在化しています。しかしながらこうした厳しい現実を見据えながらも、やはり地域に生き続け、理念を発信して行こうというメッセージは、とても感激的だった。
 午後15時15分にシンポジウムが終了し、北海道町村会の星主幹を乗せて帰路に着く。午後7時50分ころ、札幌市北22条のアパートに送り届けてから帰宅。
 またもやメールの不調で、今度は36KB程度のメールがサーバーから受信できず、やむなく消してもらうことになった。困ったものだと思ったが、先日インストールしたウイルスバスターをアンインストールしたところ、メールの受信は問題なくできるようになった。
8月27日(月)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「CASA」。コーヒーに限らずいろいろな飲物が選べるドリンクバーが210円(税込み)である。私は当然ホットコーヒーを試したが、美味しいコーヒーに不可欠のアロマが不足している。
 夜、身体障害者福祉センターで8月月曜夜第4回目の講習。 今回のテーマは、電子メール。今までの復習を済ませてから、電子メールの送受信を練習した。講習を終えて、受講生アンケートを書いてもらったが、もっと講習を受けたいという意見があった。受講生との別れが名残惜しく、時間が過ぎ去ることの早さに恨めしい思いがした。


8月28日(火)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「カフェドール」。コーヒー1杯157円(税込み)ととても安いが、値段相応の味である。それでも、かなりの客がいるのは、コーヒーの味というよりは値段と雰囲気がまあまあ納得できるからだと思う。
 夜、身体障害者福祉センターのパソコン室へ行き、足でジョイスティックを操作して文字を入力する練習をした。9月のIT講習会に、「足でジョイスティック」を希望する受講生がいるからである。実際にやってみると、足が疲れて5分と続けて作業することができない。3時間の講習は、かなり大変だと思う。


8月29日(水)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「ステラおばさんのクッキー」。クッキーまたはパウンドケーキ付きのコーヒー1杯473円(税込み)。コーヒーそのものは、それほど美味とは言えないが、クッキーの甘味で紛れる感じ。値段相応の味である。
 夜、札幌駅北口の映画館「蠍座」で、「フィツカラルド」を観る。アマゾンの奥地にオペラ座を建てようと、一攫千金をねらって人跡未踏の地にゴムの木を探しに行く男が主人公。インディオを使って船を運び上げるシーンは圧巻だが、結局何が言いたいのか良く分からない作品だった。


8月30日(木)

 今朝のモーニングコーヒーは、札幌駅地下街の「ロッテリア」。値段は189円(税込み)と安いが、この味で客は本当に満足しているのだろうか?
 9月10日に上京し本郷の東大附属病院へ行くことになったので、先週22日に見送った山岸さんに電話をすると、好都合なことに山岸教授の勤務先も、本郷キャンパスにある東大理学部大学院なので、御夫妻と夕食でも一緒にということになった。江別市民国際交流協会のメンバーが、さぞかしうらやましがることだろう。
 夜、BizCafe交流会の打上げに参加。白木屋札幌駅前店で、韓国から帰ってきたばかりの木村さん(札幌経済産業局)、システムエンジニアの表さん、北一硝子から番組製作会社に転職したばかりの大ちゃん、YOSAKOI事務局の辻下さんなど面白い面々と旧交を温める。楽しい時は過ぎるのが早い。アッと言う間に、午前零時を過ぎ、終電に間に合わずタクシーで帰路についた。


8月31日(金)

 今朝のモーニングコーヒーは、JR札幌駅地下街の「マクドナルド」。コーヒー1杯157円(税込み)と安いので、あまり期待していなかったが、ミルクと砂糖を入れると、なかなか美味い。流石に世界のファーストフード業界をリードするマックである。
 夜、デジタルIXYのバッテリーとカメラケースを購入。9月2日(日)の江別市民国際交流協会パークゴルフ大会の写真を沢山撮って、9月10日(月)に上京する際に山岸夫妻への土産にしようと思う。