日記:2002年5月
5月31日(金) サッカーワールドカップ開幕
サッカーワールドカップがいよいよ開幕である。もっとも、ゆっくりテレビを観ている時間はなく、
午後6時過ぎにインタラクション研究所の安田睦子さんと「Biz CLUB」で6月30日の北海道自治体学会政策シンポジウムの打合せを行う。午後7時過ぎから、「Biz CLUB」に隣接するビジネス・スペースにいる表さんも加わり、3人で話し込む。
午後8時半過ぎに「Biz CLUB」を出て、オフィス・タウンクリエイトに向かい、YOSAKOI道庁会場の打合せに参加する。ボランティアの方々が96人も集まったとのことで、呼びかければ応えてくれるものなのだと痛感した。
5月30日(木)
地下1階の印刷室で、資料の印刷を行う。軽印刷とは言え、なかなかきれいな印刷できちんと製本すれば、店頭に並べても遜色ないほどである。
街を歩くと、警官の姿が目に付く。明日サッカー・ワールドカップの開幕なのでフーリガン対策で警備がものものしい。これからしばらく、警備の厳しい日々が続くだろう。
書店で、東大経済学部の神野直彦教授(財政学)の著書『人間回復の経済学』を購入する。神野教授も、現在行われている経済構造改革に異議を唱えていることが分かった。政府の歳出削減ばかりが前面に押し出された経済構造改革は、やはりどこか間違っていると思う。
5月29日(水) 焼肉プライム
エクセル・マクロを使ってタックシールに宛名を打ち出す。ミリ単位でマージンの設定ができ、思いの外きれいに出来上がって満足する。
昼は、山本さんと焼肉プライムで焼肉食べ放題。肉が余りそうになったため、胸焼けするほど食べた。
午後2時から、「高齢者が住みやすいまちづくり」検討プロジェクトチームの第1回検討会議に出席する。高齢者福祉については、以前から研究してきたテーマなので、これから面白くなりそうだ。
5月28日(火)
先月22日に印刷発注した冊子が昼過ぎに納品されたため、大急ぎで配付に取りかかり、200部を配付した。残り100部は、明日の配付となるが、下準備のため残業となる。
帰宅後、メールを読むとYOSAKOI道庁会場のボランティア申込みは、受付を締め切った5月24日の夜を境に、ピタリと途絶えた。やはり、口コミか何かで伝わるのだろうか?
5月27日(月) 『折り梅』チケット精算
チケットを預かっていた映画『折り梅』の精算で、村上紀美子さんに清田から残券を届にきていただいたり、木村薫さんにチケット販売代金と残券を受け取りにきていただいたりけっこうバタバタした。特に、今朝一番で残券を預かる約束だった山本さんが足が痛いとのことで急に休んでしまったため、昼休みを利用して北5条西10丁目のマンションに山本さんを訪ね、チケットの残券を預かってから南2条西10丁目のプリズムまで届けるという離れ業を行ったため、昼食抜きとなってしまった。それでも、責任を果たし切ったことで、晴れ晴れとした気持ちになった。
5月26日(日) 『諸国民の富』
北海道立図書館にケネーの『経済表』を返し、代わりにアダム・スミスの『諸国民の富』を借りる。ざっと読んでみると、生産性の向上にとって「分業」が決定的役割を果たすことや、宝くじを買おうとする人間の性向などをなどが書かれていて、なかなか面白い。ケネーの『経済表』に比べても、現代に通用する経済理論が盛り込まれており、今から250年以上も前に、こうした本を書いたアダム・スミスは大したものだと思う。
午後5時から蠍座で映画『しあわせの場所』を観る。舞台は現代の天津。6人家族とともに横丁に住む、貧しい魔法瓶工場労働者が主人公で、彼とその家族を巡る悲喜こもごもの人間ドラマといったところか。それなりに面白い映画である。
5月25日(土) 北海道自治体学会運営委員会
午前11時40分ころ、北海学園大学に着き、学食で昼食。正午過ぎに、渡辺、星、浦、今川さんと5名で近くの喫茶で北海道自治体学会の決算・予算について打合せを行う。席上、星さんから代表印を預かり、新年度から私が会計を担当することになった。
午後2時から、北海学園大学4号館10階の第一会議室で6月30日(日)の2002年度総会&政策シンポジウムに向けて打合せを行う。外部講師への謝礼や報告書をどうするかなどについて、午後4時過ぎまで打合せを行う。その後、午後5時半過ぎまで1階ロビーで第4分科会の打合せ。それを終えてから、市民ネットワーク北海道の事務所で映画『折り梅』のチケットと販売代金を受け取り、東急近くの「魚民」へ。ここで飲んでいるはずの渡辺さんたちと合流するためだが、何故か見つからず、合流を諦めて札幌国際ビル地下の喫茶店「デリカップ」でコーヒーを飲んでいたら、間もなく「飲み会が終わりました。」との電話を受けた。
帰宅後、またもや返事を要するメールがたくさん入っており、片っ端から返事を出しまくる。
5月24日(金) YOSAKOI道庁会場打合せ
某町にメールとFAXで資料を送り、ようやく平常業務に入ることができた。
午後7時から、オフィス・タウンクリエイトでYOSAKOI道庁会場の打合せに出席する。来客が多く賑やかな打合せになった。月刊ボラナビやアルキタを見て応募してくれたボランティアの方々が大勢集まったため、ボランティアの募集は打ち切ることになった。
打合せのスタートが遅くなったため、午後10時過ぎにようやく散会となり、午後11時過ぎに帰宅。返事を要するメールが幾つも入っていたため、片っ端から返事を書いているうちに、午前2時過ぎになる。休憩のため少し横になったところ、そのまま寝込んでしまった。
5月23日(木)
一日中、某町に学校が開学した場合の経済効果の分析を行う。途中会議に出席した小一時間を除いて、作業に没頭した。その会議で、また新しい仕事を引き受けるハメになってしまった。
午後11時40分過ぎまでかかって、ようやく某町に資料をメールで送ったが、添付ファイルが大きいため、上手く送られるだろうか?
午前12時40分ころ帰宅してメールを開くと、返事を要するメールがたくさん入っていたので、片っ端から返信する。電子メールでなければ、とっくにパンクしているだろう。
5月22日(水) 行政経営改革研究会
午前中、パワーポイントを使ってプレゼンテーション。やはりスライドはきれいで説得力がある。
昼前に帯広の奥山さんが訪ねてきたので、山本さん、中村さん、田中さんと5人でKKR札幌地下1階の「弥勒」で昼食会を開催する。
午後6時から、かでる2.7で「行政経営改革研究会」。講師は、北海道大学の宮脇教授。終了後、午後8時半から、「はねもんや四条店」で、嶋田さん、高橋さん、田中さんと4人で飲み会。午後11時近くに帰宅する。
5月21日(火) ボラナビの集い
某町から相談を受けた仕事の処理に追われた一日だった。ただし、残業はせず午後6時30分から北海道環境サポートセンターで開催された「ボラナビの集い」に出席した。今日のゲストスピーカーは、「豊平川いかだ下り実行委員会」。スタートした1975年から数えて今年で28年目になるそうで、息の長い活動である。ただ、出場チーム自体はここ10年来ピーク時を大幅に下回っており、YOSAKOIソーラン祭りの影響かとも思うが、実際のところは良く分からない。しかしながら、折角ここまで続いてきたのだから、新たな発展の時期を迎えてほしいと思う。
5月20日(月) 健康診断
朝8時前に出勤し、健康診断を受ける。例年、受付時間は午前8時30分からと案内されているのだが、実際には8時30分ころに会場に入ると人が一杯なので、今年は思い切って受付開始の30分以上前に会場に入ったところ、既に40人近くが健康診断を受け始めている。一体何時からやっているのか、不思議に思う。例年通り、血液、血圧、心電図、バリウムなどの検査を受け、全てが終了したのは午前10時過ぎであった。
5月19日(日) 札幌チャレンジドIT講習説明会、ボランティア研修会
午後1時過ぎから、かでる2.7の10階にある視聴覚室で、NPO法人札幌チャレンジド主催の「IT講習説明会」に参加する。札幌市障害福祉課の担当者が、学生時代からの知り合いで年相応の風体になっていたので驚いた。
午後3時からは、同じ会場でNPO法人札幌チャレンジド主催の「ボランティア研修会」に参加する。聴覚障害、視覚障害、知的障害、精神障害、身体障害の各立場から、障害の性質とパソコンの使い方を学ぶ上での問題点についてお話しをうかがった。
5月18日(土) 札幌地方自治法研究会
正午過ぎに江別市立情報図書館へ足を運び、江別市民国際交流協会主催のIT講習会のために会場を確保する。パソコン室には10台のパソコンがあり、2台に1台の割合でモニターも付いており、意外と設備は整っている。テキストの方も、情報図書館の職員が作成したものを使わせてもらえることになり、テキストをどうするかという問題も解決した。
午後3時から、北大法学部301教室で開催の「札幌地方自治法研究会」に出席する。今回のテーマは「自治体基本条例」であり、ニセコ町、白老町、石狩市などの「自治体基本条例」について、いろいろとお話しをうかがうことができた。
終了後、午後6時過ぎからJR札幌駅北口の「うみぼうず」で懇親会。午後9時半過ぎまで法務関係の話題で盛り上がった。
5月17日(金) 職場の懇親会
日中は来客が多く、健康診断にも行けなかった。
午後6時から経済センタービル2階の「東天紅」で職場の懇親会。ずっと前に上京した際、上野の「東天紅」で夕食をご馳走になり、「さすがに東京には素晴らしい店があるな」と感心したものだが、そのサービスが今では全国各地で受けられるようになった。
座った席の関係で、隣の同僚とは大学のゼミの延長みたいな話しになったが、まあ、たまにはこんなのも良いだろう。
5月16日(木)
今月、有限会社インタラクション研究所というシンクタンクを立ち上げたばかりの安田睦子さんが訪ねてきた。関心の方向が一致しているので、話しがはずむ。
今日も残業だったが、終了後、これも最近ソフト開発会社を辞めて独立した表さんから電話があったので、札幌駅北口のホワイトキューブへ行き、一緒に遅い夕食となった。
午後11時過ぎに帰宅すると、またもやいろいろと依頼のメールが・・・。正直言って、多少バテ気味である。
5月15日(水)
午後9時まで残業。帰宅後、メールを読むと、成田さんからYOSAKOIソーラン祭り道庁会場のボランティアにお手伝いいただける日を確認してほしいという依頼と、今川さんから北海道自治体学会政策シンポジウムのニュースレター記事を提出してほしいという依頼など重い案件が3件あった。これらの依頼に応えるため、片っ端からメールを書いて出しまくった。iモードのアドレスは、送信エラーが多く、どうしても送れない相手がいててこずった。
5月14日(火)
昼休みを利用して、江別市情報図書館パソコン室の空き状況を確認する。土日は予約がビッシリ入っているとのことで、まだ空いていた6月1日(土)、6月29日(土)、7月20日(土)の3日間だけは、押さえることにした。6月1日(土)にリハーサルを行い、後の2日間で講習を行うことにしようと思う。
YOSAKOI道庁会場の連絡調整も、PHSのメール機能を使って行う。慣れてしまうとなかなか便利で病みつきになる。
5月13日(月)
江別市民国際交流協会のSさんから、「IT講習会はどうなっているのか?」と確認のメールをいただく。通勤電車の中で、「6月からスタートしたいと思っています。土曜の午前・午後の時間帯で、「ビギナー」「インターネット」の2コース、にしてはどうでしょうか?会場は、情報図書館がベストかと思いますので、明日空き状況を確認します。」とメールを出す。これだけ入力するのにかなり時間がかかるけれども、慣れてしまうと平気である。最近の若者たちが、乗り物の中で夢中になってメールをやり取りしている理由が分かった気がする。
今日も、ほぼ一日中ホームページ作成に取り組み、午後9時過ぎまで残業したが、後3日間くらい集中して取り組まないと満足行く状態にはならないだろう。何とかがんばりたい。
5月12日(日)
午後5時30分から、蠍座で映画「メメント」を観る。妻殺しの犯人から頭を強打され、過去の記憶はあるものの、それ以降の記憶は10分間しか続かないという状態になった男が、妻殺しの犯人への復讐のため執念をかける・・・。ストーリー的にやや無理があり、何がどうなっているのかサッパリ分からない。
帰宅後メールを読むと、YOSAKOIソーラン祭り道庁会場のボランティア希望のメールが3通入っている。今回は、アルバイト北海道を読んだ方々である。YOSAKOIソーラン祭りを手伝いたいという若者は、かなり多いことを実感させられる。
5月11日(土) 北海道自治体学会打合せ
午後1時過ぎから、北海道自治体学会事務局(北海道自治政策研修センター)の担当者と打合せを行う。今日は顔合わせが目的だったので、1時間程度で切り上げる。
その後、渡辺さん、嶋田さん、今川さんと一緒に、札通ビル(北5西6)3階のボラナビ事務所へ。ここには地方自治土曜講座の机が置かれて、田中さんがパソコンのセットアップに取り組んでいた。渡辺さん、嶋田さん、田中さんと4人で、西隣の経済センタービルへ行き、地下1階の蕎麦屋で昼食。午後4時近くに散会となる。
5月10日(金) 旭川市内田さんと昼食、YOSAKOI道庁会場打合せ
昼前に、旭川市役所の内田和博さんが訪ねてきたので、ワシントンホテル地下1階の「三十三間堂」で一緒に昼食。あまり混んでおらず、内容もゴージャスでなかなかお買い得である。
午後6時過ぎに、北海道NPOサポートセンターに小林さんを訪ね、ダイグルマイアーさんを札幌にお招きする件について相談する。残念ながら、福岡市に譲らざるを得ないようである。
午後7時から、オフィス・タウンクリエイトでYOSAKOIソーラン祭り道庁会場についての打合せを行う。最も心配されたボランティアスタッフも、既に45人が確保できたとのこと。その内17名が月刊ボラナビを見て申し込んでくれた若者たちである。月刊ボラナビはなかなかスゴイと実感した。
5月9日(木)
昼過ぎからずっと、ホームページの作成に取り組む。仕事上のホームページであるが、このホームページで練習を積んだバリアフリー化の配慮をしながら作っているので時間がかかる。しかし、何とかやり遂げようと思う。
帰宅後、メールを開くと、名古屋市の岡部一明さんから、「企画希望者の方の間のメーリングリストをつくり調整していきたいと思います。真屋さんも入れさせていただきますのでよろしく。でも、やはり現実的に非常に困難であることはたしかだなあ・・・」とのメールが入っていた。仮に、ダイグルマイアーさんを札幌にお招きすることができることになれば、精一杯やりたいものだ。
5月8日(水) 江別市民国際交流協会役員会
午後7時から、江別国際センターで江別市民国際交流協会の役員会に出席。5月2日(木)に依頼を受けた第2回PCアートコンテストについて、グレシャム市の小中学生向けにPCアートコンテストへの出品を呼びかけるホームページを英訳することや実行委員会に名を連ねることについて役員の合意が得られた。また、IT講習会についてもアンケートを書いてもらった。
帰宅後、名古屋にある東邦大学の岡部一明助教授から呼びかけのあった「社会起業」のダイグルマイアーさんを札幌に招く件について、実行委員会の立ち上げをNPOメーリングリストに流したところ、入れ違いに岡部先生から、全国から申込み多数のため打止めとのメールを受け取る。ガッカリしたのとホッとしたのが半々といったところである。
5月7日(火)
午後1時過ぎにYOSAKOIソーラン祭り道庁会場の成田さん、荒さんが訪ねてくる。チラシも完成し、6月22日(土)・23日(日)の本番に向けて準備が進んでいる。私は、平成4年6月に第1回YOSAKOIソーラン祭りを見て、学生手作りの素朴さとエネルギーに心から感動したのであるが、最近では商業ベースの仕掛けが目に付いて、やや興ざめというのが本音だ。YOSAKOIソーラン祭りも、これまでのような右肩上がりの拡大は終わり、内容の充実を図るべき時期にきているのだと思う。
5月6日(月) 江別市民国際交流協会三役打合せ
環状通りの南側にある石倉を改造した喫茶店「苺館」で、コーヒーをいただく。ここは、数少ないチモト・コーヒーを出す店だが、辛味が感じられる程の超深煎りで、個人的には好まないが希少価値がある。店内はカントリー・ミュージックがかかっており、隠れ家的な雰囲気が心地よい。
午後7時から、ロイヤルホスト野幌店で江別市民国際交流協会の三役打合せに出席する。石狩市国際交流協会との交流や江別市生涯学習推進協議会への役員派遣、オイスカと協力しての講演会開催など懸案事項が目白押しである。打合せ終了後、雑談の中で、不景気の影響で公民館サークルのメンバーが激減しているという話しが気になった。公民館サークルに参加する余裕も失われつつあるということだろうか?
5月5日(日) オー・ブラザー
最近、再びコンピュータ・ウイルスが流行っているらしく、今月に入ってから既に5通のウイルス・メールが配信されている。すべて流行中のWORM_KLEZ.E(ワーム クレズ イー)である。ぷららは、毎月200円払ってウイルス・チェックをかけているのだが、YOKO−NET(よこネット)は無防備なのでウイルスメールが止まらないのだ。念のため、シマンテックのホームページから対策ソフトをダウンロードしてウイルスチェックしたが、今のところ感染してはいないようだ。このウイルスは5月6日に猛威をふるうようにプログラムされているらしく、心配なことだ。
午後3時25分から、蠍座で映画「オー・ブラザー」を観る。1930年代のアメリカ南部、ミシシッピー州が舞台で、ギリシャ神話「オデユッセウス」をベースにした物語であるが、精神文化の違いが大きくちょっと違和感がある。
5月4日(土) 宮田屋珈琲店
今日は、国民の休日である。午後1時過ぎ、宮田屋珈琲店(札幌市東区東苗穂5条2丁目)に行く。石造りの倉庫を改造したレトロな雰囲気満点の店で、自家焙煎のコーヒーはコクがあってなかなか美味しい。夜は、お酒も出すようだ。
野幌森林公園の大沢口に、昨年4月28日にオープンした「自然ふれあい館」にも、今日初めて出かけた。この建物の敷地は、オオジシギの営巣地であるとのことで、近隣の自然保護に熱心な住民たちが反対運動を行っていたため、何となく足が引けていたのだが、実際に足を運んでみると、以前は砂利敷きの駐車場しかなかった大沢口がきちんと整備されており、一般的な来訪者にとってはかなり便利になったと思う。
5月3日(金) 花見in円山公園
正午過ぎに円山公園の入口近くにある宮越屋珈琲店の本店で「冷たいコーヒー」を飲む。1杯550円(税込み)と安くはないが、店の雰囲気がとても良い。
午後1時から、円山公園で花見に参加する。花見と言っても今年は既に桜が散ってしまい、葉桜の状態である。メンバーは、表端木(おもて みずき)さんと長尾端生(ながお みずき)さんの友人・知人で、赤や黄色のチューリップが咲き乱れる花壇のそばに20名程度が集まった。炭火を起こし、野外バーベキューという野趣溢れる趣向である。大学生や新社会人など、20台前半の男女と、初対面ではあったが経済問題や喫茶店のことなど思い付くままに話しをした。午後6時ころ散会となったが、なかなか楽しい花見だった。
5月2日(木) PCアートコンテストの打合せ
昨日に続いて、今日も年休を取って休養に務める。こう書くと、休んでばかりいるようだが、今年に入って年休を取ったのは昨日と今日の二日間だけである。
朝一番で、札幌中央郵便局(北6東1)に「タイの高校生の習字と絵の展示会」を見に行く。タイに日本語教師を派遣しているNPO法人「市民教育交流の会」の主催である。この会の活動は、ベテル英語学校という英会話教室の収益で賄われているのだが、なるべく多くの日本語教師を派遣したいということで、地下鉄西18丁目駅の近くに「味の十八丁目」というラーメン店を出していたこともある。NPOが自立するために重要な取り組みであり、注目すべき団体である。
午後1時過ぎから、蠍座で映画「ムーラン・ルージュ」を観る。1899年から1900年にかけてのパリが舞台。パリに出てきたばかりの作家志望の青年とナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の高級娼婦は恋に落ちるが・・・。「椿姫」をミュージカル仕立てにしたような作品である。
午後5時から、江別グレシャム・アンテナショップで相澤誠さんと「第2回PCアートコンテスト」の打合せ。江別市内在住の小中学生を対象に、パソコンを使って作成したイラスト等を募集するコンテストである。昨年に引き続き、協賛金の支払い、実行委員会への参加、ホームページの翻訳などについて依頼を受ける。前向きに検討することを約束する。
5月1日(水)
昨夜は、午前2時近くに就寝したため、やや寝不足気味である。ただし、今日は、年休を取っているので、寝不足でもそれほど辛くはない。
毎月1日は「映画の日」なので、普段は一本1,800円の映画が一本1,000円で観られるので、今年の話題作である「ロード・オブ・ザ・リング」を観ることにする。狸小路3丁目の松竹遊楽館に入る。ここは、帝国劇場と並んで、如何にも老舗の映画館という風情を備えている。
さて肝心の「ロード・オブ・ザ・リング」についてだが、テレビでも紹介されているとおり、悪人の手に入れば世界の破滅につながる指輪を破壊するため、その指輪を破壊することができる唯一の場所である火山を目指して旅をする若者(フロド)とその仲間たちの物語といったところだろうか。上映時間が3時間と長く、しかも今回は完結しない。どうやら、3部作になっているようだ。テンポが良いため、3時間を長いとは感じさせない。