日記:2002年7月
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7月31日(水)

 鵡川町企画課のDさんから講演会準備のことでメールをいただいた。私も以前は、同じようなことで苦労した経験があるので、他人事とは思えない。
 朝から、昨夜発見した方法で問題解決に挑み、午後4時ころになって、ようやく試算が完成し、後は細部にわたっての調整にこぎつけることができた。
 ちょうどそのころ、砂川市に派遣中のWさんが訪ねてきたので、鵡川町のDさんからのメールの件などについて報告した。北海道自治体学会に限らず、人が集団で何かをするときには、必ずといっていいほどスムーズに行かない問題が出てくるものだ。辛いことよりも楽しいことの方が多いから、不満を言いながらも何とかやっているわけだが、Wさんの場合、いろいろなグループでリーダーを務めているわけで、かなり苦労もあることと思う。


7月30日(火)

 昨夜、産業連関表を部門統合する手法について、確認のメールを中京大学経済学部の山田光男教授に送っておいたのだが、今朝メールチェックすると、実に懇切丁寧な回答がきており、とても感激した。知識人と称する人の傲慢無礼さにうんざりさせられることもあるが、やはり常人を超越した知恵・知識を持った人というのはスゴイものだと感心してしまう。早速、その方法をなぞって分析を開始し、午後7時ころになってようやく最終的な解決方法にたどり着くことができた。先月半ばから、悪戦苦闘した甲斐があった。


7月29日(月)

 K町のI町長からメールをいただいた。合併問題と交付税の締め付けが最近心を離れないそうだ。合併はしないで済むものならしたくはないというのが多くの自治体の本音だろう。それを交付税を餌にごり押ししなければならない所にも、わが国の社会の行き詰まりを痛感させられる。
 昼休みにJR札幌駅近くの喫茶店Rに入った。いつもの席が空いておらず、カウンターに座ると目の前で、トーストを焼いたりサラダを盛り付けたりしている様子が見える。一人が風邪をひいているらしく、しきりにくしゃみをしている。見えなければ気にならないのだが、流石に食欲が失せてしまった。そのうちにこのホームページでも紹介しようかと思っていた店だけに残念である。


7月28日(日)  IT講習会

 今日は、7月日曜午前のIT講習会の最終日だが、受講生のHさんが心臓血管障害の定期検査を受けるため入院となったので、これまで疑問に思いながら受講生がいるので確認し切れなかった点を、練習するため講習会場に足を運んだ。視覚障害者用のパソコンソフトは、いずれも音声読み上げ機能が付いているのだが、メーカーがバラバラなため使い方もそれぞれ違い、覚えるのが大変である。マニュアルもあるのだが、マニュアルどおり行かないこともしばしばで、視覚障害者が一人でパソコンの使い方を勉強することは、とても大変なことだと思う。



7月27日(土)  北海道自治体学会運営委員会

 午後2時から、北海学園大学で北海道自治体学会の運営委員会に参加する。8月31日(土)・9月1日(日)に開催予定のフォーラムの準備状況確認と、6月30日(日)に開催した政策シンポジウムの反省が主な議題。政策シンポジウムの反省については、サラリと済むだろうと思っていたが、厳しい注文が相次いだ。言っていることは分からないでもないが、なかなか理想どおりには行かないというのが現実である。動ける人がほとんどいない状態で、精一杯やったつもりなのだが、意外と理解されていないものである。
 午後4時半頃に運営委員会が終わってから、北海学園大学近くの喫茶店で1時間くらい雑談してから、道庁赤れんが庁舎前で開催している「赤れんがスクエア2002」を見に行き、ビアガーデンで渡辺さん、桑原さんと7時過ぎまで飲む。その後、JR札幌駅構内のパブで、桑原さんと一杯やってから帰路についた。


7月26日(金)

 6月30日(日)に開催した北海道自治体学会政策シンポジウム第1分科会のまとめとなる原稿を作成していたのだが、今日ようやく全員から了解をいただき正直言ってホッとした。
 午後6時から、中華料理店『宋苑』(北2西4三井ビル地下1階)で、赤れんが・政策検討プロジェクトの懇親会。飲み放題付きで4,200円(税込み)と、まあまあの値段だが、雰囲気が良く、紹興酒も美味だった。午後8時半に散会となり、外へ出ると思いの外激しい雨降り。今年は、冷夏とまではいかないが、天候不順の夏である。


7月25日(木)

 この春、北海道立図書館で『ひろう、もらう、つくる お金をかけない起業法』という本を読んで、とても共感を持った。というのは、起業にあまりお金がかかっては、気軽に起業できないし、失敗した場合に再起することが難しくなるからである。余暇や趣味を利用して、多くの人が気軽に起業できるようになるためのノウハウを知り、また、機運づくりをしたい。そう考えて、この本の著者である奥谷京子さんを招いて、お話しをうかがう機会を設けたいと考えていたのだが、何とかその道筋がつく可能性がでてきた。
 早ければ、今年9月には札幌で講演会を開催することができるかも知れない。


7月24日(水)

 昼前に急遽書類を届ける必要が生じ、雨の中をJR札幌駅北口まで走る。何と、いつもは20分近くかかるところ、10分余りで着いてしまった。
 昼過ぎに職場に戻り、ある数字の推計方法についていろいろと調べたが、なかなか解決方法が見つからず、思わずうめき声が出るほど悩みぬいた。結局、解決方法が見つからなかったため、その後もいろいろと考えを巡らせた。
 午後9時まで残業して、帰宅途中、ある方法を思い付いた。明日、早速確認してみようと思う。


7月23日(火)  『哲学する民主主義』

 今月14日(日)から読み続けていたロバート・D・パットナムの『哲学する民主主義』を、今日ようやく読み終わった。この本の主張は終始一貫しており、「一世紀前に、社会的な連帯と市民的な動員の新たな形態にイタリア人が最も熱心に取り組んだ地域でこそ、今日においても政治的・社会的生活においても最も市民性が徹底しているのである。さらには、これらの州こそが、一千年も昔においても公的生活は紛れもなく市民的であったのだ。」ということである。
 それでは、中世の歴史がなく、明治時代以降の新開拓地である本道については、どのように言えるのだろう。イタリアについて言える事がわが国についても当てはまるとは限らないが、何らかの教訓は得られるような気がする。上手く表現仕切れないが・・・。


7月22日(月)

 昨日、ソメスサドルのフェアーで購入した鞄を持って初出勤。今まで使っていた鞄が薄汚れていたので、ブランド物の新しい鞄に替えてスッキリした。小型なのにずっしりと重く、存在感がある。
 先週は風邪気味で、体調が悪かったが、今週は体調は悪くない。ただ、昨夜は十分寝たはずなのに眠気が抜け切らず、何となく疲れが溜まっている感じがする。それでも仕事が溜まっているので、残業せざるを得ない。今日は、職場近くのボラナビ事務所で「ボラナビの集い」をやっているのだが、余りに疲れていたので残業が終わってからは真っ直ぐ帰路に着く。
 ホームページの方は、しばらくリンク先アドレスを確認していないうちに、リンク切れが気になったので一通り点検の上、リンク先アドレスを訂正した。


7月21日(日)  IT講習会

 午前10時から、札幌市身体障害者福祉センター2階のパソコン室でIT講習会の3回目を行う。今日は、マイ・ワードを使って文章の保存・呼び出しなどを練習し、マイ・メールを使って返信メールの出し方などを確認した。受講生のHさんは、心筋梗塞治療のため数日後に入院するとのことで、次週は欠席するとのことだ。
 午前のクラスの受講生が帰るのと入れ違いに午後のクラスの受講生が来て、練習したいとのことだったので、ワード+2000リーダーで文字入力の練習をしていただく。
 午後1時半過ぎに帰路につき、佐藤美由紀さんを自宅に送ってから砂川市へ向う。皮革製品のメーカーである「ソメスサドル」のフェアがあり、製品が2〜3割引きで買えるのだ。カバン、ベルト、携帯電話ケースを合わせて6万円で買ったが、いつもなら7万5千円くらいするところだ。


7月20日(土)  江別市民国際交流協会主催のIT講習会

 午後1時から、江別市情報図書館2階のパソコン室で江別市民国際交流協会主催のIT講習会の第3回目。6月1日(土)、29日(土)と続けてきた講習会の第3回目で、これまでの復習をした後、電子メールのやり取りを練習した。今後、デジカメの講習をしてほしいとの要望もあるが、私としては体がもたないので、一応の区切りにしたいと思っている。
 受講生の一人が、メールのやり取りができなくなったのでパソコンを見てほしいというので、講習終了後、江別市民会館で待ち合わせ、パソコンを点検したところ、パスワードを消してしまっていることが判明したので、調べて打ち込んでもらうことにする。ブラジルから日本に帰化して苦労している方である。少しはお役に立てて良かったと思う。


7月19日(金)  ターン

 月曜日から風邪気味で絶不調の5日間だったが、何とか仕事もこなしながら週末までしのぐことができた。体調も、昨日や一昨日に比べてやや回復し、とにかく早く横になって休みたいと考えるほどではなくなったので、夜は蠍座に映画「ターン」を観に行った。
 交通事故に遭い、毎日午後2時15分に戻ってしまう不思議な時空に迷い込んだ銅版画家の女性が主人公。偶然通じた一本電話が、彼女を現実の世界と結ぶ鍵となる。ヒロイン役の牧瀬里穂は、なかなか存在感のある良い演技をしていたと思う。


7月18日(木)

 朝起きると、体調がやや回復していたので、迷うことなく出勤する。でも、やはり本調子ではなく、頭がボーッとして集中力が途切れがちである。
 夕方、成田真利子さんから電話があり、8月2日(金)のYOSAKOIソーラン祭り道庁会場の打上げパーティーは、成田さんが急遽東京へ出張することになったため中止にしたいとのこと。YOSAKOIソーラン祭り道庁会場自体が6月22日(土)・23日(日)のことだから、これを順延すると、もう打上げパーティーどころではないと思う。それにしても、あれからもう1ヶ月近くが過ぎてしまった。早いものだ。


7月17日(水)

 一昨日から風邪気味で体調が悪かったところ、昨日はスケジュールのきつい出張ですっかり体調をくずしてしまった。
 それでも午前中は溜まっていた仕事を片付け、昼過ぎからは赤れんが・政策検討プロジェクトの会議に参加し、さらに体力を消耗したため、さすがに残業する気になれず真っ直ぐ帰宅。
 眠り薬にアップルワイン等を購入し、栄養補給を図ってから早めに就寝したが、風邪のひきはじめなので寝苦しくて参ってしまった。


7月16日(火)  倶知安町

 朝8時35分、JR札幌駅バスターミナル1番乗場発の快速バス「ニセコライナー」で倶知安町へ向い、定刻の午前10時58分を5分ほど遅れて、倶知安バスターミナル到着。
 午前11時30分に伊藤町長を訪ね、正午近くまで懇談する。昼食後、午後1時過ぎに後志支庁を訪ね、農業振興部の出光部長と懇談してから地域政策観光課へ。武市企画係長、藤巻観光振興係長と午後4時まで仕事の打合せを行ってから、浴山支庁長を訪ね午後5時まで懇談。
 午後5時半過ぎから調整課の加藤直樹さんと、JR倶知安駅近くの居酒屋で懇談してから、午後7時34分、JR倶知安駅発のワンマンカーに乗って帰路に着く。途中小樽で乗り換えて、JR野幌駅に到着したのは午後22時10分。4時間36分かかったわけだ。流石に乗り物疲れがひどい。



7月15日(月)  ワーム「フレゼム」に御注意

 午前中、札幌市役所を訪ねる。仕事で行くのは久しぶりだが、場数を踏んだので余り緊張することもなく、淡々と用件をこなすことができた。
 午後からもずっと仕事に没頭し、午後8時半頃まで残業してかなりはかどったので一安心といったところ。
 帰宅後、メールを開くとウイルスメールが3通届いていた。トレンドマイクロのホームページをを見ると、最近流行っている「フレゼム」という名前のウイルスで、感染するとウイルスメールをばらまくとのことだ。念のため、ハードディスクを調べたが、感染している場合作成されるというファイルが検出されなかったのでまずは大丈夫だろう。



7月14日(日)  IT講習会

 午前9時少し前に車で自宅を出て、午前9時30分ころ札幌市身体障害者福祉センターに着く。9時45分にはパソコン室に入ってパソコンのセットアップなどをしておこうと思ったが、10時ぎりぎりまでセンターのドアを開けてもらえず、入り口の利用規則を良く見ると、平日の開館時間は午前8時45分だが日曜・祝日の開館時間は午前10時と書いてある。私以外にも、大勢の身障者が開館を待っていたが、せめてロビーに入れるくらいのことはできないのだろうか。
 午前10時から講習スタート。今日は、マイワード文書の保存と呼び出し、マイメールでのメールの送受信などを講習した。
 もう一人の講師、佐藤美由紀さんを車でルネサンス・ホテル近くの家まで送ってから帰路に着き、途中、北海道立図書館で、『哲学する民主主義』(パットナム著)、『都市の経済学』(ジェイコブズ著)を借りる。



7月13日(土)  地方自治土曜講座、シッピング・ニュース

 午前10時から、地方自治土曜講座に出席。今回ののテーマは、「北海道地域経済発展論」である。12時から1時間の昼休みをはさんで、午後4時45分まで、本道経済についての議論を聞くことができた。そこで提起された議論の一番のポイントは、グローバル化の中で本道の地域が生き残って行くためには、地域の特性を打ち出した内発的発展を図らなければならないということであった。具体的な提言は乏しく、やや期待はずれだったが、有識者の議論だけで解決がつくほど簡単な問題ではないということだろう。
 午後5時50分から、さそり座で映画「シッピング・ニュース」を読む。浮気者の妻に死なれた主人公が、6歳の娘を連れて、一族の故郷であるニューファンドランド島に移り住む。彼は、地元の新聞社に記者として入社し、船に関するニュース(シッピング・ニュース)を書くこととなる。荒々しい自然と神秘的な雰囲気が魅力の作品である。



7月12日(金)  タイガーランド

 今週は、アッという間に金曜日になってしまった。10日(水)の夜、I歯科に行ったほかはずっと残業していたので、仕事ばかりしていた感じがする。
 夜は、久々に札幌駅北口の映画館さそり座へ行き、「タイガーランド」を観る。舞台は1970年代のアメリカ。ベトナムの戦場さながらの実戦訓練の場である「タイガーランド」に送り込まれた青年たちの、葛藤と狂気に満ちた人間模様。面白い映画だと思うが、疲れが溜まっていたため眠く、後半は欠伸が出た。
 体調が良くないと、何事も楽しめないものだ。


7月11日(木)  焼肉プライム

 台風第6号の接近で、朝から大粒の雨が降っている。
 お昼は、山本さん、中村さん、白鳥さんと4人で焼肉プライムの食べ放題(30分間1,050円)に挑戦する。この焼肉昼食会は、参加して3年目になるが、今日は一番落ち着いて食べることができた。
 中京大学経済学部の山田光男先生が作成したマクロを使って、産業連関表の部門統合を行う。ついでに投入係数表及び逆行列係数表を作成したが、何とかなりそうだ。


7月10日(水)  I歯科

 今日は残業できない火なのだが、今日を期限とする仕事が入っているため、昼過ぎからは必死になって仕事に取りかかる。このようなときに限って、他の仕事が入るものでありそれらを処理しながら午後5時半近くになってようやく一区切りつけることができ、クライアントにメール送信したときには、正直言ってホッとした。
 それから、I歯科医院(東区北21西7)へ。ここでは、3年前から定期検診を受けており、最近生活が不規則になっているため、口腔内の状態にも悪影響があるのではないかと思っていたが、意外なことに「状態は良いですね。」とのこと。次回の定期検診は、3ヵ月後の10月7日(月)に指定された。


7月9日(火)

 先週はホームページの立上げや会議の準備で仕事が片付け切れなかったため、今週は溜まっている仕事を片っ端から処理している。職場のパソコンは、ニムダウイルスのチェックに10分以上かかるので、その間を利用してコピーを作成したり電話をかけたりしている。
 午後9時まで残業し、帰路の電車の中では寝込んでしまい、危うく乗り越すところだった。


7月8日(月)  サランベ

 昼間は、各都府県から主にメールを使って情報収集を行う。今まで疑問に思っていた点が、かなり理解できて自信が持てた。
 NPOサポートセンターの大坂さんからメールがきており、今月中旬に市民の起業を支援するWWB/ジャパンの山口センターを訪問するとのことだったので、WWB/ジャパンの奥谷さんを札幌にお招きする話しを進めていただくようお願いする。彼女は、「ひろう もらう つくるお金をかけない起業法」の著者で、経済的に低迷の度を増す本道に、今最も大切な起業家精神を伝えてくれる人物ではないかと期待しているのだ。
 仕事面ではこれまでの疑問点に解決がついたので、残業して一気に片付けようと思っていたが、Sさんから電話があったので、久々に「サランベ」へ。飲食店ビルの3階にある古くからの居酒屋で、落ち着いた雰囲気を味わうことができた。



7月7日(日)  IT講習会(障害者対象)

 今日はIT講習会(障害者対象)の第1回目である。午前8時ころメールを開くと、札幌チャレンジドの佐藤美由紀さんから「もう出発しているでしょうか?」と書いたメールが来ていたので、若しかすると講習のスタートは午前9時からかも知れないと考え、午前8時過ぎに車で自宅を出て、札幌市身体障害者福祉センターへ向う。午前9時前に札幌市身体障害者福祉センター到着。しかしながら、日曜日の開館はやはり午前10時からなので、1時間近く時間を潰す必要が生じた。札幌市身体障害者福祉センターがある地下鉄ニ十四軒駅近辺は、休日の午前中開いている店が少ないので、大降の雨の中を地下鉄琴似駅近辺まで歩き、不二家でアイスコーヒーをいただく。
 午前10時過ぎから、今月第1回目の講習スタート。今回の受講生は、視覚障害の方で、ご夫婦のご主人の方を私が、奥さんの方をもう一人の講師である佐藤美由紀さんが担当した。自分の中では、講習の手順を考えていたのだが、ノートパソコンを持参され、お互いの自己紹介も終わらぬうちから矢継ぎ早の質問で面食らったが、何とか3時間の講習を終えた頃には、少しグッタリしてしまった。その後、佐藤美由紀さんを豊平区のルネサンスホテルの近くにある自宅へ送ってから、地下鉄環状通東駅の近くにある理容「ベック」で散髪。ここは、値段が安い割だけでなく仕事が丁寧で、しかも待ち時間が短いという理想的な店である。
 その後、喫茶店「岳」に立ち寄り、ドラッガーの「イノベーションと起業家精神」を読む。アメリカにおいては、ハイテク企業ではなく体系的にマネジメントされた起業家精神を持つローテク企業が、大いに雇用を創出したこと。それは、アメリカの若者たちの価値観や生き方に、何かが起こった結果だというドラッガ-の分析が印象的だった。行き詰まりを示すわが国の経済を、起業家精神を持った若者たちが大勢現れて再び発展へと導く可能性はあるのだろうか?


7月6日(土)  ホームページ開設一周年

 このホームページを開設して、今日で丸一年になる。この間、アクセス数は1万3千を超え、いろいろな人に見ていただけたようだ。今月1日には、職場のホームページを開設したが、このホームページの作成、運営に悪戦苦闘した経験が役立ってスムーズに作業を進めることができた。
 今日は、久々にスケジュールが入っていない。一日を自由に使えるということは、実に精神的なリフレッシュに役立つものだ。せいぜい疲労回復を図ろうと思う。
 昨夜、YOSAKOIソーラン祭り道庁会場について、スタッフを抜けたいと思ったが言い出せなかったのだが、Sさんから昨夜の5名あてに「現在のよさこいの中では、私自身の「居場所」はない」とのメールをいただいたので、これに返信する形で、来年の6月は、北海道自治体学会政策シンポジウムに専念したい旨を関係者に伝えることができた。
 久々に、江別グレシャムアンテナショップに足を運ぶと、意外なことに管理人の他には小学生が一人パソコンでゲームをしているだけで、ガランとしている。旧いレンガ造りの建物を改造したというだけでは、人は集まらないということかも知れない。



7月5日(金)  YOSAKOIソーラン祭り道庁会場打上げ

 昼過ぎに、ビデオプロジェクターを使ってプレゼンテーションを行う。ビデオプロジェクターは高価だし、やや使いづらい機械だが、慣れるとパソコンの画面を鮮明に映し出すことができるので便利である。
 午後7時から、オフィス・タウンクリエイトでYOSAKOIソーラン祭り道庁会場のコアスタッフの打上げ。席上、来年どうするかが話題になった。私としては、YOSAKOIソーラン祭りに対するスタート当初の感動が薄れ、北海道自治体学会の政策シンポジウムとも時期的に重なるため、正直言ってスタッフを抜けたいのだが言い出せる雰囲気ではなく、スッキリしない思いで帰路についた。



7月4日(木)  北海道大学大学院社会人入試ガイダンス

 日中は、いろいろと頼まれごとが多く、あわただしい一日だった。6月30日(日)の政策シンポジウムに精力を費やしたため、集中力が続かないし、夜もいつの間にか寝込んでいるという状態が続いている。
 午後6時から北海道大学文系共用講堂で、大学院社会人入試のガイダンスを受ける。私以外には、10名くらいの人が集まっており、うち2名は60歳を超えているようだった。配布された資料を元に説明を受けたが、授業は平日の昼間に一般の大学院生と一緒に受けるとのことであり、必要な30単位をクリアーするのはかなり難しそうだ。



7月3日(水)

 政策シンポジウムの疲れが抜け切らず、頭が少しボーッとしているし、夜はいつの間にか、電気もつけっ放しで寝込んでしまう。メールチェックしても、返事を書くのが億劫に感じられる。
 夕方、紀伊国屋書店に朝日新聞社の『民力』を探しに行ったのだが、ついでに講談社現代新書の『鬼平と出世 旗本たちの昇進競争』を購入する。田沼時代に江戸の火付盗賊改であった「鬼平」こと長谷川平蔵をモデルに、旗本たちの昇進競争を描いた本で、江戸時代の旗本たちの意識が、現代のサラリーマンに酷似していることに失笑を禁じえない。江戸時代は、役職に就けば持ち出しも多く、必ずしも経済的に実入りのあるものではなかったが、それでも旗本たちは出世したかった。それは、今日の「窓際族」に当たる「小普請」や「番士」で一生終わることはなんとも無念だったのではないだろうか・・・と筆者はいう。何となく理解できる気がする。


7月2日(火)  ザ・トレンチ

 職場のホームページに、アクセスカウンターを設置する。けっこうアクセスがあり、今日一日で200件を超えた。昨日アクセスカウンターが付いていたら、合わせて500件くらいにはなっただろう。
 夜、映画館蠍座で「ザ・トレンチ(塹壕)」を観る。第一次世界大戦中、1916年7月1日に、わずか2時間の間にイギリス軍の6万人が死傷した「ソンムの闘い」を描いた作品で、大量殺戮兵器が登場した第一次世界大戦の戦場を舞台として、戦争の非情さ、愚かさを余すところなく伝える作品である。観終わった後、久々に心から観てよかったと思った。


7月1日(月)  職場のホームページオープン

 昨日の北海道自治体学会総会&政策シンポジウムで重い荷物を持ち運んだりしたため、筋肉痛で足がガクガクするし、頭もボーッとする。しかしながら、お金の整理をしておかなければならないため、北海道銀行道庁支店でお金の出し入れを行う。例年よりも参加者が多かったため、預金残高がかなり増えた。
 4月下旬から作成に取り掛かっていた職場のホームページは、今日ようやくアドレスの一般公開に漕ぎ着けることができた。かなり反響があったので、アクセスもそこそこにあったと思うが、アクセスカウンター設置の手続きが終わっていなかったため、早速申請する。設置は、明日以降になる。