日記:2002年8月
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8月31日(土)  IT講習会〜風連町へ

 午後1時から8月のIT講習会の最終回。受講生も、パソコンの使い方が分かりはじめてきたとのことで、少し自分で勉強してから再受講を申し込みたいとのこと。
 午後4時14分過ぎに札幌市身体障害者福祉センターを出発し、札幌北インターチェンジから高速道路に入る。午後4時45分ころ野幌パーキングエリアで早めの夕食を摂ってから、一気に北上し、和寒インターチェンジで国道40号線に降りて、午後7時半ころ士別市多寄町の日向温泉に着いた。食事時間を差し引けば3時間くらいで着いた計算だが、高速道路を使うとやはり時間短縮になる。もっとも、通行料金も4,200円かかっているから、今回のように時間が惜しい場合を除けば、いつも使うわけにはいかない。
 午後9時から大広間で『北海道自治体学会フォーラム』の夜なべ談義に参加。午前零時30分ころまで話し合う。途中、窓の外に目をやると大小の虫、特に蛾がビッシリと窓に止っている。自然が豊かだということは、このように虫が多いということでもある。



8月30日(金)

 昨日は、半日軽作業を行ったため、出勤時に足腰に軽い筋肉痛を覚える。昨夜はけっこう熟睡できたが、肉体的に疲労していたためだろう。日ごろ運動とは縁遠い生活をおくっているので、こうした感覚は久しぶりである。
 仕事の方は、昨日印刷した報告書をホチキス止めする。電動式のホチキスなので、300部の報告書が2時間で仕上がった。早速配布の準備をして、午前中に配布の準備を終えた。
 午後3時過ぎにS町企画課のB主幹が政策評価について相談にくる。政府支出の見直しに伴い、聖域なき政策評価が待ったなしになっているのだ。
 その後、ホームページの更新をして午後6時過ぎに帰路に着く。


8月29日(木)

 昼過ぎから、リソグラフを使って報告書を300部印刷する。全部で88ページになるので、1時半から5時まで3時間半ビッシリかかった。明日は、これをホチキス止めして配布することになる。日ごろはパソコンで目を酷使しているので、たまにはパソコンを見つめないで済む、こうした作業はある面でリフレッシュになる。
 午後6時に職場を出て、南1条東6丁目の携帯電話ショップに出かける。6月23日(日)のYOSAKOIソーラン祭り道庁会場の際に、PHSを胸ポケットから落とし、メタルカラーのボディーに大きな傷がついているので新品に替えようと思ったのだ。しかしながら、現在は二つ折りタイプが主流でストーレートタイプは在庫がないとのことで、諦めて帰ってきた。


8月28日(水)

 朝の通勤電車の中で、『公共事業の正しい考え方』(井堀利宏著)を読み終える。公共事業には、国民の生活を便利で快適なものにするために必要な社会資本を整備するという役割の他に、景気刺激策という二面性があり、バブル崩壊後、景気刺激策としての公共事業が乱発され財政を破綻のふちに追い込んでいるため早急に公共事業を削減する必要があるというのが、著者の主張である。この考え方に同意する人は多いであろう。
 先月末から取り組んでいた報告書は、担当セクションとの調整も終わり、いよいよ配付の準備に取り掛かることができた。明日、明後日には印刷して配付することができると思う。あともう一息だ。


8月27日(火)  「−市民の手で変えよう−これからの公共事業」

 朝の通勤電車の中で、『社会的共通資本』(宇沢弘文著)を読み終える。農業、教育、医療、環境などが社会的共通資本として挙げられている。
 午後6時から、北大のクラーク会館でシンポジウム「−市民の手で変えよう−これからの公共事業」に出席する。前半の基調講演で、声が小さいからマイクを持って話せとか時間がないから早く話を済ませろなどと口うるさいオバサンがいたが、それが後半のパネリストであるアウトドアライターの天野礼子氏でこれしは幻滅してしまった。
 パネルディスカッション自体はなかなか面白く、特に北海道グリーンファンドの鈴木亨氏のドイツでは、風力発電が10万人の雇用を生み出しているという報告は、今後のわが国の経済を考える上で、不可欠の視点だと感じた。


8月26日(月)  『二兎を得る経済学』

 朝の通勤電車の中で、昨日道立図書館から借りた『二兎を得る経済学』(神野直彦著)を読み終える。二兎とは、景気回復と財政再建であり、スウェーデンの経験に学べば、「学びの社会」を築くことであるという。
 午後4時半頃、本別町総合福祉センターの砂原所長から電話があり、ロビーで30分ほど懇談する。飯山明美さんも一緒にきており、明日介護保険の研究会で報告をするのだという。先週まで取り組んでいた報告書が仕上がっているので、あまり焦ることもなく、いろいろな仕事を片付けることができるので非常に気楽である。
 道内企業から高校新卒予定者への求人倍率は、7月末現在で過去最低の0.20倍だという。大学進学率が4割程度の本道において、極めて厳しい状況だ。何とかして本道経済に立ち直ってほしいものだと思うが、従来型の公共事業頼みでは活路は見出せないだろう。遠回りに見えても「学びの社会」を築くより他に、道はないかも知れない。


8月25日(日)

 今年3月から、2週間ごとに道立図書館で経済学の本を借りて読んでいる。今回借りたのは、『社会的共通資本』(宇沢弘文著)、『公共事業の正しい考え方』(井堀利宏著)、『二兎を得る経済学』(神野直彦著)の3冊。いずれも、東京大学経済学部の教授または名誉教授だ。少なくとも、マクロ経済学の分野では、私が読んで分かりやすく面白いと思える本の大半は、東京大学経済学部の研究者の著作である。レーガノミックスの評価、ヴェブレンの制度経済学など、少しだけ読んだことがあって、実際にどのように考えてよいのか分からない議論が盛り込まれている点は、自分の勉強不足も痛感させられる。それにしても、本道の地域経済をしっかりと捉えた本が見当たらないことは残念だ。経済理論を分かりやすく書き表すことは、それだけ難しいということだろう。


8月24日(土)  IT講習会

 午後1時からIT講習会の第3回目。一般的なカリキュラムとしては、ブラウザソフトでホームページの閲覧となるのだが、今回は受講生がホームページの閲覧を希望せず、代わりに表の作成を希望されたので、その練習を行うとともに、自宅のパソコンがフリーズしやすいとのことだったので、ハードディスクのエラーチェックや最適化の方法を教える。今回の講習は、受講生だけでなく、第2回目からは奥さんも一緒に受講している。1年前だったら勘弁してほしい状況だが、場馴れしたためあまり苦にならない。
 帰宅途中、地下鉄環状通東駅付近にある行きつけの床屋で散髪。いつもは安い早いまあまあ上手いということで気に入っている床屋だが、顔剃りの際に少し切り傷をつけられてしまった。痛かったが、このようなことで怒っても仕方がないので笑って許す。


8月23日(金)

 昨日依頼された仕事の成果品を、午前10時半に依頼先に届け、その後は積み残していた仕事を片付けにかかる。
 一応仕事に一区切りついたので午後6時前に職場を出て、紀伊国屋書店地下の「珈琲茶館」で今月のコーヒーをいただく。名前は忘れたが、コクがあって美味しいコーヒーだった。ここには、月刊ボラナビを置いているのだが、表紙に「祝・5年目突入!!」と書かれた9月号が置かれていた。早いもので、月刊ボラナビが創刊されてから4年が過ぎたのだ。月刊ボラナビに、1万円以上の協賛金を出した企業や個人は名前が掲載される。私は、2号目から毎月1万円ずつ協賛金を出してきたのだが、9月号では名前が消えていた。9月号は通算49号目だから、これまで48万円寄付してきたわけである。これまでできる限り協力してきたが、すっかり定着したようなので、月刊ボラナビに出してきた協賛金は、そろそろ別の団体の支援に振り向けようかと思う。



8月22日(木)

 午前10時から、元フジヤサンタスホテルだったビルの会議室で打合せを行う。その後、少し調べものをしているうちに昼になってしまう。ニシムラ国際ビル地下の弘栄堂で経済学の本を探すと、宮沢健一先生の「産業連関分析入門」の第7版が出ていたので、早速購入する。
 午後からは、報告書について何人かから意見をもらっているうちに、またもや急ぎの依頼が入る。明日の昼までに仕上げてほしいとのことで、休む間もなく仕事モードに入る。午後8時半までかかってようやく仕上げることができた。これまで何度も煩わされた仕事なので、今回は思いのほか早く片付いた。
 今日は「ボラナビの集い」がある日なので、正直言って行こうか行くまいか迷っていたのだが、急ぎの仕事が入ったことで悩まないで済んだ。やるべきことを取捨選択しないと、身体がもたなくなりそうだ。


8月21日(水)  IT講習会プロジェクトチーム打合せ

 先月末から取り組んでいた報告書の原稿が完成し、関係セクションにチェックしてもらっている間、久しぶりに仕事に追われないで済んでいる。この間に積み残した仕事を、一生懸命片付けにかかる。
 午後7時から、NPOサポートセンターでIT講習会プロジェクトチームの第3回目の会合。議題が盛りだくさんで時間が足りなかったが、斜里町でのパソコン講習や北見市向けのパソコン講習テキストの作成など、外部からいろいろな仕事が入ってきている。
 午後10時少し前に打合せが終わり、高平さんの車でJR札幌駅まで送っていただく。1ヶ月くらい前に講習した新車とのことであるが、シートにビニールがかぶさったままでガサガサ音がするし、お尻や背中のところが滑って座り心地が良くない。思いがけない経験だった。


8月20日(火)  恵庭市の福祉施策視察

 午前11時過ぎに先月末から取り組んでいた報告書の原稿が完成し、関連のセクションにチェックをお願いする。80ページに上る報告書を1ヶ月足らずで仕上げたため、担当セクションからは驚かれた。
 その足で恵庭市へ出張し、午後1時半から恵庭市の福祉施策について市の担当者からお話しをうかがい、施設や街路のバリアフリー整備の状況を視察する。ハッキリ言って、恵庭市の福祉施策は、決して先進地と言えるものではないが、限られた財源や人材の制約の中で、それなりに精一杯やっているという感じだ。
 午後5時過ぎに職場に戻り、午後7時過ぎまで残業。



8月19日(月)

 旭川市役所の石田さんから電話があり、北大の神原先生たちが提案した市民参加条例案を入手したいとのこと。あちらこちら連絡して、ようやく提供することができた。
 風連町から北海道自治体学会フォーラムの参加書類が届いたので、早速6,300円を振り込む。宿泊は、士別市の日向(ひなた)温泉。相部屋だが、朝食付きで4,300円(税込み)は安い。
 報告書の方は、9割方完成したので残業は午後7時過ぎに切り上げ、皮表紙付きの手ごろなノートを探しにでかける。一橋大学の関博光教授の『現場主義の知的生産法』などで、B5やB6のノートを携帯してメモを取るという方法に関心を持ったので、一つ真似てみようと思ったのだ。ロフトの4階にある文房具コーナーで見つけた、リサイクル革製品のノートが気に入ったので購入する。一寸硬めだが、使っているうちになじんでくるだろう。


8月18日(日)

 久々に休日出勤して仕事を片付けようかと思ったが、今ひとつ体調が良くないので静養に努める。日ごろ睡眠不足なので、タップリと寝溜めをして、疲れを完全に取りたいと思うのだが、なかなか寝溜めはできない。実際問題として、昼間まで寝ていても生活時間のリズムがくずれてしまうので、寝溜めはできないというのが科学的な事実らしい。今のところ、ニッカのシードルワインや、キリンのツードッグズなどの軽い果実酒を飲むと寝つきがよいので、最近は思わず買ってしまう。寝不足で一週間がスタートするのは、辛いと思うからだ。6月くらいから左手が少し痺れる感じがするので、とにかく休息が必要だと痛感している。


8月17日(土)  IT講習会

 午後1時から、札幌市身体障害者福祉センターでIT講習会の2回目。受講生Mさんの奥さんも、2年前にワードを習ったのだがしっかり覚えていないので一緒に講習を聞きたいという要望があり、質問に答えながらじっくり講習を行う。キーをかなり覚えたので、ローマ字入力もあまり不自由なく進んだ。次回は、文字の入力の復習とフロッピーディスク等への文書ファイルの保存や呼び出しができそうだ。それにしても、受講生の状況にきめ細かく対応したテキストが用意できていない。ワードと2000リーダーの組み合わせのテキストがないので、復習が大変だろう。来週21日(水)のプロジェクト会議で、提言しようと思う。


8月16日(金)

 昨日、名寄信金風連支店の口座に振り込んだ政策フォーラム支援費が、口座誤りで訂正を求められた。しかも、口座変更手数料が630円もかかった。もちろんこうした費用は自腹を切っているので、会計担当は割りの合わない仕事である。
 昼休みに、JR札幌駅地下街の喫茶店「まりも」に行った。ここは、人の流れからやや外れているため、あまり混雑していない点が気に入っている。メニューは少なく、美味いのはホットケーキくらいだが、落ち着いて過ごせる時間は、何にも換え難い。
 仕事の方は、午後8時までサービス残業。普通電車で帰ったのだが、途中疲れていためか記憶がなく、白石駅くらいかなと思っていたら「野幌駅」とのアナウンスが耳に入ったので急いで降りた。実は、昨夜も眠っているうちに高砂駅まで乗り越しており、体力的に疲れがピークに達している感じがする。


8月15日(木)

 北海道自治体学会政策フォーラムに対する支援金20万円を振り込む。振込み先は、名寄信金風連支店だが、何と、振込み手数料が840円もかかる。一体、この手数料はどのように分配されるのだろう。オンライン使用料か何かが、高いのだろうか。
 仕事の方は、午後8時までサービス残業。報告書の方は、かなり形ができてきたが、もう少し内容を加えたいという思いもあり、なかなか満足いく状態にならない。今から5〜6年前の自分なら、一年分の仕事を一ヶ月でこなしている感じだ。少し息切れがしそうだ。


8月14日(水)

 午前10時過ぎに北海道自治政策研修センターの浦さんから電話があり、6月末に納品されたばかりの北海道自治体学会案内パンフレットに掲載されている事務局(北海道自治政策研修センター)の電話番号が誤っていることが分かった。確か5千部作成したはずで、訂正作業の手間を考えると途方にくれてしまう。
 上司から残業が多すぎると注意される。良い仕事をしようと思うと時間がいくらあっても足りないくらいだが、明日できることは今日するな式のことを言われると参ってしまう。別に残業手当など十分に出なくてもいいから、思う存分に力を発揮したいものだ。そんなわけで、今日は久々に午後6時を少しまわったところで帰路につく。


8月13日(火)

 今日は、実務研修生が入力作業を手伝ってくれることになったので、これまで手がまわらなかった古い資料の入力をお願いする。一方、夜半までかかって報告書の整理に取りかかる。これで一応の目処がついたが、ここまでくるともっと分析を進めたいと欲が出てしまう。もう少し簡単に片付くかと思っていたが、これは一ヶ月どころでは片付かない大きなテーマなのだと実感させられる。何とか今週中に片付けて、来週は別のテーマに取りかかりたいと思う。


8月12日(月)

 本州では記録的な猛暑だそうだが、本道はスカッと晴れた日が極端に少なく、雨が降って膚寒いような毎日が続いている。このままでは、夏らしい日もほとんどなくこの夏が終わってしまいそうだ。
 お盆休みの人が多く、電車が空いている。仕事が片付けば休みたいのだが、なかなか仕事が片付かないため今日も朝から一心不乱に処理にかかる。毎日、仕事の話しばかりでこの日記も面白くないと思うが、今週一杯はこんな日が続きそうだ。


8月11日(日)  大人の文化祭

 今日は朝から、「大人の文化祭」の会場に足を運ぶ。午前11時半から、「シニアネットとエコマネー」に参加。富山社会人大楽塾のエコマネー「夢たまご」の交流実験に参加する。エコマネーの裏書や交換の仕方が体験できて面白かった。
 午後1時半からは、「シニアネットによるコミュニティビジネス」に参加。三鷹市にあるNPOシニアSOHO普及サロンの取り組みについての報告を聞く。IT講習などの事業が軌道に乗って、2001年度の収入は5000万円にもなるそうだが、IT講習事業を後発の団体に譲るよう無言の圧力をかけられたり、SOHOでやっている人たちに対して営利目的だという非難があるなど、いろいろと問題が発生しているそうだ。
 今後、コミュニティビジネスが成長する過程では、同様の問題があちらこちらで発生することだろう。非常に参考になった。


8月10日(土)  IT講習会

 午前11時過ぎに、「ちえりあ」で開催中の「大人の文化祭」の様子を見に行く。プログラムの多くが午後1時スタートだったため、すぐに引き返す。
 午後1時から、札幌市身体障害者福祉センターでIT講習会スタート。前半1時間余り、パソコンとはどのようなものか解説し、その後マンツーマンでの講習を行う。私が担当することになったMさんは、10年前から緑内症で視力が低下したとのことで、矯正視力が0.1であることに加えて視野の欠損もあるそうだ。画面の方は、拡大すると見えるようだが、キーボードの文字が読めないのでこれから覚えることにする。
 午後5時に、18年来のつき合いであるMさんと1年ぶりに会って話しをする。JR札幌駅北口の喫茶店に入ろうとしたのだが、閉店時間だったので、隣の焼き鳥屋に入り一杯やる。2時間程度話しをして別れたが、函館に住んでいたころでは想像もつかなかったお互いの運命の変化を感じさせられた。


8月9日(金)

 昼過ぎから赤れんが・政策検討プロジェクトの第5回検討会に出席する。その後、席に戻ると釧路公立大学経済学部の新山教授が来ていたので、現在取り組んでいるレポートについて報告する。
 今日は、YOSAKOIソーラン祭り道庁会場の打上げパーティーがあったのだが、行けるかどうか分からなかったので、昼過ぎに田中さんに写真のCD−ROMを預かっていただいた。実際のところ、午後9時近くまで残業となり、結局パーティーには行けずじまいだった。


8月8日(木)

 今日もほぼ一日中、報告書を書いていた。思いの外手間がかかり、今週中には終わりそうもない。午後9時まで残業となる。
 午後10時45分に、Mさんから電話がある。今から18年前、函館に住んでいたころからの友人で、当時は二人とも今日の生活が想像もできない状態だった。もし、今日のことが想像できていたら、何か別の人生もあったのだろうが、それは不可能なことだ。10日(土)に久しぶりに会って話しをすることにする。


8月7日(水)  親友(チング)

  劇団四季のミュージカル「キャッツ」と「オペラ座の怪人」の経済効果を分析した資料がみつかり、早速問合せのあったシンクタンクに提供する。
 また、「食料産業分析用産業連関表」に関する報告書を書き始め、大体の筋書きができた。後は、どれだけ集中して報告書を仕上げるかである。
 ここしばらく、慌しい毎日が続いていたので、リフレッシュのため蠍座に映画「親友(チング)」を観に行く。韓国映画は、自由で生き生きとした力強い作品が増えているが、この作品も実に良くできた作品で心から楽しむことができた。


8月6日(火)

 四国の香川県にあるシンクタンクから、劇団四季のミュージカル「キャッツ」の経済効果について問合せがあり、いろいろと調べるがなかなか材料がみつからない。
 その一方で、ここ2週間近く没頭してきた「食料産業分析用産業連関表」がようやく完成し、午後10時過ぎに最終チェックを終えたときには、心底ホッとした。


8月5日(月)

 午前中、札幌市へ外勤し、保護指導課のH係長から、「高齢者が住みやすいまちづくり」のあり方について、ご意見をいただく。
 昼過ぎからは、「食料産業分析用産業連関表」の作成に没頭し、完成まであと一歩のところまで漕ぎ着けた。明日か明後日には、いよいよ本道における食料産業の実態を明らかにすることができる。
 午後9時からSさんと、第2ワシントンホテル2階の居酒屋で一杯やりながら懇談する。午後10時過ぎに散会し、帰宅する。


8月4日(日)

 週明けになると忙しいので、今日は徹底的にリフレッシュを図ることにする。
 午後2時5分から蠍座で、メキシコ映画「アモーレス・ペロス」を観る。映画は、舞台となっている場所や時間の雰囲気を表現するものだが、この作品に描かれたメキシコの現状は、荒っぽく殺伐としたものだ。アジア映画などで見る細やかな人情と比べると、ラテン気質の激しさ、荒々しさが伝わってくる。ただ、第3話の主人公である初老の殺し屋チボーが、元革命家で「私は公平な社会を作りそれを皆と共有したかった」と独白する場面は、何とも物悲しいものだった。物語全体の雰囲気とは、その場面が特に異質で、それだけに印象的だった。



8月3日(土)  パソコンの設定調整

 午後1時半過ぎから、札幌市身体障害者福祉センターのパソコン室で、IT講習会用のパソコンの設定調整を行う。前田さん、高橋さん、佐藤さんと4人がかりで作業を行ったので、1時間程度で終了した。
 その後、高橋さん、佐藤さんと1歳半の娘さんを乗せて帰路に着く。石山通りのラルズで高橋さんを降ろし、中島公園に近づいたところで、佐藤さんの娘さんが車酔いのせいか嘔吐したので、近くのセイコーマートに駐車し、ティッシュとミネラルウオーターを購入する。少し休んで体調も回復したようなので、豊平川対岸のルネサンスホテル近くにあるお宅の前まで送った。


8月2日(金)

 今週は、仕事に没頭した一週間であり、アッという間に週末になってしまった。
 流石に週末になって疲れが溜まったので、午後8時に仕事を切り上げて帰ろうとすると、同じ職場の某氏と出会い、ホームページの作り方について相談を受ける。結局、午後11時半頃までかかってほぼ希望に沿った形のページを作成し、サーバーへ転送する。
 午後11時58分発の終電に乗ると、着物姿の若者で混雑している。どうやら、花火大会があったらしい。わざわざ札幌まで見に行くのは大変だったろうと、思わず感心してしまった。



8月1日(木)

 職場のホームページは、今朝アクセスカウンターを見ると1480くらいになっていた。アクセスカウンターを設置したのは、開設のお知らせを行った翌日だから、7月中に1500を超えるアクセスがあったことになる。他のホームページと比較してまあまあのアクセス数である。先日から、ヤフーやグーグルでも検索できるようになったから、今後は、電話などの問い合わせには、「インターネットで検索できます。」と言おう。
 朝からエクセルマクロに取り組むが、思うように動いてくれないので参ってしまう。マアニュアルを読み、いろいろと試すうちにようやく動きホッとする。これでようやく作業の一番面倒な部分をクリアできそうだ。
 めずらしく問い合わせの電話などもなく、ほぼ一日作業に没頭できたことは有り難かった。来週中には、この作業が実を結ぶことになると思う。職場のホームページも、このネタで1カ月ぶりに更新することができそうだ。