日記:2003年4月
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4月30日(水)

 昨日と同じく、雨降りの上に強い風が吹いて、出勤時は靴やカバンがびしょぬれになった。
 昨日受け取ったスーツを着て出勤したが、布地がソフトでなかなか着心地が良い。今後は、順番に大丸プライベートブランドのオーダースーツに替えて行こうと思う。
 YOSAKOIソーラン祭り道庁会場の運営については、今年は外れたが、昨年まで道庁会場で踊っていた道庁職員チーム「舞道々面」(まいどどうも)のメンバーから頼まれて、午前10時台で出場できる可能性を確認したが、既に出場チームと時間がキッチリ決まっていて、割り込む余地はないとのこと。大きなイベントを運営して行く上では、様々な要望に一々きめ細かく対応する余地はないかも知れないが、こうした点からも肥大化し過ぎた祭りの問題点が感じられる。
 『社会福祉施設整備の経済効果の分析に係る報告書』については、結局4月中に印刷することができなかった。ただ、今後の配付のために準備する時間があったので、印刷以外はそれほど慌ただしくはならないと思う。


4月29日(火)  みどりの日

 今日は、みどりの日で仕事は休みである。寝不足が続いていたため、8時過ぎまで寝ていられたのはありがたかった。
 昼過ぎに札幌へ出かけて、札幌地下街のドトールコーヒーで郵便振替用紙に口座番号と加入者名を押印する。北海道自治体学会の会費納付用である。会計を担当していると、こうした雑用がいろいろとある。ドトールコーヒーは、案外こうした作業に没頭できる場所だ。
 大丸7階の紳士服オーダーコーナーで、4月14日に注文していた大丸ブランドのスーツを受け取る。ミデアムグレーの春夏秋用で、全体的に仕上がりが良く気に入った。試着室で一度着てみたのだが、車椅子も入れるという広い部屋で、流石に新しいデパートだけのことはある。
 ヨドバシカメラでシェーバーを購入した。今まで使っていたシェーバーの切れ味が悪くなったことと、掃除が面倒だったため、水洗いできる製品に買い換えたのである。帰宅後一度試してみたのだが、使った後、肌が少しヒリヒリするのは、それだけ深剃りしているということだろうか。これまでの製品は、旅行用にまわし、今まで予備に置いていた古いシェーバーを捨てた。
 さらに、サイズの合わなくなったスーツや押入れの奥に突っ込んでいた古いラベル類を整理する。以前は思い出があって捨てられないでいたものが、ほとんどがガラクタであることに気付き、このようなガラクタに恋々として、今まで捨てられないでいた自分の未熟さに呆れてしまった。


4月28日(月)

 昨日は、統一地方選の後半戦だった。北海道自治体学会の関係者も、当選したり涙を飲んだりと明暗が分かれる結果となったが、恵庭市を辞めて市議会議員に初当選した中島興世さんは、2位以下を大きく引き離してトップ当選だった。恵庭市や江別市では、なかなか市議会議員の議席が確定しなかったため、午前2時までNHKの選挙速報番組を観ていた。
 昼過ぎに、北海道自治体学会の渡辺事務局長から電話があり、午後7時から北海道自治体学会政策シンポジウムに関する打ち合わせを実施したいとのことで、急遽集まることになった。今川さん、嶋田さん、渡辺さんと4人で打合せを行い、政策シンポジウム後半のパネリストを決めた。司会進行が森先生でなければ、もっと簡単に済んだと思うのだが、本当に困ったものだ。


4月27日(日)  ボラナビの集い

 昨日は朝から雨だったが、今日は一転してよい天気である。
 昼過ぎの快速電車で札幌へ出て、大丸7階のイノダ珈琲店でスパゲティセットをいただく。トマト風味のイタリアンスパゲティは、ソースが程よくからんで美味しく、セットで頼んだコーヒー「アラビアの真珠」も最初から入っている砂糖とミルクの配合が絶妙である。最近、エスプレッソ風のコーヒーを出す店が増えてきて、苦いばかりで香りもコクも感じられない場合も多いが、この店のコーヒーは、深いコクと味わいを備えた絶品である。
 午後3時から、「ボラナビの集い」に参加する。今回の内容は、「ごちボラ」の商品を試食するもので、20人を超える参加者で会場の居酒屋は一杯になった。「ごちボラ」は、食料品を中心とする道産品をネット販売し、代金の5%をボランティア団体に寄付する仕組みである。この秋には、「ごちボラ」を宣伝するために大きなイベントを開催したいとのことで、今回は「ごちボラ」について意見を聴く機会でもあった。
 帰宅途中、野幌のヨーカドーに入っているメガネサロン中川で、新しいメガネを受け取る。値段は56,700円と高いが、フレームもレンズもピッタリでとても快適である。



4月26日(土)

 朝10時過ぎに、札幌市東区のI歯科医院で定期検診を受ける。一昨年の5月から定期検診に通っており、最初のころは毎月歯石を取ってもらっていたのだが、最近は3カ月くらい間を置くようになった。歯石を取ってもらうときは痛いし、お金もかかるのだが、歯周病は気がついたときにはかなり進行しているケースが多いらしいので、将来歯の悩を少なく済ませるための保険のように思っている。今回は、歯や歯茎の状態はかなり良いということで、とても簡単に終わったし次回の定期検診も3ヵ月後に指定された。
 パールモンドールで、『Excelで学ぶ計量経済学』を読む。データが少し古いことが難点だが、知りたいことがある程度分かりやすく書かれている。短時間だが集中して読むことができたため、全体を読み通す目処が立った。
 帰宅途中、五番館西武で太陽油脂の石鹸シャンプーを購入する。値段は高いのだが、環境にやさしい製品ということで、かなり前から利用している。五番館西武は、大丸オープンの影響で先月の売上が対前年同期比で2割も落ちているという。西武百貨店自体が流通業界の中で負け組みとなり、経営再建を余儀なくされている状況にあるせいか、全体的に活気がないように感じる。一時期は、文化戦略が時代の最先端を行っていると思われており、一世を風靡していただけに今日の低迷は予想外である。


4月25日(金)

 良く晴れた朝だが、冷え込みはそれほどでもなく、スプリングコートを着ていても少し暑く感じられるほどである。道南では、ゴールデンウイーク中が桜の見ごろだが、札幌近郊ではもう少し後だろうか。昨年は、円山公園で開催されたバーベキュー・パーティーに参加したのだが、今年は予定がない。
 室蘭の楢崎製作所が民事再生法を申請し、1−3月期における道内の完全失業率が8.1%を記録するなど、本道経済に関する暗い話題が相次いだ。例年、1−3月期は本道の失業率が高まる時期だが、4−6月期でどれだけ回復するだろうか。
 今日は、午後7時からオフィス・タウンクリエイトでYOSAKOIソーラン祭り道庁会場の打ち合わせである。YOSAKOIソーラン祭り道庁会場は、平成8年から毎年スタッフとして手伝っているのだが、今年はスタッフには加わらないことにした。最初のころの学生手づくりの素朴な雰囲気がなくなり、商業主義ばかりが目に付くようになって、スタッフとして手伝う気がしなくなってしまったのだ。今年も、一応見に行くとは思う。しかし、最初のころのように夢中になることは、二度とできないのではないだろうか。


4月24日(木)  第3回議会研究会

 『ソフィーの世界』は、現実と空想の境界が曖昧であることや、人生の短さはかなさなどを感じさせてくれた。初めてニーチェの『ツァラトゥストラ』を読んだときのような、新鮮さを味わった。
 目の前の現実は変わらないが、今のうちにできる限り経済学の知識を高めたいと思っている。「宗谷支庁における観光産業の経済効果」のレポートがまとまったので、早速宗谷支庁へ結果を送信する。「社会福祉施設整備の経済効果」についても、ようやく原課から了解を得て、印刷・配付の準備ができる状態になった。
 午後6時ころ、大丸地下1階食品売り場の「カフェ・メルカード」でアメリカンコーヒーとビスコッティで軽く腹ごしらえする。ビスコッティは、コーヒーに浸して食べるとなかなか美味しい。
 午後6時半から、第3回議会研究会に参加する。第1回目の研究会は、参加者が20名近くいたのだが、今回は7名である。午後9時過ぎに研究会が終了してから、「白木屋」で懇親会を開催する。札幌大学の浅野助教授から極東情勢を聞くことができて面白かった。


4月23日(水)   『ソフィーの世界』

 午前1時近くまで『ソフィーの世界』を読む。朝は6時に起きて、さらに読んでいるうちに全体の半分以上まで読み進んだ。西洋哲学が時代を追って紹介されており、カントを読み終えたところで出勤時間となった。
 今日は、高橋新知事の初登庁日である。午前中に職員向けの庁内放送や記者会見があった。ノー原稿なのでたどたどしい部分もあったが、無難にこなしていたのではないだろうか。
 午後6時過ぎから、大丸8階のブックス&カフェで『ソフィーの世界』を読み、1時間かけてフロイトまで読み進めた。帰宅後、残りの部分を読み進め、午後10時ころ読み終えた。


4月22日(火)

 昨日は朝から雨が降っていたが、今朝は、スッキリと晴れ渡っている。放射冷却現象のためか朝は肌寒かったが、日中はかなり暖かくなった。
 北海道自治体学会の方は、2002年度の会計監査も終わり、6月1日(日)開催の総会に向けて準備が一歩進んだ。
 夕方、堀知事の退任挨拶が庁内放送された。最初は、用意していた原稿を格調高く読み始めたのだが、途中から泣き声になり、嗚咽と絶句が続き、聞くに堪えない無様な挨拶となった。
 職場を出てから、大丸8階の三省堂ブックス&カフェで「ソフィーの世界」を読む。ここは、店頭の本を持ち込んで読み、買わないでそのまま返却することができる。今回初めて本を持ち込んだのだが、照明も明るく読書環境が整っている。1時間近くかけて、上巻の3分の2まで読み進めた。



4月21日(月)   札幌チャレンジドの佐藤さん、庄司さんと夕食

 昨日は暖かかったが、今朝は昨日の天気予報のとおり雪混じりの雨が降って寒い朝である。昨日購入したスプリングコートが、早速役に立つ。
 3月6日にJRタワーがオープンしてから、大丸ではスーツ、バッグ、スプリングコートを購入した。これからも、スーツや靴などを順次購入していくことになるはずである。このように大丸では、けっこう買物をすることが分かったので、大丸友の会に入会する。 午後3時ころ、札幌チャレンジドの佐藤さんと庄司さんが訪ねてくる。職場の中で、札幌チャレンジドのパソコン訪問講習事業を利用している方がいるのだ。午後5時半過ぎに執務室を出て、午後7時まで講習に立ち会う。午後7時過ぎにようやく講習が一段落したので、3人で「かでる2.7」2階のヌーベル・ドーで夕食をいただきながら、札幌チャレンジドの近況などを伺う。
 庄司さんの車でJR札幌駅まで送っていただき、そこで別れた。エスタ地下のビアード・パパでシュークリームを購入する。これは、札幌チャレンジドの杉山さんお勧めのシュークリームだ。帰宅後早速いただくと、皮がパリット固くて食べ応えがある。一口にシュークリームと言っても、様々なバリエーションがあるものだ。


4月20日(日)

 昼過ぎに、道立図書館でヴェブレンの『有閑階級の理論』とヨースタイン・ゴルデルの『ソフィーの世界』を借りる。『有閑階級の理論』については、先日、大丸の三省堂で立ち読みした経済学の本に京都大学の小野善康先生が紹介しており、ヴェブレンという経済学者にも興味があったので借りてみたのである。新刊は出ていないらしく、1961年の岩波文庫である。早速、パールモンドールで読むと、小野先生が紹介していた「みせびらかすための消費」に関する記述が出てくる。有閑階級は、それが生活上必要であるということよりも、自分が他人よりも良い暮らしをしていることを知らせるために、みせびらかすための贅沢や浪費をするというのである。
 今までのように、日本人の多くが大量生産・大量消費のライフスタイルに浸っていては、デフレスパイラルと産業の空洞化から脱却できないのではなかろうか。こうした状態から脱却するためには、日本人多くが、高級な国産品に目を向け、生活の質を高めることが重要なのではないだろうかという考えが浮かんできた。
 帰宅途中、大丸の紳士用品コーナーでスプリングコートを購入する。毎年、春先は上着をどうするかで悩む。今日は比較的暖かいのだが、明日から少し冷え込むらしいので、ハーフサイズの軽いコートが必要だと考えたのである。見た目はオーソドックスなコートだが、バーバリーの製品なので何となく洗練された感じがする。これで、明日の出勤時は迷わずスプリングコートを着て出かけられる。
 夜、皮革用のクリームで鞄を手入れする。クリームを塗り込むときに、気が付いた汚れも落とすので、鞄に汚れが付いたままということが少なくなる。週末に、靴や鞄などを手入れするという習慣は、これからも実行していきたい。



4月19日(土)  地方自治土曜講座第2回実行委員会

 午前10時から、札幌通運ビル5階の会議室で、地方自治土曜講座の第2回実行委員会に参加する。6月21日(土)〜11月8日(土)まで毎月5回の講座について、内容と担当者が決る。私は、第3回目を担当することになった。行政パートナー制度を設けて、大胆な行財政改革に取り組んでいる埼玉県志木市の担当者と知り合うきっかけとなりそうなので、少し楽しみである。
 午後1時過ぎに打合せが終わってから、嶋田さん、渡辺さん、田中さんと第2ワシントンホテル1階にあるレストラン「ジョージタウン」で昼食。午後2時過ぎに北広島市の大野さんも加わり、彼女が4月1日付けで議会事務局に異動したこともあって、地方議会のあり方について議論が盛り上がった。
 帰宅途中、野幌のヨーカドー1階にある中川メガネ店でメガネを新調する。先日、メガネサロン・ルックで作ったメガネが、どうもピッタリしないこともあって、いつもの店でオーダーしたのだ。検眼した結果、近視の度が少し進んでいるらしく、今までのメガネだと矯正視力が0.8までしか出ていないようだ。新しいメガネでは、矯正視力が1.2にアップしているので、細かいものが良く見える。
 帰宅後、成田さんへ、今年はYOSAKOI道庁会場を手伝えない旨メールを送った。成田さんからはすぐに返事があり、今までの手伝いに関する感謝と、観客として見に来てくれれば幸いとのことだったので、恐縮してしまう。



4月18日(金)

 今日は朝から風もなく、すっかり春めいた陽気である。夕方までかけて宗谷支庁における観光の経済効果を調べていたが、利尻島、礼文島への船便に観光客が支払う船賃は、年間32億円と推計され、離島航路の経営安定化に観光が大きな役割を果たしていることが分かる。
 美深町職員の長岐さんから、道展のホームページに掲載されている自分の油彩を見てほしいとのことでメールをいただく。人生と題する絵で、日常の風景がデフォルメされた洗濯機や流し台などの線描を中心に描かれている。人生というテーマは、無限のバリエーションを持っているはずだが、もしも自分に画才があったら、今現在の心象風景に写る人生というものを果たしてどのように描くだろうかと考えてしまう。
 夜、オフィス・タウンクリエイトの成田さんから電話がかかってくる。YOSAKOI道庁会場を手伝ってほしいとのことだ。成田さんに頼まれると、イヤとは言いにくいのだが、正直言ってYOSAKOIには興味が持てなくなってきている。世論がYOSAKOIに批判的になってきていることにかなり影響を受けているが、何と言っても最大の理由は、私自身がバリエーションに乏しい単調な踊りに飽きてしまったのだ。今年は、少し距離を置いて対応しようと思っている。


4月17日(木)

 朝は強い風が吹いて肌寒かったが、日中は気温が上がり、室内ではじっとしていても汗ばむほどになった。
 先月は、夜の飲み会が多く、ベルトがきつく感じられる状態になってしまったので、今月に入ってからお昼はファンケルの青汁だけで済ませている。それでもあまり空腹感を感じなかったのは、栄養過多を危険信号ととらえる身体の調整機能が働いているからではないだろうか。でも、今日は空腹感を感じるようになった。これは、調整が終わりに近づきつつあるからだろうか。
 夕方、産業政策推進室の稲垣室長から、北海道自治体学会の2002年度決算の監査を受ける。昨年6月に白老町の星さんから会計を引き受け、大急ぎで会計書類を整理して、おそるおそる監査を受けたものだが、今年は最初から決算を考えて書類を整理してきたので、あまり不安はない。それでも、監査を受けるのは心理的に負担になるものである。監査そのものは10分程度で終了し、次は、小樽市産業振興課の木村課長から監査を受ければ、2002年度決算は6月1日(日)の総会に諮れる状態となる。
 夕方、大丸で靴下を購入する。最近読んだ本によれば、洒落た靴下は、カジュアルにおけるお洒落のポイントらしい。ビジネスに派手な靴下は禁物だが、カジュアルでは、原色の派手な靴下が許されるし、かえってお洒落らしい。今度の週末は、19日(土)には地方自治土曜講座の実行委員会、20日(日)には江別市民国際交流協会の総会と、人前に出る用事が続いている、これで週末が少し楽しみになった。


4月16日(水)  私論−カジュアルの服装について

 今日は、気温が日中には20度近くまで上がることが予想されていたので、コートを脱いで出勤した。また、カバンも先日購入したコンパクトなものに取り替えたので、とても楽になった。朝は少し肌寒かったが、昼近くになると気温がぐんぐん上がり、じっとしていても汗ばむほどになったので、コートを着てこなくてよかった。
 机の回りをかなり整理したので、机が広々と使えるようになり、少しリフレッシュした気分だ。
 夕方、大丸でカジュアル用のジャケットをオーダーする。ここで、カジュアルの服装について私論を述べたい。カジュアルの服装については、私もそうだが無頓着な人が多い。ビジネススタイルとの区分が曖昧で、スーツとネクタイは外しても、ビジネスシューズとコートは、通勤時と同じ人もいる。カジュアルの服装について他人がとやかくいうことではないが、リラックスした服装の方が落ち着くと思う。ただ、リラックスといっても、だらしない格好では品性が疑われかねない。 カジュアルの服装は、バリエーションが豊富なだけに、きちんとしたコーディネートはなかなか難しいと思う。北海道は寒い時期が長いので、上着のバリエーションを考えなければならない。特に春先の時期は、日中は汗ばむほどでも日が落ちると急に寒くなったりするので、上着は不可欠だろう。それでは、どんな上着が良いのか。人により場所によりケースバイケースだが、喫茶店との相性から言えば、落ち着きやゆとりを感じさせる渋めのジャケットが一番だろうと思う。そして、靴はスエードのローファーだろう。それ以上のことは、私にも考えが及ばない。


4月15日(火)

 熾烈な選挙戦も、結果が出てしまえば何日も前のことのようだ。今日はもう規定事実として受け入れられ、それを前提に万事が進んでいる。
 午前中に、宗谷支庁商工観光課の観光振興担当者からメールがあり、宗谷支庁における観光消費の経済効果を分析したいとのこと。データを提供してもらって、私の方で計算することにした。観光消費の分析は、地元の観光資源や人々の観光行動などを考えながら分析できるので、面白いテーマである。

 お昼は、札幌駅地下街のファンケルで青汁をいただく。ストレートや豆乳入りは、青臭くて飲みにくいので、あきらめて果汁入りを注文することにする。「ひとみ元気サプリ」を入れてもらうのも定番で、スムーズに注文できるようになった。
 その後、夕方まで仕事に没頭する。経済分析の仕事は5年目に入ったので、年度が替わっても途切れることなく仕事を片付けることができる。
 ビジネス用の靴やスーツを揃えたので、次はカジュアル用の服装を整えようと思うのだが、今まであまり考えていなかったため、ビジネス以上に難しい。焦っても仕方ないので、雑誌やネットなどで調べて納得のいく情報を選択していこうと思う。


4月14日(月)

 出勤すると、当然のことながら、ひとしきり知事選の話題に花が咲いたが、既に道民の決定が出されたので、後は淡々とやっていくしかない。
 午前中は、「社会福祉施設整備の経済効果の分析に係る報告書」作成のため、後回しになっていた事務の処理をしているうちにアッという間に時間が過ぎてしまった。
 帰宅途中、アスティ45のメガネサロン・ルックで注文していたメガネを受け取る。今度のメガネはフレームが目立たず、レンズも小さくて軽いのだが、横から見るとレンズの厚さが目立つので外ではあまりかけられそうにない。大丸5階の水野メガネで外出用のメガネを作ろうと思ったが、気に入らないフレームを無理に勧められたのでやめてしまった。その代わりというわけではないが、6階の紳士服オーダーコーナーで、大丸のブランドであるトロージャンのオーダースーツを注文する。採寸がきめ細かいので、流石に百貨店のオーダーコーナーだけのことはあると感心する。大丸のオーダースーツがどの程度のものか、今回が初めてなので興味深い。
 さらに、同じフロア-でタケオ・キクチブランドの小ぶりなバッグを購入する。このバッグも、細かい部分まで丁寧な作りで芸術的とさえ呼べる製品だ。



4月13日(日)  知事選投票日

 今日は、いよいよ知事選、道議選、札幌市長選、札幌市議選の投票日である。あいにく、朝から雨模様で、そのせいばかりではないだろうが投票率も過去最低の61.81%となった。
 自宅にいても落ち着かないので、昼過ぎに自宅を出て札幌へ。大丸でスーツを作ろうと思ったのだが、ダークブルーとダークグレーのどちらにすべきか迷ったため、焦らずに明日以降決めることにする。帰宅後「サラリーマンダンディ学」を読むと、ハード産業には紺系色、ソフト産業にはグレー系色を選ぶのが常道とのことなので、取りあえずダークグレーにしようと思う。
 午後8時からNHKの選挙速報を見る。NHKが実施した出口調査の結果では、高橋、鉢呂の両候補が25〜30%の支持率でせり合っているとのこと。事前の世論調査の結果のとおりである。票が開いてくると最初から高橋候補がトップのまま推移し、午前0時直前に当選確実となった。一方、札幌市長については、有効得票数の25%を上回る候補者がなく、再選挙が確実となった。



4月12日(土)  北海道自治体学会事務局会議

 明日はいよいよ知事選及び道議選の投票日である。投票を終えるまで気分的にスッキリしないので、不在者投票制度を活用してみることとする。正午前に、不在者投票ため江別市民会館へ行くと、2階の会議室が投票場所となっている。最初に、不在者投票の理由を書いた書類を提出するのだが、「投票日当日は別の用事がある。」といった項目を丸印で囲んで提出するだけでとても簡単だ。その書類を提出すると、投票用紙と二重になった封筒をくれる。投票する候補者の氏名を書き、それを内封筒に入れて封をし、さらにそれを外封筒に入れて封をし、自分の氏名を書く。それを確認してもらってから投票箱に入れるという仕組みだ。こう書くと面倒くさそうだが、実際にはとても簡単ですぐに終わった。
 その足でJR野幌駅へ向い、JRと地下鉄を乗り継いで二十四軒のパール・モンドールへ。今日は、エクレアと紅茶をいただいた。
 午後2時から、JR札幌駅前のカフェ・ラ・トゥールで北海道自治体学会事務局会議に出席する。6月1日(日)に開催する総会の準備のため、新年度の運営委員の顔ぶれや、2002年度決算、2003年度予算案について打合せを行う。毎年それ程変わる要素はないのだが、午後5時半近くになってようやく打合せが終わった。
 渡辺さん、嶋田さんと3人で、タクシーでZepp・Sapporo(ゼップサッポロ 南9条西4丁目)へ向い、磯田さんのフィナーレ大集会に参加する。午後6時半ころ集会が終わり、会場から大通西3丁目まで行進してから、そこで最後の応援演説や決意表明。あっという間にテレビ塔の時計が午後8時を示す時間となり、フィナーレ大集会が終了した。
 その頃には気温が下がって、体が冷え切っていたので、北2条西3丁目にある「赤どり」という居酒屋で田中さん、嶋田さん、渡辺さん、成田さんと5人で打上げを行った。田中さんは、朝5時に起きて早朝の真駒内から一日中、磯田さんの遊説について歩いたそうだ。選挙のプロが仕切る選挙戦なら、最後の仕上げの段階で素人の出番はほとんどなかっただろう。そういう話を聞くと、今回の磯田さんの選挙戦は、正に手づくりの選挙戦だったのだということを痛感させられる。いよいよ明日は投票日で、14日未明には結果が判明するはずだが、いったいどうなるだろうか?


4月11日(金)  焼肉プライム

 午前中は、ロサンゼルス駐在員への連絡を頼まれたり、札幌市から研修資料の提供を頼まれたりで慌ただしく過ごす。
 昼休みに、焼き肉プライムで食べ放題に挑戦する。集まったメンバーは、磯田さん支持者が多いのだが、どうも本人が弱気になっているらしいとの情報があり、厳しさを実感させられる。
 午後6時から、かでる2.7で磯田さんの講演会に参加する。この集会については、今日のお昼に初めて聞いたくらいで、宣伝が行き届いていないせいか、出席者が200人程度と少ない。昨夜の高橋はるみさんの集会との落差を感じて、気の毒になってしまったが、これが現実というものだ。しかし、道民のほとんどは、こうした集会に参加することもないままに投票するのだから、たまたま集会への参加者が少なかったからといって絶望する必要はない。
 泣いても笑っても、明後日は投票日だ。今年1月半ばまでは、堀VS逢坂の一騎打ちかと思われてた今回の知事選だが、既に両者とも候補者ではなく、9人が立候補し、再選挙の可能性さえ真面目に検討される乱戦模様となっている。道民は、果たしてどのような判断を下すのだろうか。


4月10日(火)

 朝のニュースを見ると、昨日、北海道振興が民事再生法を申請したそうだ。ススキノのグリーンビルや、川沿のグリーンホテルなどを経営する老舗企業なのだが、バブル期の投資が過大だったようだ。道内の老舗企業が、次々と経営が行き詰まっていくのは、本道経済の低迷を象徴しているように思う。
 昼休みにファンケルの健康食品売場で青汁をいただく。一昨日は、ストレート。昨日は豆乳青汁。そして、今日は果汁青汁に挑戦したが、ストレートや豆乳青汁が青臭くて飲みにくいのに対して、果汁青汁はまあまあ美味しく飲める。「ひとみ元気」サプリを入れてくれるのも嬉しい。しかも、青汁は注文してから飲み終えるまでアッと言う間なので、昼休みの45分間でも、時間を有効に使うことができる。
 夜、高橋はるみさんの講演を聴きに行く。低迷する本道経済について活性化に役立つ方策を聴ければ儲けものだと思って足を運んだ。組織的な動員もあるかと思うが、会場の札幌市民会館大ホールは、満員の盛況だった。3月1日の事務所開きの際、初めて本人の話しを聞いたときは、まだ慣れていない感じだったが、今回は随分場慣れした感じで滑らかなスピーチだった。
 帰宅途中、野幌のヨーカドー内にある靴店「メルヘン」で、リーガルのコインローファーを購入する。ヒモ無しのビジネスシューズで、ちょうどコインを差し込める穴飾りが付いているのが特徴だ。それにしても、大丸がオープンして、格好のショールームができた感じだ。少し洒落た製品がほしくなり、時計やメガネ、スーツなどを新調してしまった。ブランド品については、大丸で買うよりももっと安い店が多いので、大丸で値段を見ると比較的安いような気がしてつい買ってしまうのだ。例えば、リーガルのビジネスシューズなど、大丸で2万円の製品がヨーカドー内の靴店「メルヘン」では、1万4千2百円で売っている。リーガルのビジネスシューズは、ごつごつした感じがして気に入らなかったのだが、実際に履いてみるとどっしりとした安定感があって履きやすい。これから、愛用しようと思う。


4月9日(水)  課長の送別会

 夜中に目が覚めてメールをチェックすると、砂川市の渡辺さんからメールがきている。8日の夜、滝川市内で知事候補の磯田さんを囲む集まりがあり、それに参加してきたとのこと。BSEへの取組みなどについて話されたようだ。拓殖短大の相馬暁教授との対談だったとのことだが、それにしては50人程度の参加者というのはちょっと少ないように思う。
 午前中、滝川市へ滝川駅周辺整備事業の経済効果について分析結果を提供する。今回は、栃木駅周辺整備事業の経済効果分析に関する報告書を栃木県庁から提供してもらったので、栃木県庁にもレポートを送信し、担当者と意見交換する。栃木県の産業連関分析用ワークシートを送信してもらったが、なかなか工夫して良くできている。パソコンが普及し、エクセルの使い方も全体にレベルアップしてきた感じだ。
 昼休みに、札幌地下街でファンケルの豆乳青汁を飲む。ストレートの青汁とは違うが、やはり青臭くて妙な味だ。明日は、果汁青汁を試してみようと思う。昨日から、青汁に挑戦しているのは、1カ月後に健康診断があり、コレステロール値などが要観察になっているので、体質改善を図っているのである。どれくらい効果があるか分からないが、1回当たり100円〜200円くらいのものなので、これで効果が表れれば安いものだ。
 午後6時から、センチュリーロイヤルホテル19階の「北の路」で坂上課長の送別会。課長は、4月15日付けで札幌市に復帰し、人事委員会事務局の次長になるとのこと。管理職として、きちんと仕事のできる人は意外と少ないものだが、札幌市から派遣されてきているだけに、仕事の要点を心得た優れた方で、お世辞抜きに評価できる人物である。課長が別の人だったら、この一年間やってきた仕事はもっとやりにくかった可能性が高い。



4月8日(火)  ビューティフル・マインド

 滝川市から依頼を受けていた分析がようやく仕上がった。滝川市では、ワードを使用しているとのことで、20ページ近い資料をワードで作成した。自宅ではワードを使っているので、それほど難しく考えてはいなかったのだが、一太郎ほどきめ細かな調整はできないことに気づき、ワープロソフト一太郎のレベルの高さを実感させられた。
 昼休みに、札幌駅地下街にあるファンケルの健康食品売場で青汁をいただく。1杯100円と高くはないが、不味い青汁をわざわざお金を出して飲む人がそれなりに存在することに面白さを感じる。100ミリリットルくらいの青汁に、スペシャルサプリメントを欄で入れてもらえるので、「目にきく」を入れてもらった。青臭い味で、好んで飲むものではないが、健康に良さそうなのでこれから時々利用したいと思う。
 春物のスーツがほしくなったので、新調する。以前は、スーツに関する最低限の知識もなく、ビジネス向けには合わない奇妙な色のスーツを作ったりする失敗を重ねてきたが、今回はライトグレーのチェック柄で、恥ずかしくなく着れるスーツである。
 滝川市から依頼を受けていた仕事に、一応の区切りが付いたので、午後6時前に職場を出て午後5時50分から、蠍座で映画「ビューティフル・マインド」を観る。数学者のジョン・ナッシュが主人公。均衡理論で1994年にノーベル賞を受賞した学者の、自らの狂気と闘った半生を描いた作品である。精神病院から出て、プリンストン大学の図書館に通い続ける姿は、痛ましくも印象的だった。



4月7日(月)  メガネ更新

 昨日購入した新しい靴を履いて出勤する。同じ靴でも足に合っていないと歩きにくいし、前回購入した靴はサイズ的には合っているのに、靴底が固いためかかとの部分が脱げてきて結局ほとんど履かないまま捨てるはめになった。今回は、その失敗があるため気を付けて買ったのでまあまあ調子が良い。
 帰宅途中、大丸のカフェを取材する。今回は、5階にある「ゆとりの空間」。名前の割には席がビッシリ配置されており、ゆとりは感じられない。コーヒーは1杯525円と、大丸内にある他のカフェと同じ値段で、やはり炭火焼風の濃すぎる味で、私の好みではない。これで、地下から最上階まで、大丸内のカフェにはすべて足を運んだのだが、7階の「イノダコーヒー」が一番良いと思う。それと、8階の三省堂書店に隣接するカフェもコストパフォーマンスが高い。
 フレームの小さな軽いメガネがほしくなったので、メガネを新調する。現在かけているメガネは、度数的には合っているのだが、春になったことでもあり、気分を変えるためレンズが小さく軽いメガネを新調することにしたのだ。今までは、野幌のヨーカドーに入っているメガネサロン中川でメガネを作っていたのだが、メガネは消耗品なのでもっと気軽に作り替えることができるよう、今回はアスティ45の1階にあるメガネサロン・ルックで作成した。私は、視力が0.1を切っているため、レンズやフレームの値段が高く、今までは1つ当たり5〜6万円かかっていたのだが、最近はメガネの値段もずいぶん安くなって、今回は2万3千円余りで済んだ。それでいてきちんとしたブランド品なのだから、かなり得をした気分だ。
 さらに、野幌のヨーカドーでリーガルのビジネスシューズを購入する。ヒモ付きのプレーントゥだ。帰宅後、古ぼけた靴を捨てる。ここしばらく、古い書類などをどんどん捨ててきたので、ようやく身辺がスッキリしてきた。
 帰宅後、イラク戦争のニュースを見ると、米軍はバクダッドの包囲を固め、大統領宮殿に進攻したとのことで、外交的にも戦後処理を視野に入れた外交交渉が始まっているようだ。しかしながら、フセイン一大統領の所在は今のところハッキリせず、どのような形で終わるのか想像がつかない。
 札幌チャレンジドのホームページを更新し、今日一日の仕事を終える。


4月6日(日)

 江別市民国際交流協会の佐藤事務局長から、昨夜送信した会則の改正案について訂正の依頼があったので、再度訂正する。
 午後2時から札幌へ行き、狸小路のタムラ靴店でビジネスシューズを購入する。「靴を見れば男がわかる」という本を買って勉強したのだが、ビジネスシューズはヒモ付きのオックスフォードタイプが基本で、つま先に飾りのないプレーントゥ、横一文字の飾りの付いたストレートチップ、両脇に飾りのあるウイングチップがある。また、より簡易なヒモ無しタイプにも、房飾りのついたタッセル。コインを差し込めるような穴飾りの付いたコインローファーなど様々なタイプがある。今までビジネスシューズに限らず靴全般について、現在履いている靴が古びてきたときにヨーカドーなどで買っていたし、ろくに手入れもしなかったのだが、これからは専門店でこれまでよりは高級な靴を揃え、手入れもキチンとするつもりだ。
 靴の勉強をしてから街を歩く人々の足元をみると、キチンと手入れされた洒落た靴を履いている男性は少ないものだ。形が崩れて汚れた靴を履いている人も多いし、年配の男性はビジネスシューズを履いている人も多い。服装ならぬ靴装は、案外見落とされがちなオシャレのポイントだと思う。



4月5日(土)  ホームページ更新

 札幌市内の積雪は、今日でゼロになった。例年よりは2日間遅いそうだ。
 先月、江別市民国際交流協会の役員会で、会則の改正案を作るよう頼まれていたのだがなかなか手を付けられないでいたのだが、総会が4月20日(日)に迫ってきたので、思い切って改正案の作成作業に取り組み、ようやく完成した。
 昼過ぎに、札幌へ向い、ホームページ更新のため東亜珈琲館を取材する。大通り地下街の少し分かりにくい場所にあるため、知る日とぞ知る名店である。興味のある方は、トップページから更新情報を見ていただきたい。
 帰宅後、イラク戦争のニュースを見ると、米軍の一部がバクダッド市内に入ったとのことで、イラク側の抵抗もあまり見られないという。しかしながら、フセイン大統領の所在も不明で、これから事態がどのように進んで行くのかはハッキリしていない。
 江別市民国際交流協会会則の改正案を、ワードで打って佐藤事務局長に送信するとともに、ホームページの更新作業に取り組み、1月4日以来3ヶ月ぶりに更新した。



4月4日(金)

 年度明けの第一週も、早々に週末となった。午前中は、滝川市へ報告書のアウトラインをメール送信し、内容をチェックしてもらうことにする。
 昼過ぎに東京から、日本政策投資銀行地域政策研究センターの主任研究員で昨年までは日本政策投資銀行釧路事務所長だったという阿部欣司さんという方が訪ねてきた。釧路時代は、浪花町十六番倉庫の活用企画に関わったり、釧路ラーメンの経済規模を調べて釧路ラーメンの宣伝をしたりしていたそうだ。来月から、釧路地域におけるNPOの分析に取り掛かるということで、なかなか楽しみな展開になりそうだ。
 午後6時前に職場を出て、大丸3階のアフタヌーン・ティールームでブレンドコーヒー(525円)をいただく。私が苦手なエスプレッソで、周囲の音もやかましいので、ゆっくり時間を過ごすというよりは、一寸したおしゃべりを楽しむ場所だと思う。


4月3日(木)

 一時は、長期戦になるといわれていたイラク戦争で、米英軍がバクダッドに向けて進撃を始め、一部はバグダッドから25キロメートルの地点に達したとのニュースが流れている。しかし、軍備で劣るイラク軍が、米英軍と正面勝負を挑むとは考えにくい。バクダッド市民を盾にしての市街戦に引きずり込む作戦ではないだろうか。そうなれば、泥沼の長期戦になるおそれがある。
 朝から晩まで、滝川駅周辺整備事業のレポート作成に必死で取り組むが、あと一日はタップリかかりそうだ。
 午後6時に職場を出て、大丸へ。3月6日(木)のオープンから1ヶ月近くが経過し、開店後3週間くらいは混雑していたが、今日はずいぶん落ち着いていた。そろそろ、春物のスーツや靴などを用意したいと思っているので、私にとっては都合が良い。ステラプレイスものぞいてみたが、大丸と同様に空いている。それにしても、開店から3週間くらいは朝から晩まで大丸やステラプレイスを埋め尽くしていた大勢の客たちは、いったい何処へ消えてしまったのだろう?


4月2日(水)

 先月下旬から、イラク戦争や知事選の深夜放送を見る時間が多かったためか、生活リズムが狂って、睡眠時間が不規則になっている。年度が改まったこともあり、睡眠不足を解消するため、昨夜は寝酒を用いて午後11時前から朝まで熟睡することができた。おかげで、今朝は寝覚めが快適である。寝酒には、JR野幌駅前のサンクスで黒猫印のドイツワインを買ったのだが、なかなか美味しかったのでこれから愛飲しようと思う。
 仕事の方は、落ち着いて滝川市からの依頼をこなそうと思っていたが、朝一番で急ぎの分析依頼を受け、午前中は忙殺されてしまった。昼過ぎからようやく滝川駅周辺整備事業の分析に取りかかり、計算が出来上がったので次はレポートを書く作業に取りかかる。今後のベースになるので、分かりやすいレポートにしようと考えると、これもなかなか手間のかかる作業である。
 帰宅途中、大丸地下の食品売場で、寝酒用のワインを探す。様々な種類があって飲み比べるわけにもいかないが、200ミリリットル入りのミニボトルがある製品を飲み比べて、好みのワインを選びたいと思う。取りあえず、ドイツワイン「ナイト ミュージック」を購入する。帰宅後飲んで見ると、キリリとした酸味がいかにもドイツワインらしく、なかなか気に入った。



4月1日(火)  レッド・ドラゴン

 
例年なら、4月1日は異動のあいさつ回りの人々が出入りし、慌しい雰囲気になるのだが、今回は知事選を控えて最小限の異動になっているので落ち着いて仕事ができる。昨日冬季休暇を消化したため、溜まっている仕事を片付けるため必死に取り組んだ。
 昼休みに、
大丸の地下1階食品売り場にある「蛸いっちゃん」で、たこ焼きとドリンクのセット525円をいただく。大丸のレストラン街は混雑しているが、この店は昼時だというのに席が空いているし、味もなかなかなので穴場ではないかと思う。
 昼過ぎからも滝川市から依頼を受けていた分析に取り組んでいるうちに、気が付くと午後5時40分になっていた。流石に年度初めから残業は避けて、毎月1日の映画の日なので、札幌シネマフロンティアで「レッド・ドラゴン」を観る。アンソニー・ホプキンスが主演するハンニバルシリーズの最新作で、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」に続く第3作目である。ストーリーの順番では、これが1番目で、最後の場面で「羊たちの沈黙」以降登場するクラリスらしい女性が訪ねてくることになっている。最初の場面で、ハンニバルは人食いを行っているので、この前段の物語がありそうだ。この映画は、単なる猟奇的ストーリーのようだが、児童虐待や性的同一障害など様々な精神病理を扱っているので、案外深い問題提起を持った作品のようにも思う。