日記:2004年7月
7月31日(土) 真夏日
今年は全国的に猛暑だが、本道も暑い日が続いており、札幌では3日連続の真夏日となった。しかも今日は湿度が高く、家の中でじっとしていても汗が吹き出す状態だった。
昨年は冷夏で、早くから農産物の不作が懸念されたほどだから、一転して猛暑となった今年は、経済的にはありがたいものの暑さを凌ぐのはなかなか辛いものがある。
昼過ぎに札幌に出て、公共事業に関する本を探す。『公共事業と地方分権』(加藤一郎著、日本経済評論社)、『公共事業と環境問題』(小林好宏著、中央経済社)の2冊に興味深い記述があったので購入することにする。
今日は夕方になっても気温がなかなか下がらなかったが、入浴して汗を流したら少しサッパリした。来月はいよいよ暑さのピークになるので、夏バテしないようせいぜい気をつけたい。
7月30日(金) 3万アクセス
午前中、昨日実施した全日空千歳空港支店のヒアリング調査の結果を整理する。貨物輸送業のシステムをほとんど理解していないので、どのように整理すれば良いのか判断に迷う点も多く、貨物輸送業について勉強する必要を感じる。
昼過ぎに、山形県庁のKさんからメールがあり「再生資源回収・加工処理部門」の輸移出入額の推計方法について問い合わせを受ける。この点については、たまたま以前調べたことがあったので、比較的すんなりと回答することができた。ついでに、私が以前読んで感銘を受けた『上杉鷹山の経営学』(童門冬二著)の話となり、山形市内の書店に文庫版があるので読んでみるとのことだった。彼女は、米沢藩の領地だった置賜郡の出身だそうだが、この本は読んだことがないとのことだ。
このホームページのアクセスカウンターは、今日で3万を超えた。3万アクセスをゲットした方には、記念品を贈呈するつもりで掲示板に書いておいたが、今のところ申し出がないので贈呈は見送りかも知れない。
7月29日(木) 職場研修〜出張
明け方、飲み会で某氏と出会った夢をみる。ユング心理学によれば、夢の中では無意識が顕在化するらしい。自分の心境を知ることができて、ちょっと興味深かった。
午前10時から11時までの職場研修において、「道民経済計算と産業連関分析」というテーマでお話する。当初の持ち時間は20分のはずだったのだが、全体の時間調整のため5分間で済ませる。以前は、自分の持ち時間一杯しゃべろうと考えたハズだが、最近は少し慣れてきたので、自分がしゃべること自体にはそれほど大きな意味はなく、むしろ短い時間で切り上げることにこそ調和の取れた美しさがあるように思う。
昼すぎから千歳市へ出張し、全日空の新千歳空港支店で夜間航空貨物便の経済効果についてヒアリング調査を行う。1時間程度で終わると思っていたのだが、航空貨物輸送の実態は想像していたのとかなり違った点が多く、理解できるまでいろいろ尋ねているうちに午後4時ころまでかかってしまう。
午後5時ころ出張から帰ったが、午前中から夕方まで慌ただしく過ごしたため甚だ疲労を感じる。職場の飲み会もあったのだが、今日はパスして早めに帰路に着く。
7月28日(水) 腹式呼吸の勧め
先週盛岡に出張した際、花巻空港で『ストレス解消法』という本を買ったのだが、その中に腹式呼吸の勧めが書いてあった。その方法というのは、仰向けに寝ころび両足の裏を付けるようにして呼吸をすると自然に腹式呼吸ができるというものだ。その通りやってみると、確かに胸だけの呼吸から腹式呼吸に切り替わるので、深い息ができるし心持ちリラックスすることができるようだ。
明日は、職場研修の講師を勤めるため、夕方のうちにビデオプロジェクターの準備をする。ビデオプロジェクターを自分でセットするのは久しぶりだが、何度か自分で最初から最後までやっているのでほとんど手こずることなく準備することができた。
7月27日(火)
昨夜は、午後8時過ぎに帰路についたのだが、途中激しい雷雨で電車も何度か途中停車し、JR野幌駅に着いてからもタクシー待ちの行列ができたほどだが、今朝は一転して穏やかな天気である。薄曇りのため気温もさほど上がらず、快適な気分で過ごすことができる。
明後日の午前中、「道民経済計算と経済分析」のプレゼンテーションを行うため、しゃべり原稿の作成に取り組む。持ち時間はわずか20分なので、既に作成済みのスライドを流すだけで終わるくらいのものだが、いつの間にか膨大なしゃべり原稿になってしまったため、それを簡略化する作業に取りかかる。
帰宅途中、Sさんとステラプレイス3階にある紅茶専門店「MOTHER LEAF(マザー・リーフ)」に立ち寄る。初めて入った店だが、眼下に大丸札幌店1階の入り口(JR札幌駅側)を見下ろすことができて、待ち合わせの場所にちょうど良いかも知れない。
7月26日(月)
先週は、19日(月)が休日で22日(木)と23日(金)の両日は盛岡に出張していたため、久しぶりに職場に出たような気がする。気分的にリフレッシュできたためか仕事の能率が上がり、溜まっていた仕事をかなり前進させることができた。
7月29日(木)の午前中、職場研修ということで「道民経済計算と経済分析」というテーマでプレゼンテーションを行うことになる。日ごろ温めていたテーマなので、パワーポイントのスライドはすぐに完成したものの、しゃべり原稿を考え出すとなかなか満足いくものが書けない。いつも通りぎりぎりまで引きずりそうだが、他の用務が入ってくると厄介なので今日中に目処をつけることを目標として原稿を書いているうちに残業となる。 ホームページのアクセスカウンターが、2万9、800を超えている。そろそろアクセスが3万に達しそうなので、記念品を用意しようと思う。2万アクセスの記念品は、「ごちボラ」のコーヒー・クッキーセットだったが、今回はどんなものが良いだろう。やはり、「ごちボラ」の商品にすべきだろうか。
7月25日(日) 札幌駅前整形外科
今日は、昨日にも増して暑い一日となった。じっとしていても汗が噴出してくる。エアコンがあったら、スイッチを入れずにいられないだろう。
昼過ぎに、札幌駅前整形外科で診察を受ける。今月の7日(水)に診察を受けてから気がついたのだが、肩を持ち上げてから力を抜いてストーンと落とすと、左手小指にビリッと電気が走るような痺れを感じることと、2ヶ月くらい前から右足踵の痛みがあって軽減しないので、検査を受けることにしたのだ。右足踵のレントゲン写真を撮影してもらい、説明を受けるが、骨の変形などは見られないので、2〜3週間安静にしていれば良くなるだろうとのことだった。
あまり暑いので、逆療法ということで狸小路の「ニコーサウナ」でタップリ汗を流す。その後、しばらく横になっているとすっかり暑さを忘れることができた。
7月24日(土) 『わが心の銀河鉄道』
今日は、午前10時から北海学園大学で地方自治土曜講座があったのだが、出張疲れでとてもそれどころではなく欠席させていただく。今日は、道内も夏らしく気温が上がり、昼頃には30度を超して真夏日となった。
昼過ぎに札幌に出て、『わが心の銀河鉄道』を読む。これは宮澤賢治の生涯を描いた伝記小説で、テレビドラマの台本になったものである。先日、盛岡と花巻に行くときに持って行こうと思ったのだが、この手の本はなかなかその場では読んでいる時間がない。今日はタップリ時間があるので、「光源社」や「やぶ屋」、「林風舎」の様子を思い浮かべながら読んでいると、宮澤賢治という人物が身近に感じられるとともに、その不思議な偉大さに心打たれる。このような人物は、今はいない。
7月23日(金) 盛岡出張(2日目)
午前9時から、会議の2日目がスタートし、正午過ぎに終了する。
帰りの飛行機が午後6時に花巻空港出発のため、宮澤賢治ゆかりの地を歩いて時間を過ごす。まずは昼食を兼ねて、会場の近くにある「やぶ屋」へ。この蕎麦屋は花巻に本店があり、宮澤賢治もよく通ったという。賢治が特に好きだったという天ぷらそば(850円)とサイダー(260円)のセットをいただく。天ぷらそばは、細目のそばにエビの天ぷらが載ったもので確かに美味しい。サイダーは、三ツ矢サイダーである。
JR東北本線に乗ってJR花巻駅へ向い、午後3時過ぎに「風林舎(りんぷうしゃ)」へ。ここは宮澤賢治の弟で、賢治の作品を普及する上で大きな役割を果たした宮澤清六氏が開いた店だ。1階は工芸品を売っており、2階が喫茶コーナーになっている。ここには、昨年2月13日(木)にも足を運んだのだが、あいにくその日は定休日(毎週木曜日)で中に入ることができず無念な思いをしたものだ。今日は中に入ることができたので、2階の喫茶コーナーで盛岡の「光源社」でいただいたのと同じくリンゴジュースをいただく。
その後、空港連絡バスで花巻空港に向かい、午後6時ちょうどにJAL2834便で花巻空港を発ち、午後6時50分ころ新千歳空港に到着する。JRを乗り継いで、午後8時半過ぎに帰宅する。
7月22日(木) 盛岡出張(1日目)
今日、明日の2日間、岩手県盛岡市へ出張である。朝6時21分、JR野幌駅発の電車に乗って新千歳空港へ向かい、8時ちょうどに新千歳空港発のJAL2831便で花巻空港へ。9時ころ花巻空港に着き、空港連絡バス、JR東北本線と乗り継いで10時半にJR盛岡駅に到着する。
11時過ぎに岩手公園近くの「白龍(ぱいろん)」で名物のじゃじゃ麺をいただいてから、市内循環バス「でんでん虫」(100円バス)に乗って、材木南町にある「光源社(こうげんしゃ)」へ。ここは、宮澤賢治の処女作「注文の多い料理店」を出版した所で、今は土産物店になっており通りから奥まった一角に小さな喫茶コーナーがある。ここで、リンゴジュースをいただいてから、再び「でんでん虫」に乗って「プラザおでって」へ。
午後1時半から午後5時まで経済産業省の担当者から産業連関表の作成方法に関する講義を受ける。難しい内容にもかかわらず、担当者はよどみなく講義を行い、参加者からの質問にもよどみなく答えており、大したものだと感心させられる。
5時過ぎから、会場に隣接する盛岡城跡を散策し、喫茶店「茶論」でコーヒーをいただいてから、「プラザおでって」に隣接するホテルサンオーエンへ。ここの2階にある「美味工房 KOZAN」で、6時半から懇親会がスタートする。東北各県の担当者と地域の話題を交換しているうちに、アッと言う間に午後10時近くになってしまう。タクシーで、JR盛岡駅に隣接するホテルメトロポリタン盛岡に向かい、チェックインして間もなく就寝する。
7月21日(水) 土用の丑の日
お昼休みに、北農健保会館1階の喫茶店にお昼を食べに行くと、「今日は土用の丑の日なので、日替わり定食は鰻重です。」と勧められたので、鰻重をいただく。それにしても、「土用の丑にウナギを食べるのはなぜだろう。」と考え、ホームページで検索すると、いろいろな説がヒットする。その中で、第一に挙げられるのは、平賀源内が、あまりはやらないウナギ屋に頼まれて、「本日、土用の丑の日」という看板を書いて張り出したら、当たったという説だろう。この説ではどうしてウナギを食べるのか理由が今ひとつハッキリしないが、ウナギはスタミナ食なので、夏バテ防止にはちょうど良いかも知れない。
昨年の夏は気温が上がらず冷夏だったが、今年は一転して暑い夏となり、今日も甲府市で午後1時過ぎに40.1度を記録したそうだ。もっとも北海道はそれ程暑くはなく、本州の猛暑騒ぎも今ひとつ実感がわかない。明日は、盛岡市に出張なので、少しは本州の猛暑を実感できるだろうか。
7月20日(火)
朝6時過ぎに地震があった。さほどひどい揺れではなかったのでそのまま寝ていたが、朝のニュースによれば震源は十勝南部で、静内、本別などでは震度3となっている。
出勤途中、JR札幌駅付近の高架下にあるドトールコーヒーでモーニングコーヒーをいただいたのだが、ショーケースの「完熟マンゴープリン」が如何にも美味しそうだったので衝動買いしてしまった。実際に食べてみると、たしかに美味しいことは美味しいが期待したほどの味ではない。こうしたものの味は、やはり専門のケーキ店の方が数段勝っている。
昼過ぎに、全国版の平成12年産業連関表を保存したMOが届いたので、早速データを整理して表の形に作り直す。けっこう面倒な作業なのだが、これまで何度も苦労しながらやっているので、今日は比較的スムーズに完成にこぎ着けることができた。深夜までの残業を覚悟していたが、午後8時に切り上げて帰路につく。
7月19日(月) 海の日
今日は、国民の祝日「海の日」である。そうは言っても、今日は朝から少し膚寒いような天気で、海水浴で海に親しむといった状況ではない。
今朝の道新によれば、月形町の総務課長が選挙違反の容疑で書類送検されたとのことだ。記者会見した町長は、「噂では聞いていた。」とコメントしたそうだが、それで済むものだろうか。自民党候補への組織的な票の取りまとめは、これまでも長い間行われてきたことと思うが、今回南茅部町や福島町でも相次いで発覚したのは、これまでの強引な組織票の取りまとめに反発が大きくなってきたことの現われではないだろうか。
最近、新しい喫茶店を開拓していないので、今日初めて丸善札幌店地下1階にある喫茶店「理文路(りぶろ)」に入ってみた。カウンターに10人、ボックスに16人くらい入れば一杯になるような小じんまりした店だが、店員さんが5人もいるので驚いた。マイルドコーヒー(420円)は普通に美味しく、買った本をすぐに読みたいときはちょうど良い店だと思う。
夕方、札幌すみれホテル(北1西2)に足を運び、11月7日(日)に第3回連続シンポジウムが終了した後の懇親会場を予約する。4階の宴会場に40人収容の部屋を確保し、詳細は改めて打合せを行うことにした。
7月18日(日) 『森の生活』
夜中に何度も夢を見て、余り寝ていないように思ったが目を覚ますと午前8時ころになっていた。
昼過ぎに札幌へ出かけ、マツモトキヨシで睡眠改善薬「ドリエル」を購入する。風邪薬を飲むと眠くなる副作用を利用しており、習慣性がないのが特徴だ。寝苦しい夜など、これを飲むと良く眠れるので愛用している。12錠入りで2000円近くするので、1回当たり200円近くかかるのだが、気持ち良く寝付けるなら安いものだ。
その後、三越札幌店に隣接する丸善札幌店で『森の生活』(ソロー著)を読む。今から160年前、コンコードの森で自給自足の生活を過ごしたソローの清貧と思索の世界に魅了される。自分で焼いたイーストなしのパンと引き割りトウモロコシ、ジャガイモと少量の豚肉を主な食糧としながら、精神的な充足を得ることができたというソローは正に「森の哲人」だった。このような人物は、現代のわが国にも存在するのかも知れないがあまり注目されていない。今後、食糧危機が来れば、注目されることがあるかも知れない・・・。
7月17日(土)
今日からの3連休は特に用事がないので、生活のリズムを取り戻すきっかけにしたいと考えている。インターネットは最小限に止め、体を動かす時間を多くとることにする。
昼過ぎに外出し、情報図書館で『公共事業と地方自治』を読むが、あまり役に立つ情報は載っていない。さらに、札幌に出かけて本を探すが、徒労に終わる。そもそも、北海道だけ公共事業の補助率をかさ上げする北海道特例を積極的に再定義するという考え方自体、間違いなのかも知れない。
今日は、日中の最高気温が30度近くに上がり、黙っていても汗が噴出す状態だった。何度も夕立のような激しい雨が降り、久々に夏らしい一日だった。寝苦しい夜になるかと思ったが、入浴してサッパリしたところで横になるといつの間にか寝込んでしまった。
7月16日(金)
午前中、「地産地消」の数値目標について打ち合わせを行う。私の方では、農林水産省のホームページに紹介されている「フード・マイレージ」の考え方などについて資料を用意し、万全の構えで打ち合わせに望んだのだが、相談に来た人の考えでは、ユーザーへのアンケート調査を経年比較するという方向が決まっていたので、比較的気軽に意見交換することができた。
昼過ぎに川村さんからメールがあり、8月31日(火)に開催する「日仏地方分権セミナー」のパネリストとして知事の名前を挙げているのだが出欠の連絡がないので確認してほしいとのこと。早速確認したところ、要するに秘書課が知事のスケジュールを決められない状態なのだ。多少のイレギュラーはあるにせよ、パネリストとして出席できるかできないかも決められないいうのは困ったものだ。
帰宅途中、京王プラザホテル1階の「クロスヴォールト」へ。ホテルのメインバーは、上品で落ち着いた雰囲気が魅力である。午後10時37分にJR札幌駅発の電車で帰路につく。
7月15日(木)
昨夜は午後1時近くに帰宅して、就寝したのは午前2時近くだったと思う。ところが、今朝は午前6時前に寝覚めて、メールチェックしたりしていたからそれ程疲れはひどくなかったようだ。
今日は久しぶりに、朝から晩までワークシートを使って数字の集計や情報整理に明け暮れた一日だった。MOに記録したテキストデータを、エクセルの機能を使って表に振り分ける作業に没頭し、午後7時過ぎになってようやく完成にこぎ着けることができた。
帰りがけに飲み会に誘われたが、昨夜は4時間程度しか寝ていないせいもあって体調がすぐれないので飲み会には出席せず、帰路についた。
7月14日(水) 第2回連続シンポジウム反省会
全国統計協会連合会から購入したMOのデータを振り分け、産業連関表の基本表を作成する作業に没頭する。しかしながら、どんなに繰り返しても内訳の数字が合わないので、総務省統計局に電話で確認したところ、原データが2種類あって冊子とは違ったデータだけがMOに入っているとのこと。半日かけた作業がほとんど無駄になった形だが、エクセルの機能を高度に使う作業なので、良い勉強になったと考え再度新しいデータを入手して挑戦することにする。
今日は、第2回連続シンポジウム反省会があるので、午後6時前に職場を出て三越札幌店で例のワインを購入し、ススキノから電車でUさん宅に向かう。午後8時近くになって、7人全員が揃い遅い夕食をとりながら6月27日(日)に開催した第2回シンポジウムの反省や今後の計画について話し合う。午後11時ころ散会し、終電に乗って帰路につく。
7月13日(火) サマータイムと道州制
先週末から曇天、小雨交じりの天気が続いていたが、今日は雲の間から日が差している。それでも気温はそれほど高くはなく、秋晴れのようにさわやかな朝である。
職場では、一緒にキャンプに行ったメンバーが、「体のあちらこちらが痛い」などの理由で休んでいる。普段体を使っていないと、キャンプで荷物を運んだり、硬いベッドで寝たりすると体に応えるのだ。
最近、札幌市企画課の本間さん(総務省から派遣)が北海道自治体学会のメーリングリストで、実証実験を行っているサータイムについて投稿していたので、一度お話をうかがう機会を設けたいということでお願いしたところ快く引き受けてくれたので、8月4日(水)の夜、地域会員交流会の場で「サマータイムと道州制」というテーマで話題提供してもらうことになった。会場は、長谷部さんが所長を務める「北東白石まちづくりセンター」である。なかなか面白い勉強会になりそうだ。
今夜は、自宅付近が水道工事のため午後11時から断水である。夜中に工事をする関係者も辛いだろうが、水道から水が出ないと生活に大きな支障が出る。睡眠改善薬「ドリエル」を飲んで、午後11時過ぎに就寝する。
7月12日(月) 自民敗北、民主が第1党
昨日は、第20回参議院議員選挙の投票日だった。午前2時ころ目覚めて選挙特番を聞いていると、自民党は改選議席(51)に達せず敗北との論調だったが、個人的には共産党が改選前の15議席から4議席に激減したことの方が今回の選挙の目立った特徴だと思う。今朝の北海道新聞のトップは、次の記事であった。
自民敗北、民主が第1党 改選で与党過半数割れ
第20回参院選が11日投開票され、自民党は選挙区、比例代表で49議席にとどまり、勝敗ラインの改選51(欠員含む)を確保できず、与党でも改選過半数割れした。民主党は比例第1党となり、改選38議席から躍進、自民を上回る50を獲得した。公明党は改選の10から11に増やす一方、共産党は改選15が4に減り、社民党も2で「2大政党」の流れが加速した。
キャンプ、国政選挙と寝不足の原因となるイベントが続いて週の初めから寝不足気味である。最近は疲れが溜まると体調に出るので、無事乗り切れるよう注意したい。それに加えて、精神的な疲労も無視できない。目に見えないだけに見逃し勝ちだが、精神的な疲労を溜め込んでいると体調に悪影響を及ぼすことはハッキリしていると思う。
7月11日(日) キャンプ(2日目)
目を覚まして時計を見ると、午前4時ころになっていた。その後再び眠りにつき、午前6時ころまで熟睡することができた。
いつも通り午前6時に起床しバンガローの外へ出ると、周囲は一面の霧で眼下に広がる洞爺湖の景色もまったく見ることができない。冷たい水で顔を洗うと、気分がシャキッとしたので、そのままバンガローの壁にもたれて日記を書く。
午前7時45分ころになって全員が起床し、レトルトのご飯とカレーで朝食。午前10時ころキャンプ場を出て、大滝村の名水亭で入浴する。11時半ころ名水亭を出て、12時ころ大滝村内にある道の駅「フォレスト276」へ。ここで、名物の「きのこ汁」をいただいてから支笏湖畔を経て札幌へ。午後1時半ころ常盤の駐車場で散会し、安澤さんの車で市内まで送ってもらう。午後3時ころ大通公園の手前で降ろしてもらい、大通地下街やJR札幌駅周辺で時間をつぶしてから午後5時3分JR札幌駅発の電車で帰路に着く。
7月10日(土) キャンプ(1日目)
午前8時過ぎに自宅を出て、9時過ぎにドトールコーヒーで一息入れてから、キャンプの集合場所であるホテルポールスター前へ。9時30分過ぎに今回のキャンプに参加する9名全員が集合し、3台の車に乗り合わせて洞爺湖畔の東湖畔にある「森と木のセンター」へ向う。
現地には12時ころ到着する。眼下には洞爺湖を望み、振り返ると昭和新山の茶色の山肌から白煙が立ち昇っている様子を遠望することができる素晴らしい景観に恵まれた場所だ。野外用のコンロで炒めたヤキソバで昼食をとってから、麓にある「ゆーあいの家」で温泉入浴(370円)。午後3時過ぎにキャンプ場へ引き返し、炭火の用意をして午後5時からバーベキューパーティーがはじまる。大量の野菜、肉、魚などを炭火で焼いて食べるバーベキューは、キャンプの醍醐味である。午後7時ころになると全員食べ疲れたので、バーベキューコーナーを出て、バンガローに席を移して飲み会を続けた。
午後8時半過ぎに、バンガローの側で花火に興じたりして午後11時ころ散会するまで、賑やかな飲み会となった。
午後11時過ぎにバンガローの2段ベッドにもぐり込む。寝具が毛布2枚だけで膚寒かったため、用意していった冬用の上着を着込むと十分に暖かくそのまま前後不覚の眠りについた。
7月9日(金)
本州では、連日35度を超える猛暑が続いているようだが、北海道はそれほど暑くはない。今朝も雨降りだが気温はそれほど上がらず、かえって涼しいくらいである。
低周波治療器が効いたのか、首筋の重苦しい感じはかなり軽減した感じがする。わざわざ整形外科医院で診察を受けなくても自然に治ったのかも知れないが、何か悪い病気が潜んでいるのではないかと疑心暗鬼でいるより精神的に安心だ。実は、この春から右足の踵に鈍い痛みを感じているので、これも来週薬をもらいに行くついでに診察を受けようと思っている。
明日は、早朝から職場の有志で洞爺湖畔へキャンプに出かける。天気があまり良くないが、久々のキャンプは楽しみである。
7月8日(木) 「DO!21」の例会テーマについて
7月11日(日)は参議院議員選挙なので、外出する度に各候補者の街頭宣伝を聞くことになる。自民党と民主党の宣伝力は圧倒的で、やはり組織の力がものを言う選挙という感じがする。しかも、選挙カーや街頭演説で各候補者が訴えるアピールの何と型通りなことか。それは、選挙民が何を求めているかについて、各候補者や選挙対策本部のスタッフが抱いている型通りのイメージを反映しているのだろう。
昨日、整形外科医院で検査と治療を受けて、首筋の凝りはそれほど変わらないが、検査を受けて状況が分かったので気分的には少し楽になった。
お昼休みに、米一さん、奥山さんと「DO!21」の例会テーマについて打ち合わせを行う。7月は加藤さんのロサンジェルス報告、8月は荒さんのラスベガス報告という案が出される。気の置けない仲間と、ざっくばらんに話し合いながら企画を立てるのは面白い。
帰宅後、万歩計をチェックすると8,859歩となっており、1万歩を大きく割り込んでいる。やはり、意識して歩くようにしなければ目標の1万歩をクリアーすることは難しいようだ。
7月7日(水) 札幌駅前整形外科
昨日、「てもみん」でマッサージを受けて首筋の凝りが少し楽になったような気がしていたが、朝起きて背筋を伸ばすとやはり重苦しさは変らない。最近読んだ本では、「パソコン操作で首の異常が進めば、四肢麻痺になることもあり、その場合必ず手がしびれる段階があるので、しびれの段階で気づいて対処することが重要」と書かれていた。左手のしびれる感じは1年以上続いているので、念のため検査を受けることにする。
午後から年休を取り、「札幌駅前整形外科」(北4西3札幌駅前合同ビル4階)へ足を運ぶ。ホームページによれば、H院長は昭和18年生まれなので60歳になるようだが、ごま塩頭の坊主刈りで若く見える。汚れてよれよれの白衣の下に水色のジャージをのぞかせ、サンダルを履いた様子は医学博士という肩書きからは想像がつかない。問診のあと首のレントゲン写真を撮り、それを見ながら説明を受けたのだが、頚骨の下から3番目が少しずれており、それが神経を刺激しているようだ。その後、低周波治療器で弱電流を流す治療を受け、抹消神経の働きを回復するビタミンB群を処方された。
午後3時過ぎに治療が終わってから、首筋の重苦しい感じを忘れるため久々に喫茶ターフェル(環状通東)へ。半地下の薄暗い店内には、数組の客が思い思いに夕暮れまでの一時を過ごしている。バロック音楽を聴いていると、体調の悪さからくる憂鬱が紛れて気力が充実してくるのを感じた。
7月6日(火) 「てもみん」でマッサージ
最近ずっと首筋が凝った感じがするので、昼休みに大丸6階の「てもみん」でマッサージを受ける。20分で2,100円と安くはないが、気分的にリフレッシュすることができるし、心もち首筋の凝りが取れた感じがする。
原因として思い当たるのは一日中パソコンに向かって仕事をしていることで、昨年の春から左手の手首から先に痺れを感じているので、真面目に鍼・灸・マッサージ治療に通おうかと思う。医師の同意書があれば、健康保険も効くようだ。
今日も昼休みに散歩したりして歩数をかせいでみた。帰宅後、万歩計で歩数を数えてみると、14,754歩となっており目標の1万歩をはるかに超えていた。毎日1万歩の目標は、あとどれくらい続いてクリアーできるだろうか?
7月5日(月) ネクタイの流行
一昨日受け取ったトロージャンのスーツを着て出勤する。実にピッタリとして、気分が良い。ネクタイについても、大丸札幌店のネクタイ売り場で今年の流行を聞いて選んだものなので、「流行遅れでは?」という心配もない。ネクタイにも流行があるようで、昨年は道新でストライプ柄が流行と書いてある記事を読んでストライプ柄=レジメントタイを中心に揃えたが、今年は「色の薄いタイプが流行」とのことだ。
昼休みに、ステラプレイス5階の「旭屋書店」で、『現代の公共事業』(金澤史男編著)、『公共事業必要論』(森田実著)、『地方分権の経済学』(土居丈朗編著)の3冊を受け取る。さっそく、『公共事業必要論』に目を通すと、小泉構造改革に端を発した公共事業不要論は行き過ぎで、わが国の経済を再生するためには公共事業を通しての地方経済活性化が不可欠だという主張が展開されている。数少ない地方の公共事業弁護論なので、興味深く読んだ。
今日は、昨日購入した万歩計を着けて歩数を数えてみた。自宅からJR野幌駅まで2千歩、JR札幌駅から職場までは1千歩で往復6千歩になる。通勤で1万歩くらいは十分歩いていると思っていたが、実際のところ1万歩にはほど遠いことに気付かされる。たまたま今日、健康診断の結果が届いたのだが、尿酸と中性脂肪の値が標準値を超え「要観察」となった。健康のため毎日4千歩は余計に歩くようにしたいが、かなり意識して歩くようにしないと目標をクリアーできそうにない。
午後9時20分ころ、M氏に電話する。久々の電話で思わず長話となり、午後11時20分まで延々2時間話し込んだ。
7月4日(日) 万歩計
昼過ぎに、野幌のヨーカドーで万歩計を購入する。どう考えても運動不足なので、これから毎日1万歩を目標に歩くつもりだ。取りあえず、ヨーカドーからJR野幌駅まで歩くと2千歩程度だった。それから札幌へ出かけ、JR札幌駅から大通り公園まで往復するがそれでも7千歩程度にしかならない。JR野幌駅に戻ってから、国道12号線沿いに道道江別恵庭線まで歩いてようやく1万歩を達成することができた。通算では2時間近く歩いたような気がするし、結構疲れた。毎日1万歩を歩くためには、かなり頑張って歩かなければならないようだ。
7月3日(土) オートコート・ド・ニュイ・ルージュ
今週末は、特に用事が入っていないのでゆっくり過ごすことにする。
昼過ぎに札幌学院大学の図書館へ足を運ぶ。『現代の公共事業』(金澤史男編著)など公共事業に関する本を借りようと思っていたのだが、学外利用者については7月1日(木)から8月16日(月)まで利用停止とのことで、無駄足を踏む結果となってしまった。
夕方、三越札幌店のワイナリーで「ブルゴーニュ・オートコート・ド・ニュイ・ルージュ」を購入する。これは、「ぴあ」が5人のティスターに248本の赤ワインを飲み比べてもらって堂々の第1位に選ばれていたものだ。
大丸札幌店6階の紳士服オーダーサロンで、大丸オリジナルブランド「トロージャン」のスーツを受け取る。6月18日(金)の夜注文したやや濃いグレーの無地で、イメージ通りの出来上がりに満足する。ついでに、「トロージャン」ブランドのネクタイを3本購入する。これで、月曜日からの出勤が楽しみになった。
7月2日(金) 日仏地方分権セミナー実行委員会
札幌市内では、昨日から札幌商工会議所の提唱でサマータイムの実証実験が行われている。札幌市役所もこの実験に参加しており、一部の職員は午前7時45分から午後4時15分までの勤務になっているとのことだ。私は定刻よりもかなり早く出勤しているので、出勤時間が早くなってもそれほど苦にならないし、昨日のように「映画の日」なら早めに映画を観てゆっくり過ごすことができただろう。個人的には、サマータイム大賛成である。
午後6時30分から、北海道新聞社2階の会議室で開催された日仏地方分権セミナー実行委員会に出席する。8月31日(火)の当日まで間があるので、進捗状況を確認することが目的である。午後8時過ぎに打ち合わせが終了したが、これもサマータイムなら日が暮れないうちに終了できたことになる。
7月1日(木) デイ・アフター・トゥモロー
北海道内で施工される公共事業は、「北海道特例」と言って他の都府県よりも優遇された高い補助率が適用されている。今日は、朝からいろいろな本を読んで「北海道特例」が今後とも維持されるべき根拠を考えたが、説得力のある理由は思いつかない。
今日は、毎月1日の「映画の日」である。以前は、何が何でも一本は観ておこうと意気込んだものだが、札幌シネマフロンティアでは毎週水曜日がメンズデーとなり1本1,000円で観ることができるので、映画の日とは言ってもあまり興味のない作品をわざわざ観る必要はないと思っている。今日は、ワーナー・マイカル江別で「デイ・アフター・トゥモロー」を観た。
舞台は、近未来の地球。二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が深刻化する中、古代気候学者のジャックは、自らの研究結果をもとに大規模な気候変動を予測し、学会で注意を呼びかける。それから間もなく、世界各地が前例のない異常気象に見舞われる。ジャックは人々を南に避難させるよう合衆国副大統領に進言するが、政府は事態の深刻さを理解しない。やがて気温が急激に下降し始め、世界は氷河期に突入してゆく…。
上映時間が午後8時20分ころ映画が終わり、久々にポスフール江別店の図書コーナーを覗いてから、午後9時に帰宅した。