日記:2005年2月
2月28日(月) 「すし善」で昼食会
今朝のテレビ番組で、「みんたる」が紹介されていたそうだ。生中継だったとのことなので、いつもは昼近くに開ける店を特別早くに開けて対応したようだ。店主の和田さんは、喫茶店経営を思い立ってから昨年11月6日に開店するまで10年近くかかっているが、実際に開店してからの活動ぶりは目覚ましいものがある。あまり無理をして、体をこわさなければ良いのだが・・・。
朝一番で、昨夜作成した札幌国際プラザへの補助事業(日仏地方分権セミナー)完了報告書を北海道新聞社の山崎論説員に渡し、取りあえず補助金の申請事務が片づく見込みが立った。これで、北海道自治体学会の事務処理に専念できるようになれば、少し楽になりそうだ。
お昼休みに、大丸札幌店8階のレストラン街にある「すし善」で、今日で短期(2ヶ月)の仕事が終わるNさんを囲んで昼食会を開催する。円山公園近くにある本店は値段が高く敷居が高いが、大丸札幌店には午後2時までランチがあり比較的手軽である。小振りなにぎりで上品な昼食をいただき、40分程度で散会する。
昨年来取り組んでいた「深夜便の経済効果」については、ようやく報告書が完成した。両面コピーで6部作成し、関係セクションに配布して最終チェックをお願いすることとする。
2月27日(日)
2月も間もなく終わろうというのに、相変わらず厳寒の日々が続いている。それでも、冬至のころに比べれば日没時間は確実に遅くなっている。冬至のころなら、午後3時半から暗くなるが、今日は5時半でもまだ薄明るい状態だった。
今朝は、天気が良く寒さもやや緩んだようなので、日ごろの運動不足解消の目的もあって、午前中は街の中を歩き回った。昼過ぎに一旦帰宅して、北海道自治体学会と日仏地方分権セミナーの会計処理を行う。細々と煩わしい部分があって、精神的に消耗する。
2月26日(土) マンドリン・オーケストラ・コンサート
午後2時から「ターミナルプラザことにパトス」(地下鉄琴似駅の地下2階にある)で開催された、マンドリン・オーケストラ・コンサートに足を運ぶ。西区文化フェスタのプログラムの一環で、コンカリーニョから送られた通信に同封されていたチラシを見て興味を持ったのだ。出演は、札幌シンフォニカ・マンドリーノとマンドリーノ・メリディアーナの2団体で、どちらも同じ人物が主宰しているとのことだ。想像していたよりも水準が高く、余韻の残るトレモロの調べは甘い情感があって素晴らしい。
コンカリーニョの本拠地である琴似は、文化が似合う街になり得るかも知れない。先行きに明るい見通しが立ちにくい時代だが、例え世の中がどのように移り変わろうとも、人々が文化を楽しむゆとりはいつまでも失われてほしくないものだ。
2月25日(金) ダイヤモンドダスト
今朝は厳しく冷え込み、空気中の水蒸気が凍ってそれが朝日に照らされてキラキラと輝くダイヤモンドダストが発生した。この冬、ダイヤモンドダストを見たのは初めてである。
朝8時20分ころに経済センタービルの前を通ったとき、寒暖計を見るとマイナス7度だった。もっとも、今朝は良く晴れて風もないため体感温度はそれほど低く感じられない。
今日は、「深夜貨物定期便の経済効果の分析に係る報告書」の仕上げに取り組み、ほぼ満足の行く形にまとめることができた。来週以降は、「支庁別産業連関表」や中標津町での研修が控えているため、議会がらみの仕事が降ってくることを気にかけながら綱渡りの状態である。
それでも「深夜貨物定期便の経済効果の分析」に目処がついたので、気分転換を図るため、今日は残業を避け早めに帰路に着く。
2月24日(木)
今日も朝から、原油価格上昇の原因について分析を依頼され、@需給バランス(旺盛な需要が供給能力を超過)とA投機という2点から原油価格上昇の経済メカニズムを整理して提供した。今回は、スティグリッツの『マクロ経済学』が役立った。
昨夜、「深夜定期貨物便の経済効果」について全日空から校正案が届き、ヤマト運輸からも本社の方で内容を確認してもらっているとの連絡を受けたので、最終段階のチェックに入る。経済波及効果の方も、全国経済への影響を含めて再計算することにしたので、計算に没頭しているうちに時間がどんどん過ぎてしまう。
それでも、とても興味深い分析結果を導き出すことができたので、あと一息頑張ろうという気持ちになる。来週になればいよいよ3月となり、落ち着いて報告書の作成に集中していられなくなることも考えられる。早くこの報告書だけでも仕上げて、重荷を一つ下ろしたいものだ。
2月23日(水) DO!21
今日も朝一番で、「公共投資と人件費では、公共投資の方が経済効果が高いことの根拠付け」について資料を求められ大急ぎで処理をする。理論的には、フィスカル・ポリシー(景気調整的財政政策)の手段としての、財政支出と所得税減税とでは財政支出の方が家計貯蓄による波及の漏れがない分だけ乗数効果が高いと言えるのだが、具体例を挙げて分かりやすく解説した本がなかなか見つからず苦労する。それでも『マクロ経済学を学ぶ』(岩田規久男著)に、そのものズバリの記述を見つけることができて、相談を受けた相手方からも満足してもらうことができた。これくらい、クリーンヒットしたのは久々である。
その後は、「深夜航空便の経済効果」と「道内支庁別産業連関表」の仕上げに忙殺され、結局残業を余儀なくされた。
午後9時半過ぎから、「はねもん屋北4条店」で開催されたDO!21の懇親会に出席する。この集まりの発起人の一人である湊谷さんも久しぶりに参加して、賑やかな懇親会となった。
2月22日(火)
明日から議会が始まるので、朝から様々な相談が持ち込まれ、息つく暇もなくその処理に追われる。
それでも、昨夜は思いがけず遅い時間まで職場で待機となったので今日は残業せず、早めに帰路につく。大丸札幌店6階の紳士用品コーナーへ足を運んで、冬底のビジネスシューズ(ecco製)を購入する。ついでに、シーダー材のシューキーパーを3個購入する。以前読んだ本に、シーダー材のシューキーパーには防臭・防虫効果があると書いてあったことを思い出したのだ。実際にシーダー材のシューキーパーを手に取ると、樹脂の香りが強く、如何にも消臭効果がありそうだ。
2月21日(月)
今日は全国的に冷え込み、福岡でも雪の予報が出ているほどである。当然、今朝の冷え込みは厳しく、日中の最高気温もマイナス2度の真冬日であるが、日差しがまぶしいほどなので底冷えする寒さは感じられない。
道内支庁別産業連関表がようやく完成の目処がつき、後はそれをベースに報告書を作成する段階に入ったので、取りあえず一安心である。ところが、夕方になって議会対応のため足止めとなり、結局そのまま残業を余儀なくされる。議会対応は、いつものことながら消耗させられる。午後10時近くになってようやく議会対応に目処が付いたときは、正直ホッとした。
2月20日(日)
今日も朝から雪が降っていたが、昼過ぎに外出したときには雪が降り止み、冬至のころに比べて明るさを増した日差しがまぶしいほどに感じられた。道路わきには雪の壁ができているが、雪解けの水が道路のくぼんだところに溜まっていた。天気予報では真冬日が続くので、昼間溶けた水が凍ってスケートリンクのようになることだろう。それでも暦の上では既に2月下旬なので、厳しい冬も間もなく終わることだろう。
大丸札幌店6階の紳士用品コーナーでカジュアル用の上着を探していると、バーバリーの新作が並んでいた。洒落てはいるが値段が張るので、購入するかどうか悩みどころである。
2月19日(土)
昼過ぎに「みんたる」に足を運び、日仏地方分権セミナーの会計処理を行う。札幌国際プラザに補助金(10万円)を申請するためには領収書の写しを添付する必要があるのだが、領収書の方がきちんと整理されていないので頭が痛い思いをする。
補助金の交付対象経費がきちんと使われていることを確認する上で、領収書が必要なことは分からないでもないが、補助金の交付を申請する立場になると全体経費の20分の1程度にしかならない補助金をもらうために、領収書や写真などを整えなければならないことが実に面倒に思われる。
2月18日(金)
今朝は厳しく冷え込んで、午前8時半ころ経済センタービル前の寒暖計はマイナス7度を示していた。
昨日休んでいた間に溜っていた仕事を午前中に片づけ、昼過ぎから「深夜貨物定期便の経済効果」のレポートを精査する。交通企画室からも意見がきたので、その要素も盛り込んで来週中に報告書が完成する目処がついたので、気持ちの上で少し楽になった。
大丸札幌店6階の紳士用品コーナーで、コートを購入する。バーバリーのステンカラー・コート(濃紺)である。ついでに冬底のビジネスシューズを探したが、今ひとつピンとくる品物がなかったので、靴の方は改めて考えることにした。
2月17日(木) 冬季休暇
今日は2回目の冬季休暇を取得した。
午前9時半過ぎから、理容ベック(札幌市東区環状通東駅付近)で散髪後、喫茶「ターフェル」で早めの昼食をいただいていると、白老町役場の星さんから電話があり、札幌に出てきているので一緒に昼食はいかがかとのこと。以前チラシを渡しておいた「みんたる」に行きたいとの希望だったので、大急ぎで「みんたる」へ向かう。
正午前に入店すると他のお客さんたちも次々に入って来て、5つあるテーブルがほぼ埋まる状態だった。ケーキセットをいただき午後1時前に店を出て、星さんとは1時20分ころJR駅の地下街で別れた。
その後、狸小路2丁目のニコーサウナで汗を流し、赤ワインをいただいて横になっておるうちに気が付くと午後6時を回っていた。6時半から、北海道自治体学会フォーラムin札幌の打合せがあったのだが、風邪気味で体調が悪いので欠席させてもらった。
2月16日(水) 「北の零年」
昨日は冬季休暇を取得したので、今朝はいつもより早めに出勤した。一日休んだだけで仕事が溜っているので、始業時間前から仕事の下準備を行い、電話をかけたりメールを送ったりしながら午前中一杯かかって溜まった仕事を片づける。
昼過ぎから「深夜貨物定期便の経済効果」についての報告書(草稿)を関係者にメール送信し、内容の確認をお願いする。仕事のスケジュールに一定の目処が立ったので、明日は2回目の冬季休暇を取得し、リフレッシュに努めることにする。
今日はJRタワーの札幌シネマフロンティアが毎週水曜日のメンズデーで、1本1,000円で映画を観ることができる。北海道開拓の歴史を描いた作品として宣伝されている「北の零年」を観る。冒頭の場面は明治3年、淡路島にあった稲田藩の武士たちが故郷を離れ、北海道開拓のため長い船旅の果てに静内にたどり着くところからはじまる。大地を覆う木を切り倒し力を合わせて切り株を取り除く場面は、いかにも開拓の苦労を描いた映画らしい。ところが、ストーリーはだんだんあらぬ方向に進んで行き、最後には呆れるほど滅茶苦茶になってしまった。ここしばらく、これほど駄作と思える映画に出会ったことがない。こんな作品は、北海道の恥ではないだろうか。
2月15日(火) 「血と骨」
この冬は例年になく雪が多く、厳しい寒さが続いている。その中でも、今日は特に寒さが厳しく、ちょっと歩いただけで体の芯まで底冷えしてしまうような寒さだった。
今日は、冬季休暇を取ってリフレッシュに努める。昼過ぎから、蠍座で「血と骨」を観る。
1923年に済州島から大阪に渡ってきた金俊平という在日一世の生涯を描いた作品である。金俊平は乱暴で強欲な絵に描いたような悪者なのだが、人間は自分自身の考え方と行動で想像を絶するような者にもなり得るということを実感させられる。 見方を変えれば、彼のような人物の対極にあるような生き方もあり得るのだろうが、実際にはどちらにも徹底できず、ある意味ぬるま湯的な生活を送っている人がほとんどだろう。かく言う私も、その一人だが・・・。
2月14日(月)
昨日は懇親会が終わるまで気の抜けない一日を過ごしたので、通常の勤務時間の方が余程気楽に過ごせる感じがする。
様々な質問に対応しているうちに昼食を抜いて仕事をすることになってしまったが、それでも午後5時半近くになって「深夜定期貨物便の経済効果に係る報告書」の草稿が仕上がり、関係者に内容を点検してもらうためメールで送信することができた。
これで数日手が空くので、明日は冬季休暇を取得することにした。
2月13日(日) 第4回連続シンポジウム
朝9時過ぎに自宅を出て、JR札幌駅北口のドトールコーヒーで若干作業をしてからエルプラザ3階のホールへ。11時ころから北海道自治体学会のメンバーで会場の設営を行い、午後1時から第4回連続シンポジウムがスタートする。
午後4時半にシンポジウムが終了し、午後5時半からエルプラザ地下1階の高田屋北8条店で懇親会を開催する。一寸風邪気味なので出席を見合わせて体調を整えようかと思っていたのだが、結局幹事を努める結果となった。
午後7時半に懇親会が終了してから「みんたる」へ。日曜日は定休日なのだが、たまたま某グループの送別会のため店が開いており、凍頂烏龍茶(600円)をいただいて酔いを醒ます。慌ただしい週末が終わって、ホッと一息ついた。
2月12日(土) ボラナビの集い
午前10時から、札通ビルの会議室で開催された「ボラナビの集い」に参加する。平成10年3月からスタートしたこの集いは、元々私が言い出しっぺで始めたものなので、当初は当然皆勤賞だったのだが、最近は平日の昼間に開催されることが多くずっとご無沙汰していた。今回は、土曜日の開催であり、テーマも「指定管理者制度」ということで講師の小林董信さんがどのようなお話しをされるのか興味があったので参加した。連休の中日にもかかわらず、50人くらいの参加者がいて盛況だった。参加者の中にはこれからNPOの認証申請を予定している人も多く、この先まだNPOの認証申請件数は増えていくかも知れない。
昼過ぎから「みんたる」に足を運び、ケーキセットをいただく。コーヒーの方は、せっかく岩田珈琲店特製の自家焙煎豆を使っているにもかかわらず、入れ方がエスプレッソマシンを使っているため本店の味に及ばない。しかしながら、店主手作りのパンプキンケーキがなかなか上出来で、これからこの店の名物になるかも知れない。
2月11日(金) 建国記念の日
今日から3連休だが、明日、明後日は用事が入っているので今日は休養に専念することにする。
ただし、ここ数日メールが溜まっていたので、それを処理しているうちにけっこう時間が過ぎてしまった。それでも、溜まったメールをほとんど処理することができたので気持ちの上で少しスッキリする。
昼過ぎから札幌へ出かけ、大丸8階の「ブックス&カフェ」で本を数冊流し読みした程度で、後は特に何をすることもなく一日が過ぎてしまった。
2月10日(木)
午前中、中標津町の役場から依頼があって、3月24日(木)午後4時から、中標津役場の会議室で「観光消費の経済効果」について研修を行うことになった。観光については、個人的にも興味深いテーマなので、地元の方々に少しでも役に立つ情報を提供できればと思う。
「深夜貨物定期便の経済効果に係る報告書」の方も、基礎的なデータが出そろったので後はたたき台となる原稿を仕上げて、関係者に内容の確認をお願いする段階に入っている。取りあえず骨子は出来上がったので、明日からの3連休を利用して、少し冷めた目で推敲を行いたい。これで遅くとも年度内に完成にこぎ着ける目処がついたので、仕事の方も少しは収拾がつくかも知れない。
2月9日(水)
午前中、全日空千歳空港支店とヤマト運輸北海道支社に電話をかけて、深夜貨物定期便の最終需要額について了解を得ることができたので、今週中に報告書の原稿を仕上げる目処がついた。今日から18日(金)までは残業縮減月間で、残業が難しくなるので何とか明日中に仕上げて、明後日からの3連休は心の負担を軽くして過ごしたい。
一昨日から睡眠時間を削って打ち合わせや連絡調整などを行っており、疲労がピークに達しているので今日は早めに帰宅したが、相変わらずメールを使っての連絡調整に時間を取られている。早く、一山超えて楽になりたいものだ。
2月8日(火)
昨夜は、帰宅後メールの処理などに時間を取られ、午前1時過ぎに就寝したので寝起きが良くない。それでも、午前7時43分JR野幌駅発の電車で出勤する。天気予報では、日中の最高気温がマイナス1度で真冬日のはずだが、雪祭りの時期になると寒さに耐性ができてくるのか、晩秋から初冬に感じるような底冷えする寒さは感じない。
今朝の道新記事によれば、石狩管内の高校卒業予定者の就職内定率は、昨年12月末現在で52.8%と二人に一人が決まっていない状況とのことだ。これほど就職が厳しいと、若者が将来に希望を持てなくなってしまうことが懸念される。私にも有効な打開策は見つからないのだが、本当にどうにかならないものだろうか?
仕事の方が溜まっているので、午後9時まで一心不乱に報告書を書いたり、ワークシートを分析したりしているうちに、何となく整理がついてきたのでこの勢いで乗り切りたいと思う。
2月7日(月)
先週末は丸二日間、出張で不在だったため、いつもより早めに出勤して溜まった仕事を片づけているうちに昼過ぎになってしまった。こういうときは、精神的に焦りを感じるものだが、とにかく優先順位をつけて順番に片づけていくしかない。
今月は残業縮減月間で、9日(水)から18日(金)までは残業が難しくなるため、午後5時半過ぎから仕上がりが遅れている「深夜便の経済効果」の報告書作成に取りかかる。早く現在抱えている仕事を仕上げて、サービス業の移出入額推計であるとかマクロ経済モデルの作成方法であるとか、理論的にじっくり考えることに集中したいものだ。
午後6時半から連続シンポジウムに関する打合せに参加し、午後9時過ぎに終了する。 その後「みんたる」に足を運ぶと、店主の和田さんから、函館市でボランティア情報誌「ボラット」を発行している池田誠さんを紹介される。如何にもNPO活動が似合う好漢(ナイスガイ)である。午後10時過ぎに店を出て、帰路に着いた。
2月6日(日) 風連町と名寄市の合併
先週は厳しい寒さが続いたが、今日は一転して4月上旬の気温となり、とても暖かい一日だった。明日から雪祭りなので、厳しい寒さを期待していた観光客がいるとすれば逆にがっかりだろうが、吹雪や厳寒の中では雪像を見て楽しむどころではないので、雪像が溶けない程度に暖かい方が望ましいだろう。
本日、風連町で名寄市との合併の是非を問う住民投票が行われ、、開票の結果「賛成」が有効投票数の65%で過半数を占め、「反対」を上回ったとのことだ。道新の解説によれば、町の厳しい財政状況を背景に、住民は合併による財政基盤の強化が必要と判断したようだ。合併とは言え、新しい市の名前は「名寄市」、市役所も現在の名寄市役所になるとのことで、吸収合併そのものである。遠からず、独立した町としての風連町の名前は消えて「名寄市字風連」とでもなるのだろうが、私が風連町の出身者なら、慣れ親しんだ町の名前が消えてしまうことに寂しい思いをするに違いない。
2月5日(土) 「父帰る」〜「フリーター漂流」
午後3時40分から蠍座で「父帰る」を観る。舞台は現代のロシアで、14年ぶりに突然帰ってきた父親と二人の息子が、3日間の休日をともに過ごすというストーリーだ。全体的に謎の多い作品で、どうもスッキリしないのだが、クライマックスの場面は何とも物悲しい。ストーリーそのものよりも興味深かったのは、画像に写っている社会資本のレベルが30年以上前のわが国を見るようで、今日のロシアの経済的苦境をうかがい知ることができる。この家庭を襲った悲劇も、ロシアの経済社会情勢がもたらしたものかも知れない。
午後9時から、NHKスペシャル「フリーター漂流」を観る。新聞のテレビ欄には、「製造現場を転々とする100万人の若者たち▽苦悩する母」という見出しが付いていたが、実に考えされられる番組だった。メインで登場する若者は3人とも札幌出身で、本州の大手人材派遣業者の募集に応じて、栃木県や愛知県の工場に送り込まれ携帯電話や自動車の製造現場で働くことになる。番組のナレーションによれば、こうした若者のうち半年の契約期間をまっとうできるのは半分程度とのことで、この番組の中でも3人のうち一人は5日目に解雇され、もう一人は年末に辞めて札幌に帰っていた。こうした状況を生み出している一因は、24歳以下の若者の失業率が全国一高い(10%超)という本道の経済状況にあることを考えると、暗澹たる思いだった。
2月4日(金) 福島市出張(2日目)
いつもより遅く7時半ころ起床し、朝食後8時過ぎにチェックアウトする。JR福島駅構内の「太陽堂」でお土産用に「麦せんべい」を買い、8時50分にJR福島駅出て、10時過ぎにJR仙台駅に到着する。
JR仙台駅構内の「ずんだ茶寮」で仙台名物の「ずんだ餅」をいただき、地下のレストラン街で昼食をいただいてから、空港連絡バスで仙台空港へ。
午後2時30分発のANA725便で新千歳空港へ向かい、3時40分ころ新千歳空港に到着。午後5時前にようやくJR札幌駅に着いた。
少しの間だけ雪のない世界で過ごしてくると、札幌は何と雪が多い所だろうと思う。「みんたる」に足を運ぼうかと思ったのだが、吹雪いてきたのでしり込みしてしまい、そのまま帰路に着く。
2月3日(木) 福島市出張(1日目)
午前8時30分新千歳空港発のANA720便で仙台空港へ向かい、定刻より30分遅れの10時過ぎに仙台空港に到着。11時55分にJR仙台駅を出発して、午後1時10分に福島県庁前に到着する。仙台市内には雪がなかったが、福島市内はここ数日寒い日が続いているせいか所々に雪が残っていた。
午後1時半から杉妻会館で開催された北海道・東北ブロック産業連関表研究会に出席する。4時半に研究会が終了してから、札幌市のDさん、開発局のIさん、私と同行したSさんと4人で、JR福島駅西口にある郷土料理の店「いろり庵」へ。
納豆ひしお、目光焼き、こずゆ、凍みもち、川俣軍鶏などの郷土料理をいただき、「国権」、「会津藩」など地酒を飲む。午後8時ころ散会して、福島ビューホテルにチェックインする。地酒でかなり酔っていたので、風呂に入って汗を流してからすぐに寝てしまった。
2月2日(水) 生田原町の小野寺さんと「布屋太兵衛」
お昼に、生田原町の小野寺さんが訪ねてきたので、大丸札幌店8階の「布屋太兵衛」で天ざるセットをいただく。生田原町は、今年3月の議会で遠軽町などと合併することが議決される方向で進んでいるようだ。
明日から福島市へ出張である。今まで、出張用の鞄はパソコンバックを使っていたが、少し洒落た鞄が欲しくなったので、大丸札幌店6階の紳士用品コーナーで「TUMI」の鞄((スモール・エクスパンダブル・オーガナイザー・ブリーフ)を購入した。
明日は早朝から自宅を出る必要があるので、早めに帰宅し、休養に努める。
2月1日(火)
日本列島の上空に、数年に一度の強い寒気が入っており全国的に厳しい寒さが続くようだ。道内のあちらこちらで暴風雪となっているようで、通勤電車のダイヤも昨日から乱れている。札幌では気温は下がっているものの天気は良いので、あまり実感がわかないが・・・。
今日は、「深夜貨物定期便の経済効果に係る報告書」の作成に集中して取り組む。3日(木)・4日(金)が出張なので、その間に原稿を推敲するためできるだけ完成に近づけるためだ。航空貨物輸送の仕組みについては大体整理したので、後は経済波及効果の計算をすれば報告書は完成である。何とか、今月の早いうちに仕上げたいと思っている。
今日は「映画の日」なので蠍座へ足を運ぼうかと思っていたが、残業のため結局行けずじまいだった。