日記:2005年5月
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5月31日(火)

 午前中、庁内各課の担当者を集めての会議を開催する。この手のことは、一筋縄ではいかないメンバーでの打合せをしょっちゅうやっているので、ほとんど不安なく運営することができる。
 打合せ終了後は、「福祉NPO研修会」の分科会で聞き取った内容を報告書にまとめる。これまで整理し切れていなかった用務を片づけて少しサッパリした。もっとも、外部からの照会事項で手間のかかるものが2つ入ったので、明日以降その処理に追われることになる。
 今日は久しぶりに早めに帰宅し、部屋を片づけたりしながらゆっくり過ごした。


5月30日(月)

 昨日は終電で帰宅し、午前3時に就寝して6時半に起床という状態なので、睡眠不足で辛いが、朝から急ぎの調査資料を作成する必要に迫られ、午後3時近くまでかかってようやく片づけた。
 その後は、明日の朝一番で会議を設定しているため、その資料づくりに取り組み、一日中フル回転で過ごした一日だった。
 それでも午後6時半には職場を出て、「みんたる」に顔を出す。昨日、旧曙小学校で開催したフェアトレードのイベントがどうだったか様子を聞くと、出店した食事メニューがまあまあの売れ行きだったとのこと。店全体の収支がどうなっているかは分からないが、いろいろなイベントも企画しており、楽しくやっている雰囲気だ。何だかうらやましい気がするくらいだが、実際に楽しくやれるかどうかは、その人の個性と生き方の選択にかかっているのだろう(上手く表現できないが・・・。)。



5月29日(日)

 今年は春先から不順な天候が続いているが、昨日に引き続いて今日もさわやかに晴れ上がった一日だった。
 午前11時に札幌クリスチャンセンターに足を運び、午後1時からのシンポジウムの準備に取りかかる。シンポジウムにはスタッフを入れて100名くらいが入り、クリスチャンセンター2階のホールにしてはまずまずの参加者数となった。
 シンポジウム終了後午後5時半から、京王プラザホテル1階のレストラン「樹林」で懇親会を開催する。18名が参加して、なかなかの盛況となった。7時半に散会後、12名で札幌グランドホテルへ。午後10時に2次会を終え、さらにホテル内のバーで午後11時45分まで飲んでから終電で帰路に着いた。



5月28日(土)  福祉NPO研修会

 午前10時から、札幌クリスチャンセンター(北7西6)に足を運び、北海道NPOサポートセンター主催の「福祉NPO研修会」に出席する。今日は、個人的な興味からではなく仕事としての出席である。10時10分過ぎから行政の施策説明。北星学園大学の杉岡教授の講演が終わってから、一緒に参加したHさんと辰屋珈琲店で昼食。午後1時から分科会に参加し、午後4時過ぎの閉会までプログラムに参加していた。
 その後JR札幌駅付近を歩いていると、たまたまKさんと出会ったので、一緒に紀伊国屋書店2階の「イノダ珈琲店」で北大通りを見下ろしながらアイスコーヒーをいただく。気がつけば今日は、今年になってから一番暖かく感じられる一日だった。


5月27日(金)  活力ある地域社会をめざして

 午前中に、207市町村に6月16日(木)に開催する説明会の案内を発送する。
 昼過ぎにOさんSさんと一緒に職場を出て、「すみれホテル」1階の定食屋でランチバイキングをいただく。午後1時から、札幌グランドホテル2階の大ホールで開催されたシンポジウム「活力ある地域社会をめざして」に出席する。樋口恵子さんによる基調講演の後、札幌市の上田市長、北海学園大学の横山先生、シーズネットの岩見さんらによるパネルディスカッションが行われた。午後5時過ぎにシンポジウムが終わってから一旦職場に帰り、職場を離れた5時間の間に溜まっていた仕事を片付ける。
 午後6時過ぎに職場を出て、OさんSさんと3人で居酒屋「ちょくちょく」へ。この店は何故か九州・沖縄の料理や酒のメニューが多い。海ぶどう、ゴーヤ・チャンプル、キビナゴなどをつまみに奄美の黒糖焼酎をいただきながら話をして、散会したときには午後9時になっていた。
 その後、「みんたる」に足を運ぶ。いつもに比べて酔いが浅かったので、カバンの中に入っていた『トマソンの弟』を一気に読み終えて、午後10時近くに店を出て帰路に着く。



5月26日(木)

 午前中に市町村への権限移譲関係の書類を仕上げ、午後からは札幌市役所との打ち合わせや市町村への会議案内の作成と片っ端から仕事を片付けた。
 午後6時から、ホテル・ポールスター1階のラウンジ「オーロラ」で神原先生と北海道自治体学会の今後のことなどについて打ち合わせを行う。昨年度末から事務局の移転などで気ぜわしい思いをしているので、2005年度の総会を6月12日(日)に控えて、何とか乗り切って重荷を降ろしたい気持ちになる。
 神原先生と別れてから「みんたる」に立ち寄り、新メニューのフレンチ・トーストとゆで卵をいただく。ここの店主はいつも元気いっぱいで、話しているうちに気持ちが軽くなるのでつい足が向いてしまう。毎日、地下鉄の最終に間に合わない時間(零時半過ぎ!)に店を出ているとのことなので、並みの人物なら疲れて愛想どころではなくなってしまうのではいかと思うが、それでも明るい雰囲気を絶やさないのは大したものだ。午後8時半に店を出て帰路に着く。


5月25日(水)  春帆(しゅんぱん)

 朝から打合せの連続で、その合間をみて事務処理を行う状況だった。
 お昼休みに、職場の若手二人と3人で敷島ビル(北2西3)地下1階の「春帆(しゅんぱん)」へ。ここの名物である卵雑炊をいただく。とても簡単なメニューだが、これを売り物にするだけあって他には真似のできない味を出している。
 帰宅途中、職場の同僚6人で「そば徳」へ。ここで晩酌セットをいただいて午後7時過ぎに散会する。午後7時40分JR札幌駅発の快速電車で帰路についたが、途中苗穂駅で降りようとしたり、野幌駅で目が覚めず高砂駅で降りたりとちぐはぐな行動になってしまった。これからは、飲み会を少しセーブしようかと思う。


5月24日(火)  Oさんと「みんたる」

 朝から小雨が降って、パッとしない天気だった。そして、仕事に明け暮れた一日だった。
 午後6時半に職場を出て、道南のK町から派遣職員として来ているOさんと一緒に「みんたる」へ。昨日からメニューに入れたという「ねこまんま」をいただく。バターを乗せたご飯に鰹節をかけて醤油で味付けしただけのもので、想像したとおりの味だった。
 午後8時過ぎに店を出て、札幌エルプラザの施設を案内し、午後8時半ころ札幌地下街で別れて帰路に着く。


5月23日(月)

 今日は朝から小雨が降ってスッキリしない天気だが、気温が上がっているのか蒸し暑さを感じるほどである。
今月一杯は、公私ともに忙しくなるので、今日は朝から一息もつかずに仕事を片づけた。
 帰宅途中、「みんたる」に立ち寄り、昨夜のコンサートについて話をする。6月23日(木)から26日(日)までは店を閉めて、「新得空想の森映画祭」を手伝うとのことだ。この映画祭には、私も最初の年から足を運んでいるのだが、今年はちょうど10周年になるそうだ。最近、車で遠出することもなくなったが、今年は久々に日勝峠を越えて車を走らせようかと思う。


5月22日(日)  北海道自治体学会推薦委員会

 午後2時から、札幌ステーションホテル1階の喫茶コーナーで北海道自治体学会の推薦委員会を開催する。メンバーは、Aさん、Kさん、Yさんと私の4名で、午後3時半近くまでかかって2005年度から2006年度まで2年間の役員候補を選考した。
 その後Yさんと、北15条西2丁目の喫茶店「あらびか」で近況などを話し合ってから、「みんたる」に足を運び、午後6時半から開催された「インディーズ・ライブ」に参加する。インディーズとは、奇抜ないでたちとコミカルな喋りで客を引き付けながらギターの弾き語りを行う芸人で、もともと関西出身だが以前は札幌に住んでいてススキノで路上ライブをやっていたこともあるという。
 店内は20人余りの客と、前座を努めた「アイヌ・アート・プロジェクト」のメンバーなどで立錐の余地もなく、私も2時間立ちっぱなしで過ごした。懇親会も用意されていたのだが、それには参加せず帰路に着いた。



5月21日(土)

 明日以降、月末までは忙しい日が続くので、今日は休養に努める。睡眠不足が続いているので、その解消に努めたがそれでも目がショボショボして疲れが取れない。
 夕方、車で札幌に出かける。午後6時過ぎに出発して8時ころ帰宅したのだが日が沈んですっかり暗くなったのは7時半過ぎであり、日が長くなったことを痛感させられる。夏至まであと一ヶ月なのだが、夏至をはさんで2ヶ月間くらいは日が長い時期なのだろう。
 午後9時から、金曜ロードショーで「グリーンマイル」を観る。何度観ても新たな感動がある作品は極めて少ないが、私にとって数少ない作品の一つが「グリーンマイル」である。奇跡や聖なるものを自然な形でストーリー展開することは難しいと思うが、この作品はそのことに成功している。



5月20日(金)  ガーデンパレスで昼食会

 お昼休みに、職場の同僚(11名)と昼食会を行う。会場をいろいろ探したのだが、11名という人数だとなかなか会場を確保することが難しく、札幌ガーデンパレス1階のレストランのランチバイキングになる。それでも、入り口から一番奥の一角を押さえてそこそこに豪華な昼食会になった。
 仕事の方は、午前中にこれまで溜まっていた電話照会(7件)への対応を片付け、後は来週一気に仕事を片付けるための準備を行った。来週以降はしばらく残業を余儀なくされそうなので、今日は残業を避け午後6時には職場を出て帰路に着いた。


5月19日(木)  浅井学園大学訪問

 今日も雨混じりのスッキリしない天気が続いている。
 お昼休みに、札幌市の渡辺さんと大丸8階レストラン街の「すし善」でランチミーティングを行う。札幌市の協働施策は、観念上の理想論から具体的な展開に向かって進展しているようで、今後どのような成果があがってくるか楽しみである。
 昼過ぎに、浅井学園大学人間福祉学部の佐藤克之教授を訪ねるため職場を出て、JR函館本線の電車に乗って大麻駅へ。そこから国道12号線沿いに15分間くらい歩いて浅井学園大学のキャンパスに到着した。受付で研究室を確認し、館内案内図をもらって歩き始めたのだが幾つもの建物を渡り廊下でつないでいるため複雑な迷路のようになっており、結局カフェテリアにたむろしていた学生に案内してもらって、ようやく研究室にたどり着いた。佐藤教授は学部長なので研究室は学長室の向かいの一角にあり、広々として立派な部屋である。「会議が多くて忙しい。」と言っておられたので、学部長という役職になると研究や教育よりも学校運営が仕事の中心になるようだ。
 一連の打ち合わせが終わり、JR大麻駅に着いたころには午後5時近くなっていた。夕方の大麻駅付近は学生の姿が多く、一見すると学園都市の様相を呈しているのだが、学生向けの店は少ない。札幌市内から通学する学生が多いのだろう。



5月18日(水)

 朝から雨が降っている。風邪気味のところに二日酔いも加わって体調が最悪だったため年休を取得する。
 それでも、北海道自治体学会の総会&政策シンポジウムを来月12日(日)に控えて準備の方が心配なので、決算資料を整理したりしていた。そのうちに、二日酔いの方が収まったためか体調が回復してきたので、午後から決算資料を持って札幌市の高橋さんと北海道町村会の青田さんを訪ね、会計監査を受けた。
 後は、予算を作成することになるが、今後は事務所経費が毎年20万円程度発生するため、これまでの蓄積を急速に食い潰す心配があり頭が痛いことだ。



5月17日(火)  北海道建築設計会議

 今日は朝から雨交じりの天気で、ひとしお寒く感じられた。思わず、ハーフコートを羽織って出勤したほどである。今年は、良い天気が2日と続かない状態が続いている。春らしくポカポカと暖かい陽気を、まだ一度も経験していないような気がする。
 午後6時から、北海道建築設計会議の第25回幹事会に出席する。私の場合、仕事が終わってからいろいろな集まりに参加することは多いが、このように仕事の一環として出席した会議では自由闊達に発言することも難しい。仕事として、各種会議に出席し意見を求められることが多い立場の人は、それなりに苦労があるかも知れないと思う。
今回は、年度明け後の新しいメンバーの顔合わせという位置付けなので、挨拶と施策の説明を行って午後7時半ころ退席する。会議の会場がプレジデント松井ビル(南1西5)だったので、近所の料理屋「うめ野」(南1西7)で一杯やって、午後9時ころ帰路に着く。元々アルコールに弱い上に連日飲んでいるためか、電車に乗っている時間が辛くなってきている。少しペースを落とさないと、体調を崩しそうだ。



5月16日(月)

 今日は、昨日とは打って変わって好天となった。桜の花も満開となり、通勤時の車窓に流れる鉄道林の景色の中に、ところどころ満開の花に包まれた桜の木が望まれた。
 北海道自治体学会のAさんからメールが入り、17日の午後、チューリッヒ大学で一コマ講義をする為に今日スイスに到着したとのこと。21日の夜には札幌に帰ってくるとのことなので、Aさんの都合に合わせて22日(日)の午後に北海道自治体学会の新役員候補を決定する推薦委員会を開催することにしたい。
 仕事の方は、各方面との調整で大忙しだった。少し残業しようかと思ったが、同僚のKさんからの強い誘いを断りかねて、「蝦天」で晩酌セット(1,500円)をいただく。午後7時半には店を出たのだが、かなり酔っていて記憶も曖昧なまま帰路に着いた。



5月15日(日)

 今日も朝から雨が降って、肌寒い一日だった。寒い日が続くせいか風邪が一向に治らず、鼻水が止まらない。
 それにしても、5月中旬ともなれば初夏のようなポカポカ陽気の日があるものだが、今年は一向に暖かくならない。冷害の年はこのように春先から寒い日が続き、夏になっても気温が上がらないものなので、今年も冷害の年となるのではないかと懸念される。
 風邪気味な上に天候不順なので、夕方になって近所の床屋で散髪したほかは、特に何をすることもなく過ごした。



5月14日(土)  グランマ・モーゼス展

 風邪気味でのどが痛いので、週末は休養に努めることにする。
 昼過ぎから、大丸札幌店7階ホールで開催中の「グランマ・モーゼス展」に足を運ぶ。1860年に生まれて1961年に101歳で亡くなった彼女は、70歳から絵を描き始め、初めて個展を開いたのは80歳のときだったという。その作品は、農村における日々の暮らしを描いたもので、「古き良き時代」の農村の暮らしを彷彿とさせてくれる。
 グランマ・モーゼスの絵について、永井隆氏はエッセイ集の中で次のように紹介している。
 「絵は冬から春にかけての農場生活、それもおばあさんが子どもだったころの想い出の場面がおもに描かれています。みな広々とした家の外の風景で、小川でスケートをして遊んでいるところ、お客が来るので七面鳥を捕らえるところ、サトウカエデの幹から液をとり煮つめてシロップを作り、それを皿の雪にかけてもらうところ、モモの花さく農園の古いカシワのつるべの物語、小さな汽車のわたる橋など、どれもこれも、なつかしく、あたたかく、そして清らかな、あどけない絵です。
 10年以上前にこのエッセイを読んで、一度その絵を見てみたいと思っていたのだが、今回その願いが叶って満足だった。実際にグランマ・モーゼスの作品を見ての感想は、永井隆氏のエッセイを読んで想像していたとおりだった。



5月13日(金)  スペースワールド民事再生法申請

 風邪による喉の痛みと鼻水が一層ひどくなったが、明日は休日なので気持ちを奮い起こして出勤した。
 新日本製鉄子会社の宇宙テーマパーク「スペースワールド」(北九州市)が、民事再生法の適用を申請したとのことだ。スペースワールドは、新日鉄八幡製鉄所の遊休地活用を図るため、北九州市なども出資して90年に開業した。私は、当時福岡県庁の商工部通商観光に派遣になっていたので、商工部長と二人で開園記念式に出かけたものである。正直言ってあまり魅力的な施設でなく、いずれ行き詰まるのではないかと思っていたが、これまで続いてきたのは新日鐵の強力なバックアップがあればこそだろう。
 帰宅途中、職場のメンバー6人で「天壇」へ。ここの晩酌セットは、1000円でビール2杯と中華料理が付いてくるのだが、この料理が特別サービスで豪華な飲み会になった。午後7時半には散会して帰路についたが、今週は火曜日を除いて毎晩飲み会だったので流石に疲れてしまった。


5月12日(木)  DO!21例会

 飲み会続きの不摂生な生活になっている上に、寒い日が続いているせいか風邪気味で、喉が痛い。
 午後6時半から、かでる2.7で開催された、DO!21の例会に出席する。今日の講師は、空知支庁建設指導課で「花のまちづくり」を担当しているNさんで、前任の釧路支庁から5年間余り、「花のまちづくり」に取り組んでいるとのことである。
 午後8時過ぎに終了後、いつものとおり「はねもん屋北4条店」で懇親会に出席する。二日連続の飲み会は辛いが、比較的楽しい仲間の飲み会なので苦にならない。午後11時ころ飲み会が終了し、11時25分JR札幌駅発の電車で帰路に着く。


5月11日(水)  職場の歓迎会

 日中は、市町村や支庁への通知文や依頼文を施行し、関係各方面との連絡調整で一日がアッという間に過ぎてしまう。
 午後6時から、京王プラザホテル22階の宴会場で、職場の歓迎会に出席する。寒い毎日が続いているが、札幌では桜の開花宣言が今日あったそうで、宴会場の眼下に広がる北大植物園の中にも、桜の花が開いている様子を望むことができた。
 午後8時過ぎに終了後、江別在住のメンバー4人で「みんたる」に足を運ぶ。全員かなり酔っていたが、私たちのほかにはお客さんがほとんどいなかったので幸いだった。この店のメニューにはお酒も入っているが、基本的にはフェアトレードがメインの店なので、居酒屋感覚のお客さんは店の雰囲気に合わないのではないかと思うが、酔客の客あしらいが思いの外上手なので感心させられた。


5月10日(火)

 今日も冷え込みが厳しく、旭川以北では雪の予報である。テレビニュースに映し出された紋別市の映像では、吹雪で地面が真っ白になっていた。春が遅い北海道でも、ゴールデンウイーク明けの降雪は珍しい。5月10日の降雪は、5月22日に降雪を記録した1950年以来の遅い降雪とのことだ。
 仕事の方は一日中綱渡り状態で、特に昼過ぎからは来客の対応や、議会に足を運んでの説明など大忙しだった。それでも、期限の迫った仕事については目処が立っているので、午後6時過ぎには仕事を切り上げて帰路についた。当分は、どれだけ残業をせずに仕事をこなすことができるかどうか確かめてみたい。


5月9日(月)

 今日も一日中スッキリしない天候だった。
 夕方、北海道NPOサポートセンターの小林さん、ホップの竹田さんなどが仕事上の打合せのため訪ねてくる。これまで、主に北海道自治体学会のシンポジウム等で講師をお願いする立場だったのであまり気を遣うこともなかったが、仕事上の立場で顔を合わせると言い回しにも工夫が必要となり、何とも表現しようのない複雑な気持ちになった。
 帰宅途中、同僚のKさん、Fさんと3人、「そば徳」で晩酌セット(1,220円)をいただく。お昼は混んでいて入ったことがない店だが、夜は空いているらしく、ほぼ3人で借り切りの状態となる。居酒屋チェーンの店などでは考えらないほど静かな店内で、午後8時過ぎまでゆっくり飲んで過ごした。



5月8日(日)  チャリティ企画「現代国際巨匠絵画展」

 朝からどんよりと曇って、肌寒い一日だった。
 昼過ぎに、旧曙小学校(中央区南11条西9丁目)に足を運び、チャリティ企画「現代国際巨匠絵画展」を観る。シャガールやミロ、平山郁夫など有名な画家の作品が120点余りが展示されており、シャガールのリソグラフは1千万円近い値段が付いていた。
 この絵画展は、NPO法人「夢の樹さっぽろ」の主催である。「夢の樹さっぽろ」は、この4月に児童デイサービスおよび児童居宅介護(ホームヘルプ、ガイドヘルプ)を主な事業として発足したばかりの団体で、事務所も旧曙小学校の中にある。帰りがけに、1階の児童ルームを見学させてもらってから帰路に着いた。



5月7日(土)  帯広で降雪

 今日は朝から雨が降っていた。上空に冷たい空気が流れ込んでいるらしく、帯広では雪が降ったそうだ。5月に入ってからの降雪は9年ぶりだそうだが、この冬の大雪と雪解けの遅れを考えると、地球温暖化と逆行しているように感じる。それでも、オホーツク海の流氷が薄くなっているという報告もあるので、地球温暖化といっても局地的には逆行現象も発生するのではないかと考えてみたりする。
 冷たい雨が一日中降り続けていたため、今日は夕方になってログハウスの喫茶店「岳」に出かけたくらいである。流石に今日のような天候だと外出する人も減ると見えて、週末にはお客さんが絶えない「岳」も、今日はお客さんが極端に少なかった。


5月6日(金)  健康診断

 今年も、健康診断を受ける時期がやってきた。昨年は、午前7時20分過ぎに会場へ足を運んだが既に10人近くが待っていたので、今年は始発電車で出勤し、7時過ぎに会場に着いた。健康診断がスタートしたのは7時40分過ぎからだが、受付順が6番と早かったため、検尿、血圧測定、採血、聴力検査、心電図と順調に進み、レントゲン撮影も8時32分過ぎに始まり36分ころに終わったので、始業時間には平常通り仕事を始めることができた。
 ゴールデンウイーク中なので受診者が少ないだろうと予想していたのだが、実際には普段よりも受診者が多いとのことで、午前9時過ぎに受付をした人が職場に戻ってきたのは午後3時過ぎである。検査が終わるまで飲食できないのだから、ほとんど仕事にならないのではないだろうか。
 帰宅途中「みんたる」に立ち寄り、先週の木曜日から借りたままになっていたビニール傘を返却する。店主から、ここ数ヶ月の間にいろいろなイベントやコンサートを企画していることを聞く。並みの人なら、喫茶店の経営を軌道に乗せるだけで手一杯になってしまうと思うが、プラスアルファで店の改造を進めたり、イベント・コンサートの企画まで意欲的にやっているのだから大したものだと感心してしまう。



5月5日(木)  休日出勤

 昼過ぎ(12時半過ぎ)に職場に出て、ここ数日気になっていた仕事を片付ける。午後3時過ぎまでかかって、連休明けからの処理に目処が付いたので後はリフレッシュに努める。
 昨日、「パイン館」に足を運んだ際、札幌新道への裏道沿いに洒落たカフェを見つけたので、早速足を運ぶ。店の名前は「cafe siesta(カフェ シエスタ)」(東区東苗穂3条5丁目)で、手づくりにこだわった店である。ケーキセット(780円)を注文して、今日のケーキの中からバニラシホンケーキを選ぶと、いかにも手づくりっぽいシホンケーキが出てきた。隠れ家っぽく落ち着いた雰囲気なので、固定客がけっこういるようだ。
 帰宅後、北海道自治体学会の2004年度決算資料を作成する。明日以降、監査を受けて2005年度の予算案も作成しなければならない。先月、先々月は事務所の引越しもあって気疲れしていたが、来月12日(日)には総会があるので週末には目処を付けておかなければならない。



5月4日(水)  『聊斎志異』と蒲松齡

 今日も良く晴れて、絶好の行楽日和だった。
 冬の間、車をあまり動かしていなかったので、バッテリーを充電するため札幌へ向けて車を走らせる。ゴールデンウイークの最中なので、渋滞に巻き込まれることを心配したが、いつもの週末と比べて交通量の変化は感じられなかった。
 久々に環状通りにある喫茶店「パイン館」で、『聊斎志異(りょうさいしい)』を題材にした漫画本を読む。『聊斎志異』は、明末清初の人蒲松齡(1640〜1715年)によって著わされた短編怪奇小説集で、奇想天外な物語で満ち満ちている。これほどの作品を仕上げた著者は、余程の天才だと思うし、実際に蒲松齡は、弱冠20歳で童子試(合格者は生員俗に秀才といい、科挙の受験資格を与えられた)を受験し、3次の試験すべてを首席で通過したという。しかし、以後約30年にわたって受験し続けた科挙に、松齡が及第することはついになかった。当然、本人はやるせない思いだっただろうが、仮に蒲松齡が科挙に及第していれば、『聊斎志異』を著すこともなく、歴史に名を残すこともなかったかも知れない。結果的にみれば、どちらが幸せだっただろうか。
 一昨日の夜、同僚のKさん、Sさんと一杯やったとき、Sさんから自主研究グループ活動をやろうという提案があったので、連休明けに打ち合わせをする際のタタキ台として目的、方法、スケジュールなどの案を考える。文字通り自主研究グループ活動なので、いろいろなやり方がある。これまでの経験を踏まえ、参加することが楽しくなるような工夫をしたい。


5月3日(火)  憲法記念日

 今日は、憲法記念日である。以前は、「憲法」と言えば神聖にして犯すべからざるもので、改憲を論ずることは軍国主義への後戻りという気がしていたのだが、流石に戦後60年目ともなるとマスコミの調査でも改憲を容認する国民が増えていることが分かる。
 『医療と福祉の経済システム』(西村周三著)を読み終えた。この本は、医療と福祉が抱える様々な問題を指摘しているが、特に大きな問題は医療と福祉の場合、保険や公費でかなりの料金がまかなわれるので受益と負担の分離が起こり、その結果患者や利用者が料金が適切なものであるかどうかという点に関心が向きにくいことだろう。興味深いテーマだが、指し当たって解決の糸口は見当もつかない。
 夕方、大丸札幌店6階の「MONT BLANC(モンブラン)」ショップで、ボールペンとシャープペンシルを購入し、姪の大学入学祝いとする。これは私が知る限り、筆記具の中では最高の逸品である。



5月2日(月)

 今日は、昨日とは打って変わって好天となり、さわやかな朝だった。ゴールデンウイークの最中なので通勤電車も空いており、比較的快適に出勤することができた。
 いつものように、ドトールコーヒーに立ち寄ったのだが、ウインドウケースの苺ショートケーキがとても美味しそうだったので思わず衝動買いしてしまった。味の方は、残念ながら期待したほどではなかったが、これはパールモンドールのケーキと比較してしまうからだろう。
 お昼休みに、札幌グランドホテル東館2階のソメスサドルでライティングパッドを購入する。コンパクトなA5版にしようかと思ったのだが、A5版のレポート用紙はほとんど売っていないので、一回り大きいB5版のものにした。これからは打合せのときに、格好良くメモを取ることができそうだ。
 明日からゴールデンウイークの後半なので、同じ職場のKさん、Sさんと3人で焼き鳥・おでんの店「根(こん)」へ。ここは90分飲み放題888円コースがあったりして全体的に安く、いつも混んでいるそうだが、今日はゴールデンウイークの最中のため予約なしで4人がけの席に座ることができた。午後7時15分過ぎに散会し、「みんたる」で酔い覚ましのコーヒーをいただいてから帰路に着く。


5月1日(日)  『医療と福祉の経済システム』

 今日は、昨日とは打って変わってどんよりと曇った空の下、肌寒い風が強く吹いて、外出するには最悪の天気となった。
 昼過ぎから『医療と福祉の経済システム』(西村周三著)を読みはじめる。著者は、京都大学経済学部の教授で、保険論・医療経済学を専門としている。これまで西村教授の本を読んだことはなかったが、経済学的な観点から医療・福祉のあり方が述べられており、とても興味深い。この本は、さすがにスイスイと読み進めることはできず、半分近くで止めた。残りは、ゴールデンウイークの後半に読み終えることにしたい。