日記:2005年6月
<日記トップページ>
<次へ>
6月30日(木)  道下俊一氏のお話をうかがう

 午後1時半から、かでる2.7の810会議室で、道下俊一(みちした としかず)氏のお話をうかがう。昭和28年から平成12年まで47年間、浜中町立浜中診療所長を勤めていた方で、その体験をまとめた『霧多布人になった医者』(北海道新聞社)という本を旭屋書店で見つけて読み始めるとなかなか面白く、ついに最後まで読んでしまったことがある。文章が上手でも話し下手という方は少なくないと思うが、この方はお話も抜群に上手で、霧多布における様々な体験を目の前に見えるようにお話されるので、聴衆も感動して胸が熱くなり時間が経つのを忘れるといった有様だった。
 仕事が終わってから、同僚のSさんとJR札幌駅北口の居酒屋「北のささや北口店」(北7西2道銀ビル地下1階)へ。昆布を入れた焼酎や鯛のアラ炊きが美味しく、とても気に入った。


6月29日(水)  i−cafe(アイ カフェ)

  いつも通勤途中に「ブルーネン」や「サイセリア」など行きつけの喫茶店でモーニングコーヒーをいただくのだが、今朝は初めてi−cafe(アイ カフェ)に入ってみた。コーヒーの味は美味しいとは言えないが、新聞各紙が読めることはありがたい。30分間まで300円のコースではマッサージチェアも利用できるため、昼休みなどに利用すればリフレッシュ効果が大きいかも知れない。
 夕方、「みんたる」に足を運んで中国茶をいただきながら一服する。この店では、様々なイベントをやっており、7月15日(金)には喉歌(ホーミー)の歌い手である嵯峨さんのコンサートが予定されている。また、そのころには、絵本作家の南空々(みなみくうくう)さんが来札するので交流会もあるようだ。この方は、吉祥寺でカレー屋「豆蔵(まめぞう)」を経営しているそうなので、もし面白い人なら今度上京するときには「豆蔵」にも足を運んでみたいと思う。
 私は、こうした一風変わった人やイベントが好きなので、「みんたる」ができたことで愉快な気分で過ごす機会が増えて良かったと思っている。心底楽しいと思えるひとときを享受する対価として、この店の代金は決して高くはないだろう。ただし最近は、お客さんが増えてきて店内が一杯になることも多く、隠れ家的な店ではなくなりつつある。


6月28日(火)  マークコーヒークラブ

朝の通勤途中、6月22日(水)にセンチュリーロイヤルホテルの1階にオープンしたi−cafe(アイ カフェ)の会員登録をする。24時間営業で、インターネットやDVDを利用したり、休憩ができる施設であり一度利用してみようと思ったのだ。精神科医にの和田秀樹氏は、お昼休みなどに30分間程度仮眠の取れる場所を確保することを勧めている。疲れて仕事の能率が上がらないときに30分程度仮眠を取ると、仕事の能率が格段に向上するそうだ。
 今日は寝不足のため朝から目がショボショボする状態だったので、早速お昼休みに利用してみようと思ったが、同僚のSさんとランチ・ミーティングを行うことになったため断念した。Sさんと足を運んだのは、マークコーヒークラブ(アスティ45の6階)である。ここで、ターキッシュコーヒー(680円)をいただく。煮立てたコーヒー豆が底の方に沈殿しているので、上澄みを上手に注がないと飲みづらいコーヒーだが、久々に飲んでみるとコクがあって、まあまあ美味しかった。
 Sさんとは、自主研究グループ活動を立ち上げたので、これから一年間どのように進めて行くかを話し合う。静内町、浦河町のフィールドワークや公開シンポジウムの開催など面白そうな形ができてきた。実際にどれくらい面白くできるか、我ながら興味深いことだ。


6月27日(月)  フォーラムin札幌実行委員会

 気温はそれほど上昇しないものの、どんよりと曇って湿度が高いためか蒸し暑く感じられる一日だった。
 朝一番で、日仏地方分権セミナーの精算を行う。昨年来抱えてきた懸案が一つ片づき、少しだけ気が楽になった。それでもまだ抱え込んでいる業務が多いので、もう少し整理しないと行き詰まりそうだ。
 午後6時半から、北海道自治体学会フォーラムin札幌実行委員会に出席する。こちらの方は、既に8回目の打合せだがいよいよ具体的な内容を固める時期になって議論が白熱し、終了時間は午後10時を過ぎてしまった。
 実行委員会が終わってから、Aさん、Yさん、Wさんと4人で「高田屋 北4条店」に足を運び、11時半過ぎまで飲む。終電で帰宅したが、先週金曜日に豊幌まで乗り過ごしたことが記憶に生々しかったため、大麻駅からは席を立って野幌駅に到着するのを待った。



6月26日(日)

 今日は「新得空想の森映画祭」の最終日で、午前9時半から「北海道映画サミット〜映画を作る映画を楽しむ〜」というプログラムが用意されていたので気持ちの上では参加したいと思っていたが、片道3時間余りの運転に挑戦する気にはなれず、結局足を運ばずじまいだった。
 昨日、政府税制調査会の石弘光会長が、サラリーマン増税を打ち出したため、今朝のテレビ番組ではそのことが取り上げられていた。一世帯当たり47万円の増税になるとのことだ。私の職場では、来年度は一人当たり100万円の給与削減という話もあり、手取り収入が激減することになるかも知れない。経済評論家の森永卓郎氏が小泉構造改革の結果、急激に所得格差が広がり、1%の勝ち組以外は「年収300万円」を覚悟しなければならないと警鐘をならして注目されたが、どんどんその方向に動いているようだ。



6月25日(土)  新得空想の森映画祭

 昨夜は午前2時に帰り着き、就寝時間は午前3時ころになったが、意外なことに午前7時にはスッキリと寝覚めることができた。
 今日は、十勝支庁管内の新得町で開催されている「新得空想の森映画祭」に参加するため、午前8時40分に車で自宅を出た。江別西インターチェンジから三笠インターチェンジまで高速道路を使って、狩勝峠経由で新得町に向かって車を走らせ、3時間余りで会場に到着することができた。
 12時20分から、記録映画「祈りの踊り」を見る。これは、大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎さん自身が監督して製作した作品で、1993年から全国各地で演じた様々な踊りが紹介されている。
 今年の映画祭にはギリヤーク尼ヶ崎さん本人が来ていたので、映画が終わってから30分間ほど、ご本人からお話をうかがった。1930年8月生まれのギリヤークさんは既に74歳であり、全身を酷使しての激しい踊りは年々限界に近づいているという。最近、鹿児島県の知覧に特攻隊基地を訪ねたそうだが、国のためと一途に考え無心で死んでいった特攻隊の若者たちのように、無心で大道芸に打ち込んで生涯を終えたいと考えているそうだ。
 午後3時に会場を後にして、来た道を引き返す。途中、南富良野の「道の駅」で休憩を取った他は運転を続け、6時20分に帰り着いた。ノンストップなら3時間程度だろう。途中、昨夜歩いたばかりのJR豊幌駅から自宅までどれくらい時間がかかるか調べたところ、ちょうど13分だった。車によって、いかに時間当たりの移動距離が長くなっているかを実感した。


6月24日(金)  DO!21例会

 昨日に引き続いて真夏日となり、黙って座っていても汗が噴出すような暑苦しい一日だった。職場も省エネのためか、はたまた財政難のためか冷房がほとんど効かないのでひたすら我慢するより他はない。
 午後6時半から、かでる2.7の530会議室で開催されたDO!21の6月例会に出席する。今回の講師は、南幌町の嶋田さんで「合併協議の体験をとおして見えてきた農業」というテーマだった。午後9時ころから「はねもん屋 北4条店」で懇親会を行い、午後11時ころ散会となった。
 悲劇は帰路で起こった。午後11時25分にJR札幌駅発の電車で帰路に着いたわけだが、居眠りして野幌駅を過ぎてしまい気がついたときは江別駅を過ぎていた。次の豊幌駅で電車を降りたときは午前0時であり、札幌方面に引き返す電車もなかったので、野幌に向かって歩き始めた。後はひたすら歩いて、野幌の自宅にたどり着いたときには午前2時になっていた。



6月23日(木)  元祖居酒屋三百円

 朝一番で、某町のTさんから電話があった。声が暗い感じだったので水を向けて近況を聞くと、町役場を辞めたとのこと。まだ30代の方だが、本人にとっては切実な事情があったのだろう。
 お昼休みに、「みんたる」まで足を伸ばし、ランチをいただく。炎天下の道を片道20分近く歩いたが、ランチを食べに行くには少し遠すぎるので、今回が最初で最後になりそうだ。
 今日は日中の最高気温が30度を超えて真夏日となり、夕方になっても暑苦しい状態だったので、仕事が終わってから「冷たいビールでも・・・。」ということになり、同僚のKさんFさんと3人で「元祖居酒屋三百円」(北9西3・小田ビル地下1階)に足を運ぶ。総てのメニューが300円(消費税別)で、例えば飲み放題が30分ごとに300円、つまみが一品当たり300円といった調子である。味もボリュームも満点で、人気メニューのチキンカツなど一つしか注文しなかったのだが、余りにも量が多く3人でも食べ残したほどだった。


6月22日(水)  はしご酒大会

 今日は朝からどんよりと曇って蒸していたためか、久々に九州の夏を思い出した。特に、お昼休みに屋外に出たときは、少しぬるめのサウナに入ったような気がするほどで、昨日からネクタイを外して「クールビズ」スタイルに切り替えたのは正解だった。
 午後7時から同じ職場の江別在住者で、野幌の飲食店街で開催中の「はしご酒大会」に参加する。前売り2,500円のチケット(当日チケットは3,000円)を購入すれば、「はしご酒大会」に参加の飲食店のうち5店をハシゴできるというものだ。この夏一番の蒸し暑い一日だったので、冷たいビールが特に美味しく感じられた。
 最初に炉辺焼きの店「女番屋(めばんや)」で腹ごしらえして、午後7時から「スナック香織」、「パブスナック コロン」、「スナック清水」、「飲み食い処 やま」、「K&G」と回ってアッという間に午後8時半になってしまう。抽選会ではワインをもらって帰路に着くが、かなり酔っていたので居眠りしながら歩いていた感じだ。事故に巻き込まれたりしなくて幸いだった。



6月21日(火)  クールビズ

 今日から夏用の軽装「クールビズ」で出勤する。クールビズが話題になってから、気になって調べていたので、今日のところは無難な服装でまとめることができたが、単調にならないよう今後の工夫が必要である。クールビズのポイントとしては、涼しげで仕事ができる雰囲気を醸し出すことが必要だと思う。
 今日は「さっぽろキャンドルナイト2005」というイベントが開催された。これは、環境保全意識を啓発するため、夏至の夜に電気の明かりを消してキャンドルの灯りの下でイベントに参加したりして過ごそうというものだ。午後7時から、キャンドルナイトのイベントの一環として、大通公園で嵯峨さんの「のど歌」を聞いた。


6月20日(月)  熊野古道の旅についてインプット

 朝一番で、「福祉住環境コーディネーター」の資格試験に挑戦することを宣言する。試験そのものは11月27日(日)だし、願書の受付も9月13日(火)からとまだ先のことだが、自分自身にプレッシャーをかけるため試験勉強に取りかかることを宣言した。自分の仕事に直結した資格を目指すことは、仕事の質を高める上でも重要なことだと思う。受験するからには、きちんと勉強して本番に臨みたい。
 お昼休みは、組合の「対話集会」に出席する。いつもは、今ひとつ開催意義が分からず退屈な集まりだが、今回は財政状況の厳しさについてまあまあ具体的な説明があったので、興味深く聴くことができた。給与の大幅な減額が避けられそうにないので、住宅ローンを抱えている人などは一層家計が苦しくなるのではないだろうか。
 議会明けの7月2日(土)から熊野古道の旅に出ることを決めたので、今日はそのことを周囲に話してインプットする。以前は気づかなかったのだが、休みを取ることがハッキリしているときは早めにそのことを周囲に話しておいて方が、後でスムーズに行くようだ。
 「福祉住環境コーディネーター」について現在の理解度を確認するため、テキストに掲載されている問題を解いてみる。5つの中から1つ「適切なもの」又は「不適切なもの」を選ぶ問題はかなり解けるが、突っ込んだ問題になると見当がつかないものも多く、理解度が浅いことを自覚せざるを得ない。


6月19日(日)  熊野古道

 来月早々に熊野古道を旅することを決めたので、今日は具体的な計画を練った。7月2日(土)の早朝に関西国際空港行きの飛行に乗り、その夜は熊野古道の入り口に当たる紀伊田辺市に泊まる。翌3日(日)は早朝8時に、本宮大社行きのバスに乗って熊野古道に向かい。途中下車して古道を歩き、午後3時ころ本宮大社に到着する。そこからさらに新宮の速玉大社に足を伸ばし、午後6時過ぎに紀伊半島の南端を周る紀勢本線の特急に乗って田辺市に引き返して宿泊する。4日(月)は昼前に田辺市を出発し、和歌山市で名物の和歌山ラーメンをいただいてから、午後4時に関西空港発のJAL2507便で北海道に帰ってくる。札幌に着くのは、午後7時近くになる見込みだ。
 予定が固まったので、来週中に根回しや飛行機、宿の予約などを済ませようと思う。


6月18日(土)  クールビズ

 6月の半ば過ぎともなれば流石に気温が上がり、日中は「暑い」と感じることが増えている。今月の初めくらいから、環境省の提唱で「クールビズ」なる省エネルックが登場しているが、今ひとつピンとこないでいた。ところが、週刊朝日が特集した「クールビズ」の記事を読んでかなりイメージをつかむことができた。私なりにつかんだ「クールビズ」のポイントは次のとおりだ。

1.淡色のボタンダウンシャツ
2.茶色のベルトと靴
3.来客時には紺ジャケットを羽織る

 6月中は議会の会期中なので、この間にイメージを固めて、来月からは「クールビズ」にデビューしようかと思う。


6月17日(金)  代休所得

 昨日の説明会が終わって、いろいろと宿題が発生したのでその処理に追われて午前中が過ぎてしまう。それでも、大きなイベントを乗り越えたので一安心ではある。
 お昼休みに、同僚のSさんと大丸レストラン街にある鰻料理の店「宮川」で鰻重をいただく。これで大丸レストラン街の中で行ったことがないのは、お好み焼きの店と、アジア料理の店の二つだけになった。
 来週から本格的に忙しくなるので、今日は午後1時半から5月28日(土)に休日出勤した代休を取得する。三省堂書店で熊野古道への旅を計画するため『iジャパン南紀・和歌山』を購入する。朝8時ちょうどに新千歳空港発のJAL便で出発すると、正午過ぎには熊野古道の入り口である紀伊田辺市に着くことができるようだ。翌日はバスで本宮大社を訪ねてから新宮市に泊まり、熊野速玉大社を訪ねて3日目には帰路に着くようにしようと思う。



6月16日(木)  説明会〜ヒアリング〜打合せ

 朝一番で北海道国民健康保険団体連合会(南2西14)へ足を運び、午前10時からの説明会の準備をする。私の場合、年中いろいろな会議の運営に係わっているので慣れてはいるのだが、受付や進行のチェックをしているうちに定刻の10時を迎え、説明会がスタートする。始まってしまえば、時間はどんどん過ぎて、11時過ぎからは30分間程度プレゼンテーションを行って、正午過ぎに2時間にわたる説明会が終了した。その後は、札幌プリンスホテル2階の中華料理店でランチをいただき、残った資料などを撤収して午後1時半ころ職場に帰った。
 午後4時過ぎから、内閣府の特区担当者(国土交通省担当)に私が所管している特区申請の事項について説明を行う。その方は、農林水産省からの出向組だそうだが問題となっている制度や所管セクションの力関係などを背景に含蓄のあるお話をうかがうことができて、短時間だがとても満足のいく結果となった。
 夜は打ち上げに流れ込みたいところだったが、別件の打合せを控えていたため断念し、午後6時半から打合せに参加した。



6月15日(水)  会場設営

 今日は日中の最高気温が25度まで上がり、今年になって初めて初夏の訪れを感じさせられた。春先から寒い日が続いて夏が来ないように思っていたのに、いつの間にか季節が夏に移り変わっていることを実感した。
 午後3時ころ北海道国民健康保険団体連合会(南2西14)に足を運び、明日の会議会場の設営などを行う。机の上に資料を並べたり、ビデオプロジェクターを使ってプレゼンテーションのシュミレーションをしているうちに時間が経過し、午後5時近くまでかかってようやく明日の準備を終えることができた。
 今日はノー残業デーのため午後5時半過ぎには職場を出て、帰路に着く。紀伊国屋書店で旅行ガイドブックを眺め、熊野古道に関する情報を調べた。


6月14日(火)  世界遺産「熊野古道」

 今日も引き続き、明後日の会議の準備に取り組む。内容の確認については、ほとんど午前中に目処がついたので、午後からは地下の印刷室で資料の印刷作業を行い。午後4時半ころには運搬用の箱詰めも終わって、明日の午後からタクシーで運搬する準備が整った。
 仕事が終わってから、同僚のKさんFさんと3人で「はねもん屋 北4条店」で一杯やる。午後7時半ころ散会し、酔い覚ましに「みんたる」でミカンジュースをいただく。北海道自治体学会の総会&政策シンポジウムが終わり、さらに明後日の会議が終われば、週末を利用して旅行する時間が持てそうなのでどこへ行こうかと思いを巡らせる。たまたま店のお客さんが、今年3月に世界遺産の「熊野古道」を歩いた経験を話してくれたので、私も行ってみようかという気になる。彼女の話では、本宮大社から那智の滝に向かう辺りの雰囲気が最高とのことだ。来月早々にでも、「熊野古道」を歩いて古き日本の霊験の地に往時を忍びたい。


6月13日(月)

 今日も16日(木)に迫った全道市町村の担当者を集めての説明会作りに追われて、どんどん時間が過ぎてしまう。それでも、午後4時過ぎに関係者の打ち合わせを行い、内容的にはほぼ完成版に近い形に仕上げることができた。
 お昼休みに、これまで溜まっていた北海道自治体学会の会計処理を一気に行う。これまで立て替えてきた分を精算し、北海道NPOサポートセンターに事務所の借上料を支払うことができた。  体調は悪くないのだが、少し疲れが溜まっている感じで、帰りの電車の中で寝込んでしまい、気がついたときはJR江別駅にさしかかるころだった。JR江別駅で降りて、30分以上歩いて帰宅した。


6月12日(日)  北海道自治体学会総会&政策シンポジウム

 朝7時43分にJR野幌駅発の電車で札幌へ。総会資料や文房具などを背負って、会場の北大学術交流会館には8時半過ぎに到着した。それから早速、会場の設営に取りかかる。
総会の進行に関する打ち合わせや会計処理などを片っ端から片付けているうちに、午前10時となり、政策シンポジウムがスタートする。
 午前中は、ニセコ町観光リゾート協会山本さん、旅トピアの下間さん、下川町森林組合の春日さんの3人が、地域でのユニークな経済活動について発表を行った。お昼の時間を利用して総会を開催し、思いの外順調に役員改選も行われた。私は、2年間続けてきた事務局長を今回で降りることになり、重荷が減ってホッと一息というところである。
 午後1時半からの分科会が終わってから、運営委員で今後の役割分担を定めて午後5時ころ散会する。
 Yさんと二人で大丸8階の「藩(はん)」に足を運び、午後7時近くまで飲んでから帰路に着いた。
 帰宅後、政策シンポジウムの参加費や年会費、これまでの立替分などを計算しているうちに午前2時近くとなり、スッキリした気持ちで寝入ることがでできた。



6月11日(土)

 明日は北海道自治体学会の総会&政策シンポジウムの当日なので、今日はずっとその資料を作りながら過ごした。一人で資料作りを続けていると、自分だけが苦労しているような感じで気が滅入ってくる。午後5時ころ「みんたる」に足を運び、一時間近くかけて総会資料を仕上げることができた。
 明日はいよいよ総会&政策シンポジウムの当日なので、その内容はともかく午後4時過ぎには総てのプログラムが終わって精神的には随分楽になる。そのときが待ち遠しい一方で、少し寂しいような複雑な気持ちだ。


6月10日(金)  日仏地方分権セミナーに関する打合せ

 今日は、昨夕から作りはじめたプレゼンテーション資料の完成を目指して内容を精査したり、動作確認をしているうちに夕方近くになった。午後5時近くになって、北海道運輸局の担当者が打合せにきたのでその対応をしているうちに午後6時近くになった。
 実は、午後5時45分から、日仏地方分権セミナーに関する打合せに出席することを約束していたので焦ったが、Yさんの携帯に電話してみると、まだ間に合うとのことだったので、札幌グランドホテル1階のラウンジに足を運び打合せに加わる。
 打合せが終了してから、Hさん、Yさんと3人でホテル内のビアホールで午後8時半ころまで一杯やる。
 その後、「みんたる」に足を運び、店主の郷里から取り寄せたという「シラス山椒」をつまみに焼酎をいただく。午後10時過ぎに店を出てJR札幌駅から電車に乗ったが、何故か千歳方面行きに乗ってしまっていた。それ程酔っていたのだろうか?


6月9日(木)  フォーラムin札幌実行委員会

 午前中、北海道運輸局に足を運び、16日(木)に開催する会議に関して打ち合わせを行う。その後、北海道国民健康保険団体連合会にも足を運んで打合せを行い、午前中一杯かかって対外的な調整を済ませた。
 16日の会議では、プレゼンテーションの方法を工夫することにする。やはり、ビデオプロジェクターを使った方が面白いだろうと考え、パワーポイントを使ってプレゼンテーション資料の作成に取りかかる。午後7時半までかかって全体像が見えてきたので、明日完成にこぎつけることにして職場を出た。
 その足で、北海道自治会館5階の会議室へ行き、今年10月1日(土)に札幌市内で開催する北海道自治体学会フォーラムin札幌の実行委員会に参加する。内容がかなり具体化してきて、けっこう面白くなりそうだ。
 午後9時ころから、フォーラムin札幌実行委員会のメンバー3人と「はねもん屋」で一杯やる。午後11時過ぎに散会し、帰路に着く。



6月8日(水)  日本、ワールドカップサッカー出場権を獲得

 16日の会議は、出席者が180名程度となった。最大限250名程度収容の会場なので、ちょうど良いくらいの参加人数である。
 午後3時ころ、部長レクチャーを行う。これまで進めてきた考え方と部長の認識が一致したので、16日の会議にも不安なく臨むことができる。
 今日はノー残業デーなので、終業のチャイムが鳴ってすぐに職場を出た。この時期は日没まで時間があるので、明るい屋外を歩いて大通公園に差しかかると、YOSAKOIソーラン祭りの踊り子たちが公園にたむろしていた。今日から、第14回目となるYOSAKOIソーラン祭りが始まったのだ。
 帰宅後、テレビでワールドカップサッカーの予選で日本−北朝鮮戦を見る。試合の後半から見たのだが、そのときは0対0だった。その後、日本が2点を入れ結局2対0で快勝して、ワールドカップサッカーへの出場権を手にした。その後のニュースは、そのことで持ちきりだった。


6月7日(火)

 午前11時から、テレビ会議に出席し、全道の支庁職員に市町村への権限委譲について説明した。通常の会議と違って、テレビカメラを相手に話すというのは手ごたえがなく、とても奇妙な感覚を覚える。ニュースキャスターなどがテレビでしゃべっているのを見ると、手元の原稿をそのまま読んでいる感じがあまりしないが、刻々と変化するニュースについて原稿を棒読みしている雰囲気を出さないとのは大したものだ。
 その後は、国から依頼を受けた市町村アンケートの中からポイントとなる項目を入力し、一覧表を完成させた。想定外の作業だったのでどうなることかと心配したが、2時間余りで仕上げることができた。夕方、その資料を使って局長にも説明を終え、明日の部長説明に臨むことになった。


6月6日(月)  「天壇」で飲み会

 朝から、新聞記事の内容確認や審議会の資料作成などで慌しく過ごした。昼過ぎからは、明日のテレビ会議に関して関係セクションとの調整を行い、夕方になってようやくテレビ会議でのしゃべり原稿を仕上げることができた。
 週明け早々大忙しだったが、残業は避けて同じ職場の4人で「天壇」へ。ここで、晩酌セットをいただきながら歓談し、午後8時ころ散会した。


6月5日(日)

 昼過ぎに、一昨日の北海道障害者会議で聞き取った手書きのメモを入力する。それぞれの立場で日ごろ感じていることを話したものだが、切実な問題を訴えるものが多かった。ノーマライゼーションという言葉は普及したが、現実はそれ程理想的に進んでいるわけではないようだ。障害者会議の委員として委嘱される人はむしろエリートで、それ以外の人の中には自分の置かれている環境をどうすることもできないケースも多いのではないだろうか。
 毎年、今頃になると旅行がしたくなる。一昨年は名古屋・岐阜、昨年は富山、福井を訪ねたが、今年もそろそろ関西方面に出かけてみようと思っている。候補としては、熊野古道や小豆島などこれまで足を運んだことのない地域に心引かれている。



6月4日(土)

 北海道自治体学会の総会&政策シンポジウムが来週末に迫っているが、今年はなかなか手が付けられないでいる。この調子ではいよいよ間に合わなくなりそうなので、今日は新年度の運営委員候補者に承諾を求めるメールを送ったり、出席者の数を確認して明日以降の資料準備について考えを巡らせる。
 夕方「みんたる」に足を運び、モバイルしたパソコンで日記の更新をする。
 帰宅後、パソコンを見るとカード型PHSのアンテナが外れていることに気づく。カバンの中を探しても見つからないので、「みんたる」ではないかと思い当たって電話すると、やはり椅子の後ろに落ちているのが見つかった。次回訪ねるときに受け取ることにした。



6月3日(金)

 通勤電車の中で、同僚のSさんと一緒になったので、センチュリーロイヤルホテル地下の喫茶店「ブルーネン」でモーニングコーヒーをいただく。Sさんは濃いコーヒーが好きで、「可否茶館」と「北地蔵」がお薦めとのことだった。「可否茶館」については、珈琲の香り(アロマ)が素晴らしく、このホームページでも「お気に入りの喫茶店」の一つとして紹介しているくらいだが「北地蔵」の場合、苦みばかりが強く私的には好みではない。それぞれ、好みは分かれるものだ。
 午後1時半から、かでる2.7の1020会議室で開催された「第3回障害者会議」に出席し、4時半まで様々な障害を持った方々の意見を傍聴することができた。人はそれぞれの立場によって、全く違ったものの考え方をするものだ。仕事して出席した会議だが、個人的にとても勉強になった。こうした場で出された意見を一つでも二つでも現実の施策に活かす途をつけることが大切だと思ったので、3時間近く間ずっとメモを取り続けた。
 帰宅途中、同僚のKさん、Sさんと3人で居酒屋「根(こん)」に足を運び、午後7時過ぎまで軽く一杯やる。今日はあまり深酒しなかったので、軽いほろ酔い気分で帰路に着いた。


6月2日(木)

 今日は朝から幾つもの相談を持ち込まれ、その対応に追われる。昼過ぎからは、他県への電話照会を行ったりしているうちに時間が過ぎてしまった。
 同僚のSさんの提案で自主研究グループ「北海道地域福祉研究会」を立ち上げることとなっていたのだが、なかなか研究計画書を書き上げることができずにいたのだが、夕方になって何とか仕上げることができた。
 Sさんは、教育委員会で社会教育を担当していたことがあり、これまでにも2回研究会活動をやったことがあるとのことだ。ボラナビ倶楽部の活動がスタートして間もなく、森田さんを招いて話を聞いたこともあるそうだ。ボラナビ倶楽部のスタートと言えばもう8年近くも前のことになるが、当時ボラナビ倶楽部の活動のユニークさに注目した人が私一人ではなかったことに、改めて気づかされた。


6月1日(水)

 昼過ぎに、国保会館(南2条西14丁目)を訪ね、6月16日(木)にここで開催する会議の会場を下見する。5年前に新築したという立派な建物で、200人以上がゆったり入ることのできる会議室はビデオプロジェクターの設備なども整っており、一流ホテルの会議室並だった。
 今月は残業縮減強化月間のノー残業デーなので残業を避け、午後6時には職場を出て帰路に着いた。
 帰宅後HBCテレビのテレポート2000を見ると、キャスターのTさんが出ていた。彼女とは先週日曜日の集まりの打ち上げでお目にかかったばかりだが、テレビで見る華やかな華雰囲気とは違って、実に楚々とした方だった。