日記:2005年9月
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9月30日(金)  職場の観楓会

 9月も今日が晦日であり、朝晩は寒さを感じるようになった。来月になれば、下旬には雪が降ってもおかしくないのだから、日ごとに寒くなって行くのは当然のことなのだ。
 日中は仕事の処理に追われたが、それでも、特区申請の方が一段落しつつあるので、気ぜわしさのピークは過ぎた感じがする。
 午後6時から、京王プラザホテルで開催された職場の観楓会に出席する。二次会が用意されていたが、明日は早朝から北海道自治体学会フォーラムin札幌があるため、午後8過ぎに時に一次会が終わってからすぐに帰宅し、フォーラムの準備に取り組んだ。



9月29日(木)  ホテルから出勤

 昨夜は、午前1時に「みんたる」を出て、ホテルに着いたのが1時半ころ。それからメールを処理したりして午前3時ころ就寝した。朝は6時ころ目覚めたが、睡眠時間が短かった割にはスッキリと目覚めた。いつもは7時15分に家を出ているのだが、今日は8時5分前にホテルをチェックアウトする。8時15分ころ北9条西3丁目の某レストランに入って、朝定食をいただいたが、案外時間がかかって職場には8時45分少し前に到着した。通勤時間が短縮されれば朝ゆったりと過ごせるかと思ったが、通勤時間が30分短縮した程度ではそれ程時間のゆとりは感じられないようだ。
 日中は、構造改革特別区域に関する最終的な詰めにエネルギーを割かれたが、それでも午後5時半過ぎには職場を出て明後日に迫った北海道自治体学会フォーラムin札幌の準備として、領収書を作ったり謝礼の用意をしたりして過ごした。事務局の担当者としてイベント・フォーラムを直前にすると、なかなか準備が追いつかなくて、最後にはどうなっても良いから早くそのイベント・フォーラムが終わって気楽になりたいと思うものだが、すべてが終わると、また何かやりたくなる。明後日のフォーラムが終われば、その後はどのような気持ちになるだろうか。


9月28日(水)  HARD TO FINDライブ

 昨日、夏期休暇を取得した結果、今日は仕事がたっぷり溜まっていて、朝から晩までずっと仕事に追われた一日だった。
 それでも午後6時前に職場を出て、7時から「みんたる」で開催されたアイリッシュ音楽を中心に演奏活動を行っている「HARD TO FIND(ハード・トゥー・ファインド)」のライブに出席する。板に張られたピアノ線を叩いて音を出す「ハンマーダルシア」は、無骨な外観からは想像できない繊細な音階を奏でる楽器で、哀愁を帯びたアイリッシュ音楽と相まって、秋の夜長を充実した気分で過ごすことができた。
 午後9時少し前にライブが終了してから、その場で懇親会となる。出演者4人を含めても10人余りのこぢんまりとした人数で、アットホームな雰囲気になった。いつもは終電で帰るのだが、今日はアーバンホテル札幌(北17東1)に宿を取っていたので、終電を気にせず飲むことができた。午前1時に「みんたる」を出たが、そのころでも私以外にまだ3名が残っていた。



9月27日(火)  「流れる」

 今日は、夏季休暇を取得しリフレッシュに努めた。
 秋の天気は変わりやすいが、日中は好天に恵まれ絶好の行楽日和になった。午前中は、北海道自治体学会フォーラムin札幌の会計処理を行い、10月1日(土)の本番までの準備を進めた。
 12時10分から、蠍座で「流れる」を見る。時代背景は昭和31年、東京の芸者置屋が舞台で、思うに任せぬ様々な事情の中でそれぞれ生きる途を模索する女性たちの姿が描かれている。昭和31年といえば、高度経済成長が始まる前の時期で、人力車に乗った客を見送ったり、家の前の道路が未舗装だったりと現代とは隔絶した生活環境が垣間見える。しかしながら、全体にテンポが良く見ていて飽きない作品である。日本映画と言えば、生活臭のにじみ出た陰鬱な作品が多いように思っていたが、この作品は貧しさにめげない強さが出ていて生きる希望が湧いてくる。



9月26日(月)  Mさん送別会

 秋が深まり、朝晩は寒さを感じる時期となった。それでも昼頃はまだ蒸し暑かったりするので、服装についても一工夫が必要である。
 午後6時から、「らくまる」(狸小路6丁目)でMさんの送別会を開催する。Mさんは、昨年まで机を並べて仕事をしていた方で、今月一杯で退職することになったので、その送別会である。35年6ヶ月勤めた職場を去るにしては、本人を含めて4名という寂しい集まりで気の毒に感じるほどだった。流石に一次会だけでは本人も心残りだろうと考え、二次会の席も設けたが、一人が一次会で帰ったので3人だけの二次会になった。寂しい送別会を盛り上げようと飲んでいるうちにすっかり酔ってしまい、記憶も曖昧な状態で帰路に着いた。


9月25日(日)  ガラスのピラミッド

 3連休最終日の今日も天候に恵まれ、絶好の行楽日和となった。愛知万博も今日が最終日で、通算入場者数は2,200万人に上るとのことだ。
 じっとしているのがもったいないないような天気だったので、昼過ぎに、これまで行きたいと思っていたモエレ沼公園に足を運んでみた。ここには、イサム・ノグチの美術作品である「ガラスのピラミッド」がある。それは公園の入り口近くに建っており、中に入ることができる。裏側に展示スペースや展望台が設けられた5階建てくらいの建物があり、ガラスのピラミッドはその建物と一体になっている。最上階まで上ると、展望台からは眼下にモエレ沼公園の全体を見渡すことができるし、札幌市外の様子を遠望することもできる。ガラスのピラミッドは、何とも不思議な芸術作品だ。
 その後、地下鉄円山公園駅の近くにある喫茶店「森彦(もりひこ)」(南2西26)に足を運ぶ。古い民家を改造したという、隠れ家のような空間。ここで出されるコーヒーは、自家焙煎の豆を使っている。マイルドブレンド(500円)を注文したが、出てきたコーヒーはミルクと砂糖を十分入れると、コクがあってなかなか美味しかった。人気店で混み過ぎていることが難点だが、平日の昼下がりなら人気の少ない店で落ち着いた一時を過ごすことができるかも知れない。


9月24日(土)  コーヒー&シガレッツ

 アメリカでは、過去最大級のハリケーン「リタ」が南部に上陸して大きな被害が懸念されているが、本道はよく晴れて昼過ぎには汗ばむほどの陽気となった。
 午後1時40分から、蠍座で「コーヒー&シガレッツ」を見る。これはオムニバス作品で、場末のカフェなどを舞台に繰り広げられる人間模様が面白い。登場人物は盛んにコーヒーを飲み、タバコを吸う。ストーリー展開の中でコーヒーとタバコが絶妙の役割を果たしており、コーヒー好きの私としてはニヤリしてしまった。
 午後5時から、道立近代美術館の南側にある「カエルヤ珈琲店」(北1西17)で、マイルドブレンド(450円)をいただく。今回は、喫茶店の専門誌でこの店の記事を読んで足を運んでみたのだが、なかなか雰囲気の良い店で、たまにフッと思い出して足を運びたくなるような気がする。


9月23日(金)  バタフライ・エフェクト

 今日は3連休の初日なので、なるべくリフレッシュしようと思う。
 午後3時50分から、蠍座で「バラフライ・エフェクト」を見る。人生をやり直したいと思っても、現実には時間を遡ってリセットすることはできないものだが、この映画はストーリー展開の中で自然にそれを幾つものパターンに分けて見せている。最後はハッピーエンドというべきか、それともアンハッピーエンドというべきか。
 翻ってわが身のこととして考えると、仮に人生をやり直すことができたとしても、元々の道具立てが決まっている以上、なかなかすべてが思い通りにはいかないはずだ。結局、現実の中で一生懸命生きるしかないのだろう。


9月22日(木)  Sさんのお祝い

 構造改革特区の認定申請と条例の改正という手間のかかる仕事を二つ同時に抱えて、その処理に追われて過ごした一日だった。
 条例改正の方は、昼前に改正案と新旧対照表を仕上げて、昼過ぎに法制担当者のチェックを受け、これに概要説明資料を付けて夕方4時過ぎに一通り仕上げることができた。
 午後6時から、第二ワシントンホテル1階の「ジョージタウン」で開催されたSさんの就職祝いの会に出席する。Sさんは、この春から実務研修生として職場に来ていたのだが、10月から札幌地下街(アピア)にあるファンケルの元気ステーションで働くことになるそうだ。私も、4年前にアピアに元気ステーションがオープンし以来利用しているのだが、ずっと同じメンバーでローテーションしているので居心地は悪くないのかも知れない。
 午後7時半に散会後、自治労会館で開催されている比較地方自治法研究会(第1回)に出席し、講師の山口二郎氏から今後の政治情勢等についてうかがいたいと思っていたが、Sさんのお祝いの会でワインをがぶ飲みしてしまい、研究会に出席できる状態ではなくなってしまったので、そのまま帰路に着いた。


9月21日(水)  フォーラムin札幌実行委員会

 今日は朝から雨が降っており、傘を差しての出勤となった。
 仕事の方は、構造改革特区の認定申請がいよいよ週明けの26日(月)に迫ってきたため、書類のチェックや問い合わせへの対応に追われている。ところが、もう一つ、明日を期限に条例改正の議案を仕上げなければならないことになり、昼過ぎからは息つく暇もない状態になった。
 それでも今日は、10月1日(土)に迫った北海道自治体学会フォーラムin札幌の打ち合わせがあるため、仕事の方は午後6時半前に切り上げ、午後7時から、北海道自治会館5階の会議室で開催された北海道自治体学会フォーラムin札幌実行委員会に出席する。今年10月1日(土)に札幌での開催が決まったのが一年前で、この春からは実行委員会を何度も開いてきたのに、まだまだ準備が足りない感じで、打ち合わせも午後10時近くまでかかった。
 打ち合わせが終わってから、Iさん、Yさん、Wさんと4人で「はねもん屋 北4条店」へ。午後11時過ぎまで軽く飲んで、11時25分にJR札幌駅発の電車で帰路に着いた。


9月20日(火)  新琴似で飲み会

 昨日、一昨日は強行軍の日高ツアーだったため、昨夜は早めに就寝したものの完全には疲れが抜けない感じである。それでも、今週は19日(月)が敬老の日、23日(金)が秋分の日なので、今日を含めて3日間何とかをしのごうと思う。
 午後5時半過ぎに職場を出て、地下鉄南北線で麻生駅まで行き、6時15分から居酒屋「浜ちゃん」(北区新琴似7条2丁目)で開催されたSさんの惜別会に出席する。Sさんは、最近の若者には珍しく実にきちんとしていたので、惜別の思いが特に強い。
 午後9時過ぎに散会後、「みんたる」に立ち寄って酔いを覚ましてから帰路に着いた。


9月19日(月)  日高ツアー(2日目)

 午前6時半に起床し、7時半ころホテル2階のレストランで朝食をいただく。8時50分にホテルを出て、9時から浦河町総合文化センターで社会福祉法人「ベテルの家」の高田事務局長から、お話しをうかがった。精神障害者に対する福祉の分野で、目覚ましい活動をしている「ベテルの家」については、以前から一度お話しをうかがいたいと思っていたので、今回は絶好の機会だった。
 午前10時に浦河町総合文化センターを出発し、優駿ビレッジ「アエル」を見学してから札幌方面への帰路に着く。昨日は傘を手放せない天候だったが、今日は雨が上がって絶好のドライブ日和となった。
 途中、水産物の薫製や干物、お菓子などを次々に購入し、午後1時ころ新冠町の中華料理「山翔(やましょう)」で昼食をいただく。八宝菜定食(1,050円)を注文すると、ボリュームタップリで食べきるのに一苦労した。午後1時40分ころ店を出て、高速道路を通ってJR新札幌駅には午後3時10分に到着した。Sさんには、江別第二小学校の斜向かいにあるセイコーマートまで送ってもらい、喫茶店「岳」で一息入れてから帰宅した。
 その後は、一昨日買ったイタリアワイン「キアリ ランブルスコ ロッソ」の残りを空けて、早めに就寝した。


9月18日(日)  日高ツアー(1日目)

 いつものとおり午前6時半に起床し、旅支度を整える。今日・明日の2日間で、「北海道型福祉研究会」のフィールドワークとして、日高管内の福祉施設等を訪ねるのだ。
 午前8時半に自宅を出て、8時36分錦町郵便局前バス停発の中央バスでJR新札幌駅に向かう。9時10分に新札幌バスターミナル到着後、高架下の喫茶店「駅馬車」でモーニングコーヒー(税込み300円)をいただく。広い店内には席がゆったりと配置され、古いアメリカンポップスがかかって、落ち着く店である。
 10時少し前に、ホクノースーパー前に参加者5名が全員集合し、Sさんの車に乗って出発した。あいにくの雨天ではあったが、厚真まで開通している日高自動車道を使って順調なドライブとなり、11時20分ころ門別町の「いずみ食堂」で昼食をいただく。ここのソバは手で丸めたような不思議な麺で、滋味タップリといった風情がある。
 その後、新冠町でレ・コード館に入り、レコードコンサートを聴いたりしてから午後1時半に、静内町社会福祉協議会を訪問し、さらにデイサービスセンターを訪問してから浦河町へ向かう。
 午後4時40分ころ、浦河ウエリントンホテルにチェックイン。6時にホテルを出て、総合文化センターを見学してから、浦河神社の境内で一杯やり、その後居酒屋「富士」で浦河町の職員らと懇親会を行う。私の方は、朝からの強行スケジュールで疲れが溜まっていたため、眠くてたまらない状態だった。それでも、午後9時過ぎにスナック「スタイリスト」に席を移してからは目が覚めた。午前0時近くに散会し、タクシーでホテルに帰った。



9月17日(土)  「大統領の理髪師」

 午後3時5分から、蠍座で韓国映画「大統領の理髪師」を見る。ある日突然、独裁者である大統領の理髪師にさせられた男が主人公で、奇想天外な舞台設定とコミカルなストーリー展開が面白い。
 帰宅途中、大丸地下1階の酒類コーナーでイタリアワイン「キアリ ランブルスコ ロッソ」を購入する。これは、9月14日(水)に「みんたる」で開催したDO!21の例会の際に買って行ったものだが、食前酒として出したところとても美味しかったので、自分用に一本購入した。
 帰宅後、さっそくワインをいただいたが、スパークリングワインなのでコルク抜きを使わなくても栓が抜けるし、芳醇な香りと葡萄果汁の美味しさがそのまま生きた素晴らしい味わいである。値段も809円(税込み)と手ごろで、とてもお買い得な逸品を見つけた思いである。


9月16日(金)

 就寝時間が昨夜は午前1時半、一昨日は午前2時と遅かったため、流石に今朝は寝覚めが悪い。いつもより少し遅く出勤の途上についたが、素晴らしく晴れ渡った空の下で日差しを浴びると、ようやく目が覚める感じがした。
 午前中は、市町村から受付が今月末に迫った構造改革特区申請に関する問い合わせを処理しながら、今年7月に実施したアンケート調査の結果を全道の市町村に通知する作業に没頭した。
 昼過ぎから、表彰式の審査会に出席し司会進行を行う。この審査会は午後4時半までの予定が、思いの外順調に審査が進み受賞者を選考して閉会したのは午後3時ころだった。
 寝不足で疲れていたが、明日から連休なので
職場の同僚二人と居酒屋「根(こん)」で一杯やって、午後7時半ころに散会して帰路に着いた。


9月15日(木)  午後10時まで残業

 昨夜は、帰宅時間が遅かったので寝不足だったが、朝から溜まっている仕事の片付けに追われた。明日は、昼過ぎから別の仕事が入っているので、今日中に仕上げておかなけらばならないので、今日は残業を余儀なくされた。時間をかけてきちんと見ると、自分があわてて書いた文章は、やはり改善を要する点が見つかる。結局、何とか書類を仕上げたころには、午後10時になっていた。
 その後、一緒に残業した二人と道通ビル(北5西6)地下1階にある「天壇(てんだん)」で一杯やって、午後11時25分JR札幌駅発の電車で帰路に着いた。


9月14日(水)  DO!21例会

 今朝、高校の先輩であるH氏が最近自ら命を絶っていたことを知った。押し強さを感じさせない、人の良さそうな方だった。ここ2〜3年のうちに、自ら命を絶った知人は3人いるが、どの人も「大人のずるさ」というものを感じさせない、純粋さを感じさせる人物だった。そういう人に辛い役回りを押しつけ、行き場を失わせる組織というものの非情さに、憤りを禁じ得なかった。
 仕事の方は、昨日に引き続いて若手職員のフォローに努めたが、昼過ぎからは自分の仕事がいよいよせっぱ詰まってきたのでその処理に没頭した。
 それでも、午後6時前に職場を出て、大丸地下1階の酒類コーナーで、イタリア産のスパークリングワインを赤白1本ずつ買って、「みんたる」に足を運ぶ。今夜は、DO!21の例会で、野菜のソムリエの資格を持つ吉川雅子さん((有)エムズプランニング代表取締役)を講師として、実際に野菜料理を作って食べながらの例会となった。キンピラ、ラタトゥーユ、野菜おでん、チヂミなど手軽なメニューがどんどん紹介され、大満足の例会だった。買っていったスパークリングワイン(キアリ ランブルスコ ロッソ)は芳醇な香りと甘酸っぱい味が素晴らしく、これまで飲んだ中で一番美味しいワインだと思う。
 午後6時半にスタートした例会は、アッと言う間に午後10時を回り、「みんたる」の閉店時間を30分過ぎたころようやく散会して帰路に着いた。


9月13日(火)

 今日も仕事に追われた一日だった。それでも、全体の流れについて大体見通しが立ったので、昼からは別の仕事でせっぱ詰まっている若手職員の応援に全力を挙げた。その仕事(普及啓発事業)については、私も以前担当していたことがあるので、大体見当が付く。傍目には気楽そうな普及啓発事業も、真面目に取り組むとなかなか手強い部分がある。
 自分の仕事は積み残しになってしまったが、午前6時前に職場を出て北海道自治会館で開催された某打合せに参加した。この打合せは、いつもは長引くのだが、今回は午後8時半ころ終わったので、「みんたる」に立ち寄り、明日の夜「みんたる」で開催する野菜料理を囲んでの集会の資料を置いて帰路に着いた。


9月12日(月)  選挙サンデーが明けて

 選挙サンデーから一夜明けると、新聞各紙の見出しに自民党大勝の文字が躍っている。道内では、20名の定数のうち、民主11、自民7、公明1、新党大地1となり、民主党が第一党となったが、これは北海道だけの特異な現象である。小泉構造改革によって切り捨てられる危機感が、本道においては突出して強いことの現れではないかと思う。
 昨夜は、選挙速報を聞きながら夜明けまで過ごしたので、寝不足のためボーッとするが、それでも当面片付けなければならない仕事が溜まっているので、夕方までかかってだいたい目処を付けた。
 疲れが溜まっているので、午後6時前には職場を出て帰路に着いた。


9月11日(日)  衆議院議員選挙−自民党大勝

 本州は天候不順だったようだが、本道は一日中好天に恵まれた。
 午前10時過ぎに車で家を出て、「道の駅三笠」へ。ここで、昔懐かしい8列トウキビを焼きトウキビとしていただいた。一本300円と値段が手頃だったので、5本購入すると一本おまけを付けてくれた。最近は、ピーターコーンという糖度が高く実の柔いトウキビが圧倒的だが、8列トウキビはピーターコーンに比べて甘味が少なく、実もしっかりしている。実の間に隙間があるので、2列ずつきれいに食べることができる。昨年オープンしたイオンのショッピングセンターが隣接しているのだが、土地代が安いせいか広大な平屋の建物で、その広さは一驚に値する物だった。広い駐車場は、近隣市町村から集まった買い物客で、店舗に近い側からどんどん埋まって行く様子も圧巻だった。
 午後8時過ぎから選挙速報を見る。今回は、事前の予測で自民党優位と言われていたが、その予想を上回る大勝で、自民党単独で296人が当選して安定多数となり、公明党と合わせると320名を超えて、絶対多数を占める結果となった。この分だと、憲法改正の動きも視野に入ってくるだろう。


9月10日(土)  秀岳荘(しゅうがくそう)

 昼過ぎに札幌に出て、蠍座で「ベルリン、僕らの革命」を見ようと思っていたのだが、ホームページで作品の紹介を見ると今ひとつ興味がわかなかったので、パスした。その代わりに、山道具の店「秀岳荘」でアウトドア用品を調べた。以前は、アウトドア用品といえば、マナーなメーカーが値段の割に粗雑な製品を出しているような印象を持っていたが、最近は、そこそこにデザインも良く、値段も割高に感じない製品が増えてきた。特に、チタン製の食器類の軽さは驚異的である。たしかに値段も高いが、ザックの重さを少しでも軽くしたいときには、値段に代え難い価値があるだろう。
 明日は、いよいよ衆議院議員選挙の当日である。いつも選挙速報を見ているうちに夜更かしすることになるので、今日は早めに就寝して明日の夜更かしに備えた。


9月9日(金)

 台風一過で、今日は朝から良い天気だった。
 今日も、午前中は北海道行政評価局から現在担当している仕事の行政評価を受け、午後からは別の会議に出席しているうちに、アッと言う間に時間が過ぎた感じである。打合せや会議の合間や休憩時間を縫って、今日が期限の調査物を片付けたり、外部とアポイントを取ったりしていたので、午後5時過ぎになってようやく総てが片づいたときは、正直言ってホッとした。
 流石に精神的な疲れが甚だしかったので、早めに帰宅して休養に努めた。



9月9日(木)

 朝になっても台風14号の影響が残っており、出勤時には風雨が強かったためJR野幌駅まではタクシーに乗って出勤した。
 今日も朝から来客の対応や、市町村の担当者に対する対応に追われているうちに一日が過ぎてしまった。お昼休みに、Yさん、Wさんと北農健保会館地下のレストランでランチをいただいたことが唯一の息抜きだったが、それでも途中抜け出して北海道NPOサポートセンターに切手を届けたりしていた。
 明日は、朝一番で行政評価局の対応があるため、午後6時半ころまで残業して資料を整理した。
 夏の間は午後6時半と言えばまだ明るかったのだが、9月に入ると日没が急に早くなる。大丸の地下でマカロンを買って、それを土産に「みんたる」に少しだけ顔を出した。


9月7日(水)  台風14号接近

 好天に恵まれた昨日とは打って変わって、本道に接近しつつある大型の台風14号の影響で朝から土砂降りになった。このような天気の日に休みを取っても、どこにも出かけられないので、昨日休みを取っておいて良かったと思う。
 しかしながら昨日休んだため、仕事が溜まっており朝からその処理に追われ、やっと一息付いたときには既に午後5時を回っていた。
 台風14号のため天候が大荒れのため、電車がストップすることが心配だったので早目に帰路に着く。JR野幌駅に着くと、地面にたたき付けるような激しい雨で傘を差していてもずぶ濡れになりそうな感じだったので、タクシーに乗って帰宅した。


9月6日(火)  「酔画仙(すいがせん)」

 今日は、夏期休暇を使って、日ごろはなかなか片付けられない北海道自治体学会の会計処理をはじめ、仕事以外の事務処理を行う。パセオ内の郵便局でニュースレター発送用の切手を購入し、事務局に届けたりしているうちに午前中が過ぎてしまった。
 午後3時半から蠍座で、韓国映画「酔画仙(すいがせん)」を見る。19世紀末のソウルが主な舞台で、貧民の出身ながら天賦の画才で、朝鮮王家の御用画家に選ばれた人物の人生が、貧しい少年時代から名声を確立した老年まで、様々なエピソードを交えて描かれている。山水画、花鳥風月など素晴らしい絵がたくさん映像に出てきて、それを見るだけでも楽しい時間を過ごすことができた。この作品も、もう一度見たいと思う映画の一つになった。


9月5日(月)

 先週は、大きな会議を終えることができたが、その間多くの仕事を後回しにすることになった。そこで今日は、溜まった仕事をどんどん片付けた。かなり頑張ったつもりだが、新しい仕事も次々に出てくるので、プラスマイナスではほとんど減っていないように思う。
 それでも、何とか今週中に目先の仕事を仕上げる目処が付いたので、明日は夏期休暇を中得することにした。同じ休むのでも、平日の昼間に休むとリフレッシュ効果が大きい。仕事からの解放感が強いからだろう。早速、明日はどうやって過ごすかプランを立てた。


9月4日(日)

 本州ではまだ暑い日が続いているようだが、本道はすっかり朝晩冷え込む時期に入り、今日は昼過ぎまで寒さを感じるほどだった。
 ほとんど家に閉じこもって、ひたすら休養に努めた一日だった。夕方になってログハウスの喫茶店「岳」に足を運んだことくらいが、唯一何かやったといえる程度である。
 昼過ぎまで肌寒かったのに、夕方からは蒸し暑くなり、寝苦しい夜になった。そのことに、わずかに夏の名残を感じた。


9月3日(土)  「運命を分けたザイル」

 残業続きの一週間が終わり、ようやく週末の休みにゴングアウトで救われた感じである。 以前は週末にけっこう映画を見ていたのだが、ここしばらく映画館から遠ざかっていたが、今日は久々に映画が見たくなったので、午後1時半から、蠍座に足を運び「運命を分けたザイル」を見る。今から10年くらい前に、南米の未踏峰に挑戦したイギリス人クライマーの実話をベースとした作品で、氷雪の絶壁を登攀する様子はスリル満点である。しかも、登頂を終えて下りのルートに入ったところで、一人が足を骨折してしまう。それでも何とか生還を目指す二人に、さらに過酷な運命が待ち受ける・・・。
 美しくも厳しい氷雪の絶壁や自分自身との戦い、困難な登頂の後に待ち受ける絶対絶命のピンチから逃れるための凄絶なチャレンジ、これらが渾然となって息を呑むような作品に仕上がっている。しばらく経ったら、もう一度見たいと思う作品だ。


9月2日(金)

 今日も、朝からフル回転で溜まっていた仕事を片付けた。特に、外部からの苦情処理については入念な資料を作って打合せを行い、来週早々に対処することになった。すんなり行けば良いのだが、一つ対応を誤ると面倒なことになりそうだ。
 今日は飲み会もなく、久々に終業のチャイムが鳴ってすぐに職場を出た。「みんたる」にも久々に立ち寄り、コーヒーを一杯いただいたが、店が混んでいて落ち着かない雰囲気だったので、早々に店を出て帰路に着いた。


9月1日(木)

 午前8時40分過ぎに「かでる2.7」に足を運び、4階大会議室で10時からの会議の準備を始める。席をロの字型に直すため応援を頼み、名札や会議資料を並べ終えたのが9時45分。その直後から参加者が集まり始め、定刻通り10時から会議がスタートした。それからは、事務局として運営に携わる一方で事業の報告や情報提供等で発言する時間がタップリあり、何とか正午過ぎに会議が終わったころには、流石にクタクタになった。
 その後は大急ぎで会場を片付け、昼からはこれまで会議の準備で忙殺されて後回しになっていた仕事に取り組む。市町村から相談を受けていた仕事を最優先に処理しているうちに午後5時を回る。疲れが溜まっているので早めに帰りたいと思ったのだが、「打上で一杯やろう。」という誘いに応え、Kさん、Fさんと3人「そば徳」で軽く一杯やって、午後7時過ぎに散会し帰路に着いた。