日記:2006年1月
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1月31日(火)

 今日もまた、「東横イン」問題への対応準備に追われた一日だった。東横インホテルチェーンは、道内では札幌、旭川、函館、釧路、函館、苫小牧、北見の7市に12のホテルを展開している。現在、国土交通省からの指示で、関連各市が2月3日(金)を期限として実態調査を行っている。それまでの間に、情報を整理して、対応方針を決めておく必要がある。他県に電話照会したりしているが、先週末になって急に表面化した不測の事態だけに、明確な対応方針はどこも決めかねているようだ。
 午後5時から、STV北2条ビルで開催された「第2回札幌市福祉有償運送運営協議会」を傍聴する。1月13日(金)に開催された第1回協議会は議論が白熱したが、今回はその際出された論点が整理されていたので粛々と議論が進み、午後6時半過ぎには終了した。


1月30日(月)

 ここしばらく、大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」が法令で義務づけられている障害者用の客室や駐車場を無断で改造した問題の対応に忙殺されている。福祉有償運送の問題についても最後の詰めといった時期に、もう一つ大きな問題への対応を余儀なくされ、精神的なプレッシャーが大きい。
 それでも、新聞記事から見当をつけて他県の状態を確認したり、関係法令と条例の関係を整理したりしているうちに、これまで真剣に読む機会がなかった条例をしっかりと読むことができて、とても勉強になった。



1月29日(日)  介護福祉士国家試験(当日)

 午前5時に起床し、6時半過ぎに自宅を出て、昨日と同じく道道江別恵庭線を走って、7時ころ道都大学に到着する。それからは、掲示物の点検をしたり受験生の誘導をしているうちに時間が過ぎて行く。2千2百人余りの受験生が次々とシャトルバスで運ばれてきて、それを3カ所に別れた会場に振り分けて案内するのだが、マイナス7度の寒さの中で凍えながらの作業となった。
 体が温まる間もなく、出欠状況の確認を行い、11時半から早めの昼食をいただいてから、午前中の答案用紙の回収チェックを行う。受験生のほとんどは女性であるため、男性用トイレの多くを女性用に転用したのだが、道都大学では貯水槽が空になってしまい、水洗トイレの水が流れないという事態が発生した。教室は十分余裕があったので、2千人余りのトイレ使用の水利用に対応できないという事態の発生は予想外の出来事だった。
 試験は午後2時25分に終了し、答案用紙の回収後、会場の現状復旧に取りかかった。午後4時40分ころようやくすべての作業が終わり、直ちに帰路に着く。野幌には5時15分ころ到着した。
 帰宅後は、疲れが溜まっていたため、入浴後居眠りして、そのまま夜中まで寝込んでしまった。


1月28日(土)  介護福祉士国家試験(会場設営)

 昼前に自宅を出て、喫茶店「岳」で早めの昼食をいただいてから野幌を出発し、道道江別恵庭線を北広島市に向けて車を走らせる。午後1時過ぎに、道都大学に到着し、1時半から明日の介護福祉士国家試験の会場設営に取りかかる。主に、屋外や建物内に誘導や注意のための掲示物を貼る作業を行ったが、その際使った建築用のメンディングテープがとても使いやすかった。このテープは、手で簡単に切ることができる上に粘着力も程よく、これまでセロハンテープやガムテープを使って行っていた掲示作業の欠点を簡単にクリアーするものだ。この方法を知っただけでも、午後の時間を犠牲にした価値はあった。
 掲示作業の方は午後6時ころようやく片づいて、再び道道江別恵庭線を通って帰路に着いた。途中、野幌郵便局の近くで雪山に突っ込んでフロントが大破した車を見かけた。冬道の走行はやはり危険と隣り合わせてあることを実感し、肝を冷やした。


1月27日(金)

 今日は、朝一番で学校のトイレ整備に関する打合せを行った。これは、日本トイレ協会から相談のあった学校のトイレ整備に関するシンポジウムへの出演依頼についての対応を決めるためのもので、結局、お断りすることになったが、内容的にはなかなか面白そうで、首都圏に住んでいれば個人的に聞きに行きたいと思えるものだった。
 午後5時45分から、札幌ハウスユースホステル(北6西6)4階の会議室で開催された介護福祉士国家試験の説明会に出席する。札幌ハウスユースホステルには、ずっと以前に泊まったことがあるが、JR札幌駅から近くて交通の便が良い以外は、施設が古くてあまり快適ではなかった思い出がある。その施設は相変わらず古いままで、この先いつまで同じ状態で続くのだろうかと疑問がわく。
 説明会そのものは7時前に終了したが、週末が仕事で潰れるため早めに帰宅して休養に努めた。


1月26日(木)

 今日も朝から雪が降っている。雪は昼間も断続的に降り続き、ここのところ少し減りつつあった市内の雪山は、再び大きさを増した感じだ。
 今日も、存分に仕事をした一日であり、漫然と過ごした時間はほとんどないと言える。しかしながら、このように時間的に無駄なく仕事に没頭していると、心の余裕は失われてしまう。精神的なバランスを取るためには、ある程度仕事密度の低い時間が必要だということを痛感する。例えば、データ処理作業などは、適度に休憩を入れながらやった方が能率が上がるものだ。
 昼間密度の濃い時間を過ごすと、残業をするエネルギーなど残らない。風邪気味で体調が悪いせいもあって、午後5時半過ぎには職場を出て帰路に着いた。


1月25日(水)  北海道型福祉研究会

 今朝は、大幅な給与削減に反対するため始業時間から29分間の抗議集会が実施された。 予想されていたこととはいえ、基本給が10%削減されることとなり、私の場合月給に換算して5万円余りの減額になるようだ。私は今のところピンとこないのだが、住宅ローンや子どもの教育費がかかる人にとっては、深刻な問題だろう。
 午後6時から、「北海道型福祉研究会」に出席し、Iさんから「人権行政」に関するお話しをうかがう。人権行政と言えば、法務局が権利擁護に関する仕事を行っているが、最近は都道府県でも普及啓発事業を行うようになっている。こうした比較的新しい行政分野が生まれてきたのは、社会の変化に対応するため必然性があったものとは思うが、ダウンサイジングの動きとは逆行するものであり、今後どのように進んでいくのか予想がつかないところがある。
 午後7時半過ぎに研究会が終了してから、JR札幌駅北口にある「鳥太郎」で開催された懇親会に参加し、午後9時過ぎに散会して帰路に着いた。


1月24日(火)  DO!21新春放談会

 今日も、朝から夕方まで、外部からの質問や依頼を片っ端から処理しているうちに、アッと言う間に一日が過ぎた感じである。
 午後6時半から、かでる2.7の530研修室で開催された「DO!21新春放談会」に出席する。週末に鹿児島で買ってきた「かるかん饅頭」を持っていったのだが、参加者が多く16個入りでギリギリ間に合った。
 今回は、メンバーの中では比較的若手の職員3人から、道(庁)の閉塞感を打ち破るための意見をうかがった。それぞれの立場から思っていることを話してもらったのだが、「自分も同じようなことを考えていたな。」と感じる点が幾つかあって、なかなか面白かった。
 自分の所属する組織が大きく変化し、おそらくは否応なくダウンサイジングする中で、果たして自分がどのような役割を果たすことができるのだろうかと考えさせられた。


1月23日(月)  NPO福祉有償運送学習会

 昼前に北海道新聞社から取材があり、その対応をしているうちに時間が経過してしまう。 昼食時間もそこそこに、午後2時から「かでる2.7」の1010会議室で開催された「NPO福祉有償運送学習会」に出席する。
 この学習会には、全道各地からNPO関係者が集まっており、北海道運輸局と札幌市役所の担当者とともに質問攻めに遭い、午後6時ころようやく解放された。この学習会に出て気づいたことは、NPO関係者はなかなか一筋縄ではいかないということである。この学習会を主催したのは北海道NPOサポートセンターであるが、厳しい質問の矛先はNPOサポートセンターの担当者にも向かい、直接矢面に立てば気分的に楽しくないだろうと思うような質問が多かった。


1月22日(日)  鹿児島旅行(2日目)

 朝6時半にモーニングコールで目覚めるまで、旅先であることをすっかり忘れるほど熟睡した。おかげで朝の寝覚めは実にさわやかで、久しぶりに疲れが抜けた感じがする。
 朝食後、8時40分過ぎにホテルをチェックアウトする。今朝は昨日にも増して天気が良く、札幌で言えば秋の半ばくらいの気候である。ホテルからほど近い所にある西郷隆盛出生の地を経て、「維新ふるさと館」へ。ここでは、9時15分から西郷隆盛を中心に維新の前後を描いたジオラマを見て、10時ころ鹿児島中央駅へ。そこから10時17分にJR鹿児島中央駅前発の鹿児島交通バスで知覧町へ向かう予定だったが、知覧行きのバス停の場所が変更になっており、その変更先の場所を見つけられないうちにバスの出発時刻が過ぎてしまったため、知覧行きを諦めて鹿児島市内を飽きるまで散策することにした。 山形屋百貨店内の喫茶室「ボン・デ・ザール」でマイルドコーヒーをいただき、鹿児島ラーメンの名店「鷹ラーメン」でそれ程美味しいとは思えないラーメンをいただいてから、島津斉彬を祭る照国神社やフランシスコ・ザビエルの鹿児島来訪を記念するザビエル公園などを散策した。ザビエル公園では、ベンチに座って読書にふける人などもいて、雪と寒さに耐えて過ごす北海道との違いを痛感させられる。
 午後2時過ぎに、JR鹿児島中央駅前のバスセンターから空港連絡バスで鹿児島空港に向かう。午後3時ころ鹿児島空港に到着する。鹿児島空港のターミナルビルは意外と大きく、飲食店や土産物店も多い。「サツマ揚げ」、「かるかん饅頭」などのお土産を買い、薩摩料理づくしの定食をいただいてから、4時15分鹿児島空港発のANA628便で羽田空港へ。羽田空港で1時間余り乗り継ぎに時間を費やして、午後7時10分羽田空港発のANA4725便で新千歳空港へ。午後9時ころ新千歳空港に到着し、電車を乗り継いで午後10時9分にJR野幌駅に到着した。暖かい鹿児島から戻って、雪に埋もれた野幌駅前に降りると、射るような寒さに思わずタクシーに乗って帰路に着いた。


1月21日(土)  鹿児島旅行(1日目)

 朝6時21分にJR野幌駅発の電車に乗り、JR白石駅経由で7時11分に新千歳空港に到着する。その後、8時30分新千歳空港発のJAL1002便で羽田空港へ。そこから11時10分羽田空港発のLAL1867便で鹿児島空港に向かう予定だったが、羽田空港は雪のためダイヤが大幅に乱れて出発が大幅に遅れ、鹿児島空港に到着したのは定刻より1時間遅れの午後2時となった。
 当初の予定では、鹿児島空港からバスで指宿市へ向かう予定だったが、ちょうど良く接続する時間帯のバスがなかったため、指宿行きを諦めて鹿児島市内を観光することにした。2時20分発の空港連絡バスで鹿児島市内に向かい、午後3時過ぎに鹿児島市役所前のバス停で降りた。
 そこからすぐに、鶴丸城趾に向けて歩き始める。幸いにも天気が良く、坂道を歩いていると少し汗がにじむほどだ。鶴丸城趾にある山茶花の垣根は、すでに満開の時期を過ぎて花弁が散っている。鶴丸城趾〜薩摩義士の碑〜西郷洞窟〜城山と歩いた。城山展望台からは、錦江湾の向こうに桜島の雄姿が望まれる。城山からは、鹿児島市内の観光スポットを巡る循環バス「鹿児島シティー・ビュー」に乗って「仙巌園(磯庭園)」へ。ここは、島津家が造営した庭園で、桜島を築山、錦江湾を池として借景したという雄大なものだ。庭園内の茶屋で名物の「両棒餅(じゃんぼ餅)」をいただく。名物に美味いものなしというが、「両棒餅」も竹串が付いているのが特徴的なくらいで、特に美味しいものではない。午後5時半ころ、仙巌園前から「鹿児島シティー・ビューで」に乗って繁華街の「天文館」に向かう。
 午後6時半過ぎにホテルクレストン鹿児島にチェックインしてから、鰯料理の店で貝汁とキビナゴの刺身をいただく。キビナゴの刺身は、かたくち鰯を丸ごと一匹腹開きにしたもので、にぎり寿司のご飯が隠れるかどうかくらいの小さなものである。それを酢みそでいただく。青魚特有の脂っこい味で、サンマの刺身に似ているが、それよりはあっさりしていて食べやすい。午後8時ころホテルに戻って、11時ころ就寝した。


1月20日(金)  今朝も大雪

 今朝も大雪で、雪の降り方が激しいため視界が効かず濃霧の中を歩いているような感じだった。通勤電車も間引き運転となったが、幸い昨日ほどの遅れはなく、定刻より少し遅れたくらいでJR札幌駅に着くことができた。雪の中を歩きながら、明日は菜の花が咲く鹿児島に行くことを考え、同じ日本国内でも別世界のような温暖な地域があることに不思議な思いがした。
 帰宅途中、ダイワハウスのマンションギャラリーに立ち寄り、JR札幌駅北口(北8条西3丁目)に建設中のマンションに関する打合せを行う。私がこのマンションに注目するのは、JR札幌駅に至近かつ直結であり、札幌エルプラザに隣接するというロケーションである。私は高い場所から下を見ると気分が悪くなるくらいなので、高いお金を払って高層階に住もうとする人の気が知れない。そこでこれまでずっと低層階の分譲を待っていたのだが、今回は、待ちに待った4階から10階までの分譲であり、最終の分譲となる。私は6階か7階の部屋を考えている。
 その後、「みんたる」に立ち寄り、店の裏に作られた「かまくら」に入ってみた。中はお世辞にも快適とは言えないが、意外と寒くはなく何とか過ごせる感じである。


1月19日(木)  大雪が続く

 今日も相変わらず大雪で、通勤電車が大幅に遅れた。ここのところ列車ダイヤが乱れているので、今日は用心して早めに家を出たのだが、岩見沢方面からの列車が間引き運転になったため、JR札幌駅に着いたのは7時38分ころ、それから職場まで走ってようやく始業時間に滑り込んだ。
 週末の鹿児島旅行を励みに、目の前の仕事を片付けているのだが、この天候だと空港までの電車や航空ダイヤが大きく乱れる心配がある。週末は天候が回復することを祈るばかりだ。


1月18日(水)  大雪

 昨夜は帰宅後入浴し、就寝したのは午前2時近くになった。流石に寝覚めがスッキリしないが、旭川市に出張した目的を達することができたので、気持ちは楽である。早速、昨夜の協議会で2時間半ビッシリ書き続けたメモをワープロで清書し、関係各方面に参考資料として提供した。こうした地道な努力が、結果的に仕事を推し進める原動力となるようだ。
 連日の大雪は、交通ダイヤを確実にマヒさせており、今日もJR江別駅構内でポイントに雪が詰まったため岩見沢方面の列車が大幅に間引き運転となり、定刻から50分遅れの運行となっていた。JR野幌駅で電車を降りると、歩道が雪で埋もれており、雪に足を取られながら帰路を歩いた。


1月17日(火)  旭川市出張

 今日は厳しい寒さではなかったが、再び雪が降って、道路脇の雪山も一段と高くなった。
 昼過ぎに職場を出て、旭川市に出張する。午後6時から、旭川市役所で開催された第2回運営協議会を傍聴することが目的だったが、それまで少し時間があったので、旭川市役所のUさんを訪ね、「ビー・ブラウン」という洒落た喫茶店でカレーセットをいただく。目立たない場所にあるので、ふと気が付いて立ち寄ってみたら思いがけず良い店だったという感じの所である。私のお気に入りの店の中では、「岳」に一番良く似ている。
 運営協議会の方は、第1回目がもめたのでどうなるか心配したが、第2回目は何とか協議が進んで午後8時半にようやく協議が整って散会となった。午後9時にJR旭川駅発の特急オホーツク8号で帰路に着き、午後10時半ころJR岩見沢駅で普通列車に乗り換えて、11時ころJR野幌駅に帰り着いた。


1月16日(月)

 今日は厳しい寒さが少し和らいだが、雪解けが進むような暖かさにはならない。それでも、日没の時間が遅くなってきていることに気づいて、春が遠くないことを感じた。
 今日から、これまで後回しにしていた仕事の仕上げに取りかかり、さっそく46都府県に照会をかけることにした。その準備をしている最中に、滝川市のS課長や、福祉住環境コーディネーターの新海直美さんが訪ねてきて、気分を切り替えながら仕事を進めている。
 帰宅途中、同僚のKさん、Sさん、Oさんと4人で国際ビル地下1階のラーメン店で晩酌セットをいただく。晩酌セットにしては付いているお酒の量が多く、酔いがまわった状態で帰宅し、そのまま寝込んでしまった。夜中に目が覚めると頭が痛かったが、メールの処理などを行い、午前1時半過ぎに再び眠りについた。


1月15日(日)  全国自治体学会年報の原稿執筆

 今日は西日本では気温が上がり、これまで大雪に見舞われた新潟や長野などでも急な暖気で雪崩の発生が心配されていたが、北海道は今日も寒い一日だった。
 今日は、全国自治体学会年報の原稿執筆に追われて過ごした。原稿の締切は10日(火)だったのだが、筆が進まず時間稼ぎをしていたのだが、編集担当者の苦労も想像に難くないので、明日中には提出することを決意して、夜中にようやく目処を付けることができた。明日にでも仕上げて、事務局(群馬自治総合研究センター)に提出したい。


1月14日(土)

 今日は雪こそ降らなかったが、寒い一日だった。夕方、車で出かけたのだが道路脇に積み上がった雪によって視界がさえぎられ、運転が一苦労だった。大雪の影響は、こんな所にも及んでいる。
 今朝の新聞各紙(道内版)に、道庁が職員約2万人のうち、3割に当たる約6千人を本年度から10年間で削減する計画を発表したとの記事が掲載された。このうち前半の5年間で目標の7割に当たる約4千3百人を前倒しで削減するとのことである。職員を3割も減らして道庁が機能不全に陥らないのかと言えば、まあ何とかなるだろうとは思う。例えば、私が以前派遣で行っていた福岡県庁は県民480万(当時)に対して職員は1万1千人だった。職員一人当たりの人口は436人である。本道の人口は563万人程度だから、単純計算では1万3千人足らずで済むことになる。退職者による減少だけでは目標を達成できないはずなので、今のところあまり実感がわかないが、これから10年以内には退職を促されることになる可能性も十分にあり得ることだ。そのときになって慌てずに済むよう、準備をしておきたい。


1月13日(金)  職場の新年会

 朝一番で、かでる2.7の9階で開催中のパネル展にアテンドする。
 昼休みに、大丸百貨店5階の「水野眼鏡店」で眼鏡を受け取る。これは、先週オーダーしていたもので、これまで使っていた眼鏡がやや度が合わなくなってきていたので、とても良く見えるようになった感じだ。サービス品としてスプレー式のレンズクリーナーが付いてきた。スプレーの中身がなくなれば、無料で詰め替えてくれるそうだ。無料の詰め替えサービスを繰り返し受ければ、次の眼鏡もここで買うことになるだろう。無料といっても決してタダでは済まない。「タダほど高いものはない。」とは、よく言ったものだ。
 午後3時40分から、インターンシップで来ている札幌南高校生2人と意見交換する。以前は、自分が所管している仕事でも、なかなか上手く説明できなかったものだが、計画や条例をベースにして、まあまあ納得の行く説明ができたので充実感がある。
 午後5時から、札幌市役所の本庁舎で開催された運営協議会を傍聴する。これまで、室蘭市・登別市と旭川市の運営協議会に出席してきたが、札幌市の運営協議会はスケールが一ケタ違う感じである。
 本当は、午後6時半から「札幌第一ホテル」(大通西10丁目)で職場の新年会があったのだが、札幌市の運営協議会とぶつかったため7時半からの出席となった。午後8時ころ散会となり、帰路に着いた。


1月12日(木)

 夜中に強い風が吹いていたので、猛吹雪かと思っていたが、朝起きて見ると雪はそれ程積もっておらずホッとする。それでも、気温が上がらないため雪は一向に減らず、本道の冬の厳しさを改めて痛感させられる。
 昨日キャンセル待ちになっていた22日(日)の羽田−千歳間の航空便については、午後7時10分に羽田空港発のANA4715便を予約することができた。これで希望通り、来週末は鹿児島で過ごすことができる。21日(土)の早朝に出発して昼過ぎに鹿児島に到着し、22日(日)は午後4時15分に鹿児島空港を発つというスケジュールなので、欲張らなければ一日目に「指宿市」を観光し、翌日は「知覧」と鹿児島市内の「城山」を訪ねるくらいのことはできそうだ。
 帰宅途中、「みんたる」に立ち寄ると、「かまくら」を作ろうかという話しをしている。寒いのに元気なことだと感心する。結局、「かまくら」づくりには参加することなく、午後8時23分にJR札幌駅発の電車で帰路に着いた。


1月11日(水)  北海道自治体学会フォーラムin札幌の報告書

 本格的な降雪も今日はようやく一休みとなったが、相変わらず気温が上がらないままなので、道路脇の雪山は一向に減らない状況である。
 お昼休みに、北農健保会館1階の喫茶コーナーで、北海道自治体学会フォーラムin札幌の報告書に関する打合せを行う。
 寒い日が続いて、暖かい所が恋しく感じられるので21日(土)・22日(日)の一泊二日で鹿児島に旅行することにした。早速、JTBの窓口で予約したが、帰路の羽田−千歳便がキャンセル待ちになってしまった。羽田乗り継ぎの航空便は、遅い時間帯が満席になっていることが多い。やはり、昼間の時間帯は仕事や遊びに費やし、夜の時間帯は移動に利用したい人が多いのだろう。


1月10日(火)

 今日は気温が下がって寒い一日だった。気温が上がれば積もった雪も少しは溶けて少なくなるのだが、日中の最高気温がマイナス4度では一向に雪は溶けず、通勤のためJR野幌駅に向かうだけでも苦労する。電車のダイヤも乱れ気味で、今日も約6分遅れてJR札幌駅に着いた。
 職場に、この春まで千歳市に派遣で来ていた指宿市のTさんから年賀状が届いた。目の覚めるような達筆で、実に立派なものだった。鹿児島は間もなく、春の花々が咲く時期を迎えることだろう。今年は、久しぶりに鹿児島を訪ねて、一足早い春を満喫しようかと思う。
 終業後、組合の学習会に参加し、その後同僚のKさん、Fさんと3人で「蝦天」に立ち寄り一杯やる。午後7時半ころ散会し、帰路に着く。



1月9日(月)  成人の日

 昨日は大雪となり、今日街を歩くと道路わきに積み上げられた雪は、多い所では2メートルを超えている。歩道と車道の間には雪の壁ができて、車道を渡るのも十分注意しなければならない。歩道も人一人が通るのがやっとで、すれ違うときには雪山に踏み込んでスペースを空ける必要がある。これほどの大雪は、ここ数年記憶にないほどのものだ。大雪が降っても、気温が上がればかなり解けるのだが、今年は気温が上がらないので一向に解けず雪山がどんどん高くなって行く。
 本州各地でも大雪の被害が出ており、長野県では孤立する集落が出ているとのことだ。除雪中の事故等による死者はついに70名となり、けが人も1,100人に達したという。今日は成人の日で、各地で成人式が開催されたが雪が多い地域では、着物を着ての外出はかなり大変だったようだ。
 夕方のテレビ番組で、沖縄に移住した人々の特集をやっていた。こちらは雪で悩まされているだけに、常夏の島の暮らしはのんびしりて幸せそうに見えた。



1月8日(日)

 昨日までの寒さはかなり緩んだものの、大雪の一日となった。朝から途切れることなく雪が降り続き、夕方には降り積もった雪がかなりの深さになった。
 北陸や東北では、除雪対策のため自衛隊が出動しているほか、除雪ボランティアを募集している状況である。さらに深刻な事態として、野菜の値段が高騰していることが挙げられる。降り積もった雪で野菜の栽培ハウスが倒壊したり、気温が低いため野菜の成長が妨げられているとのことだ。
 本格的な雪の季節は、2月中は続くはずである。この冬は、いったいどのような記録的な冬になることだろう。


1月7日(土)

 今年は北極から強い寒気が張り出してきているとのことで、昨日に引き続き今日も本当に寒い一日だった。
 この寒気の影響で、日本海側では記録的な大雪が続いている。雪の重さで住宅が潰れたり、除雪中の事故や屋根からの落雪に埋もれるなどして60人を超える死者が出ているのだから事態は深刻だ。ただし、北海道は元々寒くて雪が多いので、記録的豪雪というほどのことはないが、それでもいつもの年より雪が多い。
 これくらい寒いと、どうしても外出が億劫になる一方、一戸建てに住んでいれば嫌でも玄関先の除雪くらいはしなければならない。健康づくりの面から見て、積雪寒冷の地に暮らすということはプラスとマイナスどちらの効果が大きいだろうか。地域別に見た日本人の平均寿命に、社会問題となるほど大きな差がないことを考えると、日本国内における気象条件の差は、住民の健康状態に決定的な影響を及ぼす要素ではないと言えるだろうか。


1月6日(金)  眼鏡を新調

 今日は昨日にも増して厳しく冷え込み、この冬初めてオーバーコートを着て出勤した。
 帰宅途中、大丸札幌店5階の「水野眼鏡店」に立ち寄り眼鏡を新調する。その際の検眼結果によると、現在の眼鏡では視力が0.8くらい出ているのだが右目の方が近視が進んでいるそうだ。新調後は、矯正後の視力が1.2になるようだ。
 ここは安売りの眼鏡店ではないので、かなり高くなることを覚悟していたが、フレームが2万6千円、レンズが片方3万6千円のものが2枚で7万4千円で9万8千円(税別)のところを15%割り引いてもらって、結局8万7千円465円(税込み)となった。過去の経験では、某安売り眼鏡チェーン店で作った眼鏡が全然合わず、かけてしばらくすると頭痛がするような代物だったことがある。私くらい近視がひどいと、眼鏡は体の一部みたいなものなので、多少値段は高くてもピッタリ合うものを選びたいと思っている。今回新調した眼鏡は、13日(金)に納品されるとのことなので、どれくらいピッタリ合うのか楽しみである。


1月5日(木)

 暖かかった昨日とは一転して、今日は朝から冷え込んだ一日だった。道路脇には雪山が高く積み上がり、正に真冬の景色である。
 眼鏡が古くなってフレームの汚れが取りにくくなってきたので、眼鏡を新調することにした。これまでは10年以上、イトーヨーカドー江別店に入っている「中川眼鏡店」で作ってきた。一昨年の暮れに眼精疲労を強く感じたため、阿部眼科で精密検査を受けたときも眼鏡はピッタリ合っているとの診断結果だったので、「中川眼鏡店」を愛用したいのだが、イトーヨーカドー江別店は、今年中にも撤退するらしく「中川眼鏡店」もどうなるか分からない。一応全国チェーンの店なのだが、江別店以外には便利な場所に店がないのでこの先のことを考えて、別の店を探そうと思う。


1月4日(水)  仕事始め〜職場の新年会

 仕事始めは、穏やかな好天に恵まれて比較的快適な気分で出勤した。
 ここ数年、年末年始に生活のリズムが狂って、年明けは体調が悪かったのだが、今年は『「頭がいい人」の快眠生活術』に書かれていたとおり生活のリズムを保つことに努めたことが功を奏したのか、それほど体調は悪くない。それでも、少しボーッとしていたのか、出勤途中に昨年末に買ったばかりの手袋を落としてしまった。
 気に入っていただけに残念ではあったが、落としてしまったものは仕方がない。終業後、大丸札幌店6階の紳士用品売り場で代わりの手袋を買って、午後6時から開催された職場の新年会に出席した。新年会の会場は「天壇」(北5西6第二道通ビル地下1階)で、午後6時にスタートし8時ころ散会となった。JR野幌駅で手袋の落とし物が届いていないか確認したところ、思いがけず届いていた。実際のところ、手袋を落とした可能性がある場所は、朝乗ったタクシーの中か電車の中ではないかと想像しており、JR野幌駅で落としたとは考えていなかったので驚いた。ほとんど諦めていた落とし物が見つかって、得をした気分ではあるのだが、JR野幌駅で手袋を落とす場面は想像することもできず、何だか釈然としない気分が残る。


1月3日(火)

 今日は朝から気温が上がって春先のように暖かく、マフラーをしなくても首筋に寒さを感じないほどだった。年末から続いた寒さで街角に残った雪が解け、所々に水溜りができていた。
 年末年始の休みの最終日であり、じっくり寝ておきたいところだったが、昨日読んだ『「頭がいい人」の快眠生活術』に書かれていたとおり、目覚めのリズムを整えるため午前6時半に起床しそのまま一日を過ごした。案外眠気を感じることもなく、一度目を覚ましてからもう一度寝てゆっくり起きた場合よりもかえってスッキリしたくらいである。
 夕方、JR札幌駅構内のスピード理髪の店で散髪する。ここは、1回千円、顔そりや洗髪はなく10分くらいでできるので、一度試してみたいと思っていたのだ。実際に試してみると、どんどん散髪して掃除機のノズルのようなもので切った髪をどんどん吸い取るといった感じである。安くて実用的ではあるが、リラックス効果がないのでとてももの足りない。私には、普通の理髪店の方が適しているようだ。


1月2日(月)  快眠生活術

 今日は、穏やかに晴れた一日だった。昼過ぎから札幌に出て新年のまちを様子をながめると、JR札幌駅近辺は通勤ラッシュに近い人の流れがあり、普段の休日よりもずっと賑わっている。夜のニュースを見ると、デパートの初売りには各店二千人以上が開店前から並んだとのことだ。開店と同時にどっと店内に駆け込み、お目当ての「福袋」を手に入れて喜んでいる映像を見ると本当に嬉しそうだ。それにしても、個人的には本当に気に入ったもの以外は欲しいと思わず、何が入っているか分からない「福袋」なんて下手をすれば「迷惑袋」になりかねないと思っているくらいので、行列に並んでまで「福袋」を手に入れようとする人の気が知れないのだが、こうした価値観も人それぞれで社会全体のバランスが取れているのだろう。
 三省堂で、『「頭がいい人」の快眠生活術』(東海大学医学部教授・保坂隆編著)を購入する。最近は土日がシンポジウムの手伝いなどで潰れることが多いので、土日に用事が入っていないときはせいぜい「寝だめ」をしようと思っているのだが、著者によれば、「寝だめはきかない。それどころか逆効果をもたらしかねない」のだそうだ。「睡眠と目覚めのリズムを狂わせないためには、週末もできるだけ、ふだんの日と同じような時間に起きるようにしたほうがいい。」というのである。明日は、早起きして目覚めのリズムを整えようと思う。


1月1日(日)  元旦

 今日も良く晴れて、寒い一日だった。
 明け方にかけて「朝まで生テレビ」を見ながらウイルスバスターを2005から2006にバージョンアップした結果、これまで悩まされてきた「迷惑メール」の感知度が向上したように思う。それにしても、迷惑メールの数はあきれるほど多く、まともなメールよりも多いくらいだ。同じように押し寄せる迷惑メールに悩まされている人も増えているハズだから、効果的な迷惑メール対策のサービスを開発すれば、立派な商売になるだろう。
 午前6時近くまで起きていたのですっかり寝不足となり、後はずっとぼんやりした状態で過ごした。