日記:2006年4月
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4月30日(日)

 夜中に目が覚めて、ほとんど熟睡しないまま朝を迎えたので、頭がさえないまま過ごした一日だった。
 思い切り汗を流せば気分がスッキリするのではないかと考え、午後3時ころニコーサウナ(狸小路2丁目)に足を運ぶ。サウナで汗を流して休憩室で横になっているうちに、気が付けば午後6時過ぎになっていた。
 それでも、寝不足は完全に解消していなかったのか、帰宅後もひたすら眠く、午後11時前には前後不覚の眠りに就いた。


4月29日(土)  『子どもの世話にならずに死ぬ方法』

 久々に読書意欲が湧いたので、書店巡りをして本を渉猟する。
 その中で、特に面白いと思った一冊が、『子どもの世話にならずに死ぬ方法』(俵萌子著)である。俵萌子氏自身が1930年生まれであり、そろそろ死に方を考えなければならないと思っていたことに加えて、実母が痴呆になり7年間の介護生活を支えた経験から、どうすれば高齢者自身や家族がより良い状態で人生最後のときを過ごすことができるのかを検証したものだ。
 全国各地のグループホームや特別養護老人ホーム、民間企業の豪華施設などに足を運び、施設の入所者や職員にも取材しての渾身のレポートは、とても考えさせられるものだった。
 彼女の結論は、高齢者自身が子孫に美田を残さないことを決め、子どもたちも親の財産をあてにしないのであれば、健康なうちにサービス内容が充実した施設に入所し、最後まで過ごすのが最善であるというものである。しかし、そうした充実した施設に入所するための費用は、7千万円を軽く超えるものであり、現役時代に十分な資産形成ができた人でなければ到底望めないことである。「地獄の沙汰もカネ次第」と言うが、人生最後のときをより良い状態で過ごすことができるかどうかも、やはり「カネ次第」なのだろうか。


4月28日(金)  円山公園で花見の下見

 今年は春になってもなかなか気温が上がらず、インフルエンザが再び流行っているほどである。そのせいか、通勤電車の中でマスクをしている人が目につく。
 午後5時半過ぎに職場を出て、円山公園に足を運ぶ。5月9日(火)の夜、円山公園で花見をすることになったので、その下見をするのが目的である。円山公園に隣接する北海道神宮の境内には、明日からの開業を控えて既に露天のテントが軒を連ねている。その近くに適当な場所を幾つか見つけたので、当日は昼過ぎから年休と取って場所を確保することにした。
 下見後はタクシーで、握り居酒屋「半次(はんじ)」(南6西18)へ向かい、午後6時半過ぎに到着する。ここは、2004年3月30日(火)の夜、富良野市役所から派遣されてきていたTさんの送別会を開いた店だ。ちょうど10名がゆったり座れる個室があり、そこを借り切った状態で利用できた。料理の味も、居酒屋チェーンとは一味違っており、とても満足だった。



4月27日(木)

 一昨日の夜購入した腰を保護するためのベルトはけっこう効果があるようで、ここしばらく悩まされていた腰痛はかなり緩和して楽になった。まったく効果のない健康用品に、これまでかなりの出費をしてきたので、実のところ今回もあまり期待していなかったのだが、想定外の効果があったので有り難く感じた。4,160円も投じて、まったく効果がないのでは泣くに泣けないが・・・。
 ゴールデンウイーク前に片付けたいと思っていた仕事は今日中に処理したが、新しい仕事が入ってきたので帳消しになってしまった。


4月26日(水)  北海道自治体学会事務局会議

 昨日まで資料の印刷と発送の作業に多くの時間が割かれていたため、今日はその間に溜まった仕事の処理に取りかかる。ゴールデンウイーク前に仕事の目処を付けたいという思いは共通しているらしく、今日明日を提出期限とする調査ものが多い。中には、わざと仕事を増やしているのではないかと思われるようなものも混じっている。
 午後6時半から、北海道NPOサポートセンター8階の会議室に足を運び、北海道自治体学会の運営委員会に出席する。メーリングリストの管理や会計処理、5月28日(日)の総会&政策シンポジウムなどについて話し合う。
 午後9時過ぎに会議が終わってから、「炭火焼き鳥 八方(はっぽう)」で飲み会を行う。ここは、よく使っていた「はねもん屋 北4条店」が先月末に閉店した後に入った店で、店の中の様子は「はねもん屋」時代とほとんど変わらない。ただ、メニューについては「焼き鳥」がメインなので、「はねもん屋」に比べると単調な感じである。職場から近いので、また足を運ぶ機会もあることだろう。


4月25日(火)

 今日は、朝から昨日印刷した資料を丁合し、ホチキス止めする作業を行った。丁合機を使って丁合した資料を、電動ホチキスで綴じるのでまったくの手作業よりは効率が高いのだが、途中電動ホチキスが故障したりして作業が思ったほど進まず、少し残った部分は昼休みを潰して作業する結果となった。
 午後からは、資料を封筒に入れて発送するための作業を行い、午後3時までに封筒入れは完了した。後は、本日発送できなかったものを明日発送するだけだ。
 帰宅途中、「ネパールお話会」に参加しようかと思って「みんたる」に足を運んだが、店内はお客さんで一杯のようだったので店には入らずに引き返した。どうも最近腰が痛く、狭い店内で無理な姿勢を余儀なくされることに耐えきれないと判断したのだ。
 帰宅途中、イトーヨーカドー江別店の介護用品コーナーで、腰を保護するためのベルトを購入した。装着してみると、確かに効果はあるようで、腰の鈍痛が緩和してかなり楽になった。


4月24日(月)

 今年は春になっても気温が上がらず、農作業が遅れているという。春先はいつもこのようなものかと思うが、確かに「暖かい」と感じるときはほとんどなく、今日も朝からどんよりと曇って肌寒い一日だった。
 日中は、ゴールデンウイーク前に発送する資料の準備に追われて過ごした。昼過ぎから午後5時ころまで、地下の印刷室でリソグラフ2台を操作し、15〜17ページの資料を合わせて1,650部も印刷した。明日は、これを丁合してホチキス止めする作業が残っている。


4月23日(日)

 今日はひたすら休息に努めて過ごしたが、昨日読み終えた『ユダヤ人大富豪の教え』が衝撃的だったので、頭の中で特に印象に残ったポイントが浮かんでは消えた。そのポイントとは、昨日の日記に書いた「自由人」という生き方だけでなく、「自由人」が到達する精神的に満たされた状態についての記述である。今のところ到達し得ない境地なので、真偽は確かめようもないが、本当に成功した人は成功を誇ることもなく、また、他人を羨むこともなく、むしろ他人の成功を応援できるような淡々とした境地になれるようだ。
 それ以外は、夕方になって近所の喫茶店「岳」に足を運んだことを除いて、特に記憶に残ることは何もない一日だった。


4月22日(土)  『ユダヤ人大富豪の教え』

 『ユダヤ人大富豪の教え』(本田健著)を読んだ。この本によれば、世の中には、「自由人」と「不自由人」の二通りの人間しかいないという。それぞれの特徴は、次のとおりである。

 自由人・・・・経済的、社会的、精神的に独立して、誰からの援助も指示も受けない。
        その人個人が考えるとおりに人生を生きている。
 不自由人・・・経済的、社会的、精神的に誰かに依存している。
        だから、自分は誰なのか、自分が何をやりたいのかも知らない。

 この本の中では、不自由人の代表例として会社員と公務員を挙げている。こうした職業の人は自分の能力を提供することで給料をもらうものであり、その中で優秀な人の考えは、会社や役所に認めてもらう能力を身につけること。怠け者は、いかにうまくズルをして、それを見とがめられないかに全力を尽くすのだが、いずれにしても、あまり、給料は変わらず、頑張っても、努力しても報われない場所なので、自由人になろうとするなら、早くその場所を出なければならないのだが、「大多数の人間は、いまいるところで頑張れば道は開かれると考えてしまう。そこで無駄な戦いをやって、ボロボロになって力つきてしまうのだ。」という。その場所から出る代わりに、夜学で簿記を習ったり、コンピュータを習ったりスキルを高めようとしても、そうした人がやろうとしているのは会社によりよく評価してもらうことであり、そのスキルで転職したとしても、結局は他人のために働くだけだという。

 ユダヤ人に仮託して、ユニークな人生論を述べた本は『日本人とユダヤ人』をはじめ幾つか読んだことがあるが、この本に示された「不自由人」の思考・行動パターンは身につまされるものであり、その対極にある「自由人」という生き方は、とても新鮮で面白いと思った。
 自由人になるためには、著者が挙げている例によれば、流行っているレストランや店のオーナーになったり、不動産や株、債権からの十分なキャピタルゲインを得るなど経済的に自立することが大前提になるのだが、私の経済的背景は、不自由人の特徴である「日常的に仕事をしなければ、生活していけない人」そのものなので、自由人になるのは夢のまた夢といったところだ。


4月21日(金)  喫茶「ポレール」で飲み会

 ゴールデンウイークを前にして、調査ものへの回答や会議への出席、さらにはゴールデンウイーク前に配布を終えたい資料の発送準備に追われた一日だった。
 午後6時過ぎから、喫茶「ポレール」で開催された飲み会に出席する。ポレールは、時間無制限の飲み放題付きで1,800円(税込み)という安さで人気の店だ。料理の方は、仕出し料理のオードブルのような感じで、私の好みではないのだが、コストパフォーマンスとしては文句の付けようがないだろう。
 白ワインを存分に飲んで、したたか酔った。午後8時過ぎにして帰路に着いたが、JR江別駅まで乗り過ごしてしまい、帰宅したときには午後9時半を過ぎていた。


4月20日(木)

 朝から雨がしとしとと降って、薄暗く湿っぽい一日だった。昨日、一昨日と飲み会が続いて完全に睡眠不足状態のため、さすがに今日は朝が辛かったが、急ぎの処理を要する仕事が途切れず出てきて、眠気を感じる時間もなく一日が過ぎた感じだ。
 帰宅途中、喫茶店「岳」で朝日新聞の夕刊を見ると、一面に東大の神野教授と、東大名誉教授の大森彌氏が握手している写真が掲載されていた。神野教授が地方への大幅な税財源の委譲を進めるための検討委員会に、大森氏を誘ったと書かれていた。観念上の理想論を述べることは簡単だが、理論を現実に結びつけることは簡単ではない。現在の地方財政には、神野教授の著書に示されているような根本的な改革が必要なことを痛感するので、神野・大森両氏の活躍に期待したい。


4月19日(水)  DO!21例会

 昨夜は午後10時過ぎに帰宅後、入浴したりして、就寝時間は午前1時を過ぎていた。そのため睡眠不足で、頭の回転が今ひとつのまま過ごした一日だった。
 午後6時半から、かでる2.7で開催されたDO!21の4月例会に出席する。今回のテーマは「ソーシャル・キャピタル」で、昨年度にこのテーマで検討を行ったプロジェクトチームのKさんからお話しをうかがった。
 午後8時半過ぎから緑苑ビル地下1階の居酒屋「さんこっく」で、講師のKさんを囲んで飲み会を行う。この店からはしばらく足が遠のいていたが、ずっと使っていた「はねもん屋 北4条店」が先月末で閉店したため、久々に足を運んだ。午後11時前に散会して帰路に着く。帰りの電車の中で、別件の飲み会を終えて岩見沢まで帰宅するD氏と出会い、近況をうかがっているうちに野幌駅に着いた。


4月18日(火)  「つき灯り」で飲み会

 会議に出席したり、関連セクションのメンバーと打合せを行ったりしているうちに日中の時間は過ぎてしまう。息をつく暇もないというのは大げさだが、年度明けからけっこう忙しく過ごしている。
 午後6時から、「つき灯り」(北1西6 アーバンネット札幌ビル1階)で開催された飲み会に出席する。この春退職したM氏を囲む会で、M氏に贈呈する記念品を含めて6千円という参加費は少々高く感じたが、店の雰囲気は良く、5〜6年前に一緒に仕事をしたメンバーと近況を語り合って、まあまあ楽しい一時を過ごすことができた。午後9時ころ散会して、帰路に着いた。


4月17日(月)  ボラナビ倶楽部〜昼食会

 午前10時にボラナビ倶楽部を訪問し、代表の森田麻美子さんに「北海道福祉のまちづくりコンクール」の審査委員への就任をお願いする。幸いにも快く引き受けていただき、今後は表彰の対象となる優れた取組をいろいろと紹介してもらえそうだ。
 お昼休みは、同僚4人と大丸8階レストラン街の「すし善」に足を運ぶ。最近1ヶ月以内に4回も足を運んでいるため、少々感激が薄れているが、それでもこの店のスシは、本当に美味しいと思う。
 昨日ざっと目を通した『ロウアーミドルの衝撃』(大前研一著)の中で、わが国は所得格差が拡大し、8割の世帯が年収600万円以下の「ロウアーミドル」になっているという。私も、本年度から給料が大幅にカットになる上に、定率減税の見直しがかかるので「ロウアーミドル」に近い所まで年収が減る見込みだ。減収を身にしみて感じるようになれば、今のように気軽にスシを食べに行くこともできなくなるかも知れない。


4月16日(日)  「希望の島」への改革

 今日は、朝から『「希望の島」への改革』(神野直彦著)を読み、夕方になって読み終えることができた。神野直彦氏の著書は、『人間回復の経済学』、『地域再生の経済学』、『二兎を得る経済学―景気回復と財政再建』、『痛みだけの改革 幸せになる改革』など書店で見かける都度購入し、読んできた。書かれている内容は、共通する点が多いのだが、これまで読んだ中では、『「希望の島」への改革』が一番分かりやすいと思う。
 特に興味深く感じたのは、福祉・医療・教育といった対人社会サービスについては、現金給付から現物給付にシフトしなければならないという主張である。現在の我が国では、福祉と医療については、介護保険、健康保険といった現金給付を中心としているが、それでは財政破綻が目に見えているという。この問題にとどまらず、我が国の社会全体を「協力社会」に作り替えていかなければならないという主張は、本当にその通りだと思う。


4月15日(土)  北海道自治体学会の会計処理

 最近、土日は日頃の疲れがドッと出て、特に用事がない日は一日中ぐったりして過ごしている。
 しかしながら、そろそろ北海道自治体学会の2005年度決算を調製しなければならないので、領収書類を台紙に貼って項目別に綴る作業をする。銀行の預金通帳を見ると、繰越金が大幅に減っている。2005年度は事務所経費が新たに発生したため、単年度収支は完全に赤字であり、活動の継続を図るためには、財政面での見直しが待ったなしの状態だ。
 腰の状態は、2〜3日前に比べれば改善しているが、まだ姿勢を変える度にズキンと痛む感じだ。週明けまで引きずりそうで、やや焦りを感じる。


4月14日(金)  H歯科診療所

 朝9時から、H歯科診療所で4日(火)の昼過ぎに型取りした左上7番の奥歯に詰め物を入れてもらう。かなり大きく削られたので、しばらくは冷たいものがしみることになるようだ。それでも、さし当たって治療を要する虫歯や歯周病はないとの診断で、治療は今日で終わり通院の必要はないとのことだった。今後は、3ヶ月から半年おきくらいの間隔で定期検診を受けることにする。
 H歯科診療所を出てから、喫茶店「西林(にしりん)」(南1西4 4丁目プラザ地下2階)でナポリタンセットをいただく。この店は、昭和21年開業の老舗であり、コーヒーは昔ながらのコクのある味である。
 腰の痛みが治らないので、早めに帰宅して休養に努めた。


4月13日(木)  局長へ担当事務説明

 朝9時半ころから、昼休みをはさんで午後2時過ぎまで、局長にグループの事務概要を説明する。その後は、午後5時半過ぎまで一心不乱に仕事を片づけた。

 「道州制特区法案」について、今朝の日本経済新聞に次の記事が掲載された。

【道州制特区法案が決着、地方分権の道筋みえず】
 北海道道州制特区推進法案を巡る政府・与党内の調整が12日、決着し、今国会の法案提出が固まった。財源移譲方式や公共事業の補助率をかさ上げする「北海道特例」の扱いで道の要求がほぼ通り、高橋はるみ知事は道として受け入れる考えを示した。だが決着に至るまでの政府・与党と道との議論は迷走。道が道州制特区を利用して地方主権の道筋をどう描くのかという視点は置き去りにされた。

 いくら妥協の産物にしても、「道州制」とは名ばかりの酷いものだ。

 明日は、9日(日)の休日出勤(職場の引っ越し作業)の代休を取得することにした。同僚のKさん、Fさん、Sさんと4人で「北海らーめん」に足を運び、晩酌セットをいただいてから帰路に着いた。


4月12日(水)  ホップ障害者地域生活支援センター

 午前中は、溜まっていた書類の片づけに取りかかる。
 昼過ぎから、NPO法人ホップ障害者地域生活支援センター(東区北21条東1丁目)に足を運び、代表のTさんから福祉有償運送に関する要望事項をうかがう。折角の機会だからということで、中心的な要望事項に加えて細々とした要望も次々と出され、午後1時半ころから1時間半近く記録が追いつかないほど多くの要望をうかがった。
 このように要望が噴出する背景には、「障害者自立支援法」に見られるように、受益者負担の名の下に、負担能力が極端に低い重度障害者にまで原則一割の自己負担を導入し、結局のところ障害者の自活を困難にするような酷薄な行政に対する不信感があるのだろうと思う。
 腰を痛めているで、できるだけ安静にしたいのだが、ずっと出歩いたりしているので痛みが治まるどころかどんどん悪化している。帰宅後は、くしゃみをしても腰がズキンと痛むほどで、横になっていても辛い状態だった。


4月11日(火)  浅井学園大学〜職場の飲み会

 朝一番で、浅井学園大学のS教授を訪ね、新年度の仕事の関係で打合せを行う。S教授は、昨年の暮れからスクープされている一連の不祥事の責任を感じるのでこれまで務めてきた公職を辞任したい旨お話しがあり、一旦引き返してトップの判断を仰ぐことになった。
 昼食後、職場に出て片っ端から仕事を片付ける。夕方近くになって、パソコンをネットワークに接続方法が分かったので、同僚たちのパソコンをネットワークに接続する作業をしているうちに午後5時過ぎになった。
 午後6時15分から、ススキノの番屋ダイニング「炭炭(たんたん)」で開催された職場グループの飲み会に出席する。一人当たり3千5百円(税込み)という値段にしては、料理の品数も多く、まあまあ満足の行く内容だった。
 午後8時に終了後、「すなっく嵯峨の」(南5西3 美松ビル4階)で二次会に参加する。散会したのは午後10時過ぎだと思うが、酔っていたので記憶が定かでない。帰りの電車の中で寝込んでしまい、一緒に帰路に着いたSさんに大麻駅の手前で起こされ、何とか寝過ごさずに済んだ。


4月10日(月)  新しい執務環境

 今日からは、新しい部屋で仕事をすることになる。
 いつもより早めに出勤して、執務環境を整える作業に取りかかる。書類などは昨日運び込み、配線なども済ませてはいたのだが、書類は再度並べ直す必要があるし、パソコンもネットワークに接続し直す必要があるなど、引っ越しの後始末は簡単に終わらない。
 結局、執務環境を整えることだけに追われて一日が終わった感じだ。
 昨日、書類が入った箱を大量に運んだため腰を痛めてしまった。その腰が、今日は昨日よりも痛む。特に、午後になってから痛みが増してきて、ちょっとでも腰に力がかかるとズキンと痛むので参ってしまった。


4月9日(日)  職場の引っ越し

 朝8時50分ころ職場に出て、引っ越し作業を行う。午前中は、新しい執務室の机の周りに普段使う書類を集め、引き出しや脇机に納める作業を中心に行う。
 正午過ぎにポールスターで昼食をいただいて、午後からは書類ロッカーに書類を収めたり、入りきらない書類を書庫に搬入するなどの作業をして、一応の目処が付いたときには午後5時ころになっていた。
 同僚のKさん、Sさんと、JR札幌駅構内の「ごまそば一番」で一杯やってから帰路に着いた。


4月8日(土)

 昨日は職場で書類の箱詰め作業があり、明日は朝から引っ越し作業があるので、今日は休養に努めることにする。
 札幌に出ることもなく、夕方になって近所の喫茶店「岳」に足を運んだこと以外は、特に記憶に残ることもなく、静かに過ぎた一日だった。



4月7日(金)  書類の箱詰め作業

 職場の方は引っ越しで騒然としているが、会議資料の作成などに取り組んでいるうちに時間が過ぎていく。
 それでも昼過ぎから、何とか身辺の書類の箱詰めに取りかかり、9日(日)の引っ越しに備えることができた。
 午後3時から、「北海道地方障害者施策推進協議会」において、福祉有償運送の現状を説明する。席上、T委員から要望事項が出されたので、12日(水)の午後、T委員の事務所を訪ねてお話をうかがうことになった。
 同僚のKさんと、「北海らーめん」で一杯やってから帰路に着いた。


4月6日(木)  喫茶「ポレール」で飲み会

 出勤途中、久々にNさんと出会った。元々細面の方だが、久しぶりに会ってみると面痩せして、一段と細面になっており見違えるようだった。容色は衰えるものだということを、つくづく感じさせられた。
 今日は、職場の模様替えのため周囲は朝から騒然としていた。しかしながら、私の方は、会議資料を作成に追われ、原稿を仕上げて打合せが終わったときには、午後4時過ぎになっていた。
 午後6時から、同僚のSさんなどと喫茶「ポレール」で飲み会を行う。ここは、3月28日(火)に職場のグループ解散会の会場とした店だ。飲み放題付きで1人当たり1,800円は、たしかに安い。午後9時ころ散会し、帰路に着いた。


4月5日(水)  「すし善」で昼食会

 昨日までは新旧メンバーが入り交じって落ち着かない一日だったが、今日はかなりメンバーの入れ替わりが進んで落ち着いてきた。お昼休みに、新しいメンバーの若手職員を誘って大丸8階の「すし善」に足を運ぶ。いつも通り、にぎり寿司と吸い物にデザートを付けて、一人当たり1千3百円程度である。「すし善」は円山に本店があり、高級店として知られているので、大丸店の価格はとても安く感じられる。
 年度替わりで仕事が手につきにくい時期だが、今月中に幾つも会議が重なるので、その資料づくりに追われて午後はアッと言う間に過ぎてしまった感じだ。帰宅後は、いつもより早く午後10時くらいに寝てしまった。


4月4日(火)  H歯科診療所

 午前中は、新しいメンバーで今後の普及啓発事業に関して打合せを行う。
 昨夜、左上奥歯の詰め物が取れたので、昼過ぎからH歯科診療所へ足を運ぶ。ここは、市内でも有数の大きな歯科医院である。歯科医院と言えば、紹介をもらって行ったせいもあるだろうが、非常に丁寧な対応だった。
 午後4時半ころH歯科診療所を出て帰路に着く。途中、野幌の喫茶店「岳」でコーヒーをいただきながら「AERA」を読んでいると、最近朝日新聞社から出された「暮らしやすさ指標」から見て、北海道の暮らしやすさは最下位の高知県に次いで2番目に低いと書かれていた。北海道は、客観的に見てそれ程暮らしにくい地域なのだろうか?



4月3日(月)

 今日は朝から小さな雪が空中を漂って、職場の窓から見る遠景は白く霞み、まるで白いレースのカーテンを通して見るような景色だった。
 今日から実質的に新年度の仕事がスタートする。挨拶回りの人々が出入りしたり、部屋の模様替えの準備をしたりで落ち着かない一日となった。このような状態は、異動になったメンバーが入れ替わり、部屋の模様替えが終わるまで当分続きそうである。
 お昼休みに、札通ビル(北5西6)8階の北海道NPOサポートセンターに足を運ぶと、部屋がすっかり模様替えされている。NPO法人札幌チャレンジドの活動が拡充した結果、フロアーの大部分を使用することになったもので、先日これまで17年間勤めた会社を退職したばかりのKさんも、札幌チャレンジドの専従職員として今日から出勤している。Kさんの門出を祝って、個人的には和菓子の中で最も美味しいと思う「もち吉」のお菓子を贈った。


4月2日(日)

 今日も、特に何をすることもなく過ごした一日だった。
 週末がまるっきり潰れることも多いので、何もないときくらいゆっくり過ごしても良いのではないかと思う。
 Yさんが某自主研究グループのメーリングリストに転送したMさんからのメールを読むと、
Mさんもこの春から新しい人生のスタートを切ったようだ。昨年会ったときに話していた内容と合致していたので、これからMさんがどのようなことに取り組むつもりなのかは察しが付く。正直言って厳しい道だと思うが、Mさんのパーソナリティーを考えると、楽しくやれるだろうと思うし、Mさん自身そう判断したからこそあえてチャレンジしたに違いない。ちなみにMさんの新天地は稚内である。稚内への移住は、もう済んだのだろうか?


4月1日(土)  朝まで生テレビ

 昨夜は夜中に目覚めて、
「朝まで生テレビ」を見て過ごした。今回のテーマは、「格差社会」で、主な論点は次の二つだった。
@景気が回復し雇用が拡大していると言われる中で、派遣社員やニートフリーターが増加 し、所得格差が拡大している。
A所得格差は子どもの世代の教育レベルに大きな影響を及ぼし、格差の再生産を生み出す。
 これらの論点は、最近いろいろな本で読んでいるので、今回目新しい問題提起はほとんどなかった。ただ、所得格差が急速に拡大しているかどうかについては、ハッキリした裏付け資料が乏しく、それぞれが自分の結論に応じて議論しているような感じがした。7千万円以上の金融資産を持つ世帯が、1.3%から1.5%に増加したという調査結果だけを膨らませても、社会全般に所得格差が拡大していることの裏付けとしては根拠が弱いだろう。
 そのまま朝を迎えたので、寝不足を感じながら過ごした一日だった。せいぜい夕方になって、「岳」に足を運んだ程度である。夜は、午後10時ころに寝てしまった。