11月30日(金)
朝から良く晴れて、昼過ぎには日差しがまぶしくブラインドで差し込む日差しを和らげる必要があるほどだった。それでも日が落ちると寒くなり、そろそろ出勤時にコートを着る必要がありそうだ。
帰宅途中、Kさん、Sさんと「北海らーめん」で一杯やる。ここのところ飲み会が少なかったので、たまに飲むのは楽しいものだ。
帰宅後、ある人からのメールに返事を書いた。メールそのものは、一昨日の夜に受け取っていたのだが、読めば読むほど気の毒に思える内容だった。人生は一寸先にどんな悲劇が待ち受けているか分からない。その方が悲嘆に暮れていた様子が瞼に浮かび、胸が詰まる思いがしたほどだ。軽々しい返事は書けないと思ったので推敲にひどく手間取り、深夜1時近くになってようやく返信することができた。
11月29日(木)
朝から良く晴れて、寒い一日だった。
午後1時半から、某官庁で開催された某法に関する説明会に出席する。この手の会議に出席すると、内容の如何に関わらずどうも眠くなる。最低でも1時間以上、会議に出席するのは正直言って苦痛である。まあ、自分の勉強のために出席するシンポジウムや勉強会などと違って、仕事の一環として出席する会議なのだから、面白さを求める方が無理なのだろう。こうした会議に数多く出席しなければならない人など、辛くはないのだろうかと思う。
会議が終わって職場に戻ると、大急ぎで作らなければならない資料が待ちかまえていた。午後5時半過ぎに原案が固まったので、明日の朝一番で打合せを行うことになった。
11月28日(水) 守屋・前防衛省事務次官 逮捕
今日は久々に朝から良く晴れていた。この時期に朝から良く晴れていると、厳しい冷え込みになることもあるが、今日は比較的暖かく、晩秋のような感じである。
昼休みに、某所で打合せを行う。十分準備して行ったので、短い時間で建設的な打合せになった。
帰宅途中、札幌地下街で号外を配っていたので受け取った。内容は、守屋武昌・前防衛省事務次官が妻と共に収賄容疑で逮捕されたというニュースだった。中央省庁の事務方トップである事務次官を4年間も務めた人物が、妻と一緒に収賄で逮捕されるとは、この国は一体どうなっているのかと思う。
もう一つ気になったのは、道内の景況が悪化しているというニュースである。本日、内閣府が発表した11月の地域経済動向において、観光や個人消費に弱さがみられるとして、北海道の景況判断を前回8月調査の「持ち直しの動きが緩やか」から「持ち直しの動きが足踏み」に変更し、一年ぶりに下方修正している。全国11地域のうち、下方修正は北海道のみで、景況判断も全国で最低で、道内の景況判断が「持ち直しの動きが足踏み」となったのは初めてとのことだ。地域経済動向の表現は微妙で分かりにくいが、「持ち直しの動きが足踏み」というのはかなり踏み込んだ表現であり、各種経済指標から見て道内の景況が相当悪化していることがうかがわれる。
11月27日(火) 2008年 世界はどうなる?
今朝は寒かったので、コートを着て出勤した。
書店では、2008年の経済社会の予測ついて書かれた本が店頭に並ぶようになった。厳しい予測が多い。帰宅後、2006年版の『2006年 日本はこうなる』に目を通すと、当時はもっと楽観的な記述が多かったし、後から見てほぼそのとおり推移した。2003年からはじまった世界的な景気拡大は、そろそろ終焉の時期に近づいているようである。そもそも、「いざなぎ超え」と言われる長期的な景気拡大がいつまでも続くはずがない。そろそろ景気が後退しはじめたとき、北海道のように経済の基盤が弱い地域では、企業倒産や失業率の増加に見舞われる。来年は、経済的に厳しい年になりそうだ。
11月26日(月) 「仮面 ペルソナ」
今日は比較的暖かかったので、コートを着ることなく出勤した。
年末が近づき、年度内の仕事をどのように仕上げるのか見通しを立てる時期になってきた。ホームページと報告書の作成、会議の開催の3つが残りの大きな業務なので、年内に目処を付けたい。
午後6時半から、蠍座で「仮面 ペルソナ」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品の第9作目である。前回の「沈黙」は難しい作品だったが、今回は蠍座の館主が「一度見ただけではさっぱり分からなかった。」と書いているほどなので、確かに難しい作品だった。前回作の「沈黙」では、ストーリー展開が理解できたが、今回の「仮面 ペルソナ」については、後半になるとストーリー展開が錯綜して何がなんだか分からなくなってしまった。イングマール・ベイルマン作品シリーズは年末まで続くのだが、最後まで興味を失わずに見続けることができるだろうか?
11月25日(日) 自転車受け取り
寒かった昨日までとは一転して、朝から天気が良く、この時期にしては比較的暖かい一日となった。マンションの駐輪場に、自転車を預かることになったので駐輪スペースを予約した。午後2時ころ、自転車を受け取り、マンション1階の駐輪スペースに止めた。駐輪スペースは機械式で、336戸分用意されているのだが、受け取ったステッカーは154番だったので、駐輪スペースはかなり余っている。2台以上駐輪したい場合でも、今のところ大丈夫そうだ。
明け方の深夜番組で、中国から日本に働きにきている研修生のことが紹介されていた。高度経済成長時代の日本人を彷彿とさせる働きぶりで、若者がいなくなってしまった過疎地の縫製工場が稼働し続けられるのは中国人研修生がいるからである。彼女たちの月給は10万円だが、中国で同じ仕事をしても4分の1にしかならないという。彼女たちの目的は、子どもたちに良い教育を身に付けさせることだという。あと10年もすれば、高い教育を身に付けた彼女たちの子どもの世代が、中国の経済社会を支えるようになるだろう。中国には、大きな発展の可能性を感じる。
11月24日(土) 日本ハムファイターズのパリーグ連覇記念パレード
今日も寒い一日だった。午前中、日本ハムファイターズのパリーグ連覇記念パレードがあった。私も昨年、パレードの進行を手伝っていたのだが、早朝から昼過ぎまで寒い屋外で作業をするのは大変だった。この時期に工事現場で交通整理をしている人など、幾ら厳重に防寒対策をしていても、やはり辛いことだろう。
昨日、十勝岳連峰の上ホロカメットク山で雪崩が起き、日本山岳会北海道支部の4人が雪崩に巻き込まれて死亡するという事故があった。引率していたリーダーなど、雪崩の怖さは十分認識していたとは思うが、それでも事故を避けることができなかった。自ら冬山に入って遭遇した事故であるとはいえ、何とも痛ましいことだ。
3連休の中日で、特に用事もないというのは有りがたいことだ。久しぶりにのんびりと過ごした一日だった。
11月23日(金) 勤労感謝の日
朝から雪が降って、寒い一日だった。この時期には珍しい大雪で、全国的にも寒い一日となったようだ。夕方になると、昼間溶けた雪が凍って、真冬のようなツルツル路面が出現した。
JR野幌駅が先週から改修工事中である。これまでは、駅の北口からホームに入ると右手に歩道橋があったが、そちらの方が通行止めになり、今は左手に新しい歩道橋が設置されている。改札口から歩道橋まで歩く距離が長くなったため、不便になった感じがする。駅舎の方も、高砂駅寄りに新築されたが、これから本格化する高架工事のためだろうか。
11月22日(木)
今日は職場の観楓会が予定されており、マリンヒルホテル小樽を会場として一泊旅行のはずだったのだが、一昨日大きな仕事が入って、職場の多くのメンバーが出席できない状況になったため、昨日になって急遽中止となった。
日中は、予算関係の資料作成や調整に追われて慌ただしい一日だった。ただ、この手の仕事は時間との勝負である代わりに、大急ぎで処理が終わればそれで済むので、だらだらと引きずらない点はありがたい。
明日から3連休である。19日(月)は、17日(土)・18日(日)の両日、北翔大学のポルトホールで開催された日本福祉文化学会のパネル展示やシンポジウムに仕事として出ていたため、通常の休みのサイクルと違って半月ぶりの休みのような気がする。休日が一定していないというのは、けっこうストレスになるものだ。
11月21日(水) NPOとの意見交換会(第3回)
寒い一日だった。お昼休みに某所で打ち合わせを行う。特に目新しい内容はなかったが、自分で漠然と考えていたことでも、詳しい人の口を通して聞くと説得力があり、安心できるものだ。
午後6時半から、「NPOとの意見交換会」に出席する。10月12日(金)に第1回目を行ってから早くも1ヶ月が過ぎて、今日が最終回となる第3回目である。1回目と2回目は私が進行役だったが、今回は同僚のSさんが中心となって話しを進めた。Sさん自身はそれ程話さなくても、出席したNPOの方々が活発な議論を交わしてくれて、結局のところ一番身のある議論がなされたように思う。
午後8時半過ぎに意見交換会が終わってから、一旦職場に戻って事務処理を行って、午後10時少し前に帰路に着いた。
11月20日(火) 北海道型福祉研究会
昨夜は、午後10時過ぎに就寝し朝まで熟睡した。目覚めると、雪は降っていなかったが寒い朝で、外出するのが億劫に感じられる程だった。真冬の寒さに比べればそれ程でもないのだが、冬の始めは体が寒さに慣れていないためかとても寒く感じられる。
北海道は12月から3月までの4ヶ月間は雪が降る時期だ。しかも、その前後各1ヶ月間は寒い。つまり、1年間のうち半分は寒い時期だ。以前はそれが当然だと思っていたのであまり気にならなかったが、今では冬の除雪を考えると気持ちが重くなる。車を走らせる環境としても、アイスバーンや吹雪など雪の季節は最悪だ。
午後6時半から、マンション30階のパーティールームで北海道型福祉研究会の例会を開催する。パーティールームは初めて使ったが、10名程度のパーティーに最適だろう。後は、ゲストルームを使えばマンションの共用施設を一通り使ったことになる。午後9時に散会し、玄関で見送った。
11月19日(月) 代休
休日出勤の代休で今日は一日休みである。あいにく寒い一日で、屋外を歩くと厳しい寒気に身を切られるような感じだった。
午前11時から、蠍座で「サン・ジャックへの道」を見る。仲の悪い3人の兄妹弟が、亡き母の遺産を相続するための条件として、一緒に巡礼の旅に出かけることになる。その巡礼の旅は、ガイドを含めて総勢9名が同行することになるのだが、フランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼の旅の間に、同行したメンバーの間に連帯感が生まれていく。旅路の景色も美しく、ほのぼのとした楽しい作品だった。
11月18日(日) 日本福祉文化学会第18回大会
午前中は、北翔大学北方圏学術情報センターポルト(南1西22)でパネル展のアテンドを行う。
午後2時15分から4時過ぎまで、ポルトホールで開催されたシンポジウム「福祉のまちづくりの未来」にパネリストとして出席する。いろいろなフォーラムを運営してきたが、パネリストとして出席するのは久しぶりで、やはり思ったように行かないものだ。ただ、全体に時間が押していたので、私の発表は当初予定の持ち時間の半分になり、かなり早口でしゃべる結果となった。
パネルの撤収は簡単に終わったので、午後5時前にポルトを後にして帰路に着いた。
11月17日(土) 北翔大学ポルト
昼過ぎに、札幌エルプラザ4階に足を運び、北海道自治体学会運営委員会の出席者に旅費を手渡しする。その後、北翔大学北方圏学術情報センターポルト(南1西22)に足を運び、パネル展の設営を行う。
北翔大学の学生6名が設営を担当し、私が確認するということになっていたが、パネルの展示は始めての学生に任せ放しにしているわけにはいかず、結局いろいろと工夫しながらパネルボードやギャラリーコーナーの壁にパネルの展示を行い、すべてが完了したころには午後5時半になっていた。
11月16日(金) DO!21例会
昨日は昼から雪が降って、荒れた空模様だったが、今日は朝から良く晴れて意外と暖かな一日となった。
午前中、北翔大学のS教授がパネルを受け取りにきて、大学院生が運転する車2台にパネルの積み込みを行う。乗用車タイプの車だと、荷物の積載量にはかなり制限があることを実感した。
午後6時半から、DO!21の11月例会に出席する。今日の話題提供者は、旭川市の公民館長で、これまで3年間の取組を紹介していただいた。年間予算50万円という制約がある中で、創意工夫を生かして一味違う公民館講座を開いていることは高く評価したい。同じようなことをやっていても、気持ちが入っているのといないのでは、大きな違いがあると思う。午後8時過ぎから炭火焼き鳥「八方」で打ち上げを行い、10時半に散会して帰路に着いた。
11月15日(木)
今日はグッと冷え込んで、昼前から雪が降ってきた。雪が降るようになると、本格的な冬の到来を感じる。考えてみれば11月も既に中旬であり、雪が降っても不思議のない時期なのだ。
午後1時半から、今週末の休日出勤の代休を取得する。北海道自治体学会の会計処理をして、Sさんへの引き継ぎの準備をする。午後5時にもう一度職場に顔を出し、NPOとの意見交換会に関する打合せを行う。
午後5時半過ぎに職場を出ると、Tさんと出会ったので、Wさんを誘って3人で「土間土間」へ。午後8時半過ぎまで一杯やってから帰宅した。
11月14日(水) 香山リカさんの政治を語る
今日は朝から薄曇りだったが、気温はそれ程下がらず、11月半ばしては比較的暖かい一日だった。
昼休みに某所で打合せを行った結果、昼食の時間がなくなってしまった。昼休みの時間が45分間というのは、食事以外に何か用事を足そうという場合、極めて厳しい時間だ。
午後6時半から、札幌時計台で「香山リカさんの政治を語る」に出席する。北大の山口二郎教授が中心となって運営している学習会で、今回で第3回目である。参加者は100名足らずだった。自分の権利をしつこく主張する傾向、年間3万人を超えて一向に減らない自殺など、現代の荒んだ精神状況が語られ、日本の将来はやはり明るいものではないなと思わざるを得なかった。
11月13日(火) 「沈黙」
今日は、朝から天気が良く、この時期にしては暖かい一日だった。
仕事の方は、現在、来年度からスタートする各種計画の策定作業が最盛期で、毎日のように幾つかの計画に目をとおして、関連する内容を確認し意見を提出している。こうした計画は、策定することそものが自己目的になっているような面もあるが、様々な事業が大きな目的の中でどのような位置づけであるかを確認する上で、意義があると思う。何のためにやっているのか説明できない事業は、この際スッパリ止めてしまうことが必要だ。ただし、計画策定作業そのものはそうした機能を持っていないので、内容の確認作業を行う際も緊張感は湧いてこない。
午後6時半から、蠍座で「沈黙」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品シリーズの第8目で、タイトルのとおり「神の沈黙」がテーマになっているかと思っていたのだが、全然違った内容で、最後まで何が何だかサッパリ分からなかった。
11月12日(月)
朝からどんよりと曇って、パラパラと雨が降るあいにくの空模様の一日だった。
週明け早々、打合せや計画物のチェック等の用務が入り、けっこう慌ただしい一日だった。特に打合せの方は、時間どおりに始まらず、開始までの時間を延々と待つことになったのでそれだけで気疲れしてしまう。
計画物の方も、内容の整理が不十分な状態で照会がきており、分かりやすく課題を整理して担当者に分担を依頼するだけでも骨が折れる。
帰宅途中、大丸8階のブックス&カフェで『大前流心理経済学 貯めるな使え!』(大前研一著)を読む。大前氏の本はけっこう読んでいるが、思わずうなってしまうようなスケールの大きな考え方を示しているので気に入っている。この本の主張はタイトルのとおりであるが、説得力があり、ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまった。
11月11日(日)
今日は朝からどんよりと曇って、夕方からは雨が降る寒い一日となった。ここのところ、日増しに冬が近づいている感じだ。
知人から、冬の間マンションの駐輪場に自転車を置かせてもらえないだろうかと相談されたので、コンシェルジュに聞いてみると「空いています。」とのことだったので、頼まれれば預かることにした。私もこの春引っ越してきたときには駐輪場を借りていたのだが、いざ住んでみると自転車を使う必要を感じないため、8月一杯で駐輪場の契約を解除したのだが、思いがけず駐輪場を再び借りることになった。
11月10日(土)
今日は朝からグッと冷え込んで、外出にコートが必要と感じる寒さとなった。冬が確実に近づいていることを感じる。
夕方、大丸札幌店でクリスマスケーキとおせち料理を注文した。もう年越しの用意をする時期なのだ。一年が経つのは本当に早いものだとつくづく思う。ただ昨年と違うのは、大丸の目と鼻の先のマンションに住むようになったことだ。いろいろな面で、本当に便利である。
深夜に、テレメンタリー2007を見ていると、規制緩和の一環としてタクシーの新規参入が容易になったため、タクシーの台数が激増しており、その中でも最も激戦地となった仙台市の様子が紹介されていた。仙台市のタクシー運転手の平均年収は224万円とのことだ。独身ならどうにかなるかも知れないが、家族がいれば大変ではないだろうか。数年前から、森永卓郎氏が盛んに「年収300万円」と言っているが、本当に格差社会になっていると思う。
11月9日(金) 釧路公立大学のN教授を囲む飲み会
今日は朝から良く晴れて、この時期にしては暖かい一日だった。
今週は飲み会が続いたので、今日は早めに帰宅して休養するつもりだったが、朝一番で飲み会の誘いが入ったので、一瞬迷ったが出席することにした。
そういうわけで午後6時から、釧路公立大学経済学部のN教授を囲む飲み会に出席する。N教授は以前の職場のOBで、早期退職して釧路公立大学に移っている。私とは入れ違いで一緒に仕事をしたことはないが、後に残した資料を見れば、けた違いにレベルの高い仕事をした方であることが分かる。
11時少し前に散会し、寒い中を歩いて帰路に着いた。
11月8日(木) プレゼンテーション資料作成
今日は、朝からどんよりと曇って肌寒い一日だった。
「日本福祉文化学会第18回全国大会 北海道大会」のシンポジウムが11月18日(日)に迫っている。配布資料用のプロフィール・発言要旨は原稿を仕上げて北翔大学に送ったが、当日のプレゼンテーション資料がまだ完成していないので、今日はその作成に集中して取り組み、ほぼ完成にこぎ着けた。パワーポイントに写真を取り込んでタイトルを付けると、それだけでもけっこう見栄えのする資料になる。最近の資料が、パワーポイント流行である理由が良く分かる。
帰宅途中、「北海らーめん」に立ち寄り、職場のメンバー5名で一杯やってから帰宅した。
11月7日(水) 「丹頂」でディナー
今日も朝から良い天気だった。日本人の睡眠時間は、過去20年間で最短になっているそうだが、私も最近は寝不足気味なので、昨夜は睡眠改善薬「ドリーネン」を飲んで11時過ぎに就寝した。そのせいか朝まで熟睡したが、薬の作用が残っているのか午前中はボーッとした状態で過ごした。
午後6時から、JRタワーホテル日航札幌35階のレストラン「丹頂」でディナーをいただく。高い場所から見る夜景は見事だが、足下を見ると足がすくむ高さだ。今住んでいるマンションは40階建てなので、高層階からの眺めは似たようなもののはずだが、元々高いところが苦手なので、仮に高層階に住むようになったら悪い夢にうなされることになりそうだ。
11月6日(火) 「冬の光」
今日は朝から天気が良く、この時期にしては暖かい一日だった。
出勤前に、クローゼットから秋物のスーツを片付けてクリーニングに出す。そのついでに、ネクタイもクリーニングに出すことにしたが、これまでの経験ではネクタイをクリーニングに出しても全体に張りが無くなって長持ちしないものだ。今回は、気に入ったネクタイばかりなのであえてクリーニングに出したが、どうなることだろう。
午後6時から、蠍座で「冬の光」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品の7作目である。最近になって、この監督の作品はほとんどすべて「神の沈黙」がメインテーマだと思うようになったが、この作品はその中でも特にそのテーマが徹底している。主人公の牧師は、既に神の存在を信じていない。神の存在を感じさせるような出来事は一つもなく、ひたすらに空虚な日常が過ぎていく。何とも痛ましい作品だ。
11月5日(月) 来客の多い一日
今日は朝から良く晴れて、この時期にしては比較的暖かく、晩秋のような一日だった。
朝から来客が多く、席を設けて懇談した相手だけでもH大学のS教授、石川県白山市の液晶モニターのメーカーであるナナオの営業担当者、大阪のNPO法人まちの案内推進ネットの岡田理事長といった具合で、これだけ来客が多いのは久しぶりだった。
午後6時から、北海道NPOサポートセンター(南2西10)で、NPO法人交通倶楽部ゆうらんの松本さん、NPO法人手と手の浅野目さん、NPO法人まちの案内推進ネットの岡田さんと4人で打合せを行う。午後7時半過ぎに打合せが終了後、岡田さんと一杯やる。一軒目は、狸小路の「ヤマダモンゴル」でジンギスカンをいただく。美味しくない上に、鍋が高温になり過ぎて焼きにくく、おまけに値段が高いという状態で大失敗だった。
二次会は、今年7月にオープンしたばかりのクロスホテル(北2西2)の2階ラウンジで午後11時半近くまで歓談してから帰路に着いた。
11月4日(日) 床屋
今日も朝から冷え込んだが、天気が良いため昼過ぎには気温が上がって暑く感じられるほどだった。
夕方、JR札幌駅構内の理髪コーナーで散髪する。ここは所要時間がわずか10分なので、時間待ちの間に散髪ができる。料金も1000円と安いが、顔そりや洗髪はない。アメリカの床屋は、短時間で安価なところが多いと何かの本で読んだことがあるが、大体こんな感じなのだろうか。ただ、床屋の魅力は顔そりや洗髪、蒸しタオルでの洗顔などでリフレッシュ気分を味わうことができる点にあるので、それがない散髪だけでは肝心のところが抜けている感じがする。安くて早い10分間1000円散髪が、今ひとつ普及しないのは、その点に問題があるのではないかと思う。
11月3日(土) CUDエキスポ2007
11月の声を聞くと、朝晩はグッと冷え込むようになってきた。外套が必要な時期だが、私の場合、JR札幌駅付近を歩く分には外套が必要なく、大丸札幌店あたりにも身軽な状態で出かけることができる。
昼過ぎに紀伊国屋書店札幌本店2階のイベントコーナーに足を運び、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構主催のパネル展「カラーデザインエキスポ2007」を見る。いろいろな企業にも出店してもらって、賑わいのあるイベントになっていた。特に、色弱模擬フィルタ「バリアントール」は、それを装着すると色覚障がいを体験できるメガネになっており、体験学習に使用すれば学習効果が大きいと思う。
11月2日(金) NPOとの意見交換会
今日も朝からずっと、予算資料の作成に追われて過ごした一日だった。午後3時過ぎから課内で打ち合わせを行ったが、全体的に厳しい削減目標が立てられているので、その数字内に収めるのは容易なことではない。理屈も何も、既に数字合わせの段階に入っているのだが、何の希望も持てない作業である。夕方のネットニュースに、来年以降も給与の10%カットを継続するという記事が流れた。今回の予算作業の厳しさは、こうした財政状況の深刻さが背景にあるのだと実感する。
午後6時半から、「NPOとの意見交換会」に出席する。ホームページの作成方法などについて意見交換をしたが、けっこう参考になる意見が多く、有意義なものとなった。午後8時半に終了後、職場に戻ると6人ほど残業していたので、差し入れをしてから帰路に着いた。
11月1日(木) 「鏡の中にある如く」
今日もずっと、予算に関する調整作業に追われていた。予算の調整作業は、これまでなら削減目標に向かってある程度努力しているうちに着地点が見えてきたものだが、今年はこれまでと違って次から次へと厳しい削減目標に駆り立てられている感じで、余裕の無さが伝わってくる。いよいよ来るべきものが来たという感じがする。
午後6時から蠍座で「鏡の中にある如く」を見る。イングマール・ベイルマン監督の第6作目である。この作品のメインテーマは、「神は存在するのか?」ということである。最後に神は存在するのかと問われた父親は息子に、神は人が人を愛するその愛の中にあるという。息子はその言葉に納得するが、果たしてそれは神の存在を示すものなのか。今後の作品の中でも、それが問われていくのだと思う。