日記:2007年12月
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12月31日(月)  大晦日

 今年も一年経つのが早く、気がつけばアッという間に大晦日である。
 朝起きると、かなり前に大丸で注文しておいた御節が届いていた。越前料理「一乃松」特製の二人前の折りを4個と鯖の棒寿司である。早速一折に手を付けたが、車海老、伊達巻、黒豆、車麩、ワカサギのいかだ焼き、チマキなど以前はご馳走だったはずのものが、今にして思えば日持ちを良くするためか味付けが濃く、それほど美味しいものではない。いずれ日本経済が衰退すれば、食料品も高騰するだろうから、後で思い出して、「当時は贅沢だった。」という時代がくるかも知れない。
 後は、例年通り「ゆく年くる年」を見ているうちに年が新まった。午前1時半から、「朝まで生テレビ!」を見て過ごす。


12月30日(日)  大掃除

 朝8時前に目覚めて外を見ると、昨日の大荒れの天候とは一変して、良く晴れていた。入浴後、大掃除を始めたが、ここしばらく人を招くためにきれいにしていたので、昼過ぎには片付いた。
 昼過ぎから、大丸で買い物をした後、ニシムラ国際ビル地下1階の喫茶店「コージーコーナー」で一服してから野幌の実家に帰省した。


12月29日(土)  年越しそば

 朝から雨が降って大荒れの天候だった。
昨夜の忘年会の際、同僚のKさんに、今日の午後6時から「年越しそば」をご馳走する約束をしたので、昼過ぎからJR札幌駅周辺で買い物をした。食器も、洋食器はある程度揃ったのだが、和食器が揃っていないので補充した。
 午後6時にKさんが訪ねてきたので、予定通り、@キュウリとワカメの酢の物、A里芋と昆布の煮付け、B年越しそば(温かいそばにナルトと油揚げでうま味を出した汁をかけたもの)、Cデザート(リンゴ、熟柿を冷凍庫で冷たく冷やしたもの)のコースを振舞った。本当はもう一品、ナスビの煮込み(半切にしたナスの皮に鹿の子の切れ目を入れてゴマ油で軽く両面を焼き、煮干と一緒に甘辛く煮込んだもの)を用意していたのだが、煮上がる前にKさんが到着したため、話しているうちに焦がしてしまい、幻の一品となった。
ビールを飲みながらいろいろとお話しているうちに10時を過ぎて、マンション前の地下歩道入り口まで見送った。


12月28日(金)  仕事納め〜忘年会

 今日も朝からどんより曇って、肌寒い一日だった。
 今日は仕事納めなので、午後3時過ぎから大掃除をして、年内の仕事を片付けるムードとなった。明日から1月3日(木)まで6日間の休みに過ぎないのだが、一週間足らずとは言え、年末年始をはさんで年も改まるので、ずいぶん大きな変化があるような気がする。
 午後6時から、職場の課の忘年会に出席する。会場は、札幌第一ホテル(南7西1)。午後8時過ぎに散会し、そこから酔い覚ましに歩いているうちに、いつの間にかマンションに到着した。


12月27日(木)

 朝からどんよりと曇って、寒い一日だった。
 帰宅後、ここのところ続いたホームパーティーのために買い込んだ食材のうち余ったものを整理する。年末年始の休みをはさむため、傷みやすいものは一旦すべて整理しようと思う。野菜類は、早く使い切らないと傷んでしまうので、昨日、今日と二日間かけてほぼ無駄なく使い切る目処をつけた。


12月26日(水)  ソファー購入

 朝から良く晴れて、冷え込んだ一日だった。
 7時少し前に起床して、昨夜の飲み会の後片づけをする。私の場合は、たまたま人を招いて軽く飲んだ後の片づけだから大して苦にならないが、これが毎日のことになると嫌気がさすこともあるだろう。
 帰宅途中、居間用のソファーを探す。東急ハンズ、パルコ、三越、丸井今井、池内の5店に足を運んだが気に入ったものがなく、地下鉄南北線で麻生駅まで行ってニトリのソファーコーナーを見たがここにも気に入ったものがなかった。結局、これまで見た中で最も気に入ったのは、五番館西武ロフト館3階インテリアコーナーの2人がけ用ソファーだったので、早速足を運んで購入した。年末年始の休みをはさむため、納品は1月12日(土)午前中になった。既に2.5人がけ用ソファーを入れてあるので、2人がけ用ソファーを向かい合わせれば、4〜5人がセンターテーブルを囲んで座れるようになる。


12月25日(火)  グループ忘年会

 朝から良く晴れて、天候の安定した一日だった。
 昨夜は、午後9時に会食が終わってから、食器の片づけは午後10時に終わったのだが、ホームページやブログを更新しているうちに午前2時になってしまった。おかげで、睡眠不足に苦しんだ。
 午後6時から、「花ごころ」(北3西3)で開催された職場グループの忘年会に出席する。3千円で飲み放題にしては、とても充実した内容だった。
 午後8時過ぎに散会後、マンションに帰って、AさんとYさんを待つ。その間、野菜スティック、生ハムのキュウリ巻き、オニオンサラダを作り、新じゃがをゆでる。それ以外に、チョコレート、ミックスナッツ、イチゴを並べるとまあまあ賑やかな雰囲気になった。午後9時ころ二人が到着する。Yさんは、昨日、滋賀県から北斗星に乗って来札し、今日の午後6時半からAさんとススキノの「氷雪の門」(南5西2)で一次会だったとのこと。
 話が弾み、気が付くと午前0時を回っていた。午前0時20分ころ地下鉄さっぽろ駅に着いたが、真駒内行きは最終が出た後で、JR札幌駅前でタクシーに乗る二人を見送った。


12月24日(月)  クリスマス・ディナー

 リビングルームのソファーについて、どのようなものを入れるか迷う。一度買ってしまうと失敗しても交換できないので、慎重にならざるを得ない。あせらずに、大通地区の池内や丸井、東急ハンズなども見てから決めようと思う。
 午後6時から、Sさんを招いてクリスマス・ディナーをいただく。今日のメニューは、次の通りである。@海鮮サラダ、Aオニオンスープ、Bパスタ、Cチキングリルの香草サラダ添え、Dジェラード(フランボワーズソースかけ)、Eコーヒー、Fクリスマスケーキ、G果物。Sさんがシャンペンとワイン、ケーキを持ってきてくれたので、豪華なクリスマス・ディナーとなった。
 午後9時ころ散会し、マンションの玄関から出たところで見送った。ダイニングテーブルと台所を片付け、午後10時ころ食器洗い機のスタートボタンを押した。


12月23日(日)  「ファニーとアレクサンデル」

 リビングルームにダイニングテーブルとソファー、37型の大型テレビが入って、かなり人を招くことができる状態になった。後は、ソファーをもう一つ入れると、5人が向かい合って座れるようになるので、今日は五番館西部ロフト館のインテリアコーナーや野幌の長谷川家具などで候補となるソファーを探した。コンパクトでもきちんとした造りで、座り心地の良いものを選びたい。
今日も、午後5時からホームパーティーを予定していたのだが、一昨日初めてやってみて人数が多くなると簡単に行かないことが分かった。例えば、パスタをゆでたり、ステーキを焼くのでも、2人前なら一回でできるが、3人前以上になると一回ではできない。昨日のホームパーティーの準備をしながらそのことが分かったので、今日の分は断ったのだが、こちらの方は、年明けに埋め合わせをしようと思う。
 午後6時40分から、蠍座で「ファニーとアレクサンデル」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品集の第13作品目で、今回が最終回である。13作品をすべて見た記念として、招待券3枚とホッドドリンク無料券5枚を受け取った。
 作品そのものは、イングマール・ベイルマン監督の自伝的作品で、舞台芸術を愛していいた父が死んで、キリスト教の主教と再婚した母親と共に主教館に移り住んだアレクサンデル(少年時代のベイルマン監督)と妹ファニーは、主教とその家族によって自由を奪われ監禁されるという恐ろしい体験をするが、彼らを心配する一族によって救出され自由を取り戻す。この作品を見て、イングマール・ベイルマン監督の作品に共通する神の権威をかさに着る者に対する嫌悪や、人格の二重性といったモチーフの源流がこうした体験に根ざしているのだろうかと思った。


12月22日(土)  「私は貝になりたい」

 午後1時過ぎにビッグカメラの配送担当者が、昨日納品されたものの不具合だったシャープの37型液晶テレビの交換作業に訪れた。今回はテレビが正常に作動したためすぐにセッティングが完了し、迫力ある大画面でテレビを見ることができるようになった。
 午後2時20分から、蠍座で「私は貝になりたい」を見る。終戦間近に召集された高知の床屋が主人公。上官の命令で墜落したB29の乗組員(既に死亡)を銃剣で突いたことからB級戦犯に問われ、絞首刑が執行されるまでを描いた作品である。戦争の残酷さを描いて余りある作品で、見終わった後でやり切れない気持ちになった。ただし、帰宅後ネットで調べると、実話ではないとのことでホッとした。
 夕方、大丸札幌店1階のクローク前特設会場で、注文しておいたクリスマスケーキを受け取った。


12月21日(金)  ホームパーティー

 今日は、一昨日購入した薄型テレビが納品されることもあって、年休を取得した。年休を取得するのは、今年2回目である。
 テレビ自体は午後2時間ころ納品されたのだが、初期不良で電源が入らないとのことで、明日取り替えを行うことになった。
 その後、夕方のホームパーティーの準備を始める。略式のフルコースで、次の内容である。@パン(コーンパン、クルミパン)、Aペッパーマグロサラダ、Bキノコのクリームスープ、Cパスタ(ぺペロンチーノ)、Dビーフステーキ、Eアイスクリーム(ラズベリーソース)、Fコーヒー(アラビアの真珠)。
 午後7時過ぎにAさんが到着し、ホームパーティーがスタートする。午後9時ころ食事が終わってから、いろいろと話をしているうちに午後11時半になってしまった。玄関前の地下歩道入り口までAさんを見送った後、ダイニングテーブルや台所を片付け、食器洗い機のスイッチを入れて、午前2時ころようやく就寝した。


12月20日(木)  ロイヤルコペンハーゲンのサラダボウル

 朝から穏やかに晴れた一日だった。
 昼過ぎから出席した会議で、直接の担当ではない仕事に関する回答を求められけっこう神経を使った。どんな質問にでも対応できるようになるためには、勉強が必要だろう。
 帰宅途中、大丸の陶器コーナーで「サラダボウル」を探していると、けっこういろいろな製品がある。結局、ロイヤルコペンハーゲンの製品を購入した。サラダを入れるためのものなので、大きなどんぶり鉢のような形だが、描かれた模様は正にロイヤルコペンハーゲンの製品である。ただし、値段もロイヤルコペンハーゲンの名に恥じない金額である。
 その後、エスタ地下街で明日のホームペーティー用の食材を購入してから帰宅した。



12月19日(水)  薄型テレビ購入

 今日は朝から良く晴れて、比較的暖かかったので、コートを着ない状態で出勤した。
 帰宅途中、ビッグカメラで薄型テレビを購入した。シャープの液晶テレビ「アクオス」の37型で、フルハイビジョン、2倍速、ダブルチューナー(2画面同時に表示)という現在では最高機能の製品である。これが19万8千円でしかもクリスマス期間中は現金払いで通常18%のポイント還元のところ、さらに5%のポイント還元上乗せがある。テレビ台と合わせて21万5,800円となったが、ポイントが4万7,320円も発生した。これで、DVDレコーダーか何かを買うことになると思う。
 4月15日(日)に、今のマンションに入居してから、これまでなかなか部屋づくりのイメージがわかず、仮住まいのような雰囲気だったが、今月に入ってから部屋づくりを進めているので、かなり居住環境が高まった。年内に一通りの整理を終えて、気持ちも新たに2008年を迎えたい。


2月18日(火)  シクラメンに元気がない

 今日も良く晴れて寒い朝を迎えた。12月10日(月)・11日(火)に岩見沢農業高校の生徒たちが育てたシクラメン、ポインセチア、プリムラを購入したのだが、その後、シクラメンだけが元気がなくなって困っている。買ったときに付いていた説明書を見ると、シクラメンは日当たりが良く寒くて乾燥した環境を好むようだが、最初に置いていた場所が日当たりが悪くて暖かい玄関だったのが悪かったのだろうか。最初に説明書を読まず、水をやりすぎた上に、霧吹きで水をかけたのも悪かったかも知れない。
 昨日から窓辺に移して様子を見ているが、まだ元気がない感じだ。一方、ポインセチアは暖かく湿った環境を好むとのことで、こちらの方は環境が合っているのか元気一杯だ。プリムラは、葉が少し黄色くなった部分があるが、新しい花が開いて賑やかになってきた。
 帰宅途中、五番館西武ロフト館でキッチンワゴンを購入し、午後6時半から、札幌エルプラザで開催されたシンポジウムに出席する。同時刻に、イタリアンレストラン「イルピーノ」でDO!21の例会があり、今話題の食材であるエゾシカ肉をメインとしたコース料理を味わいながら、「望年会」となるはずだったが、今のところ仕事優先とせざるを得ない。


12月17日(月)  カジュアルコート購入

 今日も、朝から良く晴れて寒い一日だった。肌を刺すような寒さではないが、この時期に相応しい底冷えする寒さである。昼休みに職場の近くで、ホームレス支援誌『ビッグイシュー』を購入した。販売員はホームレスの方ということだが、これから先の長い冬は厳しく辛いことと思う。
 3年前に大丸で買ったバーバリーのカジュアル用コートの袖口が擦り切れてきたため、帰宅途中大丸に足を運び、6階の紳士用品コーナーでコートを見る。毎年新作が出るので同じものではないが、良く似たものを見ると値段が1万円ほど上がって8万7千円になっている。札幌圏では今日から10年8ヶ月ぶりにタクシーの初乗り料金が値上がりするなど、ここのところ食料品をはじめとして何十年ぶりという値上げが続いているが、衣料品も値上がり傾向にあるのだろうか。色合いが気に入らなかったため、大丸オリジナルブランドであるトロージャンのカジュアルコートを購入する。バーバリーよりは3万円ほど安かった。
 一旦帰宅してからビッグハウスに足を運び、食材や調味料を購入する。これで、『思いっきり手抜き料理』(大原照子著)に掲載されている調味料がほぼすべて揃った。


12月16日(日)  ディナープレート等購入

 良く晴れて、寒い一日だった。
 ホームパーティーを開ける状態にしたいので、食器類を揃えることにした。料理研究家である大原照子さんの本を参考にして、洋食器を6つずつ揃えることにしようと考えている。先日はカトラリーとして、ナイフ、フォーク、スープスプーン、ティースプーン、グラスについてはワイングラスとタンブラーを揃えた。今日は、五番館西武ロフト館の無印良品コーナーで、ディナープレート、フィッシュプレート、ケーキプレート、小皿、スープ皿を揃えた。調理器具や調味料類も一通り揃えたので、ホームパーティーを開ける環境が整った。


12月15日(土)  「ツォツィ」

 朝10時半に、ソファーが納品になった。カバーをかけて、センターテーブルの前に置くと、とても落ち着いた雰囲気となり、すっかり居間らしくなった。
 12時5分から、蠍座で「ツォツィ」を見る。舞台は、おそらく現代の南アフリカ共和国である。「ツォツィ」とは「不良」という意味で、金を奪うためには殺人さえ辞さない「ツォツィ」が、強奪した車に乗っていた乳児の面倒を見たことで、人間性に目覚めて行く。物語の背景には、人間性を根本的に踏みにじる程の凄まじい貧困がある。
 その後、部屋に戻ってソファーカバーの裾をマジックテープで留める作業をする。マジックテープ部分を開くのが大変で、午後4時ころまでかかってようやく作業を終えた。実際にカーペットの上にソファーとセンターテーブルを置いてみると、ソファーが意外と大きく、テレビの設置位置をどうしようかと考える。
 ソファーから画面までの距離を考えると32型か37型が適当なようだが、テレビ台も意外と大きいので、その点を調べた上で購入しようと思う。


12月14日(金)  北海道型福祉研究会

 朝から雨が降っていたが、傘を差すほどではなかったため、小雨に濡れながら出勤した。気温が上がって暖かく、上着も手袋も不要なほどだった。
 午後6時半から、私のマンションの30階にあるパーティールームで北海道型福祉研究会の例会を開催する。参加者は8名であった。講師は、K私立K小学校のS教頭で、小一時間で小学校における福祉教育の現状についてお話しをうかがったあと、ホームパーティーとなる予定だったが、たまたまJRが夕方から全線不通となったため、講師の到着も7時過ぎとなった。そのため、早めにパーティーをはじめ、S教頭の到着を待ってパーティー本番となった。
 午後9時にパーティールームを出た後、私の部屋を披露してから散会し、マンションを出て地下1階で見送った。


12月13日(木)

 朝6時半に起きて、いつも通りコーヒーを沸かし米を炊く。コーヒーはコーヒーメーカーを使うので楽だが、米は炊飯器を使わず文字どおり鍋で炊いているので、炊きあがるまで目を離すことができず手間がかかる。それでも、IHクッキングヒーターを使っているので熱効率が素晴らしく良いし熱の加減も自由自在である。こうした便利な道具がなかった時代は、米を炊くこと自体が大変な作業だったことだろう。
 昼休みに、Sさん、Tさんと明日の夜のパーティーについて打合せを行う。今後は、ホームパーティーを開けるよう食器類を揃えていくつもりだが、明日のためにワイングラスを6個購入することになった。
 帰宅途中、大丸7階のカーテン・カーペット売り場でカーペットを購入する。170cm×240cmのサイズなので持って帰るには大きいと思ったが、上手に畳んでくれたので、マンションまで持ち運ぶことができた。居間の窓辺にカーペットを敷き、センターテーブルを置いた。これでソファーを置けば、居心地の良い環境ができそうだ。


12月12日(水)  白木屋で飲み会

 今日は比較的暖かい朝で、パネルヒーターの温度調節つまみを低温方向に回したほどである。コートも着ないで出勤した。
昼休みに、岩見沢農業高校の生徒たちが栽培した花のコーナーで、ポインセチア(700円)とプリムラ(200円)を購入した。少し見栄えの良い鉢に入れて花屋の店頭に並べれば、3倍以上の値段になるだろう。
 帰宅途中、大丸7回のカーテン・カーペット売り場で敷物を選んだ。明日購入することにする。その後、読売ビル3階の白木屋で午後8時過ぎまで、課のグループで飲んで、かなり酔った状態で帰路に着いた。


12月11日(火)  「秋のソナタ」

 今日も寒い一日だった。朝8時20分に自宅を出て、クリーニングを出し、キャッシュコーナーでお金を引き出してから出勤しても8時45分からの勤務時間に十分間に合うのだから、本当に便利である。
 昼休みに、岩見沢農業高校の生徒たちが栽培した花を購入する。シクラメン、ポインセチア、プリムラの3種類の中から、玄関用にシクラメン、ダイニング用にプリムラを購入した。シクラメンが700円、プリムラが200円ととても安い。普通の花屋で買えば3倍くらいの値段になるだろう。
 夕方になって、先週末から調整に手こずっていた予算議論がほぼ決着したので、ホッと一安心する。この先の宿題はもらったが、議論のスタート時点から比べれば願ってもないレベルに落ち着いた。
午後6時20分から、蠍座で「秋のソナタ」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品シリーズの第12作目である。主演はイングリッド・バーグマン。ようやく知っている女優が出てきた。相変わらず人間の本性を浮き彫りにする作品で、楽しいというよりは考えさせる作品である。


12月10日(月)

 今日は寒かったので、流石にコートを着て出勤した。期末手当支給日だったが、これといったことはない。全国的には支給額が増えているようだが、私の職場では減額になっているようだ。ただ、以前の支給額が幾らだったか覚えておらず、あまり気にならない。
 今年4月15日(日)に現在のマンションに住むようになったが、これまでは仮の住まいのような感じで、日常生活に必要なものも極力増やさないようにしてきた。ところが、最近になって、これからは日々の生活を充実させるため、必要なものはどんどん揃えようと考えはじめた。そこで、今日も、五番館西武ロフト館でセンターテーブルを購入した。こうしたものは大丸7階の家具コーナーで揃えるつもりだったのだが、売り場が狭いため展示されている商品が少なく、カタログで見てもイメージが浮かばないため、ほとんど五番館西武ロフト館で揃えている。シンプルで使いやすい商品が多いと思う。


12月9日(日)  「ある結婚の風景」

 ダイニングテーブル用の敷物として、インド綿のラグ(200cm×240cm)を購入した。フローリングの床は傷みやすいので、カーペット類が必要である。ソファー用の敷物については、カラフルなものを選びたい。
 午後6時35分から、蠍座で「ある結婚の風景」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品シリーズの第11作目である。離れたり接近したりしながら年を経ていく元夫婦の情景を描いた作品で、自分に正直に生きれば、夫婦というのはこのようになるという一つの典型を示しているように思う。
 帰宅後、収納ケースの組み立てに取りかかり、午後11時過ぎまでかけて4個組み立てた。購入したのはまだ暑い時期だったが、面倒くさくなってリビングルームの壁に立てかけておいた。急に思い立って組み立てたのだが、これを洗面所に置いて脱衣カゴを置くと、公衆浴場のような雰囲気になった。


12月8日(土)  「ドレスデン運命の日」

 4月15日(日)に現在のマンションに引っ越してきてから、8ヶ月近くが経過してしまった。この間、部屋づくりのイメージが思い浮かばなかったため、家具等の購入は最小限にしてきたが、最近になってようやく部屋づくりのイメージができてきたので、家具等の購入をはじめた。今朝は、ダイニングテーブルと椅子が納品になった。ダイニングテーブルを置いたことで、リビング・ダイニングの配置がイメージしやすくなった。
午後2時から、蠍座で「ドレスデン運命の日」を見る。第二次世界大戦末期の1945年1月、空襲により一夜にして灰じんに化したドレスデンが舞台である。戦局が悪化する中で、人々は何とか日々を生き延びているのだが、その努力を押しつぶす空襲の猛威と残酷さは、何とも表現のしようがない。数多い戦争映画の中でも、際立った映像の美しさが印象的な作品だった。


12月7日(金)  ビッグ・イシュー

 朝から良く晴れて、寒い一日だった。普通であればコートを着て出勤するところだが、職場まではほとんど地下通路を通って行けるため、吹雪でもない限りコートがなくても大丈夫である。この調子だと、真冬でもコート無しで出勤することができそうだ。
 昼休みに『ビッグ・イシュー』を購入する。私は、このホームレス自立支援誌『ビッグイシュー』を毎回買っている。販売員はホームレスの方で、手数料が入るので自立支援につながるとのことだ。私は、単にホームレスの方への支援というよりは、内容がけっこう面白いので買っている。今日買った84号には、「フリーターと正社員、かたやホームレスかたや過労死」という対談記事が掲載されていた。フリーターは、親の援助が受けられなくなればホームレスに転落しかねないが、正社員もまた過労死しかねない劣悪な労働環境に置かれている人が少なくないというのだ。本当にその通りだと思うし、何とかならないものかと思う。

 午後5時半から、北海道自治体学会の会計引き継ぎを行う。Sさんへの引継ぎを一応終えたが、けっこうややこしい内容なので、まだしばらく残務整理が残る。


12月6日(木)

 夜中に雪が降ったらしく、出勤時に玄関から外に出ると、一面の雪景色だった。
 昼前に予算関係の打合せがあり、その後は、打合せの際に出された宿題の処理に追われているうちに時間がどんどん過ぎてしまった。打合せ結果に基づき、午後6時半ころまで作業をした。それにしても、全体的にどこがキャスティングボードを握っているのかが分からず、打合せを行っても話しが前に進んでいるという実感がない。こうした先の見えない作業は、非常に疲れる。

 眼の調子は相変わらず良くないのだが、昨日診察を受けているので、「単なる疲れ眼」と落ち着いて過ごすことができる。毎年この時期は眼の調子が良くないのだが、寒さや日照時間の短さが関係しているのだろうか。


12月5日(水)  かねこ眼科クリニック

 今日は、気温がグッと下がり底冷えする一日だった。
 一昨日の夜くらいから左目が重苦しいので、帰宅途中、ステラプレイス・イースト(北7西2)6階の「かねこ眼科クリニック」に足を運んだ。ここは、年中無休で受付時間も午前10時から午後7時半という便利な眼科クリニックである。視力検査と眼圧検査の後、眼底検査を受けたが、眼の硬さ、眼底の状況共に異常はなく、「怖い病気が潜んでるという所見はありません。」とのことでホッと一安心することができた。左眼の不調は疲れ目のようで、2種類の点眼薬を処方されただけで今後の通院も不要とのことだった。
 数年前、エルプラザの「阿部眼科」で検診を受けたときは、点眼薬で瞳孔を開いて眼底検査を受けたのだが、薬の効果が切れるまで目の焦点が定まらず、辛い思いをした。「かねこ眼科クリニック」では、瞳孔を開くことなく眼底検査を受けることができたので、その点はとても楽だった。
 JR札幌駅周辺にはこの手のクリニックが集まっているため、帰宅途中などのちょっとした時間を利用して診察を受けることができる。健康を損なうと取り返しがつかないので、気になる点があれば躊躇せずに診察を受けるようにしたい。


12月4日(火)  Fさんの名前を見かける

 今日は朝から天気が良く、この時期にしては比較的暖かい一日だった。
 たまたま『北海道教育委員会社会教育主事会50年の歩み』を見る機会があった。その中に、Fさんの名前を見かけたが、現在は道南にある某中学校の教頭になっていた。教員試験は何故か落ち続ける人がいるものだ。その方は、7〜8回も試験に落ち続け30歳くらいでようやく合格している。一旦合格して教員になれば、教頭に昇格する上で極端なハンディキャップにはならないようだ。それにしても、あれだけ落ち続ければ途中で挫折しても不思議ではないのに、よく頑張ったものだ。


12月3日(月)

 朝から薄曇りで、底冷えのする一日だった。
 昼休みに、イタリアンレストラン「イルピーノ」(北1西3荒巻時計台ビル地下)で、パスタランチ(850円)をいただく。この店は、今月18日(火)のDO!21例会の会場なので、どんな店かと興味があって足を運んだのだ。内装は普通のイタリアレストランである。海鮮の入ったペペロンチーノをいただいたが、スパゲティの芯が残り過ぎている感じがした。DO!21の例会では、エゾシカを食材にしたメニューを試してみるのだが、期待し過ぎない方が良さそうだ。


12月2日(日)

 昨日から食料品などが一斉に価格改定で値上げとなった。今朝、マンション1階のローソンでパン売り場を見ると、これまで105円だった商品が125円に値上がりしている。私の場合、オール電化なので灯油の値上がりは実感できないが、エネルギー価格の値上がりは電力料金にも響いてくるのではないだろうか。すべての商品がこのような調子で値上がりしたら、これまでのデフレが一転してインフレになるだろう。
 午前10時50分から、某セミナーに出席する。時節柄関心が高いのか、会場の席はかなり埋まっており、300名近い参加者がいたのではないだろうか。テーマによっては、けっこう人は集まるものなのだ。午後4時までの予定だったが、実際にセミナーが終わったのは午後4時半ころだった。
 帰宅後、メールチェックをすると、気になる話しがあったので、S教頭に電話で相談した。状況がハッキリしないので一般論に終始したが、どんな時代でも人生設計には困難がつきまとうものだ。


12月1日(土)    「叫びとささやき」

 午前1時近くまで返信メールを推敲していたので、今朝はすっかり寝過ごしてしまった。
 午後2時40分から、蠍座で「叫びとささやき」を見る。イングマール・ベイルマン監督作品シリーズの第10作目である。前回の作品「仮面 ペルソナ」があまりにも難解だったため、今回を含めて残りの4作品を総て見続ける気になれるだろうかと思ったが、今回の作品は大体理解できる。
 末期癌で最後を迎える次女と、それを看取る姉と妹、そしてメイドを中心に繰り広げられる人間模様が、見るものに様々な思いを抱かせる作品だ。次女の死後、葬儀の席で次女の名付け親だったという牧師が、「我らに人生の意味を教えてほしい。」と神に祈る。ベイルマン作品は、「神の沈黙」、「人生の意味」といった深遠な問いに満ち溢れている。