日記:2008年1月
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1月31日(木)  会議とシンポジウム

 地球温暖化の危機が叫ばれているが、この冬は1月に入ってから真冬日が続いている。今日も寒い一日となり、上着を着ずに屋外を歩くと、わずかな距離でも凍える寒さだった。
 今日は、午前中は会議、午後にはシンポジウムの出席で、その合間に報告物の決裁を上げるという状況だった。
 午後のシンポジウムは、「第6回ハンセン病問題に関するシンポジウム」というもので、大体予想通りの内容だったが、NPO法人アジアチャイルドサポート代表である池間哲郎氏の講演は衝撃的なものだった。エイズが蔓延するタイの山岳民族の村、ミャンマーのハンセン病患者たちが暮らす集落の映像は、貧困がもたらす残酷な現実を余りあるものだった。出席要請があって席を埋めるために出るようなシンポジウムは、退屈なものが少なくないが、このシンポジウムは、池間氏の講演を聞くことができただけで意義があったと思う。


1月30日(水)

 空を覆う薄雲から日差しが漏れて明るくはあるが、底冷えのする一日だった。
 今日は、2008年度の給与について労使交渉があり、これまで2年間続いた給与の10%削減は若干緩和されるものの、この春から4年間は一般職が7.5%、管理職が9%の給与削減が続くことになった。この先、景気が悪化することが予想されるので、給与の削減幅がこの程度で終わるという保証はないはずである。
 昨日まで続いた一連の調査について報告書を仕上げ、ようやく一段落ついた。あとは、2月7日(木)の会議が終われば、年度内にホームページの公開に向けて集中することができる。この冬は特に寒さが厳しいが、それでも春が近づいていることを確実に感じる。


1月29日(火)  札幌商工会議所付属専門学校

 午前9時過ぎに職場を出て、札幌商工会議所付属専門学校(白石区南郷通17丁目)に向かう。地下鉄南郷18丁目駅から少し離れていて分かりにくい場所にあるが、たまたま昨年7月8日(日)に福祉住環境コーディネーター2級試験を受けたときの試験会場だったので、迷わずに行くことができた。
 午後5時50分から、天壇(北5西6)で、社会福祉士・介護福祉士国家試験業務の打ち上げを行う。午後8時に、散会して帰路に着いた。


1月28日(月)

 今朝のネットニュースによれば、昨日の「社会福祉士・介護福祉士国家試験」で試験監督員のミスにより4分間早く試験を終了してしまったとのことだ。北海道だけで9千5百人、全国では20万人以上の受験生がいるマンモス資格試験なので、これくらいのミスは発生してもおかしくない。北海道の会場でなくて良かったと思う。
 先週25日(金)の夜から試験業務のため土日も出勤したため、曜日の感覚が狂っている。目の前の調査物を片付けているうちに、一日が過ぎてしまった。


1月27日(日)  社会福祉士・介護福祉士国家試験会場運営

 朝5時に起床し、朝食後6時過ぎにマンションを出て北星学園大学へ向かう。7時10分に北星学園大学C館1階の本部に着くと、早速会場設営の作業がスタートする。まず、建物の出入口付近に会場案内図と試験会場一覧を掲示してから本部に戻り、後は午前10時の試験開始から午後4時10分の試験終了まで、受験生の出欠確認や答案用紙の受領などを行う。
 試験終了後、貼り物を回収して北星学園大学のゴミ集積所に捨てて、午後5時半ころ業務が終了した。
 帰宅途中、同僚のKさんとJR札幌駅北口の「つぼ八」で一杯やり、午後8時に散会して帰宅した。慌ただしい一日だったが、帰宅後、入浴して汗を流すと気分がサッパリした。


1月26日(土)  社会福祉士・介護福祉士国家試験会場設営

 朝から吹雪でしかも寒く、厳しい天候の一日となった。
 午前11時にマンションを出て、昼前に北星学園大学に到着する。C館1階の本部に集まり、明日の社会福祉士・介護福祉士国家試験の会場設営を行う。廊下のゴミ箱などに「使用禁止」の貼り紙をしたのだが、軽く100個を超えるゴミ箱があった。午後5時過ぎに会場設営が終了して、帰路に着いた。
 午後6時ころ同僚のKさんと大丸百貨店8階のレストラン街にあるイタリアンレストラン「ミア・アンジェラ」でバジリコのスパゲティをいただき、その後7階の「イノダコーヒー店」へ。先週の土曜日にAさんと行ったのと同じ席に座って、眼下に雪景色のJR札幌駅前の様子を眺めながら「黒みつ胡麻豆腐」のスイーツをいただいた。話題も先週の土曜日と同じ「老後を誰とどのように過ごすか。」という問題に行き着いた。老後のことや死については、日ごろ考えないようにしている問題だが、徐々に思考を巡らせることで個々人の中で受容されていくのではないかと思う。そろそろ、真面目に考えようかと思う。


1月25日(金)  介護福祉士国家試験説明会

 大雪に見舞われた昨日からは一転して、朝から良く晴れた一日となった。
 午後1時半から、訪問介護員養成研修事業者の実地調査を行った。今日訪問した事業者は、地下鉄円山公園駅のそばにある専門学校だった。すぐ近くにオーガニックレストラン「チカッポ」があったので、昼食はそこでいただいた。
 午後4時過ぎに実地調査が修了し、一旦職場に戻ってから「かでる2.7」に移動し、午後5時45分から、介護福祉士国家試験説明会に出席する。
 午後7時半に終了後、読売ビルの「魚民」で一杯やる。2時間ほど飲んで、午後10時に散会して帰路に着いた。


1月24日(木)  DO!21新春放談会

 この冬は雪の少ない状態が続いていたが、今日は久々に朝からかなりの量の降雪になった。ただ、天候が大荒れとの予報の割りには風もなく、吹雪にはならなかった。年明けからずっと寒い日が続いていたが、今日は気温も上がって、雪も湿り気を帯びていた。
 午後6時半から、かでる2.7で開催された「DO!21新春放談会」に参加する。もう10年以上続けている集まりだが、今年の参加者は総勢7名とこぢんまりしたものだった。午後8時半ころから炭火焼き鳥「八方」で飲み会を行い、午後11時ころ散会した。
 北広島市に帰るY氏をマンションに招いて、お茶漬けなどを振舞う。11時50分ころマンションの玄関前で見送った。


1月23日(水)  国民負担率過去最高

 今日は朝から良く晴れ、気温も最近では比較的高く、穏やかな一日だった。
 財務省が本日、国民が所得からどれだけ税と社会保険料を支払っているかを示す国民負担率が、2008年度に40・1%と過去最高となる、との見通しを発表した。07年度の40・0%から微増にとどまるものの、高齢化の進行で社会保障負担が年々高まっていることなどから、5年連続で上昇するとのこと。可処分所得は、総所得の6割に過ぎないのだ。
 米国の景気後退が懸念される中、北海道の景気も確実に悪化している。2008年は、波乱の年になりそうだ。


1月22日(火)

 今日も朝から粉雪がちらついて、寒い一日だった。
 職場では、出張や外勤で不在の人が多かったので、そのフォローに追われた。不在の人の仕事もある程度分かっていないと、フォローのしようがない。私も、最近になってようやくあまり不安を感じることなくフォローできるようになった。
 帰宅途中、いつもとおり大丸の地下食料売り場と札幌地下街のホクレンショップで食材を購入する。最近は、外食することがほとんどなくなった。外食メニューに飽きてしまったことと、自分でいろいろ工夫して調理することが面白いと感じるようになったためである。4月から小麦の政府売り渡し価格が3割値上がりすることになっており、食料品の値上がりが続くことを覚悟しなければならない。今調理の腕を磨いておけば、いずれ役に立つこともありそうだ。


1月21日(月)

 NHKの深夜番組アーカイブスで、昭和35年ころの「学生寮」の様子が紹介されていた。私も、大学生活最後の年を大正14年に建築された古い学生寮で過ごしたので、時代は違っても昔の学生寮の雰囲気は想像がつく。それを見ているうちに、就寝時間が午前2時ころになった。
 今日も朝から雪が降って、寒い一日だった。年明けから寒い日が続いているが、この寒さは当分続くようだ。
 日本画家の片岡球子さんが死去した。札幌出身で103歳だった。昨年の今ころ、マンションの壁に飾るものとして道内作家の作品を考えていた。片岡球子さんの「目出度き赤富士」のリトグラフもそのとき調べた。しかしながら、リトグラフは版画なので同じ版が何百枚も世の中に出回っているものであり、この世に一つしかないオリジナルの作品のような価値はない。例え小さな作品でも、この世に一つしかない作品がほしいものだ。


1月20日(日)  昭和40年代の給食

 今日も朝から断続的に雪が降って、寒い一日だった。
 夕方、JR江別駅のそばにある喫茶店「OLD−e#(オールドイー)」に足を運ぶ。ここで1月12日から31日まで、「懐かし昭和の給食フェアー」が開催されている。昭和44年4月、昭和54年4月、昭和64年(平成元年)4月の3種類の給食メニューがあった。昭和44年4月のメニューを注文した。献立は、コッペパン、鯨の立田揚げ、牛乳、ジャム、冷凍ミカンだった。ハッキリ言ってお腹を満たす以上のことを期待できる内容ではない。600円(税込み)という値段だったが、実際の給食では現在1食当たり240円の予算だという。現場ではいろいろと工夫されていることと思うが、あまり多くを望むのは無理というものだろう。
 小中学校の先生なら、昼食は学校給食を食べることになると思うが、決められたメニュー以外に選択の余地がないというのではつまらないと思う。


1月19日(土)  Aさんと夕食

 今朝はこの冬一番の寒さとなり、旭川市の江丹別でマイナス34.6度を記録した。札幌もマイナス10.9度だったようだが、マンションの暖房を特に強くする必要もなかった。
 北海道新聞の朝刊に、JR江別駅のそばにある喫茶店「OLD−e#(オールドイー)」で1月12日から31日まで、「懐かし昭和の給食フェアー」が開催されてるという記事が掲載されていた。江別市の給食だよりに掲載されているレシピを再現しているとのこと。とても興味深いので、足を運ぼうと思う。
 午後6時から、大丸8階の「すし善」でAさんと夕食をいただく。旬のおまかせ鮨で、1月らしいネタ(貝類が旬とのこと。)が揃っていた。その後、7階の「イノダコーヒー」に席を移して午後8時まで情報交換を行った。


1月18日(金)

 今日も寒い一日で、朝から雪が降ったりやんだりの空模様だった。
 午後1時半から、訪問介護員養成研修事業者の実地調査を行った。ここは、地下鉄大通駅の出入口がある某ビルの2階・3階に入っている精神科のクリニックが運営しているもので、精神障害者の就労支援プログラムとして行っているものだ。ちょうど昼食の時間帯にかかっており、デイサービスルームの方は大勢の人でにぎわっていた。
 デイサービスといえば、交通が便利な場所にあるというイメージが湧かないものだが、ここは例外的に地下鉄大通駅に直結した便利な場所にある。交通が便利な場所にあれば、利用者も来場しやすいだろう。とても良いことだと思う。


1月17日(木)  千歳市に出張

 朝は晴れていたが、日中は雪が降って寒い一日だった。
 昼前に職場を出て千歳市に出張する。JR千歳駅から訪問先まで20分程度歩いたが、気温が低いため耳が冷たく骨身に凍みる寒さだった。午後1時半から3時間程度、実地調査を行う。若い女性が施設長だったが、とてもしっかりした方で、実施しているプログラムの内容も優れていた。
 午後5時半過ぎに職場に引き返し、資料を整理してから帰路に着いた。


1月16日(水)

 今日も寒い一日だった。朝は良く晴れていたが、昼過ぎからはかなりの量の雪が降った。
 帰宅後、ホームレス支援誌「ビッグイシュー」の最新号に掲載されていたレシピを幾つか作ってみた。ホームレスになると調理器具が整わないため、調理を行うのが難しくなると思う。日曜午後1時からのテレビ番組「噂の東京マガジン」の中に、若い女性に定番料理を調理させて、どれだけできるかを見るコーナーがある。料理の基本がまったく分かっていないと思われる珍妙な料理ができるのがお笑いだが、これもまた現代の便利さが、昔の人なら当然持っていたはずの生活力を失わせているものだと思う。


1月15日(火)  北広島市に出張

 今日は朝から良く晴れて、寒い一日だった。
 昼過ぎに職場を出て、北広島市に出張する。出張といっても、JRの快速エアポートに乗って15分の距離だから、出張という感じはしない。しかも、訪問先はJR北広島駅に隣接していたので、札幌市内の外勤よりも手軽なくらいだった。
 午後1時半から4時半近くまでかけて実地調査を行った後、午後4時35分にJR北広島駅発の快速エアポートで札幌に引き返した。
 夜のNHKニュースを見ていると、日銀の支店長会議が開かれ、札幌支店では北海道の景気を下方修正し「やや弱めの動きとなっている」とした。ジャンボ機の後輪と言われる北海道経済が景気後退の段階に入ったことから、戦後最長と言われた景気拡大局面が終わり、全国的にも景気後退を示す状況が広がってくるのではないかと思う。


1月14日(月)

 今日も朝から雪が降って寒い一日だった。1月の北海道が寒いのは当然だが、外出もおっくうになり、行動が制約されるのは困ったものだ。
 電子レンジを使ってみると、素晴らしい熱効率に感激する。例えば、ジャガイモをむいて耐熱ガラスのボウルに入れ、5分間加熱したのだが、完全に芯まで茹で上がった。芯まで熱のとおりにくい根菜類には抜群の威力を発揮するのではないかと思う。
 「ゆたぽん」も暖めて、今夜から使うことにした。


1月13日(日)  今日も寒い一日

 今日もまた、寒い一日となった。全国的に寒い日が続いており、この状態はあと1週間くらい続くようだ。
 サッポロドラッグストアーで「ゆたぽん」を購入した。これは、電子レンジで暖めて使う「湯たんぽ」で、7時間程度暖かい状態が続くとのことだ。昨日電子レンジが納品されたので、早速使ってみようと思う。


1月12日(土)  ソファー、オーブンレンジ納品

 午前10時過ぎに、2人掛けのソファーが納品になった。センターテーブルをはさんで2.5人掛けのソファーと向かい合わせることにより、ようやく居間らしくなった。札幌市内の様々な店に足を運んで選び抜いたソファーだけに、とても座り心地が良い。これで、ソファーの横に椅子を置けば、センターテーブルを囲んで7〜8名程度の集まりができる状態になった。もっと早くこうしておけば良かったと思うが、引っ越してしばらくは部屋づくりのイメージが湧かず、手が付けられなかったのである。一度家具を買ってしまうと、気に入らなくても取り替えることが難しいので、イメージに合わない家具を買わなくて良かったと思う。
 さらに、オーブンレンジも納品になったので、調理に役立つはずだ。今後は、カップボードと書架をどうするか、少し時間をかけて考えたい。



1月11日(金)  千歳市へ出張

 今月に入ってから寒い日が続いているが、今日もまた寒い一日だった。
 午前10時20分に職場を出て、千歳市に出張する。11時10分にJR千歳駅に到着後、「バーミヤン」で昼食をいただいてから、某施設に足を運んで実地調査を行う。調査は順調に進み、正味2時間程度で完了した。午後3時半過ぎにJR千歳駅発の快速エアポートで札幌に引き返し、職場に出て調査報告書を作成するとともに、来週の実地調査の準備を行った。今月は、今日と同じ調査があと4回あるので、かなり忙しくなりそうだ。


1月10日(木)  Yさんと昼食

 朝から粉雪が降り、寒い一日だった。
 昼休みに、E市役所のYさんとホテルポールスター地下1階のレストランで食事をした。外食は久しぶりだが、油の処理に苦労する揚げ物の類は、こうした機会に食べるのが良さそうだ。
 帰宅後、『ウォール街のランダムウォーカー』(B・マルキール著)を全体の半分まで読んだ。著者はプリンストン大学の教授で、歴史上繰り返してきた経済バブルに関する論評が面白かった。人間のやることは、時代が違ってもあまり変わらないようだ。


1月9日(水)  『隣の億万長者』

 朝から薄曇りで、寒い一日だった。
 帰宅途中、三省堂書店札幌店で注文していた本を2冊受け取る。『ウォール街のランダムウォーカー』と『隣の億万長者』である。
 帰宅後、『隣の億万長者』((T・スタンリー著)を読むと、100万ドル以上の資産を持つ人々の意外な実態が見えてきた。それは高級住宅街の豪邸に住み、高級車に乗り、高級ブランド品で身を固めているというイメージとはおよそかけ離れたもので、普通の家に住み、中古車に乗り、服や時計もごく普通の値段のものだということだ。日本でも、「金持ちほどケチだ。」と言いますが、それはアメリカでも同じで、「倹約」こそ彼らが億万長者になった秘訣だと書かれている。こうして見ると、億万長者を目標にすると自然に倹約が身に付いて、はたから見るとケチ臭い生き方になってしまうかも知れない。


1月8日(火)

 今日も朝から良く晴れて、冷え込んだ一日だった。昼からは一転して空が雲に覆われ、粉雪が舞い降りる天候となった。
 この冬は今まで、一度も吹雪になっていない。吹雪がひどいときは札幌市内でも屋外を歩くのが辛いほどだが、今年は一度もそのようなことがなく積雪も少ない状態が続いている。
 帰宅途中、大丸でシェリー酒を購入した。飲むためではなく料理用である。西洋料理ではワインを良く使うのだが、ワインは日持ちがしないため、その代わりに日持ちの良いシェリー酒を常備して使うのである。『思いっきり手抜き料理』(大原照子著)には、シェリー酒を使ったレシピがいろいろと掲載されているので、これから試してみたい。


1月7日(月)  七草がゆ

 昨日に引き続き朝から良く晴れて、明け方はグンと冷え込んだ冬らしい一日だった。ただし、この時期にしては決して異常な寒さではなく、むしろ雪が少なくて比較的過ごしやすかった。あと2ヶ月余りが過ぎて3月になれば、春の気配が感じられるようになるだろう。
 今日は「七草がゆ」の日なので、同じ職場のKさんを誘って「七草がゆ」をいただく。メニューは、@小カブの酢の物、Aキュウリの漬け物、B七草がゆ、C豆腐ステーキ(小松菜のソテー添え)、D果物(柿、リンゴ)、E菓子。
 料理修行に付き合ってもらっているようなものだが、一人で食べる分には調味料の分量をいいかげんにしたり、レシピに書かれた手順を省略したりしてしまい勝ちなので、誰かにご馳走する方がずっと勉強になる。
 ワインをいただきながら、午後9時半ころまで歓談した。


1月6日(日)  2008年は比較的平和な年?

 朝から良く晴れて、明け方はグンと冷え込んだ。それでも、昼からは気温が上がりちょうど0度くらいだった。屋外に出ると底冷えする寒さだったが、屋内では日差しが強く暑苦しいくらいだった。
 午後4時から、「日高義樹ワシントン・リポート」を見ていた。毎年、新年第1回目の放映では、キッシンジャー元米国国務長官との対談で、その年の国際情勢の展望が語られる。2008年の展望については、意外なことに「比較的平和な年になる。」とのことだった。中東情勢が比較的安定することや、北朝鮮が最早通常兵器では長期の戦闘を続けられない状態になっているからだそうだ。ただ、米国の景気の先行きは不安とのことで、わが国や本道の景気もその影響を受けて低迷することになるかも知れないと思った。
 今日は、年明けに買った黒豆を煮てみた。5〜6時間水に漬けた後、強火で一旦沸騰させてからお湯を取り替えてアク抜きをする。その後は、弱火でときどき差し水をしながら柔らかくなるまで煮て、最後に砂糖を加えて仕上げた。かなり手間がかかるので、市販の真空パックの方がよほど手軽である。


1月5日(土)  簡素な生活

 昨夜は遅くまで起きていたので、朝はゆっくり寝ていた。
 起床後は洗濯したり、部屋を片付けたりしていた。先月から部屋に人を招くようにしたことが、部屋をきれいにする励みになっている。人を招いたときに汚れていたり散らかっていたら恥ずかしいという気持ちになるので、清掃に手を抜かなくなった。
 これで居間のソファーが納品されれば、居心地がグッと高まるだろう。次は、書架やカップボードをどうするかだが、焦らずじっくりと考えよう。
 夕方、ログハウスの喫茶店「岳」で『クロワッサン』を読んでいると、ドイツ流の簡素な生活が紹介されており、とても良いと思った。以前、デンマークでホームステイしたときのことを思い出したが、人を招くのでも特別なことはせず自然体である。無理なく続けるためには、自然体であることが何よりだ。


1月4日(金)  仕事始め

 朝から良く晴れて、穏やかな一日だった。
 年末年始の6日間の休暇はアッという間に終わり、今日から仕事始めである。いつもより早く出勤するつもりだったが、職場に着いたのは午前8時25分。しかしながら、今日は休みを取っている人も多いため、職場に出ている人はまだ少なかった。既に出勤していた人たちに新年の挨拶をした。
 NHKの深夜番組で、「民主主義」をテーマとする番組を見ていた。世界33カ国のテレビ局が共同制作したシリーズもので、今回は、「パキスタン」と「インド」が取り上げられた。パキスタンについては、他のイスラム国家と同様に、地方では封建制が残っており民主化が難しい国だと感じた。インドについては、全国各地に経済特区が建設され、経済発展に火が着いているようだ。そうした中で、貧富の格差が大きくなっていることが問題視されていた。とても興味深い番組で、見終わったころには午前3時になっていた。


1月3日(木)  ブログ開設1周年

 昨年1月3日にブログを開設して、早くも1周年となった。1年間の総アクセス数は16,224件。1日当たりでは44件のアクセスがあったことになる。最初のころはアクセス件数が1日30件程度だったが、最近は50件を超えている。
 午後9時から「ガイアの夜明け」新春特別版を見た。内容は、新興国の経済発展に伴い激化している資源争奪戦の様子が取り上げられていた。折りしもニューヨークでは原油がついに1バレル当たり100ドルを突破し、資源・エネルギーの価格が高騰しつつあることを考えないわけにはいかない。


1月2日(水)  初売り

 朝から良く晴れて、穏やかな一日となった。
 昼過ぎから、大丸百貨店の初売りに足を運ぶ。いつにも増して混んでおり、特にレストラン街は入店待ちの客が廊下のイスに座って大勢待っていた。8階のブックス&カフェで福袋を購入した。私は福袋というものを買うのは今回が初めてだが、3千円(税込み)で、コーヒーチケット11回分(4千円相当)とレギュラーコーヒー2パック(5百円相当?)が入っていることが最初から分かっているので、損な買い物ではなかったと思う。さらに、果物とワインの福袋を購入した。



1月1日(火)

 「朝まで生テレビ」を見ているうちに途中で寝てしまい、気がついたときは午前6時過ぎになっていた。天気が良く、穏やかな元旦の朝を迎えた。

 最近は元旦から初売りの店が多い。マックスバリュー野幌店で買い物をしてから札幌に出た。昨年は元旦に蠍座で韓国映画「トンマッコルへようこそ」を見ていたが、今年はあまり見たい作品がなかったので、「i−Cafe」で元旦のニュースを調べた後、部屋の片付けなどをして過ごした。