7月31日(火) 北翔大学訪問
午前11時に北翔大学を訪問し、S教授と明日開催する審査会について打合せを行う。打合せ終了後、一緒に訪問したS氏と、JR大麻駅に隣接する「時館(じかん)」で名物のカレーをいただく。外観はウナギの寝床のように細長い建物だが、店内は意外に広々としていた。
昼過ぎに職場に引き返し、期限が迫っている調査物を片っ端から片付けたり、調整のための打合せを行う。昨日からエコサマータイムで、朝1時間早く出勤している代わりに、仕事を切り上げるのも1時間早くなっているのだが、昨日も今日もなかなか時間通りには切り上げられない。
帰宅後、あることが気になって調べているうちに、すっかり夜更かしをしてしまった。何となく目が冴えて寝付くことができず、そのまま朝を迎えた。
7月30日(月) 心肺蘇生法実技講習会
今日から「エコ・サマータイム」にエントリーしているため、8月10日(金)まで、通常よりも1時間早い勤務時間になる。
午前5時に目覚めて、参議院議員選挙の結果を見ると、明らかに自民党の惨敗で、新しい議席数は、与党が105人に対して野党が134人となった。参議院なので直ちに政権交代にはならないが、今後は国会運営が、極めて難しくなりそうだ。
午後5時45分から、「心肺蘇生法実技講習会」に出席する。主な内容は、AED(自動体外式除細動器)の使い方に関する講習である。実際に講習を受けてみると、AEDの使い方以前に、人工呼吸や心臓マッサージなどの救命措置が必要であり、とっさのときに実践できる自信は到底持てなかった。
午後7時過ぎに講習が終了してから、一緒に参加したS氏と、みずほ銀行地下1階の居酒屋「ちょくちょく」で一杯やってから帰路に着いた。
7月29日(日) 参議院議員選挙−与党大敗
今日は、朝からよく晴れていたが気温はそれ程上がらず、過ごしやすい一日だった。
参議院議員選挙の投票日なので、昼過ぎに投票所の北九条小学校(北9西1)に足を運び、北海道選挙区と比例代表の投票を済ませた。
投票会場が近いのは何と言っても楽だ。今回は期日前投票が1千万人に達したそうだが、札幌市であれば「まちづくりセンター」などでも期日前投票ができるようになれば、投票率アップにつながりそうである。
午後8時過ぎから開票が始まり、午後10時ころには大勢が判明したが、予想通り自民党は大敗で、岡山選挙区では、当選確実と思われていた参議院幹事長の片山虎之助氏が落選するほどだった。
7月28日(土) 選挙カーと「最後のお願い」
昨夜は、遅くまで起きていたため、午前中はじっくり骨休めをした。明日はいよいよ参議院議員選挙の投票日なので、JR札幌駅周辺にはひっきりなしに「最後のお願い」を連呼する選挙カーが走ってくる。中には、選挙カーを止めて街頭演説を行う候補者もあり、候補の名前は脳裏に焼き付いたが、選挙公約については一つも頭に残らなかった。要するに、候補者の名前を連呼して、有権者が投票する際に、その候補者の名前を思い出すようにできれば、「最後のお願い」の効果はあったと言えるのだろう。
一旦外出して、夕方マンションに戻ったが、午後7時を過ぎても選挙カーがきており、静かになったのは午後8時近くになってからであった。
今回の参議院議員選挙は、マスコミによる事前の調査によれば自民党の惨敗が予想されている。その理由としては、年金問題や、松岡農相の自殺に象徴される政治と金の問題、さらには安部総理の資質の問題などが挙げられているが、これまでならこれ程自民党に逆風が吹くとは思われない問題だ。特に、年金問題は自民党が勝とうが勝つまいが、今後どのように解決が図られるのだろうか。
7月27日(金)
今日は、朝7時半過ぎに職場に出て、ホームページのコンテンツ整理に取り組む。古い画像ファイルを新しい保管場所移してアップロードするなどの作業を行った。日ごろホームページを管理していない人にとって、新しいシステムを理解して使いこなすことは難しいだろうと思う。情報発信の手段として、ホームページは不可欠のものとなっているのだが、職務上ハッキリと位置づけられていないため、どこまでやって良いのか判断に苦しむ。
昨夜は遅くまで飲んで、朝は5時半に起床して仕事に取り組んだため、夕方には疲れがどっと出て、終業のチャイムが鳴ったときは、時間切れタイムアウトで救われたようなものだった。
7月26日(木) 北海道型福祉研究会
今月末から来月上旬にかけてを提出期限とする調査物の処理に追われて、時間がどんどん過ぎて行く。おまけに、職場のホームページの容量が厳しくなったので使わないデータを削除してほしいとのことで、その処理にも追われる。ホームページの作成・管理システムが新しくなってから、やり方が難しくなったのだが、必死になって作業したため、これまで先送りにしてきた新システムの使い方が、かなり理解できるようになった。
午後6時半過ぎにエルプラザ4階の研修室に着いて、北海道型福祉研究会の例会に出席する。今日の講師は、NPO法人札幌チャレンジドの加納さんで、昨年の春からフルタイムワーカーとして取り組んでいる札幌チャレンジドの事業展開についてお話をうかがうとともに、北海道大学公共政策大学院の一期生として研究したNPO法人の経営分析についても、興味深いお話しをうかがうことができた。
午後8時半ころ例会が終了してから、炭火炉端焼き「くし路」(北7西4)で懇親会を行った。加納さんは京都出身なので、先日訪問したばかりの京都に関する話題で大いに盛り上がった。午後11時に散会して、帰路に着いた。
7月25日(水) 協働研究ワーキンググループ
午後1時半から、協働研究ワーキンググループに出席する。NPOとの協働を目指す事業に関するプレゼンテーションをしたのだが、これだけ協働が重要であるといわれていながら手を挙げるところは少なく。プレゼンテーションを行ったのは、何と私一人だった。
昨日は夜遅くまで飲んだため、夕方になると疲れがドッと出た。夏らしく、黙って座っていても汗ばむような暑さとなったため、夜はエアコンの効いた「i−Cafe」でくつろいで過ごした。
7月24日(火) DO!21例会
最近は何故か夜中になると目が冴えて、午前1時半から2時に就寝しているため、翌日は寝不足気味のことが多い。昨夜は午前0時半に就寝したので、今朝は比較的スッキリした寝覚めだった。
朝一番で、本年度の仕事の進め方について話し合う。本年度も、間もなく3分の1が経過する。仕事のことだけ考えると、もう来年度のことが視野に入ってくる。
午後6時半から、DO!21の例会があり、この春の統一地方選挙で道議会議員になったHさんのお話しをうかがった。彼女とは10年来の知人であり、札幌市内で人と人とを結ぶネットワーク活動を行ったり、雨竜町で農業をやりながらB&Bの普及に取り組むなどしていた時期を知っているので、道議会議員のHさんという立場には違和感があるが、彼女のような考え方と行動をする人材が、道議会には必要なのだろうと思う。
午後8時半過ぎから、炭火居酒屋「八方」でHさんを囲んで飲み会となった。午後11時過ぎに散会して、帰路に着いた。
7月23日(月) Tさん、Wさんと飲み会
今朝の北海道新聞に、7月12日(木)に訪問した北海道東海大学の吉村教授のゼミが紹介されていた。今年6月の大学祭に出展した箸の手作りセットが好評で、木工会社と提携して一組5百円で売り出すことになったそうだ。こうした取組が、注目され広がっていくことは、吉村ゼミとしてもやりがいがあるだろう。
帰宅途中、Tさんを見かけたので声をかけると、Wさんと一杯やるので付き合わないかとのこと。Wさんとも旧知の仲なので、一緒に北2条西3丁目の東向きにある某ビルの6階に足を運び、そのビルの地下1階にある小料理店で一杯やった。店内はカウンターだけで、9人も座れば満員になってしまいそうな小さな店だ。2〜3人で飲むのにちょうど良い感じである。値段も安く、勘定は一人当たり3千円足らずだった。午後9時過ぎに散会して、帰路に着いた。
7月22日(日)
今日は良く晴れて、暑い一日となった。
旅行疲れは昨日がピークだったようで、体の節々に痛みは、今日は軽減している。ただ、右肩の痛みが残っており、右肩を上げると付け根の方が痛む。
今日目にしたネットニュースに気になる記事が載っていた。それによれば、医療費抑制の影響は歯科医師の世界にも及んでおり、直近のデータでは歯科医師に支払われる診療報酬が3割減少したそうだ。歯科医師の場合、大きな歯科病院は少ないので、勤務医は少なく個人経営の歯科診療所として開業しているケースが多いだろう。新規開業して固定経費の償却が進んでいない場合など、患者の数が増えない限り経営が苦しくなるのではないだろうか。以前は、歯科医師といえば収入面で割の良い職業と思われていたが、総医療費抑制政策の中で、直ちに生命に関わることの少ない歯科医療や介護は、どうしても割を食いやすいのだろう。
この影響は、遠からず、公衆衛生や精神医療など、歯科医療以外にも及ぶのではないだろうか。
7月21日(土)
今週末は久しぶりに用事が入っていないので、じっくり骨休めすることにする。
旅行疲れで首筋から右肩の凝りが酷いので、昼過ぎから、ネットカフェのマッサージチェアで、首筋や肩を中心に揉みほぐす。
ついでに、ビジネス誌に目を通すと、「バブル」という言葉が目立つことに気が付いた。北海道に住んでいると景気が良いという実感は乏しいが、全国的に見れば、地価高騰や大学生の青田買い、美術品の値上がりなど、バブル期に見られたのと同様の現象が起こっている。この調子で景気が過熱し、北海道にいても好景気が実感できる状況になるのか、それとも、そうなる前に景気が後退してしまうのか、いずれにしても一般人の暮らしに、目に見えて好影響は現れないと思う。
7月20日(金) S町のHさん来訪
今日は、朝からどんよりと曇った天気だった。冷夏の年は、毎日どんよりと曇って気温が上がらないものだが、今日は正にそうした空模様と気温の状態だった。
昼近くにS町のHさんが来訪し、一緒に大丸8階レストラン街の「すし善」で昼食をいただく。今日は初めてカウンターに座ったが、テーブル席とは違って握りたての鮨が良いタイミングで目の前に置かれるので、一段と美味しく感じられる。
14日(土)の早朝から17日(火)の夜遅くまで、重い荷物を持って大津や、京都・大阪を歩き回った疲れがドッと出て、体の節々が痛む。ネットカフェのマッサージチェアで、首筋や肩を中心に揉みほぐしたがあまり楽にならない。蓄積した疲れが取れるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。
7月19日(木)
今日も朝から良い天気だった。ここのところずっと、まとまった雨が降っていないように思う。
昼休みを利用して某所に足を運び、ちょっとした事務処理をするつもりが、思いの外沢山書くことがあり、結局のところ、昼休みが完全に潰れてしまった。
夕方になって、某団体について、私が現在担当している会計の役割をSさんに依頼する予定であるとの件をSさんと相談した。Sさんも、初めて運営委員になったばかりでいきなり面倒な役割が回ってくるのでは面食らうだろうと考えたからである。ところが、Sさんと話しをすると、某団体の事務処理を依頼されることは覚悟していたとのことで、思いがけない意見に驚いた。Sさんは、意外と大した人なのだと感心してしまった。
7月18日(水)
昨夜は午後10時に帰宅したが、溜まっていたメールへの返信をしたりしているうちに時間が過ぎ、就寝したのは午前2時過ぎだった。それでも、旅行中はパソコンで目を酷使したりすることが少なかったため、酷い疲れは感じずに済んでいる。
帰宅後、メールチェックをすると、「某団体のニュースレターの編集を担当してほしい。」とのメールが届いていた。私は現在その団体の会計を担当しているのだが、その仕事は今回役員になったばかりの方に依頼するとのこと。これは、私が全国自治体合同法務研究会に出席するため滋賀県大津市に行っていた最中に開催された役員会で話し合われたそうだ。私としては、「現在ニュースレターを担当している方が忙しい。」との理由でその肩代わりを頼まれるのは不本意であるし、そもそも自分自身、原稿を頼まれると憂鬱になるくらいなので、ニューレターの企画を立てて誰かに原稿を頼むなどとても務まらないと思う。以前は、自分の適正が自分自身でも分かっていなかったため、頼まれれば引き受けていたかも知れないが、この件については本当に参ってしまった。
7月17日(火) 大阪のNPO法人と打合せ
朝8時過ぎにホテルを出て、8時半にJR大阪駅発の新快速電車で京都へ向かい、9時過ぎから地下鉄四条駅の近くで祇園祭最終日のハイライトである山鉾巡行を見る。巨大な山車の上に天を突くような長い鉾が付いており、一度見なければその壮大さは分からないほどのものではあるが、信号が変わる度に足止めになるので、行列はなかなか先に進まない。すぐに飽きて、次の目的地である金閣寺に向かう。金閣寺は、観光写真で見るとおりの金色に輝く建物で、これは期待通りだった。
そこから銀閣寺行きのバスに乗り、再び哲学の道を歩く。11時過ぎに、喫茶室「哲学の道」で抹茶をいただき、店内に置いてあった西田幾多郎氏の伝記を読んだ。店主に、喫茶「茂庵」の場所を教えてもらう。喫茶「茂庵」は、H先生がお奨めの店だ。吉田山の斜面に立つ隠れ家のような喫茶店で、なかなか見つからずに苦労したが、ようやくたどり着いたところ、何と店が開いていなかった。
やむなくそこで引き返し、京都大学前からバスに乗って京阪三条駅で降り、午後1時前に淀屋橋行きの特急に乗った。大阪では天満橋駅で降りて、駅ターミナルビール内のレストラン街で遅い昼食後、手みやげを買い、そこから20分ほど谷町筋を南下して、午後3時にNPO法人まちの案内推進ネットを訪問した。このNPO法人は、昨年12月に大阪の地下鉄のバリアフリー情報をネット上で公開したのだが、非常に良くできているため、本道でも導入可能か情報収集するのが目的だった。O理事長からお話しをうかがったところ、札幌の地下鉄についても年内にバリアフリー情報を発信することを目標に準備を進めているそうで、それが実現すればかなり実用性が高いと思う。
2時間近くお話しをした後、都ホテル前からリムジンバスに乗って関西空港へ向かう。午後5時45分に関西空港に到着し、午後6時過ぎからSさんと夕食をいただいた後、午後7時のANA1719便で帰路に着いた。午後10時50分ころJR札幌駅に降り立ち、Sさんとはそこで分かれた。
7月16日(月) 京都市内観光
午前9時にホテルを出て、京阪電車で京都へ向かう。京都では京阪三条駅で下車し、出町柳駅行きへ乗り換えて、終点の出町柳駅からは叡山電鉄で鞍馬寺へ向かう。10時過ぎに鞍馬寺に着いて、ロープウエイで上がってから、さらに急な石段を登って本殿に着く。そこからは、20分近く急な石段と山道を降りたが、途中で膝がガクガクになった。ここで育った牛若丸は、さぞかし足腰が鍛えられていたことだろう。
鞍馬寺から出町青柳駅まで叡山電鉄で引き返し、そこから京都大学の前を歩いて銀閣寺へ向かう。銀閣寺の門前は賑やかだが、銀閣寺そのものは古びた小さな建物で、「銀閣」を思わせるものは何もなかった。銀閣寺を出てから、哲学の道を歩いて南禅寺まで行き、そこからバスに乗って四条河原町へ。バスを降りると、祇園祭の最中のためかたいへんな人出で、道を歩くのもやっとという状態だった。
午後6時に、京都第2タワーホテルのロビーでSさんと落ち合い、四条烏丸の大丸京都店8階のレストラン街にある京料理「田ごと光悦舗」で湯葉・豆腐料理をいただく。
午後8時に大丸を出て、阪急烏丸駅発の特急で大阪・梅田駅へ向かう。特急と言いながら意外と時間がかかり、梅田駅に着いたのは午後9時過ぎ。さらにそこからホテルまでは道に迷い、結局タクシーでホテルに着いてチェックインしたころには午後10時近くになっていた。
日中、京都市内を歩き回った疲れが出て、前後不覚の眠りに就いた。
7月15日(日) 大津大会(2日目)
朝6時半に目覚めて、ホテルの窓から琵琶湖を眺めると、台風が去ったらしく、空が晴れて、湖面が朝日に輝いていた。
朝一番で、大津市内にある三井寺を拝観してから、午前中は分科会に出席し、午後1時10分から全体会に出席する。全体会のテーマは「行政活動の民営化・外部委托」であり、このパネルディスカッションの中では、米丸恒治(神戸大学教授・行政法)、原田大樹(九州大学准教授・行政法)の二人が、現行の制度の解釈と問題点の指摘、改善方策の提言にとどまっていたのに対して、金井俊之氏(東京大学教授・政治学)の発言は、そもそも行政活動の民営化・外部委托は怪しげなものであり、それによって誰が得をし、誰が損をしたかという視点に立ったものであり、突拍子もないようでいながら問題の本質を突いており、とても面白かった。
午後5時に2日間の日程が終了し、午後6時から9時まで開催された懇親会で親睦を大いに深めた。刺激になる点が多く、とても有意義な2日間だった。
7月14日(土) 大津大会(1日目)
朝6時20分に自宅を出て、6時34分にJR札幌駅発の快速エアポートで新千歳空港へ向かう。空港ターミナルビル3階の「あびょん」で朝食をいただいてから、8時ちょうどのANA402便で神戸空港へ。神戸空港には、定刻より5分早い9時50分に到着した。台風の影響で雨が降る中を、同僚のSさんと一緒に10時9分神戸空港発の電車で三ノ宮へ。神戸市の中心である三ノ宮へは、17分で到着する。そこでJR電車に乗り換え、10時38分発の米原行き新快で大津市へ向かう。そこからは、24分間で大阪駅、さらに27分で京都駅に着き、京都駅からは9分でJR大津駅に着いた。11時40分ころJR大津駅前に降り立ち、傘を差して琵琶湖畔まで10分ほど歩き、市民会館隣にある喫茶店「エトワール」で昼食をいただいてから、琵琶湖畔をさらに10分ほど歩いて「ピアザ淡海(おうみ)」に到着した。
午後1時から、「第13回自治体法務合同研究会・大津大会」に出席する。最初は、嘉田由紀子・滋賀県知事による「地域の再生と環境問題」というテーマの講演だった。嘉田知事は、もともと琵琶湖の環境や生活文化をテーマとする研究者だったそうで、大学の講義のような講演だったが、官僚出身の知事とは違った切り口で実に面白く、琵琶湖の水に支えられたかけがえのない生活文化を護って次代に伝えていくというメッセージは感動的だった。また、嘉田知事によれば、20世紀の課題は「マルクスが指摘したように、いかにして生産力を上げ、それを分配するか」だったが、21世紀の課題は「ドイツのベスク?という社会学者が指摘ようにリスクをいかに管理するか」に変わっているとのことであったが、その社会学者の名前そのものが初耳であり、札幌に帰ったらさっそく調べようと思った。
その後、北村喜宣・上智大学教授の進行で、嘉田知事、藤井絢子(滋賀県環境生協理事長)、曽和俊文(関西学院大学教授・行政法)、阿部昌樹(大阪市立大学教授・法社会学)の各パネリストにより、「地域自治ないし地域再生の視点から環境問題を考える」というテーマでパネルディスカッションが行われた。その中では、琵琶湖の水質や在来種を保全するために定められた滋賀県独自の条例が話題となり、さらには地球温暖化の影響で琵琶湖の湖底と表層の水の循環が不十分になり、湖底の無酸素状態が深刻な問題になっているという報告と「条例の中で温暖化防止に向けてのうねりを作っていく」というメッセージが嘉田知事から発言された。
午後5時にパネルディスカッションが終了し、午後7時から交流会、さらには8時半過ぎから二次会があり、散会したころには午後11時になっていた。
7月13日(金) 旅行の準備
今日も朝からうす曇で、暑さも一服といったところだった。
昼前に、某都道府県在住の方が最近来道した際に、交通機関などで不愉快な経験をしたとのことで苦情があり、その対応で夕方まで忙殺された。明日から3連休であり、連休明けも1日だけ休暇を取る予定で飛行機やホテルの予約を済ませているため、何とか今日中に処理したいと思っていたが、夕方5時半になってようやく一連の処理が終わり、苦情に対する回答の手紙を郵送することができた。
明日は、朝6時34分にJR札幌駅発の快速電車で新千歳空港へ向かうので、早めに帰宅して手荷物の整理などを行ったが、準備に思いの外時間がかかり、午前2時にようやく就寝した。
7月12日(木) 北海道東海大学にY教授を訪ねる
午前9時半に職場を出て、北海道東海大学(南区南の沢)に向かい、10時半過ぎにY教授の研究室を訪問する。Y教授の専門分野は地域メディアで、「ウエブシティさっぽろ」などのサイトを監修している。昨年は、「札幌地下鉄バリアフリーマップ」を公開しており、今日はそのサイトについてお話しをうかがうために訪問した。そのサイトは、Y教授が監修したものではあるが、具体的な内容は学生が情報収集したものであるとのことで、現在はその学生が卒業したためデータの更新が滞っているとのことだ。NPO法人の中にはデータを収集したものの、発信するためのスキルが無くて困っているところもあるため、両者を結び付けることで互いに欠けているものを補完し、情報の収集・発信が自発的に進む流れができるかも知れない。
お昼は、大丸札幌店8階の「すし善」でランチをいただき、ボラナビ倶楽部、札幌チャレンジドにあいさつ回りをしてから職場に戻った。
夜は、久々に雨が降った。雨といっても、辛うじて傘を差さなくても済む程度の小雨である。今年は、本当に雨らしい雨が降っていない気がする。
7月11日(水)
朝6時半に起床し、一風呂浴びてサッパリしてから出勤した。
昨日の夕方から今日の昼過ぎにかけて監査があり、その対応に追われて一日が過ぎた感じである。
7月14日(土)から17日(火)までは、関西方面に旅行である。今回は初めて神戸空港を利用し、大津市まで移動することになる。行程を確認すると、神戸空港から三宮までは阪神・神戸新交通で移動し、JR三ノ宮駅からJRの新快速でJR大津駅まで移動すると正午にJR大津駅に到着することになる。そこから、目的地の「ピアザ淡海(おうみ)」まではタクシーで5分とのことだ。
大津市内には2泊することになるが、16日(月)の夜は大阪市内で1泊することになっているので、17日(火)の午後1時から、NPO法人まちの案内推進ネット(大阪市中央区谷町7丁目)を訪ねることにした。
7月10日(火) F氏を囲んでの飲み会
いつも通り午前6時半に起床後、ちょっとした事務作業をしているうちに時間を食ってしまい、マンションを出る時間が遅くなってしまった。
午後6時から、JR55ビル8階の「サントリーズガーデン昊(そら)」で、F氏を囲んでの飲み会を行う。参加者はF氏を含めて4名で、いずれもF氏と一緒に仕事をしたことがあるなど、これまでに何らかの形でF氏と縁があったメンバーである。たまたま、今月は開店一周年記念で、120分間飲み放題が299円(税込み)である。これにコース料理を組み合わせて、2,499円という安さだったが、それでも十分満足の行く内容だった。
こうしたイレギュラーな集まりも、思い切ってやってみると案外楽しく、2時間はアッという間に過ぎてしまった。
7月9日(月)
今日も朝から良く晴れて、暑い一日となった。ずっとまとまった雨が降っていないが、干ばつの心配はないのだろうか。
この春からずっと心に引っかかっていた「福祉住環境コーディネーター検定試験」が昨日ようやく終わったため、一つ肩の荷が下りた感じがする。仕事の方も、報告期限が迫った調査物の処理にほぼ目処が付き、あとは本年度の通常業務をこなしていくことになる。
昨日の試験問題のうち、どれが正解か見当の付かなかった建築関係の問題について、建築の専門家(一級建築士)であるK氏に確認したところ、一問は正解で、もう一問は不正解だった。あわよくば二問とも正解であってほしいと期待していたので、一問しか正解でなかったことが分かって少しガッカリだった。100点満点のうち、70点以上で合格なのだが、自己採点の結果78点なので、正解と思っていたものが不正解だった場合に下手をすると合格ラインを割り込むのではないかという一抹の不安が残る。8月17日(金)の成績発表についても、期待と不安が交差している。
7月8日(日) 福祉住環境コーディネーター検定試験
今日はいよいよ「福祉住環境コーディネーター検定試験」の本番である。朝6時半に起床し、午前中はテキストに目を通したり、受験票に貼る証明写真を用意したりした。
午後1時半から、南郷通17丁目の札幌商工会議所付属専門学校(白石区本通17丁目)で「第18回福祉住環境コーディネーター検定試験(2級)」を受験する。最初は試験の説明があったので、午後1時47分から3時47分までの2時間が試験時間だった。受験に先立って過去7回分の試験を解いてみたが、今回の問題が一番難しく感じた。それでも、1時間半ほどで総ての問題を解き終え、マークシートに記入してから再度内容を確認しているうちに2時間が経過し、これまでに蓄えた知識と知恵を絞り尽くした状態で試験を終えることができた。
受験を終えて地下鉄南郷18丁目駅で大通方面の電車を待っていると、同じ職場のS氏と出会った。彼は既に3級の資格を持っており、今回は2級の資格を取得するため受験したそうだ。
受験後のリフレッシュを図るため、地下鉄二十四軒駅のそばにある「パール・モンドール」でケーキセットをいただいてから帰宅した。帰宅後、テキストと首っ引きで試験を自己採点したところでは、何とか合格ラインの70点をクリアーすることはできたようだ。8月17日(金)が成績票発送日なので、遅くとも来月20日(月)には手元に届くものと思う。
7月7日(土) 「ルワンダの涙」
朝一旦目が覚めたのだが、もう一度横になるとすっかり熟睡してしまい、次に目覚めたときは昼近くになっていた。
明日が、「福祉住環境コーディネーター検定試験」の本番なので、参考書の中でポイントと思われるページに付箋を貼っておいた箇所にもう一度目を通して、そこに書かれている数字や内容を確認する。
午後5時20分から、蠍座で「ルワンダの涙」を見る。映画の場面は、1994年4月6日に、フツ族の大統領を乗せた飛行機が何者かに撃墜されたことに端を発し、ツチ族に対する虐殺がはじまってから、平和維持のために駐留していた少数の国連軍が、虐殺を恐れて国連軍が駐留する学校に避難していたツチ族の住民を見捨てて国外退去するまでの数日間を描いている。同じルワンダ虐殺を描いた「ホテル・ルワンダ」に比べても、この作品は容赦なくその酷さを描き出している。
午後7時15分に映画が終了してから、センチュリーロイヤルホテル1階の「i−Cafe」に足を運び、マッサージ席で肩凝りを揉みほぐしながら、明日の試験本番に向けてテキストの要点に目を通した。
7月6日(金) Sさん歓迎会
昨夜は、午後9時ころ帰宅後、ネットでビデオをリサーチすると、ずっと昔、NHK教育テレビ「中国語教室」の始めと終わりに流れていた音楽が流れてきた。これは中国革命をテーマとした歌劇「白毛女」の曲で、京劇を思わせる甲高い歌声である。その朗々とした歌声から3千年の歴外と13億人の人口を有する中国の底力を感じ、繰り返し聞いてしまった。気が付くと午前2時になっており、慌てて横になった。
ここのところずっと朝から抜けるような青空が広がる空模様だったが、今日は朝から薄曇りの一日だった。今日が期限の仕事が多かったため、日中はフル回転で仕事を処理した。
午後6時から、一昨日着任したSさんを囲んで歓迎の飲み会を開催する。会場は、居酒屋「山ごぼう」(北2西3)。店内のディスプレイが凝っており、なかなか面白い店だった。90分飲み放題コースだったので、午後7時半に散会して屋外に出るとちょうど黄昏時である。次第に暗くなる駅前の通りを歩いて、帰路に着いた。
7月5日(木) RONDO(ロンド)で夕食
午前10時から午後4時半まで、エルプラザで開催された「高齢者住宅研修会」に出席する。エルプラザは自宅マンションに隣接しているので、休憩時間に帰ることもできるくらいである。現在住んでいるマンションの立地条件の良さを、再認識する。
昼食は、以前宴会で利用したことのある「海(KAI)](北7西4)でランチをいただいた。当時は開店記念セールで割安感があったが、今日のランチは中味が貧弱で、ちょっと失敗した感じである。
午後7時から、センチュリーロイヤルホテル23階のスカイレストラン「RONDO(ロンド)」で夕食をいただいた。7月の旬の食材を使ったフレンチコースで、見た目はさすがにゴージャスである。夏至を過ぎたばかりなので、午後7時だとまだ明るい。次第に暗くなっていく札幌の街を眺めると、札幌駅北口に立つDグラフォート札幌ステーションタワーの巨大な姿が夕闇の中にくっきりと浮かび上がって見える。その建物の中に暮らしている自分が、JR札幌駅をはさんだ位置に立つホテルの展望レストランから自分の部屋の辺りを眺めていることに不思議な感覚を覚える。午後9時ころまで歓談してから帰宅した。
7月4日(水) 北海道型福祉研究会
今日も朝から良く晴れて、昼過ぎからは気温がグングン上がって暑い一日となった。
朝一番で、条例の改正に関する打合せを行い、法律の改正に伴って条例改正を行う必要はないとの結論について了解を得た。半年がかりの懸案が一つ片づいて、やや肩の荷が下りた感じである。
午後6時から、「北海道型福祉研究会」に出席する。今回のテーマは、「北海道における後期高齢者医療制度について」だった。後期高齢者(75歳以上)になると、当然の事ながら老化に伴う病気や怪我が多くなり医療サービスを利用する必要性が高くなる。少子高齢化の進展により急速に高齢化が進むわが国において、医療費の膨張を抑制するため診療報酬の切り下げなどを行っているが、ぎりぎりの綱渡り状態が続いており、長い目で見て制度の維持が危機的な状況にあるように思った。
午後8時に研究会が終わってから、「ととと」で懇親会を行う。午後10時に散会して、帰宅した。
7月3日(火)
今日も朝から良く晴れて、夏らしい一日となった。それでも午前中は風が吹いたためそれほど暑苦しくはなかったが、昼過ぎからは一気に気温が上がって、黙って座っていても汗ばむような陽気となった。
例年通りこの時期は、いろいろな照会物を処理するのに追われて慌ただしいが、今年も片っ端から照会物を片付けている。仕事そのものというよりは、仕事のための仕事を片付けているような気がしないでもない。
午後6時半過ぎに職場を出て、帰宅後は福祉住環境コーディネーター検定試験2級の過去問題を解いた中で、得点できなかった部分を中心にテキストを読んで勉強した。
7月2日(月)
今日も朝から良く晴れて、暑い一日となった。今朝の北海道新聞によれば、先月は記録的な暑さだったとのことだ。私の実感ではそれ程暑かったという気がしないのだが、雨の日がほとんどなかったため、日中の気温は平均して高い状態で推移したかも知れない。
九州では、降水量が例年の36%に止まっているそうだ。この夏は、久々に渇水による給水制限が必要になるかも知れない。
日中はじっとしていても汗ばむほど気温が上がったが、夕方からは涼しい風が吹いて寒いほどになった。午後8時まで残業して帰路に着いた。
7月1日(日) 福祉住環境コーディネーター試験の過去問題
朝から、福祉住環境コーディネーター試験の過去問題を解いて過ごした。第11回から第15回まで5回分を解いて、89点から93点という結果だった。70点以上が合格なので、この分だと十分合格できそうだが、本番になるとどのような問題が出るか分からないので安心できない。ただ、過去問題を数多く解いたことで、自分の知識が欠けている部分が把握できた。例えば、法律や計画の制定時期とその主な内容、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの患者が辿る病状の経過と福祉住環境面での対応、建築関係の諸問題、福祉用具としてのリフトの種類と特性などである。
これらについてあと一週間で精通することは不可能だとは思うが、7月8日(日)の試験当日までに、できるだけ理解を深め、自信を持って試験本番に臨みたい。