Muse教室1:Museとは?

先生 さ〜て、僕が今日から君を教えることになった家庭教師のmateだ。確かMIDIについて教えて欲しいんだっけ?
生徒
はい、先生。実はあたし自分のホームページにMIDIをつけたくて・・・。でもいいMIDIがなくって・・・。
先生
それで自分で作ろうと言うことか。その心がけは素晴らしいよ。でも普通に自分で作ろうとすると凄く大変だよ?
生徒
・・・・・。
先生
そんな君にぴったりのソフト、それがこの「Muse」だよ。宇宙時代の最新技術を用いて・・・
生徒
先生、ニューヨーク直行便じゃないんですから・・・。
先生
むむむ、中学生のくせに元ネタを知っているとは・・・・。改めて説明すると、このソフトは加藤さんが開発したMIDIシーケンサーで、SOFTWARE WORLDで公開されているソフトなんだよ。もちろんフリーソフトだ
生徒
Vectorとかで検索しますといろいろなソフトが引っ掛かりますけど、そういったものとどこが違うんですか?
先生
いいところに気がついたね。普通のMIDI作成ソフトは例えば鍵盤上をクリックしたり、5線譜上に音符を入力していって作っていく、いわゆるGUI形式なんだ。一般的にとっつきやすいけれど、細かい表現(ギターのグリッサンドなど)をつけるのが難しいっていう難点を持っているんだよ。
生徒
ぐ、ぐりっさんど・・・・????
先生
まあ細かい用語は後々説明する、ていうか先生もそんなに詳しくない。クラシックの譜面なんて見たこともないしね。で、Museだが、これはテキストエディタにプログラムを一から記述していく。ぱっと見めんどくさそうだが慣れると意外と楽だよ。しかも先ほど言った細かい表現ができるところもポイントが高いしね
生徒
プログラムですか・・・。難しそうですね・・・。
先生
ま、最初は誰もがそう思うけれど、はっきり言ってHTMLと難易度は大差がないから慣れてくると1週間で1つ作ることができるよ
生徒
その割にはここのHPのMIDIルーム、2ヶ月ほど更新してないですよね・・・?
先生
い、痛いところを・・・。その辺は大人の事情ってことで
生徒
大人ってずるい・・・・
先生
(さらりと流して)で、さらにもう一つ特徴を言うと、Museで作成したデータは基本的にテキストデータなので、軽くてデータ送信が楽と言う利点もある。MIDIだと100KB以上あるものがテキスト形式だと10KBくらいしかないしね。もちろんデータを送った先にもMuseがあるという前提のもとで話しているけれど
生徒
何か凄く便利そうですね。
先生
そう、すごく便利なソフトなんだよ。もう一度Museについてまとめてみると・・・。

1:Museは他のMIDI作成ソフトと違って、プログラムを打ち込んで作成していく
2:細かい表現がいろいろつけられるため、よりリアルな演奏が可能
3:作成したデータはテキストデータなので、軽くてデータ送信が楽

・・・・て感じかな。
今ならこのMIDI作成ソフト「Muse」、穴あき万能包丁と布団圧縮機をつけて、何とお値段9800円!!(※注:Museはフリーソフトです!!)
生徒
先生、同じネタを何回も使わないで下さい
先生
それは言わないお約束だよ・・・。先生だってネタにつまることがある。さて、次回はとりあえずMuseで音を鳴らす事からはじめてみよう




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