1.初体験
小学1年生の夏休み、母の実家がある茨城県の山の中へ行った時のこと。
深夜に小がしたくなり、ゴソゴソと起き出しました。
トイレなんて代物ではなく、「かわや」か「はばかり」といったものが
家から少々離れた場所にポツンとあっただけ。
離れた便所へ行く気にもなれずにいると、ひらめいたのです。
「そうだ、廊下の戸を開けてしちゃおうっと」
廊下に出て、戸を開けると・・・・犬がやたら吠えている。
「なんだろう?」と見てみると・・・・・
タバコの煙が集まって人間の形になったとしか思えないものが立っていたのです。
両手を下げて、足をやや開いた状態で、向こうの物が透けて見えます。
「なんじゃこれは?」と思い、近くにあった石を投げました。
すると、スーっという感じに消えてしまったのです。
霊を見たということすら解っていませんから「怖い」という感覚もなかったです。
後日談なのですが、何故出てきたのか、思い当たることが1つあります。
母の実家に行った時に、畑の回りの草刈りをしたのです。
昭和42年のことですから、当然手作業です。
その時に無縁仏(墓石)がありました。
そのお墓の回りの草を刈ったのが主に私だったのです。
お礼(霊)参りだったと・・・・これがHPの名称になったわけです。

実際の場所の画像を暗くして、その時の見えたイメージを作成してみました。
当時、ここには鶏小屋があったのですが、鶏小屋の横に、このように立っていたです。

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