TM NETWORK DOUBLE-DECADE
NETWORK TOUR FINAL in NIPPON BUDOKAN

2004.6.25 in 日本武道館

TM NETWORK DOUBLE-DECADE "NETWORK" in YOKOHAMA ARENA
TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR "NETWORK"

set list

18:44 客電が点いたまま、サビのサンプリングボイスが流れ、メンバーが三方から入場。Start。

M-1 Get Wild -D.D. EXTENDED VERSION-
 火の玉状の炎が上がる。
中央にUtsu、一段上がった中央に木根さん、もう一段上の高台のブースにテッちゃん。Keyブース横の上手側にFENCE OF DEFENSE山田氏、上手手前北島氏、下手西村氏。
スラッピングベースで。

M-2  All-Right All-Night
 白×白のストライプのジャケットのUtsu。中は薄いブルー地の花柄シャツ? シャツの中にTシャツ。ビーズのエクステを髪に付けて。
ラインストーン白Tシャツに白のストレッチパンツのテッちゃん。茶のスーツ、太めストライプシャツの木根さん、髪は逆立てヴォリューム出して。雨の日モード?
スラッピングベースで。ギターのユニゾン。サビで会場のコーラスに耳を傾けるUtsu。

M-3  BE TOGETHER
 舞台背後に3つのLEDが湾曲に設置。下手に来るUtsu。健二さんのギターソロ。間奏でわたるちゃんにバナナを食べさせるUtsu。

MC
 武道館限定タオルで汗を拭い、Utsu:「どうも、こんばんはー! TM NETWORKです! 今回横浜アリーナからホールツアー、そして武道館。3部作のように形が変わったということで、今日も三部作になってます。」
「まずはTM NETWORKのメンバーとFENCE OF DEFENSE!」
ひとりずつメンバー紹介を。U:「山田わたる! ひとこと」きょろきょろとマイクを探すわたるちゃんに、木根ちゃんが置いてあったマイクを差し出す。山:「どーもー!」
U:「西村麻聡(マットシ)!」紹介されたマットシ、ベースで音出し。U:「ふたこと。」 西:「どーもー!」
U:「北島健二! みこと?」 北:「うぃーす。皆やってるか?」 会場:Yeah-! 北:「今日は燃え尽きましょー」

M-4  Come on Let's Dance
 TMの三人が縦一列に並んでいる。
スラッピングベースで。

M-5  Self Control
 木根さんところに寄り添うUtsu。客電が明るくなり、サビで腕をまっすぐ掲げてる観客達が照らし出される。
ラスト、U:「どうもありがとう」。

M-6  Confession
 Guildのアコギの木根さん。

MC
 U:「FENCE OF DEFENSE!」とここで退場するF.O.Dのメンバーを、手を握り合って見送る。下手から退場。
U:「あ・・たたかい拍手ありがとう(笑)」<ちょっとカミ気味で。
U:「ここからTMN時代に突入していきます。葛城哲哉! 浅倉大介! 阿部薫!」3人が登場。
わたるちゃんのドラムセットを下げ、シンセブースがセッティング。下手にベーあんのドラムセット。木根ちゃんは上手前の健二さんがいたところへ。
U:「あっというまにTMNですね・・・キネくん!」 木根:「・・・つくづく友達っていいなって思います。みんなノーギャラですよ。」 会場:ええー? 「一人友達じゃないのがいますけど・・・」<だ、誰のことっ?!
U:「武道館は17年ぶりですか。新聞にも載ってたけど・・・」 木:「聖子ちゃん観に来てるから、そんな久しぶりじゃないけど。TMとしては17年? ・・・・・(聞き取れず)」 U:「え?」 木:「・・・オレの声、聞きづらいだろ?」 U:「お腹から出てない感じ。腹黒いだけ?」 会場:(笑)
木:「そんな事言われても、今はなんとも思わなくなりましたね。昔はどきどきしましたけど、今は何言われても関係ないもん」<開き直りっ。
U:「じゃあ、TMN時代行きましょう」

M-7  We love the Earth
 舞台上部に無数の小さなライトが明滅し、星空のような演出。
木根さんはアコギ。大ちゃんの使用シンセ、「YAMAHA MOTIF ES 7」。後奏は大ちゃんがエレピで。
大ちゃん、シルバー系スーツにクロスペンダント。ベーやんは肩に黒の三本線のサッカーシャツ(と言うのでしょうか)。

M-8  69/99
 葛Gが下手アプローチに。木根ちゃんコーラス間違った?
煙幕がイグゾースト・スモークのように噴出し、三人を覆う。ギターの二人寄りそってバトル。
U:「Everybody-!」と声をかけ、シメ。

M-9  THE POINT OF LOVERS' NIGHT
 木根さんところ寄るUtsu。(^ー^)
歌い終わり、Utsu退場。終了後、木根ちゃん、大ちゃんも退場。

M-10 TIME TO COUNT DOWN -D.D. TOUR FINAL VERSION-
 トランスな長いイントロで「LABO MIX」かと思いきや、頭から歌入り。
下手から腕を振り回して、走り出してきたUtsu。黒のストレッチパンツ、ペイズリー?白シャツ、白のフリンジベルトに着替え。
木根さん上手アプローチへ。白いギターを抱えたテッちゃんがブースから前へ出てきてステージを行き来。スモークが立ち上る。
間奏で、ドラムのところに寄ったUtsu、せんべいを食べる。<べーあんに食べさせていたのかは確認できず。

MC
 U:「どうもありがとー! もうイっちゃってますねー。(心臓が)ばくばくですよ。」
U:「今日はこの日のために新曲を。リーダー、この曲はどう言ったいきさつで・・・、ってコーラ飲んでる場合じゃなくてっ」と言われて、慌ててキャップを閉めるテッちゃん。やたらかわいかったですが(笑)。
Tetsu:「新曲? お話したようにグリーンな感じでした。自然と戯れた感じで。青信号という遠回しに”進め”みたいな・・・」
木根「タイトル言った?」 T:「言ってないの?」言ってないです。なんのお話だか見えませんが。 U:「(タイトル説明していないのに)いきなり「グリーン」て言われてもね(笑)。『GREEN DAYS』という新曲で。」<なるほど(笑)。
木:「7ヶ月連続7色出すんでしょ?」 会場:(歓声・笑) T:「(Greenが)選びに選んだ色だから。ほら、小学校で色えんぴつ、12色とか32色とか、お金持ちだと64色とか持ってたでしょ」 木:「それ、あなたでしょ」(笑) T:「ボクは16色くらいでした。」 U:「木根は色んな人から一本ずつもらってたよね。」 <どんなキャラですか(笑)。結局、色鉛筆がどんな比喩だか分かりませんでした(笑)。
T:「選びに選んでグリーンにしたから。って、俺だけが勝手に決めたみたいだと・・・」 (笑)
木:「ボクは何色でも。カエルの格好しろって言われればするし。今となってはね。10年くらい前だと恥ずかしかったけど」 (笑)
「今日が千秋楽で。」 T:「『SCREEN OF LIFE』『PRESENCE』と、この曲を聴いてもらえれば、僕達が20年やってきたことを感じてもらえるかなと。家に帰ってからまた聴いて下さい・・・って、聴けねーや!」 木:「聴けないね。」 T:「(録音機器は)入口で預けちゃってるもんね。」(笑)
木:「記憶に残して・・」 観客:メモって! 木:「メモって? 何を?」 U:「コード進行?」(笑)。
木:「あ、質問(テッちゃんに)。これは発売予定はあるんですか?」 T:「発売予定は・・・ありません!」 会場:ええ〜! 残念ながら未定だそうです。
木:「(発売されるとしたら)やっぱり、ジャケットはグリーン?」 U:「芝の上?」 T:「わかんないけど(笑)。なんで二人にきかれるのっ(笑)」 木:「だってなにも聞いてないから。」
T:「これだけ前振りして、「あれ・・?」にならないよう。」会場:(笑)「まず聴いてもらいましょう。」 U:「じゃあ、いきましょう。『GREEN DAYS』」

M-11 GREEN DAYS (new song)
 Guildのアコギの木根さん。グリーンのライトに照らされるステージ。
U:「ありがとー」 「浅倉大介! 阿部薫!」と、ここで退場するサポートメンバーを改めて紹介して拍手で送る。大ちゃん退場しかけてて、慌てて振り向いてたよ(笑)。

M-12 SCREEN OF LIFE
 ウツの後ろに木根ちゃんと青いシャツの葛G二人が寄って競演。

M-13 JUST ONE VICTORY
 リズムループから。Keyの前のタッチパネルに、Utsuが背を向けて立ち、ランダムに触れて、LEDのCG映像を変換させる。
前奏が長く、半ばテッちゃんのソロコーナー。
符割りも変えかなりオリジナルから変貌。歌詞も「♪男達の熱いレース〜」が「熱いプライド」に。

M-14 TAKE IT TO THE LUCKY(金曜日のライオン)
 トランスコーナーは短めで。

M-15 Love Train -EXTENDED MIX-
 U:「どうもありがとー」。水飲みながら観客の歓声をあおる。

M-16 PRESENCE
 完全な(リミックスじゃない)新曲で幕を閉じる。
木根さんのギターソロ。心配そうに(笑)見守るUtsu。葛Gのソロの時は余裕?
U:「みんな。どうもありがとー!」。 20:38

アンコール待ちで、舞台袖のスタッフが腕振り上げて煽り、ようやくアリーナからウェイヴが発生。1、2階も広がり、2階がきれいに決まってる間に、メンバーが出てきて。<あれっ?てなってた(笑)。

En core
 U:「どうもありがとう」。
ユニオンジャックの襟シャツのキネちゃん。ベルのペンダント、モノクロのユニオンジャックのジャケットに、中はへザーグレーのツアーTシャツに衣装を着替えたUtsu。テッちゃんは着替えなし。
サポートメンバー、「阿部薫!」と呼びこみ、「そして、スペシャルゲスト! 松本孝弘!!」大歓声の会場、トークもなく曲へ。

M-17 humansystem
 ご存知、現B'zでありTMのサポートメンバーでもあった松本氏、Gibson Les Paul Tak Burstのギター。ブルーブラックジーンズに白いシャツ。”玲”アンプではなく、Bognerのアンプを使用。
木根さんはYAMAHA?の12弦ギター。

M-18 BEYOND THE TIME
  

MC
 U:「松本君にはこのまま残ってもらって。今日のメンバーを呼び込みたいと思います。」「FENCE OF DEFENSE! 葛城哲哉! 浅倉大介!」 
マットシのみ下手から、他のみんなは上手から登場。全員が揃う。
手前、下手から、Ba:マットシ、G:葛G、中央Vo:Utsu、Gtr:松っちゃん、Gtr:健二さん、後列下手からDr:べーやん、Key:テッちゃん、Keyブース前Gtr:木根ちゃん、シェイカー&タンバリン:わたるちゃん(→後半でテッちゃんと大ちゃんの間で、Drに)。上手Key:大ちゃん。
この状態、「すごいことなってる」と感嘆の声があちこちから漏れ聞こえていました。

M-19 SEVEN DAYS WAR
 下手から、葛G、Utsu、マットシ、木根ちゃん、松っちゃん、健二さんが一列に並ぶ。
コーラスで、観客席のライトが煌々と点り会場中で合唱。

ED Nights of The Knife
 U:「みんな、どうもありがとうー!」
Utsuと松ちゃんが握手。Utsuが客席にタオルを投げ入れ、ピックを取って観客にあげるメンバー。まっちゃんも。テッちゃんが、どこに行くのかと思ったら、Keyブースからヘッドフォンを持ってきて、サインを書き入れて観客席に投げ入れ。
前へ出て一列に並んで、手を繋いで礼。上手からベーやん、わたるちゃん、葛G、ウツ、テツ、木根、松ちゃん、大ちゃん、マットシ、健二さん。
U:「みんなどうもありがとー!」
ステージ行き交い、観客にご挨拶。思い思いに挨拶を交し合うステージの方々。手を振って退場。終了。21:07



  SET LIST
M-1  Get Wild (D.D. EXTENDED VERSION)
M-2  All-Right All-Night
M-3  BE TOGETHER
  MC
M-4  Come on Let's Dance
M-5  Self Control
M-6  Confession〜告白〜
  MC
M-7  We love the Earth
M-8  69/99
  MC
M-9  THE POINT OF LOVERS' NIGHT
M-10 TIME TO COUNT DOWN (D.D. TOUR FINAL VERSION)
  MC
M-11 GREEN DAYS (NEW SONG)
M-12 SCREEN OF LIFE -Extended Mix-
M-13 JUST ONE VICTORY (OFFENSIVE VERSION)
M-14 TAKE IT TO THE LUCKY(金曜日のライオン)
M-15 Love Train -EXTENDED MIX-
M-16 PRESENCE
  En core
M-17 human system
M-18 BEYOND THE TIME
  MC
M-19 SEVEN DAYS WAR
  ED Nights of The Knife



Appearance:
TM NETWORK:
Produce & Keyboards: 小室哲哉 Tetsuya Komuro(こむろてつや)
Vocal: 宇都宮隆 Takashi Utsunomiya(うつのみやたかし)
Guitar & Vocal: 木根尚登 Naoto Kine(きねなおと)

Guitar: 葛城哲哉 Tetsuya Katsuragi(かつらぎてつや) M-7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16
Drums: 阿部薫 Kaoru Abe(あべかおる) M-7, 8, 9, 10, 11, 17, 18, 19
Keyboards: 浅倉大介 Daisuke Asakura(あさくらだいすけ) M-7, 8, 9, 10, 11, 19
Bass: 西村麻聡 Masatoshi Nishimura (にしむらまさとし) M-1, 2, 3, 4, 5, 6, 19
Drums: 山田わたる Wataru Yamada (やまだわたる) M-1, 2, 3, 4, 5, 6, 19
Guitar: 北島健二 Kenji Kitajima (きたじまけんじ) M-1, 2, 3, 4, 5, 6, 19
Special Guest
Guitar: 松本孝弘 Tak Matsumoto(まつもとたかひろ) M-17, 18, 19



Note:
以上は少々の記録と、幾分かの情報と、大部分の記憶から抜粋して記されています。
本文の無断転用、転載禁じます。All rights reserved.


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Incident:
M-1で憶い出しました。日詰さんの事を。この曲の生ベースは彼のイメージだったから。マットシもカッコ良かった。もう少し、ベースの音が大きく聞こえていたら惚れてたかも(笑)。
アタマに盛り上がりナンバーを並べ、M-5に既に「Self Control」持って来た事に驚き。M-6なんか、珍しい選曲ですよね。M-7は聴きたかったので嬉しかったし。
松っちゃんが出てきた時の歓声はこの日一番だったです、正直(^^;)。松っちゃんがすごい、ってのも勿論だけど、やっぱり、TM時代を支えてきたメンバーが一堂に会する素晴らしさが実感できた。木根さんじゃないけど、「友達っていいな」ですよ。
M-17からはもう言葉はないです。ああ、ホントにDVDに収録されるんでしょか。25日の分。

後にあの空白のスポットライトの意味に気づいて。
なぜだか分からぬが、ふいに涙ぐんでしまった。そして、涙が止まらなくなった。
悲しいだけの涙じゃない。彼の事を忘れていない彼らと、ファンたちに喜びを覚えているのかもしれない。