せいび歩こう会 
 奈良 済美地区社会福祉協議会
第353回 3月のご案内

 春うらら梅花ほころぶ此の頃です、今月は桃の節句、人形の尼寺を訪ねます。 
序(ついで)に詫の郷茶道三千家の佇まい密(ひそか)に伺うのも、京の風情に触れることにも・・・・・
皆さまをお誘いしました。


日 時  3月17日(日) 午前8時30分 近鉄奈良駅地下東改札口集合 
コース  奈良(快速難波行)8:56発・・・西大寺(乗り換・急行京都行)9:09発・・・京都駅 市バスH(乗り場 B1)
      ・・・一条戻橋 停・・・晴明神社・・・一乗戻橋・・・武者小路千家(官休庵)・・・白峰神宮・・・百々橋址・・・宝鏡寺
      ・・・表千家(不審庵)・裏千家(今日庵)・・・後花園天皇火葬塚・・・水火天満宮・・・天神公園前 停(バス)・・・
      京都駅(近鉄)・・・奈良
費 用  (運賃)近鉄 奈良〜京都    610円 往復 1,220円
           バス 京都〜一条戻橋 220円 往復   440円
      (拝観料)                         500円
                                 計 2,160円
食 事  食事所あります  晴天の時は近くに児童公園あり 弁当・飲物・敷物持参しても可
歩行距離   約 2km


晴明神社
(せいめい)
陰陽師(おんみょうじ)の始祖安部晴明・倉稲魂命(うがのみたま)を祀る、晴明の屋敷跡を神社化した、平安時代の天文博士と呼ばれる
一条戻橋
(もどりばし)
一乗通堀川に架かる橋 平安時代三善清行が亡くなった時、その子清蔵貴所は熊野参詣の途中、父の死を知り都に引き返しこの橋上で父の柩に会いとりすがって泣き悲しみ念じると一時的に蘇生し話しあったことから戻橋の名がある、この橋には妖怪・奇談が多く、昭和の戦時中出征に際し、わざわざこの橋を渡りにきた
武者小路千家
  官休庵
(かんきゅうあん)
茶道三千家の一つ官休庵流家元、千の利休の子 宗担の二男宗守を祖とする 地名を
とつて武者小路とした
白峰神宮
(しらみね)
崇徳(すとく)・淳仁(じゅんにん)天皇祀る、父君孝明天皇の遺志により明治天皇が保元の乱で清盛に讃岐へ流され憤死した宗徳帝の神霊を白峰から移した、その4年後 僧道鏡により淡路に流された淳仁帝を合祀された
百々(どど)橋址 室町時代足利将軍の相続争となつた応仁の乱はこの橋を挟んで戦った、今昔物語にはこの橋上で妖女と出会った話が多くある
  宝鏡寺
(ほうきょうじ)
百々(どど)御所と人は呼ぶ、伊勢二見ヶ浦から手に宝鏡を持つて出現した観音を本尊としたことから宝鏡寺の名がある、八代将軍足利義政夫人日野富子の座像が勅作堂にあり代々の門跡遺愛の人形・遊具が多く人形寺の名があり毎年秋人形供養が行なわれる 
  表千家
(不審庵)
宗担が大徳寺門前にあつた父利休の遺席をここに移し千家を再興、のち三男宗左に譲り裏に隠居、宗担死後四男宗室が裏千家として玄関門を造った
妙覚寺
(みょうかくじ)
信長の子 信忠が明智光秀に攻められ自害した寺、大門は秀吉の聚楽第裏門を移築

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