奈良 済美地区社会福祉協議会
第392回

2005年6月のご案内

日 時

6月12日(日) 午前8時30分 JR奈良駅集合

コース

JR奈良駅8:56発−加茂−柘植−草津−米原−長浜−近江塩津−近江今津−尼崎−京橋−天王寺−郡山   郡山−奈良

費 用

交通費
JR奈良駅〜郡山駅160円
JR郡山駅〜奈良駅160円
計320円

弁当
米原駅プラットホームまたは新幹線待合室を利用  待合所に麺類、各種弁当の売店あります。




木津

平城京築造や社寺の造営に材木を各地から集散した港(津)

加茂
笠置
月ヶ瀬口

聖武帝が一時の宮とした恭仁京(くにのみや)を北の車窓に偲び遠く山の彼方に古刹海住山寺を臨み、奈良時代銭造りの里、銭司(でず)を木津川の川向こうに探る間もなく桜の名所、後醍醐天皇が「天の下にもかくれがもなし」と悲嘆にくれた行在所の遺跡とどめる笠置山の麓を木津の清流に沿って走ると程なく梅の名所、月ヶ瀬口去る四月奈良市に合併した月ヶ瀬への玄関口である。

島ヶ原 東大寺の一院。毎年修2月会(しゅにえ)の行法が行われるところ正月堂がある。
伊賀上野

籐堂藩三十三万三千石の城下町、日本三大仇討ちの鍵屋の辻がこの先。

甲賀

徳川幕府の隠密忍者の里
貴生川 焼き物の里信楽への高原鉄道乗換駅

石部
草津

旧伊勢街堂石部の宿場。今も街並が残る俵の籐太が退治した大百足(おおムカデ)が住んだ伝説の三上山「近江富士」の裾ひくあたり過ぎた頃、そこは旧東海道宿場中山道への起点。

近江八幡
安土

水郷の町。小京都江戸の街並みが今も残る時代劇撮影のメッカである。
織田信長の城、金瓦天守が近年復元された。

彦根 江戸の幕末江戸城桜田門外で暗殺された井伊直弼「大老」の居城。
長浜 1377mの高山、伊吹山を右遠く望むところ、車窓の左に長浜城天守の雄姿が影を写す。
虎姫 信長の妹お市の夫。淀君の父。浅井長政の居城小谷城址が程近い。

余呉→堅田→京都→大阪→尼ヶ崎→

→京橋→天王寺→王寺→群山

余呉湖を遠く望む間もなくスキーのメッカ、マキノ駅の背後遠く雪渓未だ残す。高山が連なるをみる程なく天台宗総本山延暦寺の在る比叡の山並を眺めて堅田、雄琴、唐崎の老い松を探す車の右手に滋賀大仏座す里に続く所、左に満月寺の浮見堂は遠くかすみて見えぬ。明智光秀幻の城址は何処に坂本を過ぎる頃大津京跡、近江神宮の社が山腹に鎮座する。朝日将軍の遺跡を偲びトンネルを出ると山科、鴨川を渡り京の七条駅に滑り込む、東寺の塔を左に眺め淀の城址を過ぎると遠く淀川の向こうに八幡の男山が聳える、と府県境楠正成子別れの里桜井の駅、淀の鉄橋を渡れば大阪駅高層ビルの間に大都市の賑わいを、と見る間に神崎川の橋を渡るとそこは兵庫県大工場街の中に尼崎駅がある。発射間もなく東西線地下へ暗がりがしばらく続くとほどなく地上、京橋から環状線外回り大阪城のまがわぬ姿を右に鶴橋を抜けると1300年昔聖徳太子創建の寺、天王寺の甍を垣間に見、河内平野を突き抜けると一路大和路へ大和川を渡り信貴の連山を望み、王子駅を過ぎ法隆寺の影遠くなると十五万石の城下町大和郡山駅に滑り込んだ、一日の列車の旅の終着駅。改札を出て奈良までの乗車券を購入し再び車中の人となった後5分間もなく奈良。

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