奈良 済美地区社会福祉協議会
第396回

2005年10月のご案内

日 時

10月16日(日) 午前8時50分 近鉄奈良駅地下集合

コース

奈良駅A9:18発−(急行・国際会館行 丹波橋乗替)ー四条・・・目疾地蔵・・・八坂神社南門・・・祇園女御塚・・・東大谷祖廟・・・長楽寺(将軍塚山)・・・安養寺(弁天堂)・・・円山公園(祇園枝垂桜)・・・八坂神社=(バス)=京都駅(近鉄)ー奈良

費 用

交通費
近鉄奈良駅〜京都四条 800円
バス祇園 〜京都駅 220円
近鉄京都駅 〜奈良 610円

拝観料 長楽寺(秋の特別展)団体料金 600円
合計 2230円

歩行距離  2km

食  事  食堂あり。雨天日でも弁当の場所あり。お茶ご持参下さい。




目疾(めやみ)地蔵

鎌倉時代 鴨川の氾濫を霊告された。そのお礼と今後の安全を祈願し安置した 丈6(約5m余の座像)地蔵尊坐像で玉眼、その眼が曇っているため風眼のようであることから、また八坂神社参拝の折、雨宿りをしたので雨止(あめやみ)地蔵と呼ばれ「めやみ地蔵」となった当初は鴨川畔の田の畦(あぜ)にあったので畦地蔵と呼ばれた。

八坂神社南門

(石の鳥居)日本一の大きさ(9.5m)江戸中期額字は 有栖川宮 筆 重文の鳥居

(奇縁氷人石)左に「おしゆる方」右に「たずぬる方」とある江戸時代の迷子の告知板

(二軒茶屋)参詣人の腰掛茶屋 東側 中村屋(楼)西側 藤屋 現在中村楼は料亭に藤屋はない

祇園女御塚 白河法皇の寵姫(ちょうき)祇園女御の屋敷跡または、女御の建立した仏堂の跡とも、この地を触ると祟りがあると恐れられていたが、いまは五輪塔一つの敷地あるのみ。
東大谷祖廟

親鸞上人の遺骨を安置 角の石囲上に遺愛の虎のような形の石 虎石がある。東本願寺宗廟、家康の土地寄進により400年前西大谷にあった祖廟がここに移された。

(秋山自雲霊神祠しゅうざんじうんれいしんのほこら)現在祠は無い 細い1m程の石柱(墓碑)がある 京都7ヶ所の一つ痔疾に霊験の神霊 無縁墓地の形相

長楽寺

伝教大師最澄の創建又は宇陀天皇開創とも明白でない 建礼門院落飾の寺安徳帝衣奉納で造った幡(はん)が秘物 建礼門院が安徳天皇の菩提を弔った寺 江戸期では誌歌の諷詠の地(寺)として有名、建礼門院供養塔(十三重石塔)平安の滝、隆寛律師が比叡山の迫害により奥州へ配流の時弟子を集め念仏を唱えた。庭の小さな池水から白蓮が咲いたという功徳水(蓮花水)がある。 

(勝軍塚)背後の山上に経40mの石で囲まれた古墳(円墳)がある 桓武天皇平安京遷都の時 永久に他へ遷都ならんと土偶に鉄の甲冑を着せ鉄の弓矢を持たせ西向きに埋めた坂上田村麿似せた武将像である。

安養寺 最澄また法然の開創という親鸞もここで法然の教を受けた (弁天堂)円山の弁天さんとして祇園花街の信仰がある。
八坂神社

創建不明 1,350年前八坂氏が朝鮮牛頭山(ゴズサン)の牛頭天王(素戔鳴尊)の神霊を祀り子孫代々奉仕したのが起こりという。元祇園寺の鎮守社で明治の廃仏により神社のみとなり、八坂神社と社名された。天照大神他高天原族を祀り、出雲一族を末社とし本殿に素戔鳴と妻奇稲田姫八王子を祭神とし龍穴の上に鎮座する。

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