奈良 済美地区社会福祉協議会
第401回

2006年3月のご案内

啓蟄も過ぎ春は弥生、野の川面に温もり和みを覚める季節です。
摂津茨城の名刹と鎌倉時代の古き史跡を歩きます。ご参加ください。

日 時

3月19日(日) 午前8時 近鉄奈良駅地下集合

コース

近鉄奈良駅(8時25分発)…日本橋……淡路…総持寺駅…総持寺…磯良神社…総持寺駅…水無瀬…桜井駅…水無瀬神宮…水無瀬…四条烏丸…奈良

料金

近鉄奈良〜540円〜日本橋〜490円〜総持寺駅〜220円〜水無瀬〜260円〜四条烏丸〜840円〜近鉄奈良
計2,350円

歩行距離

3km弱

食事

食堂あり
晴天の時広場でお茶・敷物ご持参を。
近くにコンビにあり。




総持寺

西国22番札所。平安時代の創建。藤原高蔭が幼い頃河に落ち行方がわからなくなり、父高房が長谷寺の観音に祈ったところ、昔助けた大亀が瀬に高蔭を乗せ現れたという『亀の恩返し』により助けられ、父高房は観音堂創立を企てたが、志半ばにして世を去ったので父の意思をついで高蔭が建立した。本尊観音像は、長谷観音自ら童児に化身し彫ったものだと伝えられる。

磯良神社(疣水神社) 九州の安曇氏の祖を祀る。境内の『玉の井』は神功皇后、三韓への遠征に際し立ち寄られ、この水で顔を洗われると美しい顔がみるみる疣や吹き出物が出来、醜い男のような姿になり、皇后は男装され出征無事凱旋され再びここに来て顔を洗われたところ、元の美しい姿に戻られた。それでこの社の祭神を疣・おでき・万病に利く霊泉『玉の井』と云われ、社名も一般に疣水神社と云われる。
桜井の駅 奈良時代平城京と各地を結ぶ交通路を整備された時、街道の要所要所30里毎に駅を設け駅舎が設置。馬等旅に必要なものを備えた施設が設けられた。それを駅という。楠正成が兵庫で足利尊氏と戦う時、我子正行をここに呼び、別れを惜しんだ所。(正成子別れの場)
水無瀬神宮 後鳥羽・土御門・順徳天皇を祀る。創建は後鳥羽上皇に仕えた水無瀬信成・親成父子が配流され隠岐で朋御された上皇をかっての上皇の離宮跡に一堂を建て菩薩を弔ったのが起源。境内茶室は後水尾天皇愛好のもので、湧く名水は全国名水百選に選ばれ、離宮の水として一般に重宝されている。茶道三千家他各家元が毎年献茶式を催されている。
嵯峨・淳和・仁明天皇遊休の地。親王の離宮も営まれ、有名な歌人の歌会等、数多行われた風光明媚な地である。
(表門右側柱に盗賊石川五右衛門の手形が残されている。)

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