奈良 済美地区社会福祉協議会
第407回

2006年9月のご案内

残暑の候、まだまだクーラーの恋しい季節、でも健康の為歩きましょう。 

遠くに旅するのは魅力を感じますが、近郊を発掘するのも新しい発見があります。

頑張ってご参加下さい。

日 時

9月17日(日) 午前8時 JR奈良駅集合

コース

JR奈良(8;15発)ー快速ー(JR王寺乗換)ー柏原ー(近鉄)ー道明寺ー藤井寺ー(歩く)−葛井寺(フジイ)−辛国神社(カラク二)ー仲哀天皇陵ー野中寺(ヤチュウジ)−宝泉寺ー白鳥陵(ハクチョウ)−白鳥神社ー古市→→→(Aコース又はBコースを選択)
Aコース:(近鉄)−道明寺ー柏原ー(JR王寺乗換)−奈良
Bコース:(近鉄)−橿原神宮−西大寺−奈良

料金

JR奈良〜柏原・道明寺〜藤井寺 580円  

(Aコース)近鉄古市〜柏原 200円〜奈良(奈良駅で清算)380円  合計1,160円

(Bコース)近鉄古市〜橿原神宮〜奈良 730円   合計1,310円

拝観料 野中寺 300円

歩行距離

約4km弱

食事

「べーカーショップ エンド スナック」あります

弁当の方史跡公園で(雨天の時はできるだけスナックをご利用ください)

【ご注意】70才以上の方「老春手帳」をお忘れなくご持参ください。 



葛井寺
(ふじいでら)

百済の王族の子孫・葛井給子が飛鳥時代、当時の天皇の仏教興隆政策に協力し国家の為と称して創建された。最盛期では2kuの境内、東西の塔を備え七堂伽藍の整えられた大寺で、寺所蔵の絵図がある。本尊十一面観音座像、行基の開眼で聖武帝行幸により供養が行われた。

辛国神社
(からくにじんじゃ)

1,500年の昔、物部氏によって祖神饒速日命(にぎはやひのみこと)を祀ったのが起源、後奈良の春日神社より天児屋根命(あめのこやねのみこと)を、近くにあった社、素盞鳴命(すさのおのみこと)を移し、その後河内の守護職畠山氏が社領を寄進、新たに社を建て合祀した。辛国氏が祭祀に勤めるようになって辛国神社と称された

野中寺
(やちゅうじ)
(のなかでらとも言う)

河内三太子の一つ「中の太子」といわれる。聖徳太子の命により蘇我馬子(そがのうまこ)が造営した。太子町の叡福寺を上ノ太子、八尾市の勝軍寺が下の太子と呼ばれ南北朝の争乱(野中寺合戦)により焼失、江戸時代にも失火で焼け、その後の再建となる。

(お染・久松の墓)

当寺は、お染の父・久松の主、大阪の油豪商天王寺屋権右衛門の援助寺、その縁により二人の17回忌に墓石が建立された。庭内の山茶花の巨樹300年大阪府の天然記念物指定が天王寺屋庭内から移植されている。お染の愛した山茶花として木の枝が絡んでいるので縁結びの木と言われる。

宝泉寺
(ほうせんじ)
現在の寺号・法泉禅寺、本尊弁財天、亀の弁財天と親しまれ、日本屈指の巨像(目測2m立像?)境内東南土塀の上向うの二上山遠景が素晴らしい。

白鳥陵
(はくちょうりょう)

前方後円墳古代伝説の人物日本武尊陵、景行天皇の皇子で生涯戦いに生きた不幸な皇子であった。天皇の命により九州の熊襲(くまそ)川上梟(かわかみたける)、蝦夷(えぞ)の蝦夷(えみし)、駿河での火難、浦賀水道での嵐、伊吹山での病魔との戦いに倒れ白鳥と化して大和飛鳥へ、飛鳥から河内飛鳥へ飛来この地に消えた。陵は大和御所市葛駅近く国見山麓の二ヶ所、尊の魂を祀る社は、終焉の地近く大津の建部大社(たけべたいしゃ又はたけるべたいしゃ とも)三重亀山の能褒野(のぼの)の能褒野神社、大和葛の陵近く白鳥神社と近鉄古市駅に隣接する白鳥神社とがある。

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