奈良 済美地区社会福祉協議会
第409回

2006年11月のご案内

錦繍織りなす秋、山野の散策最も楽しい季節です。滋賀の里比叡山麓延暦寺に関わる古社寺を訪ねます。ご参加下さい。

日 時

11月12日(日) 午前8時 近鉄奈良駅地下集合

コース

奈良(8;18発)―急行―京都駅―(JR湖西線今津行)−比叡坂本…破鐘…石占井神社…生源寺…(穴田衆積石垣)…滋賀院門跡…慈眼堂…日吉東照宮…旧竹林院…求法寺…日吉大社…千体地蔵…西教寺―バス―比叡山坂本駅―JR―京都―近鉄奈良

料金

交通費 奈良―近鉄―京都 610円(往復1220円)  京都―JR―坂本 320円(往復640円)

  西教寺―坂本 220円    合計2080円

拝観料  滋賀院 400円(団体)  旧竹林院 250円  日吉大社(入苑料控除)

歩行距離

約2.5km

食事

その他

弁当・お茶ご持参ください。(日吉大社屋内にて)

● バス・拝観料小銭ご用意下さい。

 




破鐘(やぶれがね)

JR駅前

織田信長比叡山焼討ちの時、村人たちが 警鐘を鳴らした生源寺鐘(しょうげんじがね)。

石占井神社(いしうらない)

大和三輪明神の大己貴大神(おおなむちおおかみ)勧請(かんじょう)の際この石に座した女神に会い「大神の鎮座する聖域はどこか」と尋ねたら女神は大神の足を洗い聖域まで案内した。その故事により石の占い井と称し女神(奥津嶋姫)を祀る。

生源寺(しょうげんじ)

延暦寺本坊、開祖伝教大師(最澄)の生誕地。産湯井あり、信長延暦寺焼討ちの時村人が警鐘を打ったところ。

穴田衆積石垣(あのうしゅういしがき)

日吉大社周辺は延暦寺の里坊(隠居坊)50余の土塀石垣は石垣構築、所謂ゆる穴田衆積である。近くに穴田衆部落がある。

滋賀院門跡

慈眼大師天海が後陽成天皇より京都法勝寺を賜り建立、江戸時代親王が代々ここの門跡として入寺した。境域約 3,000坪。延暦寺の本坊

慈源堂

慈源大師の廟、灯篭は各大名の寄進、左高所に大師始め坐主墓、家康、新田義貞、平安時代女流学者、紫他三式部供養塔と大きな石仏ある。
日吉東照宮 日吉大社の末社、日光東照宮の雛型、西日本の日光と言われる。
旧竹林院

延暦寺里坊の一つ、国の名勝指定の庭園、茶室と四阿(あずまや)があり、行き届いた庭園は木々、苔が四季の風情は見事といえよう、殊に秋の紅葉は格別である。

求法寺(ぐほうじ)

 

走井堂(はしりいどう)とも言う。里坊の一つ、叡山中興の祖、元三大師(慈恵大師良源)叡山修行に登る時暫し休憩し覚悟を固めたところから求法寺の名がある。堂左下を流れる走井水路があることから走井堂と言う、大津走井餅の由来の流

日吉大社

全国3,800社余の総本宮、叡山の鎮守社、後山の比叡山に祀られた社で昔はこの山を日枝山(ひえさん)と言ったことから日枝大社とも言う。東本宮は大山咋神(おおやまくいのかみ)、神代の時代から鎮座する地主神、西本宮は大和三輪より勧請鎮座された大己貴神(おおなむちかみ)境内13万坪、三つの石橋は秀吉寄進、樹下宮は鴨玉依姫神(かもたまよりひめ)、宇佐宮は田心姫、白山宮は菊理姫神を祀る、山王七社と言って七つの社からなる。

西教寺 聖徳太子創建、元三大師や恵心僧都によって不断念仏道場といわれ今も鉦の音が絶えない、信長の焼き討ちにより全焼、光秀が再興した、明智家一族の菩提寺であり一族の墓がある。光秀の娘(ガラシャ)の墓もある。

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