奈良 済美地区社会福祉協議会
第411回

2007年1月のご案内

恒例により地域の氏神様御霊神社と春日の大社へ参詣いたします。無事新年を迎えました慶びと佳き年でありますよう、祈念に皆様とともに詣でたいと思います、ご参加をお待ちしています。

日 時

1月8日(月・祝日) 午前9時 御霊神社へ集合

コース

御霊神社…破石…不空院…春日奥之院…夫婦大国社…春日大社(解散)

料金

今月はありません。

歩行距離

 

食事

その他

午前中の解散となります。ご自由にしてください。

春日大社での参拝は中門前にてお祓いを受けご神酒を頂きます、後荷茶屋の「甘酒」を差し上げます。




破石(わりいし)町の由来石

破石町の一個人の住宅内裏庭に2メートル立方の石が名の由来、奈良時代西大寺の東塔の心礎石を造る時、酒30石余この石にかけ石を割ったその石の片石で割石(破石)となったとの説がある。   また、一説には藤原氏と吉備、安部氏の三豪族の領域を示す石だという。 石の表面に溝があり、その溝の線によって藤原氏は東南、吉備氏は南西、安部氏は東北となる、石に触れると祟りがあると恐れられているのは、境界が動くと騒動になるからであろう。

春日山不空院(しゅんにちさん・ふくういん)

福井の大師さんと人は呼ぶ、奈良時代中国から渡来した鑑真和上が住んだという、平安時代藤原氏の北家が南円堂と本尊の観音像を造るに際し、その雛形としてここに本堂八角円堂と不空羂索(ふくうけんさく)観音を弘法大師が造顕した。その後釈迦堂や僧坊、鎮守社弁才天を祀られて福院とも呼ばれ、江戸時代大地震によって殆どが崩壊し無住寺となって荒廃した。大正時代現在の本堂が建てられ、その後徐々に整えられて現在のような寺観となった。

●えんきりさん(法竜大善神)

●えん結びさん(黒竜大神と市岐姫)

 この三神はいずれも水に縁のある神々で竜王と弁財天(芸能の神)

 一昔前元林院の芸妓連の信仰があった。

 京都嵯峨の祇王寺(ぎおうじ) (平の清盛の愛妾祇女の建てた寺の尼僧  高岡智照尼は元京都祇園の名妓照葉がここに駆け込んだ、削髪して尼と  なった。

●井上(いがみ)皇后の御霊塚

 奈良時代最後の天皇七代目第59代光仁天皇の后の霊を祀る塚がある、  弱い立場の女性を守護する塚として信仰された、薬師堂町御霊神社祭神  の一柱である。

 

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