奈良 済美地区社会福祉協議会
第417
2007年7月のご案内
盛夏となれば涼しさこいしい季節です。でも、汗を流すのも心地よいものではないでしょうか。思いきって参加して下さい。
日 時 | 7月8日(日) 午前7時50分 JR奈良駅集合 |
コース | JR奈良駅《A8:15発》…JR王子【乗換】…(JR普通)…柏原…(近鉄)…近鉄道明寺【乗換】…富田林…(バス・水越峠行)…建水分神社前…(歩く)…建水分神社・南木神社…(歩く)…奉建塔…(歩く)…楠公産湯井戸…(歩く)…楠公誕生地…(歩く)…下赤坂城址…(歩く)…寄手塚・味方塚…(歩く)…森屋西口…(バス)…富田林…(近鉄)…道明寺…(近鉄)…柏原…(JR)…JR王子【乗換】…JR奈良駅 |
費用 | 運賃 : 合計1,890円 【詳細は以下の通りです】 バス料金 小銭、ご用意下さい。 |
歩行距離 | 3km 短いが一ヶ所少し急な登り坂があります。 |
食事 |
弁当・お茶ご持参下さい。(食堂・売店ありません) 暑い季節です、飲物十分にお持ち下さい。 |
建水分神社 (たけみくまりじんじゃ) |
楠木家の氏神、第10代崇神(すじん)天皇が天下饑疫(きえき)の際、勅し、水神を祭らせられ、正成が後に第96代後醍醐天皇の勅命により水越川の辺りにあった下宮をここに移した。中殿は天御中主(あめのみなかぬし)神、左右の二殿に水分(みくまり)神を祭る。 |
南木神社 (なぎじんじゃ) |
正成が兵庫湊川で自害した時、後醍醐天皇ご悼惜(とうせき)せられ、翌年正成の木像を刻ませ楠木家の氏神である建水分社の神域に祀らせ、第97代後村上天皇が南木明神の神号を贈られた。足利氏を恐れて楠木明神とせず楠の文字の作(つくり)と偏(へん)を別々に分けて神号とした。 |
奉建塔 (ほうけんとう) |
正成の旗印「非理法権天」と菊水の家紋を上にして書かれている忠臣正成を顕彰したのがこの塔で正成の行年に因んで塔の高さを43尺(約13m)とされている。昭和初期、時の陸軍大将林銑十郎(せんじゅうろう)の筆で、この文は後醍醐天皇が笠置行在所(あんざいしょ)においでの時、正成が奉答したもの。 |
楠公誕生地と産湯の井戸 |
●産湯の井戸は田畑の崖下にあり、崖の垂水(たれみず)が湧水となって貯まったもので正 成誕生の時、産湯として使ったとある。 ●誕生地 石碑は明治時代の参議、内務卿(内務大臣)・大蔵卿(大蔵大臣)であった大久保利通の奨めにより、建てられたとある。石碑の周囲に大正時代行啓された時の皇太子と三宮家の記念植樹があり、それぞれの樹の傍らに碑が建っている。 |
下赤坂城址 |
正成が築城した三つの城の内最初に築城された城で一度は奪還したが最初に落城した城である。 |
寄手塚・ 味方塚 (よせてづか・みかたづか) |
赤坂城、千早城でのそれぞれの合戦で戦死した敵と味方の供養塔である。石塔の高さを味方より敵の方を高くしたのも敵を寄手としたのも正成の心の配慮、思いであろう。この五輪の塔は正成が建造したものだと印されている。 近年各所に見られる敵・味方供養碑は正成の心に感じてのことであろうと思われます。奈良西ノ京の唐招提寺東側にある市が建造した慰霊塔公園もこの思想によるものでしょう。 |