奈良 済美地区社会福祉協議会
第418回

2007年8月のご案内
盛夏の候、ふれあいと健康のため歩こう会にご参加下さい。涼しい部屋でのお過ごしも結構ですが汗を流すのも心地よいものです。お待ちしています。

日 時

8月5日(日) 午前8時10分 JR奈良駅東口集合

コース

JR奈良駅《@8:26発快速》=JR王子…(歩く)…舟戸神社…(歩く)…孝霊天皇陵…(歩く)…放光寺…(歩く)…片岡神社…(歩く)…達磨寺…(歩く)…JR王子=JR奈良駅

 ※盛夏です今月は早く終わります。

費用

運賃 : JR奈良〜JR王子 290円(片道)

歩行距離

2.5km御陵へは少し登り坂や石段があります。

食事

弁当・お茶ご持参下さい。(飲食店ありません)

暑い季節です、飲物十分にお持ち下さい。




船戸神社

(ふなとじんじゃ)

聖徳太子建立の46院、17番目の西安寺(せいあんじ)旧跡で、伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の尊(みこと)が、天の浮橋(あめのうきはし)(船)から投げた杖から生まれた神で、物を立てて入れないようにする場所に祀る衝立船戸神(ついたてふなとがみ)、又一説に伊弉冉の死後の世界、黄泉の国(よみのくに)から逃げ帰った伊弉諾尊が穢いものを見たので穢れを清めようと身に着けていたもの、杖・帯・袋・衣・冠・左右の手首の装飾など投げ捨てたものから生まれた12神の内、杖から生まれた衝立船戸神を祀る。

孝霊天皇陵

第7代の天皇、この辺りは万葉集や枕草子に詠まれている片岡のあしたの原、原はたか原、みかの原、葦田(あしだ)の原で、陵の後に大和三山等遠望できる。

放光寺

(ほうこうじ)

第30代敏達(びたつ)天皇の第4皇女、片岡姫の建立、又聖徳太子の建立とも。雷で焼失、松永久秀の兵火で再度焼失、江戸時代黄檗(おうばく)宗の僧・鉄牛(てつぎゅう)の再興。最初に創建された白雉(はくち)『白鳳(はくほう)』時代、当寺繁栄期では四天王寺式伽藍(がらん)で多くの甍(いらか)を並べた大寺院で片岡王寺と言ったことから今日の王寺町名がある。本尊十一面観音像から光が放ったことから放光寺となった。

片岡神社

放光寺の鎮守、聖徳太子の建立、また百済(くだら)王から帰化(きか)した大原博士(はくし)の建立とも。雨の神を祀る。八幡(やはたの)神・住吉大神(すみよしおおかみ)・豊受大神(とようけのおおかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・清滝大神の五霊、元は片岡坐(かたおかにます)神社、平安時代中期、疾病や天変地異が続いたため、中臣(なかとみ)氏が救済を祈願して奉幣(ほうへい)したと伝わる。

達磨寺

(だるまでら)

日本最初の達磨像で日本三達磨の一つ、なかでも日本一の達磨で重文級です。又重文の聖徳太子白眉(はくび)像が安置されている。

第33代推古天皇の発願により創建された寺で現建物は豊臣秀頼が片桐勝元に命じて再建、本尊千手観音は寄木造りで岩上に座し切れ長の目は美しい、襖絵は富田渓仙作である。

〇本堂脇の庭に聖徳太子と達磨大師の問答石がある。

〇達磨大師が杖を刺したところ一夜のうちに芽が出、毎月筍が生ずるという逆さ生えの一夜竹が庭内にある。

〇薬師石 目を閉じて両手で石を抱けば病気が全癒するという。

〇雪丸像 聖徳太子の愛犬、人の言葉を理解すると云う。

〇塚は本堂裏側に三つ1号〜3号ある。

〇石幢(せきとう)=ハタ 中興の銘文が刻まれている碑石(ひせき)、永享7年室町中頃570年程前京都南禅寺の僧が寺の沿革を記し たものをその十年後当寺住僧が彫刻したもの

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