奈良 済美地区社会福祉協議会
第420回

2007年10月のご案内
秋も深まりました今月は、奈良の春日大社とご縁深き社、洛中は西院春日の社、春日祭に参詣、神輿巡幸を拝し、
また百々御所宝鏡寺門跡秋の人形展、百年祈念展を拝観いたします。ご参加下さい。

日 時

10月14日(日) 午前7時50分 近鉄奈良駅地下集合

コース

近鉄奈良駅《C8:18発 急行》=京都=(B1バス西賀茂車庫行き9又は快速9)=堀川寺の内…(歩く)…宝鏡寺…(歩く)…堀川今出川…(バス203)…西大路四条…(歩く)…春日神社(渡御見物)西院野々宮神社(春日社御旅所)…(歩く)…四条中学又は四条中学前又は西大路四条…(バス205又は快205《南行西大路通》又は28《東行四条通》)…近鉄京都駅…(電車)…近鉄奈良駅

費用

交通費 : 近鉄電車 奈良〜京都 片道610円(往復1,220円)
        バス 京都駅〜堀川寺の内 220円  堀川今出川〜西大路四条 220円  四条中学校前又は西大路四条〜京都駅 220円
       計 1,880円

宝鏡寺拝観料 : 1,000円 (団体900円)

合計 : 2,780円 (バス代小銭ご用意下さい)

歩行距離

3km

食事

食堂あります。雨天の時は弁当の場所ありません。




宝鏡寺
(ほうきょうじ)

百々(ドド)御所と呼ばれる門跡尼院、南北朝時代約640年前創建、本尊聖観音菩薩は伊勢二見ヶ浦で魚網により上げられ手に持った宝鏡が光り輝いたことから宝鏡寺と号される。光格天皇遺愛の人形を始め古式豊かな遊戯具等多数有し、これに因んで「人形寺」と呼ばれ毎年春秋二回人形展が行われ、本年は人形展百年に当るため更に多くの人形が展示される。光格天皇作の阿弥陀立像、足利義政代8代将軍夫人日野富子坐像が勅作堂に安置されている。

百々橋址
(どどはしあと)

宝鏡寺門前東に応仁の乱で激戦地となった昔、小川に架かる小橋址がある。また付近に表・裏千家茶道家元を始め武者小路千家官休庵がある。

春日神社

平安時代初期1,170年余前53代天皇、淳和院にお移りの時奈良春日より分霊をお迎えし、淳和院の守護神とされたのが始め。祭神は4座、本殿奈良春日社を模した一間社春日造りの四殿、若宮社天押雲根命(あめのおしくもね)を祀る。

還来神社
(もどろぎじんじゃ)
【春日神社末社】

淳和天皇の皇后を祀る。淳和院出火の時院内の松院に難を避けられ、その後無事還られたので後世、還来の神として祀られ、旅行・安全・道路交通の神、又戦時中出征兵士の無事帰還を祈った。

撫石
(なでいし)
【神社内】

この石を撫でて旅行の安全を祈る。

淳和院礎石
(じゅんないんそせき)
【神社内】

手洗舎の右に在る。

春日祭

毎年10月第2土・日曜日午後神輿列巡行1,000人、京都屈指の秋の大祭が行われます。奈良春日大社から禰宜(ねぎ)・権禰宜(ごんねぎ)が参行される。
西院野々宮神社 垂仁天皇皇女倭姫、桓武天皇皇女布勢内親王を祀る。二柱は共に伊勢神宮の斉王としてお仕えされるに当り、ここ紙屋川のほとり、清浄な地に野宮を建て精進潔斎された旧蹟ということで、その後創祀された社、中心に天照大神を祀る。
春日神社祭展には御旅所となり、神輿行列がある。
高山寺
(こうさんじ)
創建不詳、洛陽六地蔵巡りの一で室町足利第8代将軍夫人富子は本像に祈り、9代将軍義尚(よしひさ)を生んだ、この辺り西院の地は賽の河原として庶民の信仰を集めた。本堂前の地蔵石像は一丈は優にある巨仏である。

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