奈良 済美地区社会福祉協議会
第443回
2009年9月のご案内
白露も過ぎましたが未だ暑さ去り難く、つい避暑に現する此の頃です。今月は難波の地、夕陽丘界隈、群なす社寺の町並みを探訪します。ご参加下さい。 |
日 時 | 9月13日(日)JR奈良駅東改札前・午前8時50分集合 |
コース | 奈良A8:26発=JR=天王寺…(歩く)…統国寺…堀越社…一心寺…安居(井)神社…清水寺…愛染堂…大江神社…清地蔵…家隆墓…吉祥寺…(齢延寺)…生国魂神社…浄国寺…高津宮…上本町六丁目(駅)=(近鉄)=奈良 |
費用 | JR 奈良〜(450円)〜天王寺 近鉄 上本町〜(540円)〜奈良 合計990円 |
歩行距離 | 3km余 |
昼食 | 弁当飲物ご持参下さい。食堂少しあります。 |
阿倍野 |
孝徳天皇が難波に都を移された時、左大臣・安部倉梯麿(くらはしまろ)が別邸を建てたことによる。四天王寺の鎮守社に同寺周辺に7つの社がある。いずれも聖徳太子創建である。 |
統国寺 |
聖徳太子創建。百済の僧の開山。現在は朝鮮仏教会の傘下である。 |
堀越神社 |
聖徳太子が四天王寺建立の時鎮守社として祀られた7つの社の一つで 明治中頃まで美しい堀があったので社名となる。崇徳天皇・皇后・皇子・女皇子を祀る。大阪冬・夏の陣の古戦場である。 |
一心寺 | 法然上人(浄土宗開祖)800年余前開山、四天王寺の新別院、冬・夏の陣で両軍の遺体を集め一体のお骨仏を造って祀った寺として知られ現在も納骨希望者が絶えない。10年間の納骨で一体仏が造られ現在7体の仏が納骨堂に祀られ誰人にも参拝を許している。 |
安居(井)神社 | 少彦名尊・菅原道真を祀る、四天王寺鎮守社。道真が筑紫に流される時立ち寄りした縁で薨後(こうご)40年 1,050年前合祀、道真安んだ所ということから社名となった。又井戸のあることからとも云う。大阪夏の陣で眞田幸村戦死の地 |
清水寺 | 大阪で唯一の瀧、清水寺の滝(玉出の滝)四天王寺金堂の青瀧の池水がここに湧出落下する(行場となっている) |
愛染堂 (勝鬘院・しょうまんいん) |
本尊愛染明王。大阪夏祭の先駆、四天王寺別院、施薬院とも云う。聖徳太子建立、境内に薬草を植え病人に与えられる。 |
大江神社 | 豊受大神を祀る。明治40年、近くの社、素盞鳴尊(すさのおのみこと)・欽明天皇・大巳貴尊(おおなむちのみこと)・少彦名尊を併祀、四天王寺の鎮守社で聖徳太子の建立。 |
清(さや)地蔵 | 紀州藩士・陸奥(むつ)宗光の娘。20才で没、清の等身大の地蔵で、清の冥福を祈って建てた。 |
藤原家隆墓 | 藤原時代の歌人、79才でここに隠棲、没後、屋敷跡に造られた。 |
吉祥寺 | 播州浅野家の菩提寺、47士の墓と石像がある。 |
生国魂(いくたま)神社 | 神武天皇、難波津(なにはづ)に着かれた時、生島(いくしま)神・足島(たるしま)神を併祀されたのが起り。孝徳天皇の頃、社が創建された、元、法円坂に在り大阪城築城の際ここに移された。 |
浄国寺 | 江戸時代27才で没した名妓・夕霧太夫の墓がある。 |
高津宮 | 元、法円坂に建てられた。仁徳天皇 難波長柄豊崎宮のあった跡に清和天皇の勅命により創建された社で、大阪城築城の時ここに移築された。 |