奈良 済美地区社会福祉協議会
第453回

2010年7月のご案内

七夕祭りや地蔵盆と気忙しい季節です。涼しさに涼をとるのも格別ですが、汗をかくのも一興です。ご参加下さい、お待ちしています。

日 時

7月11日(日) 近鉄奈良駅地下東改札口前 午前7時50分集合

コース

奈良C8:19発=(近鉄:西大寺)=竹田(乗換)=(地下鉄)=烏丸四条=(阪急)=桂…(歩く)…桂地蔵…本願寺西山別院…樫原三ノ宮神社…樫原廃寺址…福成寺…樫原本陣址…天皇の杜古墳…広野地蔵堂…御陵前(バス停)=(バス)=京都駅=(近鉄)=奈良

歩行距離

4km弱 少し長距離ですが坂・石段等殆どありません。

費用

奈良〜(近鉄・京都地下鉄 860円)〜烏丸四条〜(阪急 180円)〜桂御陵前〜(バス 270円)〜京都駅〜(近鉄 610円)〜奈良
合計1920円

 

弁当・飲物ご持参下さい。暑い季節です。桂駅付近にスーパーはありますが飲食店は少ないです。



桂地蔵(地蔵寺)

昔、小野篁(おののたかむら)が冥土で地蔵尊に会い、この世に戻って6体の地蔵尊を彫った。後に平清盛がその6体の地蔵尊像を都の平安を祈って洛内の諸街道の出(入)口6ヶ所にそれぞれ安置した。この像は中でも一番大きいという。

本願寺西山別院

第50代桓武天皇勅願により伝教大師の創建、その後荒廃していたのを本願寺の三世が真宗の道場として再興、現本堂は400年前西本願寺の阿弥陀堂をここに移築された。襖絵は寺宝として収蔵されている。現在の襖は模倣であるが見事、一見の価値がある。
樫原(かたぎはら)
三ノ宮神社
素盞鳴(すさのお)大神・酒解(さかどけ)大神・大山咋(おおやまぐい)神の三神を祀る。源頼光が大江山の鬼退治に際し、酒呑童子(しゅてんどうじ)の酒に因んで武勇の神、酒の神、それぞれ祀ったのが起り。徳川五代将軍綱吉はこの神徳に葵の家紋を許し、社殿を寄進、天皇家からも菊華の御紋入り提灯が寄進された。本殿は伊勢神宮の内宮の古社が払い下げられたものである。
樫原廃寺址
奈良朝の前期の寺を偲ばせる。四天王寺伽藍を推定される配置となっている。三層八角円塔基壇で南に門、北に金堂・講堂が一直線に並ぶ礎石が発掘されたとあり、現在史跡公園として保存されている。
福成寺
洛西観音霊場31番の札所、長岡京遷都のとき鬼門除けとして創建、末寺13ケ寺を有する大寺であったが兵火により衰微、680年前復興その後も兵火により荒廃、現建物は190年前の再建である。
樫原本陣址
山陰街道の宿場町、参勤交代の諸大名が宿舎としたかつての本陣宿。
天皇の杜(もり)古墳
全長86m二段築成の前方後円墳、周溝は現在草原となっている。五世紀の古墳時代のものとしては、この辺りの貴重な古墳である。平安時代の初め第55代文徳天皇陵又桓武天皇夫人、藤原吉子の墓とも云い伝えがある。
広野地蔵堂
高さ2.15mの寄木造りの坐像で腹部に裳の一部が見えることから妊婦の腹帯に見え、腹帯地蔵という。口碑によると55代文徳天皇の女御、染殿皇后が安産祈願された地蔵尊ということから染殿地蔵とも云われる。

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