奈良 済美地区社会福祉協議会
第456回

10月せいび歩こう会

秋も深まりました。冬土用も間近、逝く秋を愛で古代の道、北山の辺の道、東海自然歩道を歩きます。ご参加下さい。

日 時

10月17日午前9時 JR奈良駅前バス2番乗場集合

コース

JR奈良駅前E9:11発(下水間行)=(バス)=近鉄奈良駅前C9:14発=高畑町9:23発(教育大前)=白毫寺…(歩く)…覚禅房胤栄墓…白毫寺…(聖武帝高円離宮跡)…八坂神社…陸軍墓地…(古市・横井廃寺跡・自衛隊射撃場=旧陸軍射撃場跡)…白山比盗_社…嶋田神社…崇道天皇陵…帯解寺…JR帯解駅=(JR)=京終=奈良

歩行距離

4km

費用

費用 交通費380円 (老春手帳ご持参下さい)
バス JR奈良駅〜白毫寺町(いづれからも同額)200円
JR 帯解〜奈良 180円(京終下車140円)
拝観料700円  白毫寺400円 帯解寺300円(団体)
注)老春手帳ご持参下さい バス料金100円に 白毫寺拝観料無料

 

弁当・飲物ご持参ください。敷物あれば重宝です。



胤栄墓 興福寺の塔頭・宝蔵院の僧覚禅房胤栄は猿沢池の水面に映る月影を突いて槍の流儀を編み出した。鎌と槍を用いた流儀から鎌宝蔵院流という。その創始者(祖)で荒木又右ヱ門、柳生十兵衛、宮本武蔵が訪れている。
白毫寺 天智天皇の皇子志貴親王の山荘を寺とした。また石淵寺の千坊の一院とも、数度の火災により衰退したが西大寺の叡尊又江戸期には興福寺の空慶により再興、一切経を納めた経蔵があることから一切経寺とも云う。1月と7月に閻魔詣でがあることから閻魔寺又五色椿が有名で椿寺という。
八坂神社(鹿野園) 祭神八柱御子(やつはしらみこ)神=八王子大明神。岩淵寺の一院梵福寺の鎮守社との説があるが古い文書に天正(戦国時代)以前の神社との記がある。浅間社、春日社、大国社、恵比須社の併社がある。
陸軍墓地
高畑の現教育大学の地に明治41年創建された陸軍歩兵第53連隊、大正14年には第53部隊その後京都から移駐した38連隊の寛城子事件、満州事変、支那事変の戦死者慰霊塔及びその墓地がある。
白山比刀iひめ)神社 石川県白山大権現が総本社、祭神・菊理比当ス(歯痛の神)
嶋田神社 祭神・神八井耳(かむやいみみ)命(神武天皇の皇子)・崇道(すどう)天皇を祀る。現崇道天皇陵の一に在った社が御陵築造のためこの地に移された。
崇道天皇陵 光仁天皇の第3皇子、名は早良(さわら)親王、桓武天皇の皇太子であったが後に皇太子を廃せられ淡路に流される途中没した。御霊社の祭神、天皇の名は諡号(しごう=死後の贈り名)
八嶋の大石 光仁天皇皇子・早良親王が淡路に流される途中投げた九つの石が落ちた所、陵前の池中に八つの大石がある。
子安山帯解寺 地蔵院ともいう、弘法大師の師、勤操大徳(ごんぞうだいとく)の創建(平安期)文徳天皇の皇子惟仁(これひと)親王(清和天皇)はここ地蔵尊に祈願されて誕生、徳川4代将軍家綱又近年では美智子妃も三度(浩宮、礼宮、紀宮)安産のご守護を受けられてご出産された。東宮御所より数々の礼状が下賜された。本尊は地蔵菩薩半跏像の寄木造、腹帯地蔵と云う(国の重文)十一面・千手観音、阿弥陀・薬師如来、虚空蔵菩薩、大黒天・愛染・文殊・不動明王と徳川三代将軍家光の側室懐妊の礼として賜った誕生釈迦像がある。

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