奈良 済美地区社会福祉協議会
第457回

11月せいび歩こう会

晩秋の京、右京は嵯峨の化野から小倉山麓周辺を散策します。紅葉を満喫、雅織りなす大堰川船遊絵巻を観賞します。ご参加下さい。

日 時

11月14日(日)近鉄奈良駅地下東改札前 午前7時50分集合

コース

奈良C8:19発=(近鉄)=京都?9:38発・?9:17発=(JR山陰線)=嵯峨嵐山…(歩く)…京福電鉄嵐山駅前=(バス)=鳥居本…化野念仏寺…後亀山天皇陵…祇王寺・滝口寺(新田義貞首塚)…二尊院…西行井戸・今百人一首碑…嵯峨天皇二女有智子内親王墓…落柿舎…薬師寺…清凉寺…嵐山渡月橋(船遊絵巻観賞)…嵯峨駅=JR=京都・奈良

歩行距離

3km

費用

運賃 合計1,880円
往路:奈良〜(近鉄・610円)〜京都 〜(JR・230円)〜嵯峨《京福電鉄嵐山駅前》〜(バス・200円)〜鳥居本
復路:嵯峨〜(JR・230円)〜京都〜(近鉄・610円)〜奈良


拝観料(団体料金) 合計1,760円
念仏寺400円・祇王寺250円・滝口寺250円・二尊院300円・落柿舎(団体料金取扱なし)200円・清凉寺360円

 

弁当・飲物ご持参下さい。食堂あり。但雨天時弁当場所なし。



鳥居本 愛宕権現を祀る愛宕神社の一の鳥居、海抜約1,000mの山上に在る。
化野念仏寺 弘法大師創建、東の鳥辺、北の蓮台野と共に墓守寺である。賽の河原中央十三重塔を中心に約8,000の石塔群がある。
後亀山天皇陵 第99代南北朝時代南朝最後の天皇
祇王寺(往生院) 祇王は妹祇女と共に白拍子として宮中に仕え平清盛の女になったが清盛の気は移り人生の無常を感じ尼となり、その後妹も同様ここに入寺した寺。
滝口寺 祇王寺の一院。御所の滝口を守護した武将で、建礼門院(高倉帝皇后)に仕えた雑仕横笛を見初めたが思いがかなわず出家滝口入道と号し往生院に入寺、横笛は自責の念にかられ大堰川千鳥ヶ淵に身を投じた。また奈良法華寺に出家説。
(新田義貞の首塚がある)愛人宮中の女官が義貞の供養のため入寺した勾当内侍(こうとうのないし)の建造
二尊院 釈迦と阿弥陀の二尊を本尊とする。元52代嵯峨天皇が慈覚大師に勅し創建。鎌倉時代再興、豊臣、徳川によって寺禄が寄進され西嵯峨の名山となった。総門は伏見城より移された。本堂前庭は「竜神遊行の庭」が一見を要す。境内墓地に後奈良・土御門・嵯峨天皇・宮家・公家等華族の墓が多く映画俳優「阪妻」の墓もある。
落柿舎 松尾芭蕉の弟子向井去来閑居の跡、二畳と四畳半と炊事場と物置、平家茅葺で入口に掛けた蓑と傘は在宅時に掛ける。庭内柿の木は40本とあるが、或る年商人に柿を売る約束をしたが一夜のうちに風で実が全部落ちたと云うことからその名がついた。背後に去来の墓、隣接に嵯峨天皇二女有智子内親王墓が在る。
薬師寺 52代嵯峨天皇勅願所。清凉寺の境内塔頭で、本尊薬師如来は天皇が悪疫流行したとき、病魔退散を祈念して弘法大師に作らせた像。昼は宮中に夜は閻魔大王に仕え、あの世とこの世を往来した小野篁(たかむら)の像があり、本寺の近くにあった福生寺は「生六道」云い篁のこの世への帰り道、往く道は東山の六道珍皇寺にある井戸、福生寺には帰路の井戸があったと伝わる。
清凉寺(嵯峨釈迦堂) この地は嵯峨天皇皇子・左大臣源融(とおる)の山荘で死後遺志によって寺となり、融の血縁の重明親王は亡妻のため堂を建て金色の釈迦像を安置した。仁王門に金剛力士、上層に十六羅漢、多宝塔横に融の供養塔、嵯峨天皇と檀林皇后塔は続いて石柵内に本堂右奥墓地に島原(後大阪の色町)の遊女夕霧の墓がある。
嵐山紅葉祭 毎年11月第2日曜日、渡月橋付近で午前と午後の2回「もみじの美しさを讃えて辺り一帯の史跡や文化を船上で紹介する船遊絵巻が繰り広げられる。今年は11月14日この日となります。

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