奈良 済美地区社会福祉協議会
第459回

1月せいび歩こう会

新年を迎へ目出度く年の始めの寿ぎ、幸多き日々をお過しの事何よりでございます。今年もせいび歩こう会一月は恒例により氏神様への参拝、宵恵比須に詣で夫婦大国社で福徳恵方を受け春日大社のお神酒を拝受し感謝、共生館での御神話拝聴、甘酒を頂きます。皆様のご参加お待ち申し上げます。

日 時

1月9日(日)御霊神社(薬師堂町) 午前8時50分集合

コース

御霊神社9:00出発…(歩く)…閼伽井庵…赤穂神社…写真館…鏡神社…比売神社…不空院…隔夜寺…春日奥之院…恵比須神社…夫婦大国…若宮社…春日大社…感謝共生館(解散)

午前中解散(予定)

歩行距離

 

費用

今月は諸経費不要です

 

 



閼伽井庵 易神、鎮宅霊符神を祀る。楠木正成の献上という。俗に赤ん坊と呼ばれ、戦前は易を占ってと多くの参拝者があり非常に賑った。聖武天皇が眼病を患われ、ここの井戸(閼伽井)で洗眼されたそうな、その時井戸の底に光る玉があり取り出されて七重の箱に納められ南円堂に納められたとの伝説がある。神霊水の湧く井戸・閼伽井と称す。
赤穂神社 飛鳥時代第40代天武天皇の皇后十市皇子(といちのみこ)の墓と伝わる。近年天満宮と弁財天を合祀された。 
向って右赤穂社・左天満宮社
鏡神社 藤原氏の氏神として天照大神を祀る。現在は藤原不比等(ふひと)の孫四家の一つ式家の長子・藤原広嗣(ひろつぐ)とこの地の地主神を合祀されている。広嗣は怨霊の神として京都上・下御霊社又奈良の御霊神社の祭神、僧玄ム(げんぼう)を呪い殺し空中で身体を切り裂かれ首は破石の頭塔(現)のある所へそれで頭の塔、頭塔と云う。又肘は肘塚町へ身体は空中でばらばらにされたと云う非伝がある。この社は飛鳥時代、藤原京に在ったが平城京への遷都と共にこの地に移されて後広嗣と地主神が合祀。
比売(ひめ)神社

祭神十市皇女とある。古文書の記録によると同皇女を祭祀した所とあり、荒れ地となっていたのをこの地に住む信仰心篤い寺田キヨ子と云う女性が再々霊示を受け整備祭祀されたという。ここは国の管理地、現在奈良法務局の管理管轄下にある。

(神像石)第39代弘文天皇の曾孫(ひまご)淡海(たんかい)公・奈良時代の学者が先祖敬心篤く孝養を讃えて三代の御姿石をここに勧請され永く斎(いつき)奉らんと祀られた石像、その後本人の像が合祀された。前から弘文天皇と妃(曾祖父母)葛野王と妃(祖父母)池田王と妃(父母)淡海公と妃。

不空院 鑑真和上の創立、南円堂の本尊観音像試みの像と伝えられる、本堂前左横に狸の狛犬に守られた縁切りさんと縁結びの神が祀られている。この寺は「かけ込み寺」として有名、堂右裏に井上内親王縁切りの塚がある。
膈夜(かくや)寺

平安時代京都六波羅蜜寺を建立した天台宗の僧、空也上人が昔長谷寺とこの寺を膈夜宿にしたことからこの寺名となった。現在は東大寺の末寺であるが昭和10年元興寺住職が再建当時は興福寺末寺であった。

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