奈良 済美地区社会福祉協議会
第468回

10月せいび歩こう会

秋は深まりつつあります。今月は芸術と文化の街、宝塚、武庫川の清流の辺り、宝塚ジェンヌの遊歩道「花の道」を散策、漫画作家手塚治虫記念館を覗き阪急宝塚沿線の古刹を訪ねます。ご参加を。

日 時

10月16日(日) 近鉄奈良駅地下東改札口前 午前8時集合

コース

奈良@8;16発三宮行き・急行=(近鉄)=西大寺8:22発=鶴橋=(JR)=京橋9:21発=(JR)=宝塚…(歩く・花の道)…手塚治虫記念館…阪急宝塚駅前バス停12:35発=(バス)=清荒神…阪急清荒神駅=(阪急)=阪急中山駅…中山寺…阪急中山駅=(阪急)=梅田=(JR)=鶴橋=(近鉄)=奈良

歩行距離

4km弱(大部分下り坂) 清荒神〜阪急清荒神駅迄の下り坂は旧巡礼街道の商店街、この日は特にイベントがある為賑います。

費用

交通費計2,330円
   奈良〜(近鉄)〜鶴橋〜(JR)〜京橋〜(JR)~尼崎=770円(特急券売り場で購入)
尼崎〜(JR)〜宝塚=280円(清算してください)
宝塚〜(バス)〜清荒神=210円
清荒神駅〜(阪急・150円)〜中山駅〜(阪急・270円)〜梅田〜(JR鶴橋経由・650円近鉄連絡切符奈良まで買って下さい)〜奈良

◎手塚治虫記念館入館料(団体料金)560円


合計2,890円

昼食

宝塚駅構内食堂街で(弁当の場所ありません)



宝塚 昔この地に古墳があって参拝する村人も多く、その人達にやがて幸が訪れたので古墳を宝の塚と呼んだのが始め、明治半ば温泉が開発され、鉄道が開通、大正の初め歌劇団が誕生、街道を流れる武庫川の清流は緑に映え、大都市近くに在りながら都会の喧騒は無く、向い川岸は会社の寮や社長の別邸、甍を競い、美術と歌劇の町として又異国情緒漂う町並、宝塚は実に魅力的な都市である。
(花の道)歌劇のスター、男装の麗人と娘役が肩を並べ闊歩する道、一方ファンらしき若い女性が其処此処に三々五々屯している。手に各々が紙袋を持ち、それは自分の思うスターへ近付くための贈り物であろう・・・
道路の中央が一段高くなり、まるで劇場の花道を思わせる、その道の両側に桜の並木その樹下には種々雑多な低木が植えられている。昔は山吹一色であったが・・・
市立 手塚治虫記念館 自然がいっぱいあふれたこの町宝塚は、アニメ作家手塚治虫に、万物の総てが平等で命は尊いものであるという思想を培い、彼に教えた町、彼は作品の中でその教えを論じている。一時の間彼のアニメの世界を彷徨ってみましょう。

清荒神清澄寺

かまどの神、火の神荒神さん、それだけに霊験あらたかと人は云う、崇拝され信仰され、火を鋏む火箸が奉納されている。平安時代の創建、大日如来摩訶毘盧舎那仏、奈良東大寺大仏と同仏、荒神はその鎮守神として祀られ、一時源平合戦により荒神社のみ焼失を免れ、江戸時代末、現在の山容に再興した。
(参道)薬1km、200軒の店が軒を並べ江戸の面影を残す。

中山寺

西国三十三ヶ所観音霊場第24番札所、第31代用明天皇皇子厩戸(うまやど)の皇子、後の聖徳太子が大仲媛とその皇子忍熊(おしくま)王の霊を祀って建立、1400年前の創建、度々の兵火で焼失、現在の建物は豊臣秀頼の建立という。本尊十一面観音は約1,000年前の像、明治天皇の勅願所。
祭神は第14代仲哀天皇の愛妾とその子忍熊王。忍熊王は天皇の本妻、神功皇后に反旗し、その神功皇后の家臣武内宿禰(たけうちのすくね)に追い詰められ宇治の瀬田川に投身。その400年後母大仲媛と共に祀られた。
本尊十一面観音は印度の波斯匿(はしのく)王の女(むすめ)・阿踰闍(あゆじや)王の妃、勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の美しい姿を写したもの。

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