奈良 済美地区社会福祉協議会
第470回

12月せいび歩こう会

年の瀬なにかとご多忙のことと存じます。この1年無事息災に、また新しい年を迎えるにあたり目出度く寿ぎ出来る喜びを賜りますことを願い地域の氏神、御霊神社に拝し観音に詣でご祈念申し上げたいと、皆様をお誘い致しました。ご参加下さい。

日 時

12月25日(日) 薬師堂町 御霊神社へ 午前8時50分集合

コース

御霊神社…南円堂…一条院墓地…五百立神社…鉄道供養塔…鏡池中島の社…二月堂(解散 午前中で終ります)

歩行距離

2km強

費用

今月は不要です

 

※解散後三月堂前の絵馬茶屋で名物大和粥を賞味して頂きます。



一条院墓地

興福寺門跡墓地

墓地の奥正面に二基の墓石と向って左側に二基又、手前左右に三基併せて七基の墓石がある。正面二基は桃山時代第107代後陽成天皇の皇子尊覺親王と第108代後水尾天皇、皇子眞敬法親皇、後の五基の名は表示されていないので恐らく皇族でなく公家の出の門跡と考えられる。

五百立(いおたて)神社

=五百余所(いおよそ)神社

杉ヶ谷五百立山に祀る。鎌倉の末期約700年前の創建、大仏殿創建に従事した工匠五百余人が工事完成と同じうして姿を消した。天空へ飛び立ったという、その後、ここに小社を建て五百余所神社の名称は五百羅漢と云う意味から、つまり工匠は人間ではなく羅漢さんであったことになる。

東大寺鏡池の弁財天

大仏殿前放生池の中央浮島(手鏡)に在する市杵島媛(弁財天)を祀る

鉄道供養塔(十三層塔婆)

鉄道職員殉職者の追善供養塔、石板の説明文によると昭和5年10月建立とある、80年前となる。
塔の高さ34尺10,347貫とあり細々と部分説明がある。
軸石内に本尊釈迦如来、脇侍、勢至菩薩と観音菩薩と書かれているが些か(いささか)違っているようだ。この塔は般若寺の十三重の塔を模したものである。
二月堂 毎年三月修二会(お水取り)が行われる。実忠和尚の創始、実忠によって奈良時代1,260年前の創建である。現在の建物は340年前の再建である。本尊十一面観音は秘仏で現在迄誰も見た者がないので大きさすら解らない。余り小さいので像の前後も分からないと云う。その為お堂の拝観は四方から拝すような構造になっている。

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