奈良 済美地区社会福祉協議会
第503回

9月せいび歩こう会

長月とは云いますが白露・重陽・敬老・彼岸・秋分の日と心忙しいこの月、初秋の候です。今月は歩く距離は少し長くなりましたが挑戦して下さい・・・・・御参加をお待ちしています。


日 時

9月7日(日) JR 奈良駅西側バス一番乗場に 8時集合

コース

JR 奈良駅@石打行 8 : 12 発=近鉄奈良駅前北側乗場C石打行 8 : 19 発=忍辱仙…(歩く)…円成寺…大柳生 口(元村庁舎前) …夜支布山口神社(立磐神社)…ふじょうの森…大柳生 口=大慈仙 …(これより柳生街道を歩く)…五尺地蔵・峠の茶屋・地獄谷石窟仏・首切り地蔵・朝日観音・三体地蔵・夕日観音・寝仏…破石(バス停)解散

歩行距離

10km(2里半)

  履きなれた滑らない靴で参加してください。(スニーカー等)
費用

合計1,310円 (550円)

交通費 960円 (200円)奈良〜650円(100円)〜忍辱仙・大柳生 口〜310円(100円)〜大慈仙   ※カッコ内金額は老春手帳ご持参の方

拝観料 350円(30人以上団体料金)

食事

弁当・飲物ご持参下さい(売店・自動販売機ありません)

 ごみは必ず持ち帰ってください。


この街道は

柳生街道・剣客の道・剣豪の道・仏教修験道・東海自然歩道と呼ばれる。その為道中に交通安全、また、修業の道として多くの仏像が散在する。

夜支布山口神社

この辺りは東山中で最も早く人が住んだ所、この神社は前方後円墳の上にあり、付近にも十数基の古墳があります。この大柳生は噴火口の上にあり、したがって周囲の山はその口になります。祭神は素戔嗚尊。来年の祭りの当番の家が分霊した神を一年間自宅に祀り翌年8月の祭りの夜、自宅の庭を住民に開放、盛大な太鼓踊りが庭で演じられ住民たちはその庭で見物、これは昔は雨乞いの満願の夜行われたようで、秀吉の時代に始まったと伝えられる。背に御幣負い胸に羯鼓付けた青年が打ち鳴らす太鼓の音にあわせて数種類の踊を勇ましく演じます。また祭りの当日は青年相撲や盆踊りで一夜を過ごし、翌日は田楽もあるそうです。

境内に立磐神社

夜支布山口神社の境内に、巨大な岩があり、この社のご神体である。

日の丸村長

太平洋戦争に敗戦の時アメリカ軍が日本の本土に進駐、その占領下にあり、日本はマッカーサーの政策、その支配下にある時、大窪村長は村役場の村長室に堂々と日の丸の旗を掲げ村政を行い、「日の丸村長」の名は全国津々浦々に知れ渡り、異口同音国民は褒め称え歓喜しました。

フジョウの森

流れる川は白砂川、如意輪観音と地蔵菩薩の石仏数基があり入口に勧請縄、清めの縄が掛けられている。言い伝えには、源義朝の愛妾常盤御前がここで牛若丸を生んだ所、川の淵を産湯の淵と呼ばれている。それで不浄の森という。

町名の由来

誓多林・大慈仙・忍辱仙この変わった街の名の由来は印度の釈迦説法の地に因んでいて仏教修行の場として名付けられたという、いわば聖地を表している。

忍辱仙円成寺

この寺は奈良時代、中国から聖武天皇の招きで来朝した鑑真和上の弟子虚龍によるとありますが奈良時代のものではない。平安時代900年前加賀の白山で修業した命禅がこの地に来て精舎(寺)を建てたというのが正しい。その後火災により焼失、現在の建物は550年前のもので本尊阿弥陀如来像、四天王・十一面観音・聖徳太子・運慶作の大日如来が安置されています。境内に国宝の春日堂、重文の宇賀神堂など。

ここをクリックしてください 大柳生までのコースPDF

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