奈良 済美地区社会福祉協議会
第505回
11月せいび歩こう会
霜月の候、秋も深まりました。紅葉の里箕面今、酣(たけなわ)。また古刹西国の札所、来る年の勝運を願って勝尾寺を訪ねます。皆様のご参加をお待ちします。 |
日 時 | 11月16日 近鉄奈良駅地下東改札前 午前7時50分 集合 |
コース | 奈良B 8 : 05 発=(近鉄)=難波=(地下鉄・御堂筋線)=千里中央=C 29 系統 9 : 55 発(バス)=勝尾寺…(歩く)…箕面の滝… 瀧安 寺…阪急箕面駅=(阪急・箕面線)=石橋 = (阪急・宝塚線)=梅田・大阪駅=( JR 環状線)=鶴橋=(近鉄)=奈良 |
歩行距離 | 6.7 km 緩やかな下り坂です。 |
費用 | 経費 合計2,690円 交通費2,390円 奈良〜(近鉄・ 560 円)〜難波〜(地下鉄・ 400 円)〜千里中央〜(バス・ 490 円)〜勝尾寺 箕面〜(阪急・ 270 円)〜梅田・大阪駅〜(鶴橋経由 JR ・近鉄 670 円)〜奈良 入山料(拝観料)勝尾寺 300 円(団体料金) |
食事 |
飲物・弁当ご持参下さい。 |
勝尾寺(勝運の寺) |
奈良時代の始め、神亀4年開山。善仲・善算二人の上人が山の中に草案を建て、第 49 代光仁天皇の母違いの兄・開成(かいじょう)皇子が二人の僧を師とし、仏界を求め弥勒寺を建てた。その時、妙観という観音様の化身した比丘と 18 人の仏師が白檀の香木を一か月の日を経て十一面観音を彫り本寺の本尊とした。平安時代第 56 代清和天皇の玉体のご健勝を祈ってご効験を頂いたことにより、勝 王寺と号された。後に勝尾寺となった。本堂は豊臣秀頼が、薬師堂は源頼朝の再建。源氏や足利氏等、勝運を祈って信仰したことから、勝ち「ダルマ」の寺と云われ、その後「ダルマ」を求め供えた。今では寺域に多くのダルマが供えられています。「運に勝つ」 開山堂には、 開成皇子が、鎮守堂には、蔵王権現(山岳信仰の神)と、諏訪明神(大国主の御子・建御名方命)と、八幡大菩薩(第 14 代父仲哀天皇と母神功皇后の御子)が祀られている。 |
箕面の滝 |
箕面山中、箕面川の渓谷を流れ落ちる通称「箕面の滝」。高さ 33 mの瀑布。 江戸時代の儒学者又、史家でもあり、詩人でもある広島安芸の人、頼山陽(らいさんよう)、名は襄(のぼる)は友人と母を伴い一日此処に遊んだ。老母を喜ばせ孝を尽くしたことから養老の滝と呼ばれる。 箕面山は野猿が多く生息、観光客を悩ませたので、山の奥へ追いやられたニュースが一時報じられ、話題になった。箕面は関西で代表的な紅葉の名所、紅葉の「テンプラ」が有名。 |
瀧安寺(りゅうあんじ) |
天台宗の総本山、比叡山延暦寺派。役子角(えんのおづぬ)が滝の元にお堂を建て、弁財天像を彫刻して安置し、箕面寺と名付けた。 36 坊の諸堂が滝道に並び、行基や空海等多くの高僧が訪れ、また、天皇の祈祷所でもあった。第 96 代後醍醐天皇が隠岐の島に流された時、皇子・護良親王が当寺に祈願され帰還された。その時寺名が下賜されたと由来される。 山門は、第 119 代光格天皇が、御所の門を移築されました。諸堂は秀吉の母の寄進と伝えられる。弁財天は、第 108 代後水尾天皇(上皇)の勅命で建立された。 |