奈良 済美地区社会福祉協議会
第514回

8月せいび歩こう会

葉月です。一年を通じて一番暑さを感じる月、でも今月もご参加下さい、健康のためです。


日 時

8月9日(日)午前8時 近鉄奈良駅地下東改札前 集合

コース

近鉄奈良@ 8 : 19 発=(京都行・急行)=京都=(バス)=内田町・梯子地蔵…(歩く)…松尾大社…月読神社…延朗堂…(竹林散策路)…華厳寺…地蔵院…浄住寺…御霊神社(この辺り1km四方葉室家旧領)…西方寺前=(バス)=京都駅=(近鉄)=奈良

費用

合計2,200円

   交通費 1,700円

       奈良〜(近鉄・ 620 円)〜京都〜(バス・ 230 円)〜内田町

       西方寺前〜(バス・ 230 円)〜京都〜(近鉄・ 620 円)〜奈良

   拝観料 松尾大社500円

昼食

弁当・飲み物・敷物ご持参下さい。


梯子(はしご)地蔵 (薬師禅寺)

幼児の寝小便、下の世話を受ける老人・病人の平癒祈願に信仰され、お礼に 50 cm前後の梯子を奉納する。年齢により多少の長さ有り。

 

松尾大社

祭神、大山咋神(おおやまくいのかみ)・市杵島比売尊(いちきしまひめのみこと)を祀る。京都最古の神社。大山咋は上賀茂神社の祭神の父神、市杵島比売は宗像三神の一で海上交通守護神、安芸宮島の神。平安京王城鎮護の神社。現在は造酒の神社。「亀の水」という清泉有。「磐座(いわくら)」や曲水庭園等有。

月読(つきよみ)神社

松尾社の境外摂社。阿閉臣(あべのおみ)が任那(みまな)から帰国の時、月神が現れ「我を祀れ、さすれば幸を与えん」と託宣され、それを受けて祀ったのが始めという。 1,300 年の昔、藤原京時代、神功皇后がこの石で腹を撫でて安産されたと伝えられる月延石(安産石)が本殿右玉垣内に。

延朗堂

一間四方の小堂。 延朗上人とは、八幡太郎・源義家の孫にあたる源義信(源義親の長子)の長男。八幡太郎とは石清水八幡で元服したのでその名が付いた。

華厳寺

約 300 年前(江戸時代半ば)、鳳潭上人(ほうたんしょうにん)が華厳宗の興隆を願って創建したといわれ、現在は臨済宗に属します。寺伝によれば叡山延暦寺の経典講習会に参加した時、講義があまりにも難しかったため、聴講生が激減し、ついに上人一人になってしまった。講師が中止しようかと申し出たところ、上人は「多くの聴講生を集めてくる」と約して押しとどめた。翌日、伏見人形、数十個買い、聴講席に並べた。講師は驚いて、問いただしたところ、上人は「初めの聴講者は真の聴講者ではなく、この土地の土偶と変わるところのない人々だった。土偶と選ぶところのない人に講義することができれば、拙僧の誘ってきたこの聴衆に講義していただけないこともありますまい。」と言ったという話がある。

この寺は境内に多数の鈴虫が飼われているので俗に「鈴虫寺」と云われる。一年中鈴虫の声が聞ける寺と云われる。

地蔵院

足利管領(あしかがかんれい)・将軍を補佐し幕府の政務を総轄する細川頼之が無窓国師の高弟・宗鏡禅師に深く帰依、内大臣・藤原宗良が山荘の跡に創建した寺。境内の竹が美しい。北朝の勅願寺。応仁の乱で寺は衰え、江戸時代半ば再建、本堂は昭和 10 年再建された。

浄住寺

鎌倉時代 750 年前葉室中納言定嗣が出家して自分の山荘を寺とし、奈良西大寺の叡尊思円(興正菩薩)を請じて開山した。葉室家の菩提寺。かつては、この辺り一円葉室家の領域、葉室家とは現在の奈良春日大社宮司の家柄。

御霊神社

祭神は太田神・伊予親王(第 50 代桓武天皇の第三皇子・奈良の御霊神社八神の一神)葉室家の氏神として祀られる。


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