奈良 済美地区社会福祉協議会
第523回

5月せいび歩こう会

皐月(さつき)の空鯉泳ぐ季、葛城の地、今は盛りと咲く花の候、神代の地を歩きます。神を拝し、仏に詣で、行く春を愛でたいと、皆様をお誘いしました。ご参加ください。


日 時

5月8日(日) 近鉄奈良駅地下東改札口前 7時50分集合

コース

近鉄奈良A 8 : 08 発=( 奈良線 なんば行:準急)=西大寺@ 8 : 21 発=( 橿原線 橿原神宮行:急行)=橿原神宮前 8 : 51 着 8 : 57 発=( 南大阪線 古市行:各駅停車)=尺土 9 : 08 着 9 : 13 発=( 御所線 )=御所 9 : 21 着

 

?御所駅から諸般の都合によりコースを変更することもあります。ご承知下さい。

 

1 コース: 御所=(バス)葛城御歳神社…(歩く)…船宿寺…高鴨神社…歴史文化館…風の森=(バス)=御所

2 コース:御所=(バス) - =葛城山登山口駅=(ロープウェイ)=葛城山山頂 つつじの花散策=(ロープウェイ)=葛城山登山口駅=(バス)=御所

 

御所=近鉄(尺土→橿原→西大寺)=奈良

 

費用

奈良〜(近鉄 690 円)〜御所 往復 1,380 円

他バス・ロープウェイはコース未定につき?

※今回のコースは臨機応変により、変更もあります。ご了承ください。
食事 弁当・飲み物ご持参下さい。(敷物あれば重宝です)

葛城御歳神社

(かつらぎみとしじんじゃ)

上古より朝廷の崇敬あつく、従一位の社で、明神大社(秀でた社)といわれ上鴨の高鴨神社に対してこの神社は中鴨と云われる社で大歳神、大年神、高照姫命を祀ります。大歳神とは五穀(米・麦・粟・豆・黍〈きび〉)を司る神。大地主神が田を作った日に、百姓に牛の肉を食べさせたので大歳神は大いに怒られ、イナゴをその田に放ち稲苗を枯れさせたので白猪、白馬、白鶏を奉って神の怒りを和らげたといわれる。そんな記事がある。

船宿寺(せんしゅくじ)

神亀二年と云えば奈良時代。行基菩薩が開かれた御寺、心と身体の病、悩みを救うため薬師如来を祀られたことから、この地を「医王山」と云われた。関西の花の寺 25 か所の一つにこの寺は選ばれている。境内に一千株のヒラドツツジ・サツキ・オオテマリ・牡丹・山吹・シャクナゲ・寒椿と四季折々の花が植えられ、特にヒラドツツジの満開の五月初旬は船宿寺花祭りで賑わう。

高鴨神社

この地は古代の豪族「鴨族」発祥の地、主祭神は阿治須岐高日子根命(迦毛之大御神)。鴨族が守護神として祀った神で「神」の語源は「カモ」であると言われ「カモス」という言葉から派生し「気」が放出しているさまを表しています。京都の賀茂神社を始めとする全国の加茂(鴨・賀茂)社の総本宮と云われる。日本最古の社の一つで本殿は国の重文に指定されている。

葛城の道歴史文化館

葛城の道の優れた歴史や財産を地域の人達と共に守っていくための拠点として運営、館内に展示室、休憩ラウンジ、集会室を備えている

※参考

「高天原」高天原とは「古事記」の冒頭「天地」の「はじめ」に登場する神々の生まれる場所・天津神の住まう場所。出雲の国譲りにより天照大神の孫(天孫瓊瓊杵尊が高天原から高千穂へ天降る(降臨)したという伝説。

御所市の「高天」の台地は金剛(葛城)の山麓に広がり、この伝説の舞台となった場所と云われ、神話の世界にふさわしい雰囲気が漂っていると云われます。

「逸話=戯事」

奈良の高天町の辺り御所の高天原と風景(地盤)が似ているところから平城京の大宮人は葛城の里を恋しく思い高天の地を高天と呼んだ。それが今日の高天町の由来。

又この地に在る「高天彦神社」は天孫 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の降臨を命じた神とも云われます。この葛城の地は日本の国のルーツと云えましょう「神話の里」


もどる