奈良 済美地区社会福祉協議会
第527回

9月せいび歩こう会

残暑の候とは申しますが、二百二十日を過ぎれば朝夕涼気を感じます。十五夜・お彼岸・秋分の日となると秋は深まりましょう。


日 時

9 月 11 日(日)午前 8 時 近鉄奈良駅地下東改札口前 集合

コース

往路@近鉄奈良 8:18 発=(近鉄)=大久保 8:45 着…(歩く・約 100 m)… 新田(しんでん) 9:08 発=( JR )=黄檗(おうばく) 9:16 着

 

※注意 往路 JR 奈良駅から来られる方は以下のとおりご乗車下さい。

往路A JR 奈良駅 8 : 28 発=(みやこ路快速・京都行き)=宇治 8 : 56 着(のりかえ) 9 : 06 発=黄檗 9:16 着

 

現地行程…(歩く)…万福寺…許波多神社…西方寺…能化院…願行寺…正行寺…六地蔵

 

帰路B( JR )六地蔵=( JR )=新田=( JR )=奈良

帰路C( JR )六地蔵=新田…(歩く)…大久保=(近鉄)=奈良

費用

交通費

往復 近鉄線+ JR 線にご乗車の方は 往路@ 640 円+帰路C 640 円  合計 1280 円

往復  JR 線のみご乗車の方は 往路A 500 円+帰路B 580 円  合計 1080 円

 

往路@近鉄奈良=(近鉄 440 円)=大久保・新田=( JR200 円)=黄檗  計 640 円

往路A JR 奈良駅=( JR 宇治経由 500 円)=黄檗  計 500 円

 

帰路B JR 六地蔵=( JR 新田経由 580 円)=奈良  計 580 円

帰路C JR 六地蔵=( JR200 円)=新田・大久保=(近鉄 440 円)=奈良  計 640 円

 

拝観料(入山料)

万福寺 450 円(団体割引料金 30 人以上)

昼食 

食堂・売店ありません。弁当・飲み物ご持参ください。

※残暑厳しい時季です、飲み物必携のこと。

 

黄檗山万福寺

(おうばくざんまんぷくじ)

江戸時代、元禄 6 年、 370 年前、中国の僧隠元が創建した禅宗の寺。黄檗派の総本山。隠元は中国の万福寺の住職で、長崎にいた中国人に招かれ来朝。ある時、将軍家綱に拝喝、そして京都に来て、百八代・後水尾天皇の母に仕えた文英という尼にすがり、宇治に土地を賜り一宇の寺、万福寺を建てたのが寺の始まり。それから 18 年後七堂伽藍がほぼ整い 83 才で亡くなった。その後弟子たちにより寺は完成。塔頭 33 ヵ寺、現在 19 院の塔頭が寺を支えている。

許波多神社(こはたじんじゃ)

天忍穂耳尊(アメノオシホミミ)・ 瓊々杵尊 (ニニギノミコト)・神倭磐余彦尊( カムヤマトイワレヒコノミコト )を祭神とする。此処木幡(こはた)の産土神で神倭磐余彦とは神武天皇です。第 40 代天武天皇の位に就かれる前、大海人皇子(おおあまのみこ)が近江の大津京から吉野に至る途中此の社に詣で、柳の枝を手折り社頭の瑞垣に差した。瑞垣とは神社の垣根。「吾天位を踏まば(天皇の位につけるのであれば)、この柳の芽を出すべし。」と祈願されたところ、間もなく天武天皇になられ、柳が芽吹き繁茂したという。

西方寺

淀の漁師悪太郎は人に嫌われた人、ある時淀川より一体の阿弥陀像を救い上げ、それから仏に関心を持ち出家、人々は「阿弥陀の次郎」と褒めた。本堂に安置されているのがその像で脇段に弥陀次郎の座像がある。

能化院

「焼けず地蔵」と呼ばれる珍しい座像、高さ 2.7 mの巨像。お顔は藤原風、温和な像。 700 年前東の山に在った寺で火災の時、地蔵尊像は独り林の中を飛んで此処に来られたという伝説がある。

願行寺

此処木幡の地頭、清水氏一族が歴代の住職を務めた霧隠れの弥陀と称される阿弥陀如来像を本尊とし、一夜彫りの石の不動が境内に「もちの木、沙羅の木」があり珍しい。

正行寺

四条畷で戦死した楠正行、その後河内の赤坂城で戦死した正則も此の寺に葬られている。寺名を正行寺としたのは足利氏が亡んだ後のことであろう。

 



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