奈良 済美地区社会福祉協議会
第547回

5月せいび歩こう会

「目には 青葉 山 ホトトギス 初ガツオ」。今月は、昨年 10 月に企画しました「鞍馬から貴船へ」が当日、悪天候の為、やむを得ず中止をいたしましたが、その後、再度企画をしてほしいとのご要望にお応えし、再企画いたしました。

父の仇敵を打たん為に、幼い身で鞍馬に入山した牛若丸の苦労を偲び、また、京の清流貴船の流れに心身の汚れを払い癒すのも身のため、ご参加の大きな意義となりましょう。お待ちしております。


集合日時・場所

平成 30 年 5 月 13 日(日) 午前 8 時 00 分 近鉄奈良駅地下東改札口前 集合

コース

近鉄奈良駅@ホーム 8 : 18 発=(京都行・急行)=丹波橋(乗換)=(京阪)=出町柳=(叡電)=鞍馬駅…(歩く)…仁王門…鬼一法眼社… 由岐 神社…義経公墓塔…ケーブル乗場=(ケーブル)=…多宝塔…弥勒堂…巽弁天社…転法輪堂・洗心亭…本堂・金堂・金剛床・閼伽井護法善神社…光明心殿…本坊…霊宝殿(博物館)…義経息継ぎの水…背比べ石…(木の根道)…大杉権現社…僧正ヶ谷不動堂…義経堂…奥の院(魔王殿)…西門…(貴船川に沿って上る)…貴船神社…結社…貴船(バス停)=(バス)=叡電・貴船=出町柳駅=(京阪)=丹波橋(乗換・近鉄)=近鉄奈良駅

費用

経費合計 3 , 280円

交通費  合計 2 , 980 円

 近鉄・奈良〜(近鉄・京阪 890 円)〜京阪・出町柳〜(叡電 420 円)〜鞍馬・鞍馬寺内ケーブル(上り 200 円)

 バス・貴船〜(バス 160 円)〜叡電・貴船口〜(叡電 420 円)〜出町柳〜(京阪・近鉄 890 円)〜奈良

鞍馬寺入山料  300 円
食事

鞍馬山(山の中の広場)で取ります。弁当は必ずご持参ください。

※鞍馬山駅には弁当はありません。京阪か叡電・出町柳駅でお買い求め下さい。

 

鞍馬寺の概要

「鞍馬」とは、樹木が茂り、昼でも暗い闇(やみ)のような所という事から転訛したとか、山の形が馬の鞍に似ているから等の説があります。

この寺のお話では、南都の唐招提寺の鑑真和上の高弟・鑑禎(がんてい)が正月四日初寅の夜、山城の北に霊山があるのを夢で見、その夢の場所を探しに行くと、草堂があり、毘沙門天像が祀られていました。

平安京遷都に伴い都の北を守る御寺となりました。その後、五度の火災で全焼しましたが、その都度再建され、現在16万坪の境内を誇る寺として存在しています。

毘沙門天(福徳の神)は、奈良市、十輪院町の「法徳寺」・河内の下の太子「大聖勝軍寺」また、奈良県、生駒の「信貴山」の本尊など多くの寺のご本尊です。

仁王門

両側に立つ仁王尊像は運慶の子、 湛慶(たんけい)作と伝えられます。なお、東大寺の仁王像は、親子の運慶・湛慶の作で、二体の像は仏を護る神です。

鬼一法眼社

義経(牛若丸)に兵法を授けた、鬼一法眼(京、一条通堀川の陰陽師)を祀る。

※陰陽師とは占いをする人を指す

川上地蔵堂

牛若丸の守り本尊である地蔵尊が祀られています。

義経供養塔

牛若丸が 7 歳才から、約 10 年間起居した東光坊跡に、昭和 15 年に建てられました。

多宝塔

釈尊、印度の釈迦を祀っています。

弥勒堂

釈迦(釈尊)入滅後、 56 憶 7 千万年後、この世に降臨して、説法し人間を救うと云われる未来仏(弥勒菩薩)を祀っています。

巽弁天財社

東南(巽)の方角に祀られている弁財天。この神は河川を神格化した神。

転法輪堂

平安時代に、重怡上人(じゅういしょうにん)が13年間も堂内に籠り、毎日、阿弥陀仏の前で12万遍の念仏を唱えられ、六万遍の弥陀宝号を書いて納めた法輪を安置したお堂です。

鞍馬山内のその他

鞍馬山内には上記以外に、寝殿・本堂・金堂・金剛床・閼伽井・護宝殿神社・光明殿・本坊(金剛寿命院)・霊宝殿・義経息継ぎの水・屏風坂の地蔵堂・背比べ石・木の根道・大杉権現社・僧正ガ谷不動尊・義経堂・奥の院魔王殿・西門(貴船口)などがあります。鞍馬山とは二億七千年昔、海底が隆起し、650万年前、大魔王が降臨されたと云われる聖地です。

貴船神社

水の神として、朝廷から尊崇された貴船神社。民間信仰では夫婦や男女の関係を司る神。和泉式部が詣でて、飛び交うおびただしい「ホタル」を見て歌を献上したところ、神から返歌があり、冷却していた夫(藤原保昌)との仲が復したという。その遺石(蛍石)が川岸にあります。また、宇治の橋姫が嫉妬のあまり参篭し、ついに生身のまま鬼神となり、相手の男女を取り殺した伝承が謡曲「鉄輪(かなわ)」で知られています。

結の社

縁結びにご利益があります。

貴船川

京都は「山紫水明」の都と云われます。その由来は鴨川の上流、ここ貴船川にあります。

  ※ 開催当日が雨天(荒天)又は、何らかの警報が発令されている場合は開催を中止いたします。



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