太陽の警察リプレイ「二ヵ月遅れの新人刑事、繋がる点と線」




沈黙と錯綜

ルガー また水沢さんとかに手伝ってもらって、裏口を押さえよう。
GM 誰が行くか、言って。
ルガー 水沢さん、原田さん(ゴリさん)、春日さん、刈山さん。
GM 全員で行くんだね(笑)。で、到着した。
タカさん ピンポ~ン。
GM しばらくすると、ドアが開く。二人ともいるんだっけ?
ルガー はい、タカさんが前で。
GM 分かった。さて、彼女が出てくるよ。
タカさん (警察手帳を出して)「こういう者なんだが、あなたにお話を聞きたくて・・・」
GM/栗田 「一体、何の御用でしょう?」
ルガー サングラスはしているの?
GM いや、着けていない。・・・彼女は、ルガーの姿を見つけると、ハッとした表情を浮かべる。
ルガー 「お久しぶり」
タカさん 「引っ掛かりましたね」(笑)
タカさん・ルガー (笑)
タカさん 「これがおとり捜査ですよ」と言って、ゆっくりと近づいて行く。
GM 彼女は身の危険を感じたのか、一歩、二歩と後退る。
タカさん 一歩、二歩と進む(笑)。
ルガー (笑) 追っかけっこはおやめなさいって(笑)。
タカさん 「さあ、おとなしく来て下さい」
GM 彼女は力が抜けたようにその場に座りこんでしまうね。
タカさん 「部屋に麻薬があるか調べようか?」
ルガー 「いや、それはゴリさん達に任せて、彼女を連行しましょう」
タカさん そうか、4人で来ているんだったな。
GM さあ、署に戻って来た。
タカさん 取調室に連れて行く。
ルガー どうぞ。
タカさん 「あなたが麻薬を売っていたという事は、周知の事実だ! おとなしく吐いた方がいい」
ルガー 「誰から指図された?」
GM ・・・無言。
タカさん ちょっと血管のところがピクピクいってる(笑)。
ルガー (笑)
タカさん (ルガーを指して)「この男がすべてを知っているのは、分かっているだろう?」
GM ・・・無言。
ルガー 「黙秘権を使っているな」
タカさん 「さあ吐け!」(笑)
GM ・・・無言。
タカさん 「あいうえお~っ」(笑)
ルガー (笑) 「訳の分からない事をしないで下さい」(笑)
タカさん 「布団が吹っ飛んだ」(笑)
ルガー だから、IVコマは人気落ちるんですよ(笑)。
GM IVコマの不人気は、周知の事実だ!(笑)
タカさん 何言ってんだよ、関係ないだろ(笑)。「・・・あんたが吐けば、不幸になる人が増えないで済むんだ」
GM 無言。
タカさん 「ボス~」(笑)
ルガー ボスに頼るかそこで(笑)。
タカさん 「何とかして下さいよ、ひどいもんですよ」(笑)
GM/ボス 「う~ん、さすがに彼女も稲村会に繋がっているのか・・・。上に、は逆らえないということか」
ルガー 「じゃあ、ゴリさん達の結果待ちですね」
タカさん 「どう頑張っても自供が得られなさそうだからな」
GM はい、帰って来た。「お前らの言った通り、出てきたぞ」と言って、ゴリさんがコカインの入った袋を出す。
ルガー 早速これを取調室に持っていきましょう。
GM 取調室。
タカさん (麻薬を)見せる、チラチラ(笑)。
GM 見せるだけじゃ、無言のままだよ。
タカさん 「あんたの部屋から見つかった」
GM/栗田 「・・・」
タカさん あまり変わってないような気がする(笑)。
ルガー 「どこで手に入れた~ぁ?」
一同 (沈黙)
ルガー タカさんに任せよう(笑)。
GM しばらくすると、彼女は嗚咽をもらし、やがてワッと泣きだす。
ルガー 「ほにゃ?」
GM/栗田 「確かに私が売りました・・・」
ルガー タ~カさ~ん泣~かした~、タ~カさ~ん泣~かした~(歌っている)。
タカさん 「カツ丼を注文しろ」(笑)
ルガー 「は~い、分かりました」(笑)
GM (ナレーション)彼女の中の罪の意識が、ここへきて最高潮に達したのであろうか・・・。
ルガー 「はい、カツ丼ティラミス付き(笑)、女性サービス」(笑)
タカさん (笑)
GM 彼女は麻薬を売っていた事を認めるよ。
タカさん 「どこから(麻薬を)手にいれた?」
GM/栗田 「それは・・・言えません・・・」
ルガー 「はー」(ため息)
タカさん 「稲村会だな?」
GM 無言。
一同 (しばらく沈黙)
タカさん 「あんたが、久米信二という男と会っていたという事は、すでに知っている。そこで何があったんだ?」
GM 久米信二という名には反応するけど、無言。
ルガー ところで、この人を捕まえたってのは、まだ警察しか知りませんよね?
GM うん、他は知らない。
ルガー 取調室の外へ出ます。「じゃあ、この事を隠しといて、栗田の部屋に弓長さんあたりを張り込ませて、久米が来るのを待つのはどうでしょう?」
GM 『おとり捜査パートII』ですか?(笑)
タカさん 『闇討ちゴーゴー作戦』(笑)。
ルガー (笑)
GM ボスが割って入る。「タカ、ルガー、ちょっとこっちへ来い」
ルガー 「はい」
GM/ボス 「それはちょっとまずいんじゃないのか?」(笑)
タカさん 「ボス、弱気になってどうするんです!」(笑)
GM/ボス 「新宿駅付近のガード下や例の喫茶店などを重点的に捜査し、売人と思われる人間を引っ張るというのはどうだ?」
タカさん 「他にも売人がいるかも知れないな」
ルガー ああ、そうか。すると、プータロー作戦かぁ(笑)。
GM/ボス 「売人は彼女一人とは限らんだろう。・・・それに、ルガー」
ルガー 「はい?」
GM/ボス 「お前がこの前にまた持って来てくれと注文した麻薬の方がどう出て来るか、ということも考える必要がある」
ルガー 「ああ、そう言えば・・・」
GM/ボス 「彼女が、久米あたりに麻薬を注文し、ブツが回った時点で彼女がいない事を受けて、代わりの奴がルガーに売りにくるかも知れん」
ルガー 「なるほど~」
GM/ボス 「だから、約束の一週間後に決戦だ」
ルガー 「じゃあ、その手でいきましょう」
GM 一応、彼女は麻薬(及び向精神薬)取締法違反で逮捕ができるよ。
ルガー じゃあ、そのまま拘置できますね。
タカさん 「轢き逃げ事件の方は、もういいか」(笑)
ルガー 「でも、第二の草地がいるかも知れない」
GM もうあれから何日か経ってるけど、そういう事件は起きてないよ。
ルガー そう言えば、山路さんはどうなったんですか?
GM 無事、意識を取り戻したけど、まだ絶対安静だね。
ルガー おぉ~。
GM じゃあ、一週間後の6月19日に進めますよ。
ルガー は~い、いいですよ。


繋がる点と線

GM では6月19日になった。では、プータロー作戦に移る前に作戦会議だ。
ルガー 「ボス、もし他の売人が近づいて来たとしたら、どうします?」
タカさん 「単刀直入だね」(笑)
GM/ボス 「引っ捕らえて、しょっぴけばいいだろう」
ルガー 「ボスも結構、単刀直入だあ」(笑)
GM/ボス 「そいつに、組織や久米について洗いざらい喋ってもらえばいい」
タカさん・ルガー 「なるほど」
GM/ボス 「下っぱなら、口も軽いだろう。・・・彼女(栗田)は、何か話せない事情があるみたいだからな」
ルガー 「分かりました」 では時間を進めましょう。
GM はい、夜になったよ。
ルガー また、プータローになる(笑)。
GM で、喫茶店「コスモス」に到着。
ルガー ふらふらふら~、ふらふらふら~。
タカさん (笑)
GM タカさんは、どこにいるの?
タカさん 今回は中に入る。
ルガー タカさん、車を用意して下さいよ。
GM いや、車は水沢さんが運転して来ているから大丈夫。そして、一人のチンピラが入って来る。チンピラは、タカさんが栗田の家で見た奴だよ。
タカさん む、確認した。
GM チンピラはカウンターに座り、ウイスキーを注文する。
ルガー 私も飲んでます。
タカさん チョコレートパフェを食べてます(笑)。
GM しばらくすると、チンピラは、ルガーのところにやって来るね。「・・・あんた、女に・・・」
ルガー 「何の用だい?」
GM/チンピラ 「お前に幸せを与えに来てやった。あの女の代理だ」
ルガー 「この前の女はどうした?」
GM/チンピラ 「突然、姿をくらましていなくなっちまった。だから、俺が代わりだ」
ルガー 「そうか、まあいい。・・・あの気持ちいい薬さえ手に入れば」
GM 大声で言っちゃあダメだよ(笑)。
タカさん (コスモスの)マスターに聞こえるぞ(笑)。
ルガー 「では、まず外に出ようじゃないか」
GM 「分かった」 外へ出るよ。
タカさん こちらもチョコレートパフェをさりげなく置いて外に出る。
GM ガード下に着いて、高い値段と交換だ。
ルガー で、お金を探して財布を見ている間、タカさん早く来ないかな~と思っている。
タカさん 麻薬はもう出してる?
GM うん、出てる。
タカさん じゃあ、捕まえよう。
GM (突然)チャラチャ~ン、チャラララ~ン。
タカさん・ルガー (笑)
GM さあ、戦闘だ! 【体力】で判定してくれ。
ルガー 「俺も加勢します!」
GM 二人だと、一つ判定が左にずれるから、容易の値だ。
タカさん・ルガー (サイコロ振って)成功~。
GM チンピラの方も成功だから、もう一回やろう。
ルガー (サイコロ振って)完全成功!
タカさん (サイコロ振って)あ、チャンネルチェック失敗(笑)。
ルガー 片や完全成功、片やチャンネルチェック(笑)。
GM タカさんのパンチはおもいっきり空を切り、地面にビタン! と顔をぶつけて鼻血がビューッ(笑)。
タカさん カッコわりー(笑)。
ルガー タカさん、今回はチャンネルチェック3回も出してる~(笑)。
タカさん 経験点に入らんのか?(笑)
GM ルガーの正拳はチンピラの顔を見事にとらえ、(サイコロ振って)ああ~大失敗。バタン、キュ~(笑)。
ルガー 「じゃあ、捕まえましょう」
GM はい、捕まえた。ウ~ウ、ウ~ウと署に護送される。
ルガー 今日は俺、活躍しまくりじゃん!
タカさん 鼻血出しまくりだよ(笑)。
ルガー (笑)
GM さあ、取調室。
タカさん ちょっと鼻声になりながら(笑)、「その麻薬をどこで手にいれた?」
GM しばらく何も言わなかったけど、さすがに観念したのか・・・。
ルガー (遮って)「カツ丼用意してきます」
GM/チンピラ 「・・・久米という男からだ」
ルガー 「どうやって知り会った?」
GM/チンピラ 「奴は俺に、一つの儲け話を持ちかけて来た」 それがこの仕事だったんだ。そして・・・。
ルガー (遮って)「栗田とは?」
GM/チンピラ 「栗田? ああ、あの女か。久米のヒモだ」
ルガー 「ヒモ?」
GM/チンピラ 「もっとも、彼女の方はそうは思っていないらしい。だが、久米は彼女の事をヒモぐらいにしか思っていない。全く可哀相な女だ・・・」
タカさん 「ところで、これまで何人に麻薬を売っているんだ?」
GM 他にも売人がいるから、何とも言えないけど・・・。
ルガー (遮って)「他の売人を、教えろ」
GM/チンピラ 「・・・知らねえ」
ルガー (低い声で)「なぜだ?」
GM 彼の知らないところでも、いろいろとやっているからだよ。
ルガー 「久米の住所は知ってるか?」
GM/チンピラ 「久米の住所は知らないが、奴の取引場所なら知っている」
ルガー 「どこだ?」
GM/チンピラ 「歌舞伎町にあるスナック「蘭」だ。そこで一週間分の上がりとヤクの受渡しを行っているらしい」
タカさん・ルガー 「ほぉーっ」
GM 彼は、久米に結構近い存在だったために、毎週土曜の午後9時にその取引が行われている、という事も知っている。
タカさん そこでこのチンピラをおとりに使うってのは?
GM 途中で裏切られるかもしれないよ。
ルガー 突っ込んで行った方がいいと思う。(取引の)時間も分かってるし。
タカさん 爆破!(笑)
ルガー おやめなさいって(笑)。ところで、今日は何曜日ですか?
GM 今日は金曜日。
ルガー うぉ~、都合いい!
タカさん この都合の良さ(笑)。
ルガー 次の日に突入しますか。
GM ついに、点が線となるのか?
ルガー では、明日の夜、全員で行きましょう。
GM はい、なった。全員で入る? それとも外に見張りを付ける? スナック『蘭』は大きな店だからね、入口は全部で3つあるよ。
ルガー 入口を全部押さえて、入って来る人をチェックして、9時を過ぎたら突入。
GM そういう風にするの?
タカさん 「あらかじめ、一人が店に入るのというのは?」
ルガー 「だけど、どうやって入るんですか?」
タカさん 「普通に入る」(笑)
GM そういえば、久米の顔を知ってるのは、タカさんだけだ。
タカさん じゃあ入ろう。そうすれば確認ができる。
GM 残りの人はどうする?
ルガー ちょっと(捜査課の)メンバー表を見せて下さい。
GM (メンバー表を渡す)ちなみに、弓長さんは来ていない。
ルガー それでは、残り4人で出口を分担して押さえましょう。
GM じゃ、ケイさんとゴリさんは一緒にしよう。
ルガー うん、ケイさんは腕をケガしているし・・・。
タカさん (遮って)「合図があったら突入しろよ」
ルガー 「合図するんですか?」
タカさん 「してもいいよ」(笑)
ルガー 「まあいいや、とりあえず9時を過ぎたら突入しましょう」
GM 今は8時45分。
タカさん 店に入る。
GM 男が一人座っているね。これがなんと久米だ。大きなアタッシュケースも見える。
タカさん さりげなく近くの席に座る。
GM しばらく経って、8時53分。
ルガー 半端だな~。
GM 一人の男が店に入って来る。4~50位かな、久米の正面に座るね。
タカさん 売人かな?
GM 集中しているから、彼らの話し声が聞こえてくる。「・・・大木さん、これが今週の上がりです」と久米が言って、アタッシュケースをテーブルの上に出すよ。
タカさん 「・・・もっと上の奴だったか」
ルガー 『行けー、タカさん、GO! GO!』と、心の声で(笑)。
タカさん 他には人は入って来ない?
GM 入って来るけど、久米達とは関係がないようだ。
タカさん ゆっくりと立ち上がる。
GM うん、それで?
タカさん そして、二人の前に近寄って警察手帳を突きつける!
ルガー どうぞ。
タカさん 「麻薬(及び向精神薬)取締法違反容疑でお前らを逮捕する!」
GM 「チッ、サツか!」 久米の方は逃げ出そうとする。
タカさん 「捕まえろーっ!」と、大声を出そう。
GM 久米は出口から飛び出すよ・・・そうだ、誰がどの出口を見張っているか、1番、2番、3番と決めてよ。
ルガー ちょっと待って下さい・・・。

◆サイコロを振りながら出口を割り当てるルガー。その結果、ゴリさん・ケイさんが1番、ルガーが2番、水沢さんが3番の出口となった。

GM (サイコロ振って)久米は1番の出口から出てくる。
ルガー あっ、2人組だ。一番いいところに来た。
GM チャラチャ~ン! 2人の刑事が押さえに入る。(サイコロを振って)・・・よし、久米を取り押さえた。
ルガー じゃ、中だ。
GM 一方、タカさん。「クッ、ここまで来て・・・」と言って、大木は懐から拳銃を取り出す。
タカさん 「何ッ!?」
GM バーン! 拳銃をブッ放した。一発目は天井。そして二発目は・・・。
タカさん 誰に?(笑)
ルガー もちろん・・・。
タカさん えっ?
GM タカさんにだよ(笑)。
タカさん ひどいもんですよ(笑)。
ルガー (笑) 何か他人事になってる~(笑)。
タカさん ちょっと現実逃避を(笑)。
GM この場合は、困難で判定かな?
タカさん いかん、殉職してしまう。
GM 4以下だな・・・(サイコロを振る)。
ルガー 当たりました?
GM (悔しそうに)辛うじて当たらない。あと1だったのにな~。
タカさん 「よし!」
GM さあ、相手は一発撃ったからすぐに次は撃てない。
タカさん そのまま突っ込んで、殴り倒す。
GM じゃあ【体力】判定。
タカさん (サイコロ振って)2、成功!
GM (サイコロ振って)こちらも何とか態勢を維持した。さあ、もう一度だ。
タカさん (サイコロ振って)失敗。
GM こっちは成功。タカさんをブン殴った。タカさんは【体力】チェック。
タカさん (サイコロ振って)うわー(笑)。
GM (タカさんのサイコロの目を見て)はい、倒れた。バタン、キュ~(笑)。
タカさん カッコわりー(笑)。
ルガー では、突入して奴の拳銃を狙って発砲します。
GM どうぞ。
ルガー (サイコロ振って)ああ、アウト(失敗したらしい)。
GM 流れ弾が変なところへ行ったらどうすんだ?(笑)
タカさん ヤクザ映画っぽくなってきたな(笑)。
ルガー その間に、水沢さん達が捕まえられないかな?
GM ちょっと無理だ。なぜなら奴は拳銃を持ったまま店の中を歩いているから。  大木は「これ以上近づくな。近づいたら・・・」と言うね。撃鉄を引き起こす音が聞こえる。
タカさん 起きらんない?(笑)
GM (無視して)そして、外に出る。一発バーンと撃ち鳴らしてから、近くに止めてあった車で逃走を計ったよ。・・・カーチェイスやる?
ルガー やりましょう、タカさんを叩き起こして。
GM タカさんを起こしてからじゃ、間に合わないよ。
ルガー あ、それじゃあ水沢さんと追いかけます。
タカさん ああ~(笑)。

GM チャラチャ~ン、チャラララ~ン。そっちはトヨダの車ね。こっちは鈴本の車だ。
タカさん ゴリさんに起こしてもらおう。
GM さあ、いくぜ判定! (サイコロ振って)5。
ルガー (サイコロ振って)5。
GM 「両者とも自分の車を捨て、自分の足で走る」だ。次は足チェイス。
ルガー カーが足になったの? (サイコロを振る)8だ。
GM (サイコロ振って)相手は金の入ったアタッシュケースを落っことしちゃうね。しかし、背に腹は変えられないから、逃げる。もう一回だ。

◆激しい足チェイス(?)の結果、ルガーはつまずいて転んでしまい、水沢さんも大木を取り逃がしてしまった・・・。

GM/ボス 「逃げられてしまったなあ、大木には」
タカさん 「一人は押さえたから、まあいいか」
GM で、久米が連行されて、彼の口から売人の名が次々と明らかにされた。
ルガー ところで、稲村会の中で一体何人が麻薬に関わっていたかは?
GM いや、それはまだよく分からない。下っ端だからね。
ルガー 下っ端の上っ端(こんな変な言葉はない)でしょう。
タカさん 上っ端・・・(笑)。
GM ちなみに、売人は組員じゃないよ。彼らは金を儲けたかっただけだ。
タカさん なるほど・・・。
GM/ボス 「大木を逃したのは非常に残念だが、麻薬の売人達を押さえる事ができた。これで少しは麻薬の犠牲者も減ることだろう。だが・・・」
ルガー 「だが?」
GM/ボス 「稲村会の組員を捕らえた事により、新宿第二中央署と稲村会の戦いは避けられないものとなるだろう・・・」
タカさん (面倒くさそうに)「はー」
ルガー (笑)
GM/ボス 「覚悟はいいな、お前たち?」
ルガー 「はいはい」
GM 頷く二人(笑)。そして、次なる戦いの予感が・・・。第四話に続く!
タカさん 何かすっきりしない終わり方だな~(笑)。



◆CAST
春日秀憲
刈山貴志
太田光則
川島圭
原田大介
水沢一朗
弓長幸
岸川優二
菅原薫
久保田弘
山路晶子
草地洋平
栗田弘美
大木浩志


◆STAFF
監督(ししょう)
構成(タケシ)
開催日(1995.7.29)
制作(アドベンチャラーズ)


GM 岸川優二はリハビリを終え、ついに新宿第二中央署に配属されることとなった。「よろしくお願いします!」と、いかにも若者らしく元気よく挨拶するよ。
タカさん ルガーに勝ちそう(笑)。
ルガー 「はー」(ため息)
GM/ボス 「彼は、まだ事故から復帰したばかりで、いろいろと迷惑をかけるかも知れんが一緒に頑張ってやってくれ」
ルガー 「はい」
GM/岸川 「タカさん、ルガーさん、よろしくお願いします!」
タカさん 「ルガーさん」(笑)
ルガー 「何かやだなあ」(笑)
GM と、新人の岸川刑事が一礼してポーズ。

太陽の警察リプレイ第三話
二ヵ月遅れの新人刑事、繋がる点と線〔完〕


◆この物語はフィクションであり、従って登場した人物、団体その他の名称は架空のものであり、実在のものとは一切関係がありません。



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